【2004対決】バスターVSノートン

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139リポート2
ウイルスドクターは検出数も良かったが
圧縮ファイルの中からウイルスファイルやコードだけを抽出して、駆除する能力も優れていた。
残った圧縮ファイル数は93個であり、ノートンに並んだ。

ドクターでは検出できないものをバスターが検出したり
逆に、バスターで検出できないものをドクターやノートンが検出する。
完璧なウイルス対策ソフトは皆無である。

ウイルスバスターは2位だが、ウイルスのみを抽出する能力がやや弱く
元の圧縮ファイル自体を隔離する事が多いので、残った圧縮ファイルは58個だけ。

ノートンが3位に終わったのは意外だが、駆除能力は優れていた。
ウイルスチェイサーは検索ログを消失してしまったが、ノートンと同程度だった。

最下位のウイルスプロテクターV4は、「ウイルス推定」も含めれば119となる。
しかしウイルスである事が明白なファイルまで「疑惑判定レベル」に落ちるのは問題だろう。

マカフィーVSOは、他とはファイル検出の算出法が異なるので、検出数を書けない。
ウイルスのみを抽出する能力が弱く、残った圧縮ファイルは52個だけ。
隔離スピードも遅かったので、事後処理が苦手なのだろう。