【進化生物学】ハワイの島々でコオロギが沈黙 急速な収斂進化の例
1 :
Cancer ★@転載は禁止:
進化がコオロギの沈黙を引き起こした
ハワイ諸島の2つの島に棲息する雄コオロギが寄生虫を避けるために同時にほんの数年で音を消した。
Katia Moskvitch, 29 May 2014
フラット翅の雄コオロギ。
http://www.nature.com/polopoly_fs/7.17597.1401382183!/image/1.15323.jpg_gen/derivatives/landscape_300/1.15323.jpg ハワイ諸島の2つの島にいる雄コオロギの個体群が、別々だが同時に、翅に起こった
進化的適応の結果として鳴く能力を失った。これは雄コオロギが寄生バエを引きつけるの
を避けるための適応だ。この変化は、島ごとに独立してたった20世代のうちに起こり、
人間の目でも観察できたことが研究で明らかになった。
この研究結果は収斂進化(別々のグループや個体群が自然選択への応答で独立に似た適応を
進化させること)の最初期段階の解明に役立つだろう。
雄のナンヨウエンマコオロギ(Teleogryllus oceanicus)は鳴き声でよく知られていて、
その音は翅を互い違いに擦り合わせて作られる。翅の脈は特別な構造を形成していて、
我々がコオロギの鳴き声として聞く振動を作ることができる。「機構は櫛目のやすりで
爪を擦るようなものだ」と研究のリーダーでセント・アンドルーズ大学(英国)の進化
生物学者の、ネイサン・ベイリー(Nathan Bailey)は話した。
夜ごとのセレナーデは雌を誘い出し、繁殖をうながす。しかし不幸なことにハワイの雄に
とって、鳴き声は致死的な寄生バエであるオルミア・オクラケア(Ormia ochracea)も
おびき寄せてしまう。このハエの幼虫はコオロギに穿孔して中で成長し、1週間前後して
羽化するときに宿主を殺してしまう。
両種ともハワイにやって来たのは前世紀末だと考えられている(コオロギはオセアニア
から、ハエは北アメリカから)。新しい敵から自分の身を守るために、ハワイのカウアイ島
に棲息する多数の雄コオロギがすぐに鳴くのを止めた。
◆闘いの歌
この変化は翅の形を変えて鳴き声を作れなくする変異によって起きたと考えられている。
この芸当は20世代以内という、進化学的にはまばたきに等しい期間のうちに達成された。
コオロギの一生が数週間であることを考えれば、非常に急速なプロセスだ。2003年までに、
カリフォルニア大学リバーサイド校のマーリーン・ズック(Marlene Zuk)は最大で95%の
カウアイ島にいる雄コオロギがもはや鳴かないことを発見した。この変異は音を作るのに
役立つほぼ全ての翅の構造を消去し、フラットだが飛行には耐える翅が残されていた。
それから2年後の2005年、カウアイ島から101キロメートル離れたオアフ島の雄コオロギも
沈黙し始めた。現在、オアフ島の約半分の雄が鳴かないことをベイリーは発見した。
彼のチームは2つ以上の個体群に沈黙変異が存在することに興味を持った。研究者たちは
単純にフラット翅がカウアイ島からオアフ島に、たぶんボートや飛行機に乗って移住した
のだと推測した。
>>2以降につづく
ソース:Nature News(29 May 2014)
Evolution sparks silence of the crickets
http://www.nature.com/news/evolution-sparks-silence-of-the-crickets-1.15323 原論文:Current Biology
Sonia Pascoal, et al. 2014. Rapid Convergent Evolution in Wild Crickets
http://linkinghub.elsevier.com/retrieve/pii/S0960982214005247 プレスリリース:Cell Press/EurekAlert!(29-May-2014)
There's more than one way to silence a cricket
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2014-05/cp-tmt052214.php
2 :
Cancer ★@転載は禁止:2014/06/03(火) 06:47:25.79 ID:???
