【地震】「予知」の看板おろす〜「地震及び火山噴火予知のための観測研究計画」が「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画」に
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名無しのひみつ:
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名無しのひみつ:2013/08/31(土) 14:31:46.44 ID:/Z0R3la/
アイラブサイエンス : 巨大地震は予測可能か?GPSで巨大アスペリティ発見!NHK「MEGAQUAKE II」
http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/archives/3933769.html GPSが地震発生場所を特定
全国には1200のGPSがある。国土地理院の西村卓也主任研究官は、20年以上もGPSを使って、
日本全国の地盤の動きを調査している。今から15年前、今回の震源地となった、東北沖は地盤が
大きく移動している地域だった。西村氏は2000年の論文で、地震の危険があると指摘していた。
ところが、2007年には、この地域の地盤の動きが減少。西村氏は「あれ?地震の危険は去ったのかな」と
安心してしまった。今思えば、これが嵐の前の静けさだった。地震の前兆だったのだ。
だとすれば、これは発見である。今までGPSで、地盤が大きく移動していたところに地盤のひずみがあり、
その動きが止まったときに巨大地震が起きる理屈だ。
西村氏は全国で、地震のエネルギーの溜まっている場所を3ヶ所指摘した。1つは東海〜南海トラフ。
1946年の巨大地震では、プレートが3.5m南東に動いた。その後北西に2.3m押し戻しており、
M9.0程度のひずみが溜まってきている。2つ目は北海道東方沖。ここにも、M9.0の危険性がある。
3つ目が90年前に関東大震災を引き起こした、相模トラフ。ここにはM8.0の危険性がある。
これらの地域の地盤の動きが止まったとき、巨大地震が数年以内に起きるはずだ。
地盤が動かなくなるのは、ひずみが支えきれなくなっていることを暗示しているのだ。
これらの地域は、新聞やテレビでも繰り返し、地震の起きやすい場所として紹介されてきた。
今回この番組を見て、納得できた。巨大地震は必ず起きる。ひずみが観測される場所で何度でも起きる…。
人類は今回の東日本大震災によって、GPSを使えば巨大地震の発生場所を特定できるようになった。
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名無しのひみつ:2013/08/31(土) 14:35:11.18 ID:/Z0R3la/
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名無しのひみつ:2013/08/31(土) 14:36:22.83 ID:/Z0R3la/
NEXT MEGAQUAKE 2 大変動期 最悪のシナリオに備えろ
http://www.dailymotion.com/video/xy4sf7_next-megaquake-2-yyyy-yyyyyyyyyyy_news#.UV_KB6KpqgR NHK BS1スペシャル 2013.3.10。
世界の地震・津波研究者による巨大地震の詳細な分析や、過去の巨大津波の痕跡の調査結果から
浮かび上がってきたのは、「巨大地震が連鎖する“活動期”に突入したのではないか」という可能性だ。
この先、一体何が起きるのか。研究者たちは、最新データによるシミュレーションから日本列島を襲う
次の巨大地震や巨大津波、そして、日本最大の火山・富士山の大噴火など「最悪のシナリオ」を描き始めている。
アメリカやチリ、日本など世界で進み始めたGPSデータを駆使した“次の巨大地震・津波”の発生を
予測する研究から“大変動期”の世界と日本の姿を描きだす。
その巨大なアスペリティのずれが周辺の多数のアスペリティー刺激、
ずれの連鎖が起こって巨大化したらしい。
今後の課題としては、未確認の巨大なアスペリティを見つけること。
そして、今後気を付けないといけない所は、
いつもの南海トラフの他に北海道の東沖、
そして、千葉県南沖の相模トラフ。
巨大地震 第3回 “大変動期”最悪のシナリオに備えろ(1)
http://www.dailymotion.com/video/xrg1nr_yyyy-yyy-yyyy-yyyyyyyyyyy-1_news#.UV_Ie6KpqgQ NHKスペシャル MEGAQUAKEII 巨大地震 第3回 “大変動期”最悪のシナリオに備えろ
出演 : 木村文乃 、田中幸太朗 、斉木しげる 、円城寺あや
語り(語り手) : 仲村トオル
あの巨大地震から1年余り。今、日本は地震や火山噴火が多発する“大変動期”に入ったのではないかと、
