NECのPC事業が1つの転機を迎えようとしている。2008年度のPC事業は
国内に関しては黒字化したものの、海外PC事業は赤字だ。同社は業績悪化の
要因の1つになっていた東南アジア地域のPC事業を、7月には撤退することを公表しており、
これにより、同社のPC事業は国内に特化した体制となる。決算発表で「損失止血」
(NEC矢野薫社長)と表現した、海外PC事業からの撤退は、そのまま黒字体質の土壌づくりにつながる。
この動きは、NECのPC事業の立ち位置を大きく変化させることになりそうだ。
5月12日にNECが発表した2008年度におけるPC事業の業績は、
6.4%減の250万台。1月30日に発表した通期計画の250万台は
達成したものの、期初目標の275万台は下回り、前年実績の267万台を下回るマイナス成長となった。
(以下、ソースページにて)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gyokai/20090518_168636.html