>>1からのつづき
だが、オアフ島のコオロギの翅もフラットであったが、カウアイ島の個体群の翅とは著しく
異なることが判明した。違いは裸眼でも分かるもので、オアフ島のコオロギはカウアイ島の
コオロギより鳴くための構造が失われる割合が少なかった。
ベイリーらのチームは今日「Current Biology」誌に発表した研究の中で、両島のコオロギの
ゲノムを、DNAを小さな断片に分けて何十万個もの遺伝マーカー(ゲノムの中の小さな特徴の
はっきりした領域)を検出する技術を使って分析した。フラット翅に関連する遺伝マーカーは
カウアイ島とオアフ島の個体群でまったく異なっていた。「それはゲノムの中の異なった
変異部分が各個体群の雄をフラット翅にさせてることを意味する」とベイリーは話した。
◆進化の最中
この証拠は変異が両島で独立に起こったこと示し、ハワイの沈黙コオロギを「収斂進化の
素晴らしい例」にしている、とコーネル大学(ニューヨーク州イサカ)の進化生物学者、
リチャード・ハリソン(Richard Harrison)は話した。
収斂進化の証拠は自然界のあちこちで見られるが、それが起こっているのを捕らえるのは
難しい。この研究は音に誘引される寄生バエからの攻撃に対する表面的に似た収斂的解決が
「根本的に違う方法で進化させられる」ことを示す、とエクセター大学の進化生態学者、
トム・トレゲンザ(Tom Tregenza)は話した。「ゲノムは似た結果をまったく違う遺伝子の
セットを使って作れる」
ベイリーのチームは現在、関係する遺伝子を特定してそれらがコオロギゲノムの残りの
部分とどのように相互作用するのかを理解するための研究をしている。
トレゲンザによると、遺伝子の特定のほかに、別の「未来の研究のための面白い方法」
として、鳴き声の喪失が雌がつがい相手を選ぶ能力にどう影響するか、そしてこれが
持つ個体群の進化への影響を調査することが挙げられるという。
おわり
これを適応力といいます
韓国人ニダ
5 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 07:06:56.81 ID:Ef4v6zsQ
もともと鳴けないコオロギが一定数いた。
鳴くコオロギはハエに絶滅させられた。
鳴けないコオロギ>>メシウマー。
鳴かないよ。だってボク、男の子だもん。
元々そういう遺伝子も用意されてたんじゃね
そんで状況によって最適な形質が出てきたとか
8 :
エラ通信@転載は禁止:2014/06/03(火) 07:14:15.99 ID:+gTTDI/C
つまり、鳴くコオロギは寄生蜂によって駆逐されて、
鳴かない個体だけが残った、ってことじゃねえか。
素人でよく知らんのだけど
収斂進化って違う種の間で形質が似てくることを言うんじゃないの?
