感染139人に 休校の影響は大阪・兵庫で120万人
新型の豚インフルエンザの感染が確認された人は増え続け、18日午後8時半現在で、139人(成田空港の検疫で
判明した4人を含む)に達した。これまで高校生が中心だったが、感染者が多い高校と接点が見当たらない人も相次い
で判明し、社会活動への影響も広がっている。
感染者が確認された学校数は、16日の最初の兵庫県立高校2校から、18日には同県と大阪府内の大学、高校、
中学校、小学校など少なくとも15校に増えた。神戸市が18日に発表した新たな感染者30人のうち、最年少は5歳男児、
最年長は60歳の男性。10歳未満と60歳以上の感染の判明は初めてだ。
厚生労働省は18日、大阪府と兵庫県の全域を対象に中高校の臨時休校を要請。これを受け、大阪府(大阪市を除く)
の公立中高校、大阪市と兵庫県の公立小中高校など計2384校(約106万人)が基本的に1週間の休校になった。私立
を含めると、対象の児童生徒は両府県で約120万人になる。
http://www.asahi.com/national/update/0518/OSK200905180115.html