【宇宙開発】ファルコン9ロケット、3月2日に初の衛星2機同時打ち上げに挑む [転載禁止]©2ch.net
ファルコン9ロケット、3月2日に初の衛星2機同時打ち上げに挑む | ファルコン | sorae.jp
http://www.sorae.jp/030807/5455.html http://www.sorae.jp/newsimg15/0228falcon9.jpg スペースX社は3月2日、ABS 3Aとユーテルサット115ウェストBを搭載した、ファルコン9ロケットの打ち上げに挑む。ファルコン9が2機の人工衛星を同時に
打ち上げる(デュアル・ローンチする)のは今回が初となる。
打ち上げ日時は米東部標準時2015年3月1日22時49分(日本時間2015年3月2日12時49分)に予定されている。打ち上げが可能な時間帯は45分間が
確保されている。2月25日にはロケットエンジンの機能確認のために行われる短時間の燃焼試験(スタティック・ファイア・テスト)が実施されており、打ち上げに
向けた準備は着々と進められている。
目標軌道の数値は発表されていないが、スーパーシンクロナス・トランスファー軌道であるという。スーパーシンクロナス・トランスファー軌道とは、通常の
静止トランスファー軌道とは異なり、遠地点高度が36,000kmよりもはるかに高い軌道のことで、これによって最終的に静止軌道に衛星が入る際に必要とな
るスラスター噴射が、通常の静止トランスファー軌道から行うよりも少ない燃料で済むという利点がある。
ABS 3Aは中国のアジア・ブロードキャスト・サテライト社が運用する通信衛星で、米国や欧州、アフリカや中東に通信、放送サーヴィスを提供する。
一方のユーテルサット115ウェストBはユーテルサット・アメリカズ社が運用する通信衛星で、アラスカからカナダ、南アメリカに通信、放送サーヴィスを提供する。
ABS 3Aもユーテルサット115ウェストBもボーイング・サテライト・システムズ社が製造した衛星で、またボーイング社が開発した「オール電化衛星」こと、
702SPと名付けられた衛星バスの技術を採用した最初の2機の衛星でもある。702SPはスラスターに、キセノンを使用するイオン推進システムを使っている。
これにより、従来の化学推進やアークジェット推進を使っていた衛星に比べてはるかに効率が良く、衛星の軽量化や、あるいは同じ質量でも従来より多くの
機器を搭載することができる。また衛星を2つ重ねて打ち上げることができるようにも設計されている。
ファルコン9が人工衛星を2機同時に打ち上げるのは今回が初となる。成功すれば、同社や同ロケットにとって、衛星の商業打ち上げ受注にさらにはずみが
つくことになろう。
なお、今回の打ち上げでは、ファルコン9の打ち上げ能力を最大限に使うため、着地に使うための余分な推進剤や着陸脚を持つ余裕がないことから、
第1段機体の回収試験は行われない。
参考URL
■ABS/Eutelsat-1 Launch | SpaceX
http://www.spacex.com/sites/spacex/files/abs-eutelsatfactsheet.pdf
ファルコンって成功率何%ぐらいだっけ?