離れた環境で同じ種が同じように進化するのは収斂じゃなくて必然的な進化のような気がするんだけど
元々羽動かして音を出す方が異質だったしな。
おそらく一定数の鳴けない個体が生き残ったんだろうが
そいつらがどうやって数を増やしたのか気になる。
鳴かないコオロギなら俺の部屋でもたまに見掛けるぜ。
鳴かないコオロギはただのコオロギだ
13 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 07:49:25.05 ID:iZY8F+kq
ほっほーん。面白いね
本来は欠陥コウロギだったやつが生き残ったわけか
しかし、本当の進化というのは、鳴く固体の中から生き残った奴らのことを言うのではないでしょうか
15 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 08:11:07.91 ID:r0CjbFlh
16 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 08:23:53.78 ID:BWzyOtHP
雉も啼かずば打たれまいに、
17 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 08:26:01.23 ID:rEB5NabA
コオロギの世界も大変なのねw
18 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 08:30:44.91 ID:m0Kr7N6C
自然淘汰の例として面白いね。こういうのって意外と当たり前に起きてるのかもね
19 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 08:31:14.79 ID:SSQsX94r
その点 A級戦犯の孫の安倍晋三は馬鹿だナ
いまだに“ケンポ- カイセイ! ケンポ-カイセイ!”って鳴いてやがるwwwwww
20 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 08:38:33.59 ID:rzm65HPc
日本の男性も、女性を引きつける必要が無くなったから貢がなくなったんだね。
これも進化ってことだなきっと。
21 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 08:48:25.35 ID:ziHrsL0n
この記事で大切なことは
・コオロギが翅の形態を変化させることで、致死的な寄生バエの攻撃を回避した
・別のコオロギも同じように翅の形態を変化させて、攻撃を回避した
・ふたつのコオロギで発現した遺伝子は別のもので、「違う遺伝子の変化だが、同じ形態に進化した」ことが注目に値する
・それがわずか20世代でなされたことも注目に値する
ということで。べつに「ふつうに選択圧がかかっただけじゃん」「そういう遺伝子がもともと用意されていただけじゃん」に対してなにも反論するものでもない
ポイントは「違う遺伝子が、同じような形態へと進化させた。それもあっという間に」というところなわけで
……ちょっとだけ「生物というのは、実は種全体、世代を通していつもあたりの様子を伺っていて、個体というのはただの幻惑なのかもしれない」と、
DNA乗り物説からSFちっくな妄想をしてしまった。こういうの楽しい
23 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 08:51:59.12 ID:oanNziO3
奇形と淘汰
この手の淘汰を殊更重要視すれば日本でよくある漫画になる
24 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 08:52:42.74 ID:qveTWAqq
じゃあどうやってメス呼ぶんだ?
25 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 08:55:14.01 ID:uLZ1tzMs
羽がないなどの理由で鳴かない個体が敵から生き延びて、似たような個体同士が
交尾してウイングレスなコオロギが増えるという感じなのかな。
通常の進化と比べて生存率を上げるための進化は飛躍的なため、進化の過程の個体
を見付けづらいというレスを見たけど、20世代で行き着いた今回のケースを見ると
納得がいくなあ・・・
26 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 09:03:31.07 ID:oanNziO3
>>24 音波や音量が変わっただけかも知れん
可聴音部分が消える方向への変化だと人手では追跡しにくくなる
比較的狭い範囲で♀に聞こえればOKとか
自然淘汰にしても早すぎるな
淘汰なら一度個体数が大きく減るはずだ
鳴かぬなら
29 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 09:28:40.99 ID:CnDEUsow
進化って言うなら、何かこれまでできなかったことができるようになったとか、
それで元の群とは交配不能だとかいう話を期待しちゃうがなー
30 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 09:34:51.03 ID:ChGx8X9j
常に一定割合で鳴けないオスはいる
ただ、通常はそのオスが子孫を残せるチャンスは少ない(0ではない)
てことでは
人間社会で言う「声が大きいほうが多数派とはかぎらない」
ツーのもあるのでは
31 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 09:37:13.39 ID:7e8UsCeE
人間も、足の小指や爪が小さくなる
途中って聞いたけど、淘汰と違う
気がするけど、何なのだろう。
20世代で劇的なら人間に同様のことが起こったとしても1000年ぐらいは必要ってことか?
こりゃ首を長くせないかん
鳴かぬなら鳴くまで待とうエマコロギ
ハワイの高速進化伝説再び!!!!!
ビャクダン という樹木がある。白檀と書く。
東南アジアの乾季ありの熱帯季節林に生え、
発芽直後は他の木に寄生し、その後独立栄養になる半寄生植物である
材からはよい香りを発して、香木として使われ、宝物箱とかに使われている
これとは別に昆虫で、トラカミキリというカミキリムシがいる
トラカミキリはハチに擬態する種類が多いので有名だ
ハワイにもハワイトラカミキリという仲間がいる
さて、ビャクダンはハワイに導入された。かなり増えた時期もあるがその後激減したという
しかし白人が持ち込んでから200年もしないうちに、ハワイトラカミキリでビャクダンの材を食べる
新種が出来てしまったのだ!
