【放射線】原発事故後の木造家屋の線量低減率を検証©2ch.net
掲載日:2014/12/26
東京電力福島第一原発後の放射性セシウムの除染は長く続く課題である。人々が長時間暮らす家屋内の線量も重要となる。
その推定に新しい手がかりが出た。避難指示区域の家屋内の調査で、木造家屋の低減率(住家内/外空間線量率比)の
中央値が0.43であることを、東北大学大学院薬学研究科の吉田浩子(よしだ ひろこ)講師らが確かめた。国際原子力機関(IAEA)が
示す数値0.4とほぼ同じだが、低減率の頻度分布は大きい方に広がっていた。
その原因として、山や丘の斜面に近いという福島県の家屋の立地条件と、セメント瓦の影響を見いだした。一時帰還や、
避難指示解除後の帰還の際に、家屋内の線量がどれくらいか、を判断する指針として役立ちそうだ。12月18日付の
英オンライン科学誌サイエンティフィックリポーツに発表した。
住民の被ばく線量を推定する場合、空間線量率で外部被ばく線量を見るが、滞在時間が長い屋内の空間線量は家屋の外の
空間線量に低減率を掛けて求める。このため、適切な低減率を用いることが特に重要になる。事故後の年間被ばく線量の
推定にはこれまで、IAEAが示している、1階と2階建ての木造の家での低減率0.4(代表的な範囲0.2-0.5)が使われてきたが、
これらの値が日本の木造家屋に適切かどうかの検証はされていなかった。
研究グループは、福島県飯舘村や南相馬市小高などの避難指示区域で木造家屋の低減率について、実態調査を2012年から
継続している。2013年まで調査した69軒で得られた522個のデータから低減率の頻度分布を取得した。その中央値は0.43で、
IAEAが示す基準の数値0.4とほぼ同じだったが、低減率の頻度分布は異なり、大きい方に広がっていた。IAEAが示す
代表的範囲の0.2-0.5では全体の66.5%しかカバーしていなかった。吉田浩子講師は、福島県の木造家屋の代表的範囲を
0.2-0.7(87.7%)と広くとるよう、提案している。
データを解析して低減率が上がる原因を探った。原発事故の被災地は、家屋の背面や側面は山や丘の斜面であることが多く、
斜面に面している部屋では、放射性物質が付着した落ち葉や表土が流れ落ちてきた影響を受け、表側の部屋より室内の
空間線量率が高くなり、低減率が大きくなった。また、調査を行った家の屋根は陶器瓦、トタン屋根、セメント瓦の
3種類だったが、セメント瓦の家の7軒のうち4軒で屋根の下のどの部屋でも低減率は0.7〜1.0と大きな値を示した。
セメント瓦をサンプリングして測定したところ、屋根の下の部屋の空間線量率に影響を与えるレベルの放射性セシウムを
含んでいることがわかった。
吉田浩子講師は「大学のヒト研究倫理審査委員会の承認を受け、地元自治体や家屋の所有者の協力を得て地道に調査を続けた。
住民の方にはそれぞれのデータを知らせている。大熊町と富岡町を加え、調査した家屋は現在、100軒を超えているが、
傾向は同じだ。ただ、住宅の周りを除染した後の家屋内の低減率は上昇する傾向にあり、さらなる調査が必要だ。IAEAの値と
分布は米国のテネシー州の平地で行った実験を基にしており、平地の家と山や森林が多い日本との違いが出たと思う。
今後も調査を続けて、避難している人々に調査結果を報告していきたい」と話している。
<画像>
図. 放射線量の家屋内低減率の概念図(提供:吉田浩子東北大学講師)
http://news.mynavi.jp/news/2014/12/26/063/images/001l.jpg グラフ. 福島県の避難指示区域の家屋内における線量の低減率の頻度分布。■はIAEAの値の 基となった実験で得られた
木造家屋の低減率の分布。(提供:吉田浩子東北大学講師)
http://news.mynavi.jp/news/2014/12/26/063/images/002l.jpg <参照>
東北大学大学院薬学研究科 東北大学薬学部 | Graduate School of Pharmaceutical Sciences &
Faculty of Pharmaceutical Sciences, Tohoku University
http://www.pharm.tohoku.ac.jp/info/141222/141222.shtml Reduction factors for wooden houses due to external [ggr]-radiation based on in situ measurements after the Fukushima
nuclear accident : Scientific Reports : Nature Publishing Group
http://www.nature.com/srep/2014/141218/srep07541/full/srep07541.html <記事掲載元>
http://news.mynavi.jp/news/2014/12/26/063/
2 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/12/27(土) 00:42:53.25 ID:uvpZar8P
2 He
当時実況NHKだったかの板の福島スレで話してた汚染対策 バスクリンとかオムツの吸収剤とかの
コメの数日後に同じ事が毎回ふくいちで実践されて
国は打つ手もなくマジで2ちゃんロムって採用してるwって話題になったな
酷い国だなw
4 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/12/27(土) 01:31:48.10 ID:z850MCge
家の周囲が除染されると家の中の線量が増えるって超重大なニュースだろ
5 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/12/28(日) 19:40:27.02 ID:PkOonQ2+
6 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/12/28(日) 19:41:23.67 ID:PkOonQ2+
7 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/12/28(日) 20:13:44.02 ID:PIwxFuz+
要するに全然アンダーコントロールじゃないわけじゃん
政府<家の中は放射線低いから安全ですよーw
避難民<入る
放射線高くて避難民全員一時帰宅でアベ死ッ!!!
こういうことだろw
日本政府ってのは、福島復興予算25兆円を自分らの袖に入れるのは熱心でも
避難民の生活費に消えるのは我慢ならんとみえて、殺す気満々すぎてワロエナイ
>>7 分母と分子をよくみたら?
率だから分母が下がればいくらでも変わる
外がより安全になったという良いことだよ
絶対値なら更に良くなってるということ
>>4 > 住宅の周りを除染した後の家屋内の低減率は上昇する傾向
下がってるが
10 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/12/28(日) 21:24:35.95 ID:AaNAqp7B
福島原発事故後に発生した、小児甲状腺がんは、112名、9人増加。
悪性、ないし悪性の疑いの内、98パーセントは、悪性の小児甲状腺がん。
動物は放射線に対して弱すぎるな 脆すぎる
進化の上限が限られてる乗り物だ
13 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2015/01/01(木) 20:51:09.54 ID:22fIBRRW
日本で次々に原発が再稼動するが、また次々に事故を起こして放射能を撒き散らす
14 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2015/01/04(日) 10:56:39.76 ID:MwwbVtNQ
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13. 十代の少年少女における慢性腎盂腎炎、腎臓結石、尿路疾患の発生率は、その地区の汚染の程度と相関関係にあった(Karpenko et al., 2003)。
子供を持つ親で福島周辺に住むしか出来ない人が可哀想だな・・。
俺なら全力で逃げると思うけど現実的に逃げれない人が多いんだろうな。