GENOウイルススレ ★17

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65名無しさん@お腹いっぱい。
生産額日本一なのに、知名度が高まらない県内のメロン。市場価値を上げようと、
県は独自ブランド「イバラキング」を開発し、商標登録を出願した。逆風が吹き続けるメロン農家の救世主となるか。

06年の県内のメロン生産額は170億円。2位の北海道の122億円を引き離し、長く首位を守っている。

だが、主産地のJA茨城旭村(鉾田市)では、メロン農家数がピークの約20年前から
約150人減り、270人強になった。バブル崩壊後の嗜好(し・こう)品離れや、
連作障害による生産コストの高騰が主な原因だ。

今年は2月末から3月初めの日照不足で実りがいま一つの農家も出ており、県は
「このままでは首位の座が揺らぎかねない」(幹部)と危機感を持つ。県議会も以前から、メロン農家の経営安定化を求めていた。

そんな中、県生物工学研究所などが開発したのがイバラキング。さっぱりした甘さの緑色の果肉が特徴で、
メロンでは初の県独自の品種だ。名前は公募で決まり、「果物の王様として茨城の顔になってほしい」との思いがこもる。

「茨城メロン」を牽引(けん・いん)する役割も期待されている。イバラキングの知名度が
全国区になれば、「魚沼産コシヒカリのブランド化で新潟県のコメ全体が値上がりしたのと
同じ効果が狙える」(園芸流通課)と期待する。

ただ、農家はまだ懐疑的だ。メロンの採算性が悪化する中、ある農協関係者は
「どの農家も様子見の段階だね」と話す。

県は協力的な農家に、畑で試験栽培してもらっている。昨年は15アール、
今年は77アールで育て、採れたメロンはいくつかのスーパーなどで販売している。
価格は2L(1キロ強)で800〜1千円と、他のメロンと同等だ。
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