15mmほどだがハワイトラカミキリでは最大級とされる。
黒い体で、前翅の付け根に小さく輝く金色の紋を持つ
こんなものはビャクダンの原産地にも、またハワイの他の地域からも見つかっていないのである
哺乳類のイルカと魚類の魚の形態が似ているのも収斂進化の好例。
遺伝的つながりがなくとも、選択圧(速く泳ぐとか)が同じだから似た形に進化する。
キリンとブラキオサウルスとかも収斂進化。
お前らとオオナマケモノも収斂進化と言える。
泣かないコオロギはゴキブリと変わらんじゃん。
この選別は生死という淘汰によってなされたとはっきり明言されてるの??
この手の進化論の話でいつも思うが、
もちろん神は信じないが、
第三者の客観的な判断によるものとしか思えないレベルの特殊構造の獲得、
といわゆる自然淘汰、
の間にはあまりにも隔たりが大きい様な気がしてなぁ
あと少なくとも人間以外の生物が、
自分自身をどうこうしようという意志を全く持たない事も含めて
長い生物歴史の中で寧ろ鳴くほうが一時的な流行だったと考えてみると
辛うじて生き延びてた鳴かない種が主流に返り咲いたと見るべきではないかな
生物の進化って面白そうですね
41 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 11:03:54.93 ID:obFwJ8K8
形変えなくても擦らなきゃいいだけじゃないのか
43 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 11:07:24.01 ID:B8ajNjZv
画像がGだわ
コオロギだとわかっててもGですわ
シンクロニシティだか
量子なんたらだか
いうやつですか?
45 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 11:25:06.09 ID:w1yL7KR4
コオロギにとってのイケメンが皆殺しにされたという
しっと団的案件ですね
ところでこの寄生バエは昔からいたものなのかなあ?
ハワイはクサヒバリの仲間でも鳴かないのがいたような
あとは北西端のニイハウ島に、バンザ・ニホアというクビキリギス類似種がいたな
これはよく鳴く
47 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 11:28:59.85 ID:OqdmTe32
>>8 その論理だと鳴かないコオロギは繁殖に不利なので
絶滅していたはず
48 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 11:29:42.94 ID:tSft/xV6
鳴かないコオロギなんて脚太ゴキブリだ。
49 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 11:32:31.47 ID:w1yL7KR4
>>47 んなこたーねえよ
性淘汰に対して不利な個体がいつまでも生まれてくるのは
人間見てりゃわかるだろ
>>42 でも、お前だって棒がついてたら擦りたくなるだろ。
51 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 11:54:41.04 ID:eCT5+/L+
奇形変異の大勝利
コミュ障キモヲタが生物多様性の1つであるとよく分かる
遺伝子異常で鳴声が出ない個体が生まれ
鳴声を発する個体を横目に黙々と繁殖していった
と考えると、寧ろ寄生ハエの異常繁殖という線も・・
54 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 12:20:08.36 ID:otFZSG8a
鳴かぬなら、そのまま放置、収斂興梠
コオロギの鳴き音を楽しむヒトが減った
故にコオロギは鳴くのを辞めた
コオロギの鳴き音を楽しむヒトが減った
故にコオロギは鳴くのを辞めた
57 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 12:47:34.62 ID:N+Fvsvhf
ニュータイプ
ウソツキゴキブリ民族を淘汰していけば
人類はよりよい方向に進化できるのかもしれん
59 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 12:48:45.72 ID:SLuI0rBM
外人の友達がコオロギをみて
「ゴキブリだ」と言っていたが
なんか区別してない感じだった
コオロギが絶滅して
平たいコオロギ族(ゴキブリ)が
残っただけかもな
日本ではミノムシがいなくなったな
高校の生物の教科書にも載りそうな話だな
62 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 13:05:31.89 ID:RUWfp9FM
新しいセックスアピールを大きさに見いだす→
島の限られた資源では単純に大きくなるのは難しい→
脚が伸びる、触覚も伸びる→
引き締め色の黒より大きく見える褐色に→
羽はどんどん小さくなる
最終形態はカマドウマにw
