>>833 セキュリティ・ベンダーの米iDEFENSEは米国時間10月10日,ロシア Kaspersky
Labsのウイルス検出エンジン「Kaspersky Anti-Virus Engine(KAV)」にセキュリティ・ホールが見つかったことを明らかにした。
細工が施されたファイルをスキャンすると,中に仕込まれた任意のプログラムを実行させられたり,
正常なスキャンができなくなったりする。Kaspersky Labsの製品だけではなく,KAVを利用している他社製品も影響を受ける。
今回のセキュリティ・ホールは,「Kaspersky Personal 5.0.227」および「Kaspersky Anti-Virus On-Demand Scanner for Linux 5.0.5」で確認されている。
また,フィンランドF-Secureの「F-Secure Anti-Virus for Linux 4.50」もKAVを使用しているために影響を受けることが確認されている。
これらの以外の製品についても,KAVを使用している場合には同じように影響を受ける可能性があるとしている。