【医療/技術】新世代のナノマシン 光が照射された標的細胞に選択的に遺伝子や薬物を導入
1 :
◆Stars/1XBg @星降るφ ★@転載禁止:
光に反応するナノマシンを開発
2014年04月03日 サイエンスポータル
体内の病巣にたどり着いて的確に治療するナノマシンへの期待が高まっている。全身
投与が可能で、光が照射された標的の細胞に選択的に遺伝子や薬物を導入できる新世代
のナノマシンの開発に、東京大学大学院工学系研究科の片岡一則教授と東京工業大学
資源化学研究所の西山伸宏教授らが成功した。将来の体内病院を実現する新技術と
して注目されている。4月2日付の英オンライン科学誌ネイチャーコミュニケーションズ
に発表した。
がん治療や再生医療などでは、体内の狙った部位に遺伝子や薬物を導入する安全な技術
が不可欠となっている。片岡教授らは、遺伝子導入の効率と選択性に優れた新システム
として、3層構造の高分子ミセルで光に応答するナノマシンを設計して構築した。皮下
にがんがあるマウスにこのナノマシンを投与し、がん病巣に光を照射して、光選択的に
遺伝子を導入することに世界で初めて成功した。
高分子からなるこのナノマシンは、長さ90ナノメートル、直径10ナノメートルの棒状
で、長さ17ナノメートルのひげをたくさんくっつけている。親水性の外殻膜、
光増感剤を含む中間層、DNAを内包した内核層の3層から構成される。がん組織に
集まって、がん細胞に入り込む。がん組織に光を照射すると、ミセル内の光増感剤が
働いて活性酸素を発生し、細胞内のリソソーム膜を溶かして、核にDNAを運び込む。
光の照射で遺伝子導入効率が100倍に上がることを確かめた。
このナノマシンは、ウイルスベクターなどの既存の遺伝子導入技術に比べて、
安全性と選択性に優れている。静脈注射によって全身投与も可能で、がんや動脈
硬化などさまざまな病気の遺伝子治療への応用が期待される。病気を細胞レベルで
治療することを可能にする技術で、1966年の米SF映画「ミクロの決死圏」の世界を
実現した。抗がん剤を含む第1世代のナノミセルは先行して、臨床試験の最終段階
に入っており、数年後には新薬として使われる可能性がある。
片岡教授は「われわれが取り組んだ内閣府の最先端研究開発支援プログラム(FIRST)
で新しい芽が出てきた。それがこの光応答性ナノマシンだ。単なる新薬という枠を
超えて、誰でもどこでも使える医療機器の『体内病院』になるだろう。10年後には、
臨床応用まで持っていきたい」と意欲を見せている。
▽図はソースでごらんください
http://scienceportal.jp/news/daily/57234/20140403.html ▽Nature Communicationsに掲載のアブストラクト
Three-layered polyplex micelle as a multifunctional nanocarrier platform for
light-induced systemic gene transfer
http://www.nature.com/ncomms/2014/140402/ncomms4545/full/ncomms4545.html
俺の知ってるマシンと違う
3 :
名無しのひみつ@転載禁止:2014/04/06(日) 21:29:50.02 ID:URHM5D7i
で、潤滑油はどこにさせばいいのですか
4 :
名無しのひみつ@転載禁止:2014/04/06(日) 21:33:57.48 ID:QkIjxFT/
ナノキャリア
お前を同化する。
6 :
名無しのひみつ@転載禁止:2014/04/06(日) 21:42:32.82 ID:tK0M5X7X
がん細胞のみに効果的に薬品を投与出来るようなこれで。
>10年後には、臨床応用まで持っていきたい」と意欲を見せている。
どんだけ時間かかるの?
まだ構想の段階か?
動物実験ならいくらでもできるだろうに
事業仕訳必須案件
9 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) @転載禁止:2014/04/06(日) 21:52:49.18 ID:QRfk5djN
.