63 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 13:17:41.61 ID:I9QmAwm2
>コオロギの一生が数週間であることを考えれば、非常に急速なプロセスだ。
ここの意味が不明だ。
世代交代が速いから進化もそれだけ速いんだろ。
64 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 13:23:31.38 ID:/eV+SOC1
鳴かないでも繁殖できるなら、今まで何でずっと鳴いてたんだよ
そういうムダなことをする個体は、進化の過程でとっくに淘汰されてたはずじゃないのかよ
65 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 13:41:17.50 ID:Kbdl5JdJ
鳴かないコオロギは甘え。
66 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 13:52:55.13 ID:QLjS9Mbr
67 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 14:21:08.60 ID:SIijTAFx
名古屋人適応力なさ過ぎ
見た目がゴキブリ化してるのか
漫画にあったけどゴキブリの羽を切って鳴かないコオロギってネタを思い出したよ
便所コオロギ化だな
>>64 違う
今までは鳴いたほうが繁殖に有利だった
寄生ハエに出会ってしまい
鳴くことでの繁殖有利度<鳴かないことでの生存有利度
になったので鳴かない個体が増えた。
面白いなぁ
wktkだ
鳴かないのがどうやってメスにプロポーズするのか興味津々
>>62 音に代わる新しいセックスアピールはどうなってるんだろうな?
奇抜なオモシロ進化に突っ走る可能性に期待したい
73 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 16:46:22.99 ID:e7BF8CO/
うちの妹はゴキブリには絶叫するけど
こおろぎは普通に手で触れるからなw
家に入ってきたコオロギ手で捕まえて
窓から外に出すし。。。
ゴキブリにはゴキジェットとかw
なんかゴキブリがかわいそうになるよ
74 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 16:59:12.10 ID:7e8UsCeE
>>33 ちなみに日本で系図と年代が公開されている一族といえば当然に皇室だが
1000年前の一条天皇から今上陛下までで36世代だな
75 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 16:59:22.82 ID:j3RlrMiP
ヤフー グーグル youtube ニコニコ動画 Dailymotion youku pandora
なぁ、俺らの彼女がいないのももしかして誘うとどこかから圧がかかるからじゃないかな
その圧がどこからかは分からんが、生死に関わるから、結局声がかけられない、ような
77 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 17:56:02.27 ID:3f9+zIFi
ふむふむ
>両種ともハワイにやって来たのは前世紀末
>20世代未満
>2003年までに沈黙
>>25 中間形質は化石にも残らないね
>>64 無駄なことが好きなメスがいるんだよ。人間と同じで。
コロオギは後ろ足の長いヤツにしか見えない怖い
泣けないコオロギはただのゴキブリ
突然変異の鳴けない固体ばかり生き残ってっただけでないの?
日本のセミも学習しろや
83 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 18:38:18.86 ID:8dL1anjV
>>78 そのメスの嗜好も、オスと同時に変わってるはずだよな
ひょっとして元々はカブトムシも鳴いていた?
いやまさかな
85 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 18:54:42.90 ID:VMTUQEKU
俺達は彼女を作るためにもっと泣叫ぶ必要があるようだ。
かないみか と、声がそっくりのあの人、いまどうしてんだろう。
87 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 19:05:28.73 ID:eCT5+/L+
泣かないオスが好きなメスも同時に淘汰された
このテーマでもう論文1本かけるだろ
88 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 19:10:04.02 ID:Yt/gZsyB
コオロギの天敵は寄生虫なので、寄生淘汰
>>84雌雄とも羽と腹先を擦り合わせてキュキュキュとかシュッシュッとか音を立てることができる
90 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 19:12:37.92 ID:4emxXKJA
てことは、リア充もエイズウィルスで滅ぶってことか!