科学者たちは懸念している。それまで東北沖が中心だった地震が、首都圏周辺で多発。大きな地震も連続している。
さらに20を超える火山では、火山ガスが新たに噴出したり、地熱が高まるなどの異変が確認され、
富士山も噴火の可能性が指摘され始めた。膨大なデータと最新の研究を映像化し、科学が描きだす最悪の
シナリオに迫る。
6月9日(土)21:00放送
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名無しのひみつ:2013/08/31(土) 14:38:19.56 ID:/Z0R3la/
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名無しのひみつ:2013/08/31(土) 14:41:04.62 ID:/Z0R3la/
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名無しのひみつ:2013/08/31(土) 14:42:19.76 ID:/Z0R3la/
水がたまり「ゆっくり地震」誘発 広島大チームが解明
http://www.asahi.com/science/update/0903/TKY201209030115.html http://www.asahi.com/science/update/0903/images/TKY201209030117.jpg 「ゆっくり地震」発生の仕組み
プレートの境界がゆっくりずれて起き、巨大地震の発生につながる可能性があるとして注目されている特殊な地震
の仕組みを、広島大の片山郁夫准教授らのチームが突き止めた。水を通しにくい岩石の下に水がたまり、断層が
すべりやすくなって起きるらしい。2日付の英専門誌ネイチャージオサイエンス電子版で発表した。
南海トラフ沿いのプレート境界では、深さ30キロ付近で数時間から数カ月かけて断層がずれる「ゆっくり地震」が
発生する。巨大地震はそれよりも浅いところで起きる。
チームは、海のプレートから水がしみ出すことに注目。しみ出した水は上昇し、南海トラフの深さ30キロ付近にある
「はんれい岩」がふたになって、水がたまるのではないかと考えた。
チームははんれい岩と、プレートから水がしみ出す部分にある岩の水の通しやすさを高圧実験で比較。はんれい岩
は水を通しにくいことを確かめた。また、水がはんれい岩に遮られてたまる様子を計算機で再現。水がたまると断層が
滑りやすくなり、ゆっくり地震を起こすと推定した。
国は、ゆっくり地震が発生する場所でも巨大地震が発生する可能性があるとして、南海トラフ巨大地震の想定震源域
を陸に近い側に拡大した。
「ゆっくり地震」仕組み解明
http://www.yomiuri.co.jp/feature/earthquake/news/20120903-OYT8T00699.htm 片山准教授らは、プレート境界付近の浅部(地殻)と深部(マントル)を分ける「モホ面」と呼ばれる深さ約30キロ付近
で地震が起きていることに着目。2010年春からそれぞれの岩石の透水性を調べる室内実験をしていた。
その結果、深部にある蛇紋(じゃもん)岩は比較的、水を通しやすいが、浅部にある斑れい岩は水を通しにくい性質が
あることが判明。
地球内部では、岩石のすき間を水が移動しているが、深さ40〜50キロから上方に移動してきた水が、モホ面にある
斑れい岩にせき止められた結果、水たまりが生じていると結論づけた。
ゆっくり地震は通常の地震の準備段階で起きるとされており、その発生場所は、南海トラフ巨大地震の想定震源領域
の周辺に分布しているという。
片山准教授は、「プレート境界の水の動きを詳しく調べることで、巨大地震の発生予測にもつながるはず」と話している。
海洋機構、ゆっくり滑る地震解明−岩板境界で発生
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1520120508eaal.html 海洋研究開発機構の杉岡裕子研究員らの研究チームは、1944年に起きた東南海地震の震源域で広帯域海底
地震計を使って観測したところ、ふつうの地震よりもゆっくり滑る超低周波地震の発生メカニズムを解明した。
海底面の変化で起きる津波地震も同様の過程で発生するとみられ、今後解明が進むものと期待される。研究成果
は英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス電子版に掲載された。
今回の観測により、超低周波地震は従来予想とは異なり、海溝付近の海洋プレート(岩板)が大陸プレートの下に
沈み込む境界で発生することが分かった。
研究チームは08年8月、断層破壊速度が遅い地震も観測できる広帯域海底地震計を和歌山県田辺市の沖合3カ所
に設置。09年3月22日から10日間にわたり、南海トラフ軸近くで超低周波地震をとらえた。