★編集部に用意したインターネット接続用の自作PC。名付けて“ノーガードマシン”。
格闘技でノーガードスタイルと言えば挑発的で格好いいが、
このノーガードPCは、セキュリティー対策を何もしていない“ダメマシン”だ。
ルーターなしでインターネットに接続した瞬間、外部のコンピューターがこのIPアドレスめがけて攻撃してきた。
ウイルスを送り込もうとしているのだ。その後も、ノーガードマシンはサンドバッグのごとく連続攻撃を受け、
1時間後にはPCにボット型のウイルスが侵入していた。
ユーザーは何の操作もしていないのに、ウイルスに感染してしまったのだ。
その後、インターネットでフリーのゲームソフトをダウンロードし、インストールした。
その途端、ポップアップ画面が現れた。内容を確認すると、ウイルス対策ソフトの広告だ。
画面を閉じ、再びブラウザーに目をやると、今度はホームページが書き換えられてしまっている。
その後、何度閉じても定期的に広告画面が出るようになった。
これが最近耳にする機会が増えたアドウエアだった。
これが今のインターネットの現実だ。ウイルスやアドウエアだけでなく、スパイウエアやフィッシングなど、
インターネットにまつわるトラブルが急増している。
http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20050510/112145/ いまさらこんなもん...