未来はアスペの時代だな!
91 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 19:18:31.24 ID:Yt/gZsyB
鳴き声はメスを引き寄せるが、同時に天敵も引き寄せる
というトレードオフの結果、沈黙が均衡点なのだろう
鳴き声は他にもなわばりの位置を知らせ、ライバルとの資源の競合を防ぐ効果もある
鳴き声を失う犠牲は大きいな
哺乳類の場合は主に臭いを使う
もう鳴くとかダセェから・・・
93 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 19:31:27.20 ID:Yt/gZsyB
鳴き声が大きくなるほど、メスを引き寄せるが、同時に天敵も引き寄せるので
次第に鳴き声は小さくなる
鳴き声が小さい中では、鳴き声がより大きいほうへメスが引き寄せられるので
また鳴き声が大きくなる
このように大きくなったり小さくなったりの振動が徐々に減衰し、均衡点へ収束する
これが進化的に安定な戦略
クジャクの羽の大きさも似たような減衰振動になる
94 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 19:33:38.37 ID:Qd94dg0K
おまえらがブサイクなのは女という寄生虫から逃れるための進化?
95 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 19:38:26.58 ID:Yt/gZsyB
男の天敵は女なので、女為淘汰だ
96 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 19:52:15.79 ID:rwd6NdYP
日本男児が、車の運転不能、飲酒不能、性交不能に陥るまでに
僅か2世代だったよね
逆に言うと鳴くコオロギが凄まじく死にやすい環境だったという事か
ただコオロギじゃ無くなってないなら
進化ってレベルじゃ無いと思うが
100 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 21:05:22.46 ID:Yt/gZsyB
コオロギが絶滅すれば、寄生バエも絶滅するから
コオロギが絶滅することは無い
コオロギは生かさぬよう、殺さぬよう、均衡が保たれている
この寄生バエがもっと繁殖力の高い別の昆虫にも寄生できるなら
コオロギが絶滅する事もあり得るかな?
102 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 21:23:00.50 ID:Yt/gZsyB
競合他種の繁殖力が高ければ、絶滅すると言われてますね
103 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 22:59:25.05 ID:K1KnX2o/
104 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/03(火) 23:05:41.42 ID:3f9+zIFi
>>83 いや、喋らない引き籠りでも
会えたら妥協してるだけなんじゃないだろうか
国立環境研あたりの温暖化教の連中に掛かると、これですら温暖化が原因にされるに10万クローネ
コオロギになった少年の話
かなり素早い変化だよなあ
ハワイ島は進化の実験場と聞くが、こういうのでてくるんだなあ
109 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/04(水) 00:13:59.14 ID:j26N2BYO
進化すげえ、俺のちんこにもなんか起きそうw
110 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/04(水) 00:21:33.40 ID:guUU57x6
ホトトウィーッス
>104
妥協では無く好みは個体によるし喋る固体が多い時でも
喋らない方が好きという個体もいる
よくある動物の好みも傾向であって絶対では無い
まあ妥協する個体もいるがそこまで多くは無いよ
あと最初は妥協の割合がある程度あっても
喋らない引き篭もりの子孫は喋らない引き篭もりを好む傾向があると考えるのが妥当
自然淘汰の進化論だけど
いわゆる進化という用語はもっと大きい変化の時に使った方が良いと思う
113 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/04(水) 01:09:28.22 ID:T2RdSH/u
進化とは案外こういうものなのかも
コオロギとゴキブリの違いは、家に侵入するか否かだな。
115 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/04(水) 01:32:11.93 ID:Aa441GQ7
今度は寄生バエが音なしでコオロギを見つけ出せるように進化する
>>113 案外も何も、こういうのを進化と呼ぶんじゃないか
君や
>>8とか
>>81は、そもそも進化をどういうものだと思ってるんだよ…
案内であるハイスピードだが
こいつらはそもそも極めて強い繁殖力を有している
音でメスを呼ぶとかリスクを負う必要が元々無い
なぜ鳴くのか
答えは楽しんでいただけ、こいつらはかなり社会性も強く生物の中でもトップクラス
信じてはもらえないだろう
が、ゴキブリも鳴く
コオロギみたいにw
それか、このところの高温化で繁殖が季節に拠らず常時に切り替わったのかもね
その場合はそれ用の遺伝子が機能するだけなのだろう
ゴキブリも繁殖の時期が減れば鳴くだろうよ、たぶん
ちなみに秋に鳴くゴキブリは潰してやった
そんな進化は絶対に認めん!