100やろ
100パーセントやね
H-IIAと体して変わらない能力で、静止衛星のデュアルローンチ受注。
H-IIAに2段目・生産体制・射場運用と言うアキレス腱があることはひとまず置いておくとして、
今回の打ち上げはボーイングの702SPバスの仕様が画期的と言うことなんだろうね。
ファルコン9の打ち上げ実績は、2010年の運用開始から5年間で、試験機、商業受注、ISS補給船15機全て成功。※部分的成功1
一方、H-IIAは2001年から5年間で9機打ち上げ、8機成功、1機失敗。
現在まで、H-IIBと合わせて30機の実績があるが、この分だと来年度中には打ち上げ総数でファルコン9に追い越される勢い。
>>3-6 さんきゅ。なんかいろいろなのがありすぎて頭混乱してるわ俺
ファルコン9て所詮、扱いの易しいケロシンなんだよねぇ。
JAXAは理想的な燃料である液水の技術力を高める。
真の再使用ロケットを実現するには、エンジンに煤が残るケロシンじゃ無理だからな。
打ち上げに失敗したH-II8号機の二段エンジンの動作記録から
エキスパンダーブリードサイクル(EBC)の堅牢性が期せずして証明された。
H-IIAの一段目は二段燃焼サイクルで、燃料の一部を副燃焼室で燃やし、高圧ガスを発生させる。
この高圧ガスで主燃焼室に燃料を供給するタービンを回すのだが
副燃焼室の水素・酸素混合比が乱れると、設計値を超える温度となり、タービンが破壊される。
一方、EBCは主燃焼室の熱だけでタービン回転用の水素を加熱するので、必然的にタービン温度は頭打ちになる。
JAXAとMHIは2つのEBCエンジンを開発中。
一つは再使用ロケットのエンジンで、ON/OFFの繰返しと出力の可変範囲を
どこまで広げられるか確認中。
既にギネス級の成果を出した模様。
https://twitter.com/spacelark_jaxa もう一つはH-IIIのLE-Xで、EBCエンジンの最大出力をどこまで大きくできるかを探る。
EBCエンジンは構造がシンプルなので、機械加工部品の比率を上げ
シミュレーションの再現性を高める狙いもある。
>>8 技術の高尚さを誇っても、客は来ないんだよなぁ。
>>9 技術の高尚さとは、随分的外れな評価だなwwww
EBCエンジンは仮想世界と現実のギャップを出来るだけ小さくできそうなエンジンだ。
低軌道に10tぐらい投入できる再使用ロケットが出来るんだぜ。
11 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2015/03/01(日) 12:38:46.38 ID:FbZSjrdT
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>>10 成る程
作って打ち上げるから
作って打ち上げて回収して修繕して打ち上げる
やっとロケットエンジンも
民間のジェットエンジンに近づいたってことか
やっと蓄積でコストや燃費を現物ありで研究できる時代が来るな
>>10 聞かれてもいないのに語り出す基地外っぷりカコイイw
>>5 も少し詳しく。
ロケットの話と衛星の話、どう関わってるの?
>>12 そうではなく、シンプルな構造なので機械加工できるパーツが増え
その3Dモデルはそのまま熱シミュレーションに流用できる。
タービンを駆動する水素ガスは燃焼室でしか加熱されないから
シミュレーションのパラメータを厳選できるだろう。
仮想世界で最適値を探り、機械加工で再現性を高める。
そういう開発の目処を立てやすいエンジンだよ。
>>14 ボーイングの新しい静止衛星バスシステムはイオンスラスター採用で従来型よりも劇的に小型軽量らしい。
ファルコン9やH-IIAクラスのロケットでは、従来の商用静止衛星をデュアルローンチすることは出来ないが、この新型バスなら可能になるっぽい。
17 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2015/03/01(日) 22:36:27.99 ID:ZbJIRykY
ちなみに今回打ち上げられる通信衛星ユーテルサット115ウェストBの重量は2,205 kg
2006年にアリアン5で打ち上げられたユーテルサット113ウェストAの重量が5,456kg、
2014年にプロトンMで打ち上げられたユーテルサット117ウェストAの重量が5,500 kg。
衛星重量が半減して、只でさえコスト半分のファルコン9の打ち上げ費用を更に2社で分担出来るとか、
ある意味、1段目再回収よりインパクトがあるんじゃないか。
>>17 この重量だとアリアン5は完全にオーバースペックだな
3機同時とかできるんだろうか
19 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2015/03/02(月) 13:38:55.20 ID:yYlDBu4g
静止衛星の重量が半減するなら、商業打ち上げ市場が劇変するな。
むしろロケットの能力より、三菱電機が衛星バス開発で対抗出来るかどうかが問題になりそう。
20 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2015/03/02(月) 18:51:59.04 ID:wkQdOPtZ
打ち上げも軌道投入も成功してたね。
もう、商業打ち上げ市場では、別次元の存在感と言っていいな。
22 :
名無しのひみつ@転載は禁止:
でかい衛星だな