まず、呼吸器・消化管から体内に入るナノマシンの作成を禁止にして欲しいんだが。
10 :
名無しのひみつ@転載禁止:2014/04/06(日) 21:55:26.85 ID:etYJt3Qe
すごい時代になったものだな
11 :
名無しのひみつ@転載禁止:2014/04/06(日) 21:56:39.09 ID:foU+kJU4
,;:⌒:;,
8(・ω・)8 同化チューブを首に突き刺す
12 :
名無しのひみつ@転載禁止:2014/04/06(日) 22:06:13.78 ID:WpGiuhyT
がんに効果的な新薬がまだないな
宝の持ち腐れか
13 :
名無しのひみつ@転載禁止:2014/04/06(日) 22:30:37.53 ID:MIjN+lNs
またいかさまだろ
どうやってがん細胞を照すの?
豆電球を皮下に埋め込みするんかな・・
16 :
名無しのひみつ@転載禁止:2014/04/06(日) 23:56:36.55 ID:Ey1rHL4m
力が欲しいか?
欲しいならくれてやる!
ミクロの決死圏てまた
別に注射でその場所に注入すればいいんじゃないの
19 :
名無しのひみつ@転載禁止:2014/04/07(月) 02:33:38.78 ID:jX+ii0vn
ボーグ か アームズ か
>>19 ナノマシンといえば銃夢のノヴァ教授な俺が通りますよ・・・。
でも自己複製して当初の目的を果たすナノマシンって
到底無理そうだよな。
複製で相当な電気エネルギー食うような気がするし。
昔ロケットとかもナノ技術で継ぎ目なしで〜とかってなにかで読んだのだが、
生命工学以外ナノ技術ってあまりきかんな。どうなってんだろ。
23 :
名無しのひみつ@転載禁止:2014/04/07(月) 05:37:05.49 ID:7WdIGQ1L
また、ホラばなしか。
科学的には新しいけど、同じような技術は昔からある。
>>22 コンクリートや発泡ゴムなんかは、ナノサイズ技術の結晶っすな
あまりにも普通に呼吸する衣類なんかを使ってると、あんまり実感が沸かないってだけでさ
>>21 そこで、今迄は特定のウイルスを飼いならして使用できないだろうか、と実験してた訳
これは、患部をウイルスに食わせて、細胞分裂時に正常な細胞を複製するよう
DNAのプログラムを書き換えちゃうって言う
この新しいのも同じような方法ではあるんだけど、DNAの上書き動作を
光を感知した場所でのみ行うので、より安全なDNA治療が可能になる、っちゅー事ですね
抗がん剤を含む第1世代のナノミセルは先行して、臨床試験の最終段階
に入っており、数年後には新薬として使われる可能性がある。
とりあえずこれはあと数年で始まりそうなのか。
ようやくSF的なナノマシンっぽくなってきたな
安全性も高そう
29 :
名無しのひみつ@転載禁止:2014/04/07(月) 07:48:38.18 ID:5U3oIOnT
なんなの
30 :
名無しのひみつ@転載禁止:2014/04/07(月) 12:51:00.41 ID:ja9tqCsu
>10年後には、臨床応用まで持っていきたい」と意欲を見せている。
はい、解散!
すごいと思うけど
目的の細胞だけを狙えるなら
現行の薬剤の中にも効果的に使えるものがあるだろうし
使用量を減らせれば副作用も減らせる
仕組みが素人にも分かりやすいのがポイントだわ
実用化されたら広まるの早いだろうな
>>31 んー…例のひとつとして「癌治療」なんてのを挙げますと
白血病や癌と言うのは、外的要因で発症する事もありますが
その細胞を複製、肥大化させてるのは、紛れも無く「自身の細胞」なんすね
一旦、複製過程でエラーを起こした細胞は、延々と欠陥細胞を作り出してしまう訳です
…なので、根本的治療としては「おい、お前、複製する物を間違っちゃってるよ」と
直接、複製マニュアル(DNA)を正しい物と取り替えてやる必要がある訳です
(現在の薬事治療と言うのは、エラーを起こす細胞の分裂を抑え、正常細胞より「早死にさせる」方向で治療してるんすな
本当に細胞単位で治療できるならすごいな
外科もいらなくなる時代が近いのか
中の人もナノでこそ「ミクロの決死圏」
36 :
名無しのひみつ@転載禁止:2014/04/07(月) 17:07:06.86 ID:VcTXmqKx
ナノニー凄そう
37 :
名無しのひみつ@転載禁止:2014/04/07(月) 17:23:27.18 ID:FCPRUx2K
不老不死?