120 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/04(水) 02:43:18.52 ID:QLB018/B
小さい適応なら、1年以内に起こってびっくりしたことがある。
あるとき鉢植えにアブラムシがついたので
殺虫剤で退治した。しかし一部が生き残りまた増えた。
殺虫剤の量を控えめにしたのが仇になったかと
通常使用量の2倍の濃度でかけた。
また一部が生き残った。
それを5回ほど繰り返したら、殺虫剤の原液をかけても
死なないアブラムシができてしまった。
色も初代のアブラムシはよくいる緑色だったが
原液をかけても死なないアブラムシは茶色になった。
こんなもの外に放ってはいけないと、最終的な駆除方法として
鉢植え全体をビニール袋で覆って使い捨てカイロを中にいれて
脱酸素し、一晩放置して駆除に成功した。
さすがに無酸素状態でも生き延びる進化はできなかったらしい。
121 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/04(水) 02:48:03.17 ID:lg9fOGa9
音が小さい個体がいるのかな?
鳴き声を失う途中の遺伝子を探せ
鳴くのを止めたコウロギが、異性を引き付け為にアロハダンスを踊り出すのも時間の問題だな。
俺の頭だって以前はフッサフッサという
妙なる音を奏でていた・・・。
124 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/04(水) 07:18:38.04 ID:S3veOscS
>>120 それなんて壷毒
単為生殖より有性生殖のほうが環境の変化に強い、っていうけど
単為生殖でも充分適応出来てるよなぁ。
前々から思ってたのだけど実は生物って同じ形質を保つ方が大変なんじゃないのかね
126 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/04(水) 07:31:36.13 ID:/LPSclso
鳴くコオロギは鳴かないコオロギと比較して繁殖可能な割合が
桁違いに高かったがゆえに殆どのコオロギは鳴くに至った
しかし、ここの環境では鳴くコオロギは速やかに自然淘汰されてしまうので
鳴かないコオロギだけが子孫を残す事になり種の中のバランスが一気に変わった
鳴く鳴かないって遺伝子的に決まってるものなのかね
人間も、突然変異で大脳が肥大した
奇形がいて、奇形ゆえに筋肉が衰えは
したが、すこーし賢くて、
天敵やライバル多い森を捨て、
猛獣の少ない痩せた土地に避難して、
知恵でなんとか生きのびたのが
ご先祖かも。
つまり、森を追い出されたものの、
脳の進化で生きのびた!みたいな。
鳴くと寄生されると言う新たな脅威に対して、それを検知し、鳴くのをやめる進化を促す種族全体をコントロールする「何か」の存在を考え始めたら不気味。
おそらく、たまたま鳴かない奇形の子孫だけが生き残っただけの話なんだろうが。
130 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/04(水) 19:29:33.10 ID:Y4fAxFor
ってことは、この寄生蝿が日本にも上陸してきたら、秋の夜の風情が
なくなってしまうな
131 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/04(水) 19:44:23.76 ID:48B3q/nK
進化して、ゴキちゃんになったのか・・・
132 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/04(水) 19:45:23.29 ID:92RRabSO
133 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/04(水) 19:55:19.68 ID:92RRabSO
>>127 バイオリンを弾くときに
1.楽器
2.技術
3.意志
どれがかけても演奏はできないよ。
>>125 そりゃそうだよ
134 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/04(水) 19:59:10.55 ID:92RRabSO
>>111 鳴かないオスを探してウロウロする個体いるかなぁww
「あーうっさ。こいつらみんな喧しいから離れよ」
みたいな感じなのかね
人間も高知能高身長イケメンとブサ肉体派に結構早い時期に収斂進化したりして
ブサイク系の方が子孫を残さないだろ
137 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/04(水) 21:26:24.68 ID:m0YU2WPL
>>132 でもホントに原液かけても平気になったのには
びっくりしたw
>>124 アブラムシだからたぶん単為生殖だと思うんだよね。
色まで変わるとかどういうことかと思った
139 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/04(水) 21:49:46.69 ID:zv4fLt/M
人間の♂もアッー!
