【データ流出】企業の顧客データもろみえ その16

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125名無しさん@お腹いっぱい。
美浜原発の検査関連情報がネット流出

 関西電力美浜原発(福井県美浜町)の検査に関する情報がインターネット上
に流出していたことが、2日わかった。

 検査を下請けした設備会社(同県敦賀市)の社員の私物パソコンが、ファイル
交換ソフト「Winny(ウィニー)」を狙ったコンピューターウイルスに感染したのが
原因とみられる。経済産業省原子力安全・保安院は関電を通じ、情報管理を
徹底するよう設備会社に注意した。

 保安院などによると、流出したのは、設備会社の社員が作成した資料で、
「A4判の紙に印刷して30枚ほど」(保安院)の情報量。美浜原発の定期検査で
使う機材や、原発への入構証の様式(フォーマット)が記されていたが、原発の
警備態勢など、原子炉等規制法で漏えいが禁じられている「核物質防護情報」
は含まれていなかったという。

 設備会社は、機械工事会社(東京)の下請けとして、ほぼ毎年、美浜原発の
検査作業をしている。資料を作成していた社員はウィニーを使っていたが、いつ
流出したかは確認できないという。先月下旬、情報流出について外部から知ら
された保安院が、事実を確認したうえ、設備会社に注意した。関電も、この機械
工事会社を含む協力会社28社に対し、ウィニーを使用しないよう求めた。

 ウィニーを使用したパソコンからの情報流出を巡っては、今年6〜9月、保安
院の検査官や、三菱電機子会社社員の私物パソコンなどから流出したことが
問題化した。関西電力は「当社に関する情報が漏れたのは遺憾。再発防止を
徹底させたい」としている。

(2005年11月2日19時52分 読売新聞)
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051102ic06.htm