レーザー誘導爆弾みたい
39 :
名無しのひみつ@転載禁止@転載禁止:2014/04/07(月) 17:40:15.18 ID:IRhzBfyd
ノブナガン
40 :
名無しのひみつ@転載禁止:2014/04/07(月) 19:09:47.54 ID:w+ciJlMN
このマシンはダリと命名しよう
41 :
名無しのひみつ@転載禁止:2014/04/07(月) 21:23:19.04 ID:wF25rpcJ
力が欲しいか!?
42 :
sage@転載禁止:2014/04/07(月) 22:18:43.83 ID:VE7pc9ML
なんか菌っぽい外観のナノマシンだな。
43 :
名無しのひみつ@転載禁止:2014/04/07(月) 23:53:29.54 ID:8pVeqx3r
オナマシン
SFの世界だな
ボクの股間のナニマシンで体内から治療してやるぜ
46 :
名無しのひみつ@転載禁止:2014/04/08(火) 02:35:51.47 ID:1oJl82ow
47 :
名無しのひみつ@転載禁止:2014/04/08(火) 16:36:23.72 ID:Gr1eodlL
全身投与された時は暗闇でテレビも見ずに寝てないと失明するのかな?
>>34 水道から体内に侵入されて、NHKの放送で潜在意識を遠隔操作される未来もw
ナノマシンテロは怖いわなぁ
対策が間に合うのが先か悪用されるのが先か
アブストと図を見る限りは
波長も光量も分からない
赤外なら深く浸透するからまだ使えるけど
短波長光なら「で、どうやって使うの?」だな・・・
>>48 そんなに強靭なウイルスナノマシンって作れないだろうし
外部操作無しで脳に作用させるウイルス製ナノマシンは厳しい。
>>49 有名な例挙げるとターンエーガンダムの月光蝶システムだね。
まあ00年前後にSFで流行った概念ではあるけど
ナノマシンを完全自己複製させれる技術が出来るまで机上の空論だろうな。
【発明】イスラエルの大学が生きたゴキブリの体内で動作し8bitの演算性能を持つDNA型コンピュータを開発[2014/4/11]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1397219716/ このナノボットは、DNAの結着性を利用したもので、DNAはある種のたんぱく質と出会うと
2本鎖がほどかれるが、DNAの配列を人工的に調整することで、特定の分子に出会った時に
鎖をほどくようにすることができる。これを応用し、ナノボットが特定の細胞にたどり着いた時に
折り畳み構造がほどかれ、ナノボットが中に抱えていた薬が投与されるという具合だ。
同チームは今回、生きたゴキブリにさまざまな種類のナノボットを投与し、送出および制御精度を
コンピュータシステムと同レベルにまで高めたという。
実際この仕組みを使って、ナノボットによる演算を行なうこともできるといい、ゴキブリの体内で
コモドール64やAtari 800などの8bitコンピュータに匹敵する演算性能を実現することすらできるとしている。
とは言え、研究の目的はゴキブリ型コンピュータの開発ではなく、免疫反応を回避しながら、
特定のがん細胞にだけ的確に投薬できる技術の確立だという。
54 :
名無しのひみつ@転載禁止:2014/04/16(水) 20:09:18.58 ID:RWcTudF0
救命戦士ナノセイバー
寧ろ逆に天国だろ
他に別に極楽だろ
当然正反対に理想郷だろ