>>137 色まで変わったって、それ同じ種のアブラムシが進化したんじゃなくて
農薬が効かない別種類のアブラムシだけになったとかじゃないの?
アブラムシって何百と種類がいるわけだし
>>7 だろうな
ただの元々設計されていたキャパシティの範囲内での「変化」でしかない
「進化」でも何でもない
>>141 生物学にそんな分け方は無いだろ
進化以外に言い様は無いと思うが
今は進化に見えないような小さな変化だが、
それが積み重なってやがて大きな変化になる。
今の段階は例えるなら亜種か変種だが、
それがやがて種へとつながるだろう。
144 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/04(水) 23:31:30.64 ID:WPE9cV/4
進化過程は偶然だが、結果は偶然ではないな
進化も変化も同じだ
過渡と均衡の違いに過ぎん
145 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/04(水) 23:42:55.38 ID:WPE9cV/4
鳴くコオロギが絶滅してしまえば
壊れたバネのように不可逆になる
>コオロギのゲノムを、DNAを小さな断片に分けて何十万個もの遺伝マーカー・・・カウアイ島とオアフ島の個体群でまったく異なっていた。「それはゲノムの中の異なった変異部分が各個体群の雄をフラット翅にさせてることを意味する」とベイリーは話した。
この部分中学生にもわかるように説明してくれる偉い人いませんか?
れっさーぱんだ総立ちみたいな話か?
150 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/06(金) 03:26:02.91 ID:w2fMUeDA
>>146 細菌は変異が早いから共生細菌による適応は
農薬なんかでも問題になってるんだよね、たしか
151 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/06(金) 03:28:24.59 ID:w2fMUeDA
>>137 今度はゆっくり酸素濃度を減らしていくようにしたら
カーズ様に近づくこともできるんではなかろうか
適応にも限界点はあるだろw 宇宙へ進出した生命は今の所居ない
153 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/06(金) 07:32:23.63 ID:gG/7oYEE
これはダーウィン型進化なのか?
>>147 RAD-seq解析のことなので、そのへんの用語で検索してみそ
遺伝子って絶対生きてる間には変わらないもんなん?
>>155 コピーミスとかなんとかで、ちょろちょろ変わってるらしいよ。
普通は異物混入でそういう遺伝子の細胞はやっつけられるけれど。
ジジイとかオッサンは、全細胞比べると微妙に違う遺伝子を持った細胞がチョコチョコ見つかると思う。
157 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/06(金) 20:58:53.32 ID:KARDprkk
放射線を浴びれば染色体は破壊される
鳴かないコオロギとかゴキブリみたいなもの
159 :
名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/10(火) 08:43:09.70 ID:mm00+3ej
どうやっても何も
普通に交尾して自然に増えたんじゃね
コオロギがゴキにしかみえない