【地震】「予知」の看板おろす〜「地震及び火山噴火予知のための観測研究計画」が「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画」に

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100名無しのひみつ
MEGAQUAKEU 巨大地震
第1回 いま日本の地下で何が起きているのか
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0401/index.html
2012年4月1日(日)
午後9時00分〜9時49分

20120401 MEGAQUAKE いま日本の地下で何が起きているか
http://www.dailymotion.com/video/xpxxe2_20120401-megaquake-yyyyyyyyyyyyyyyy
20120401 MEGAQUAKE いま日本の地下で何が起きているか 投稿者 PMG5

NHKスペシャル MEGAQUAKE 第二集1

地震研究先進国・日本を襲ったマグニチュード9.0。最先端の地震学者たちが築き上げてきた自信は、
完全にうち砕かれた。しかし今、彼らは深い悔恨を抱きながらも、次の巨大地震に備える新たな挑戦を始めている。
その手がかりは、世界でも類を見ない観測網が、捉えていた膨大なデータにある。解析が進むにつれ、
巨大地震の知られざる発生メカニズムが浮かび上がりつつあるのだ。巨大地震発生の一ヶ月前から
本震の震源に向かいながら起きていた無数の微小地震。そして3月11日、宮城沖で始まったM7クラスの地震は、
発生から40秒後に予想外のプレート境界の破壊によって際限なく巨大化していった。番組では、
東北沖のプレート境界で発生した地震が、次々と連動し広がっていった地中のドラマを詳細なデータに
基づいてCGで完全再現する。さらに世界で進むGPSデータによる“次の巨大地震”の予測研究の最前線に密着。
アメリカ、ニュージーランド、チリ、そして日本の南海トラフや北海道東部など、世界のプレート境界に潜む
巨大地震のリスクに迫っていく。


ふぁぼったー
最終更新 : 2012-04-13 05:57:08
http://favotter.net/status.php?id=187997291381133312
※GPSによる大地の移動の解析で震源域の推定ができていた可能性

Distribution of seismic coupling on the subducting plate boundary in northeastern Japan inferred from GPS observations
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0040195100001086
Coseismic and postseismic slip of the 2011 magnitude-9 Tohoku-Oki earthquake
http://www.nature.com/nature/journal/v475/n7356/full/nature10227.html


NHKスペシャル『MEGA QUAKE (1) 』 - アラ還・Asukaの徒然日記
http://blog.emachi.co.jp/Asuka1949/diary_detail/00000761084/
4月1日のNHKスペシャル「MEGA QUAKE (1) いま日本の地下で何が起きているのか」を観ていて
色々考える事がありました。特に国土地理院の研究者の電子基準点(GPS観測点)のデータ解析から
地下プレートの歪みによる位置のズレから地震の予測が可能・・と言う事です。

昨年の「東日本大震災」についても、1997年から2000年にかけて異常値が現れており
2000年に国土地理院の研究者が論文を発表していたそうです。
ところが2007〜2010年にかけては異常値が収まる傾向にあり、「東日本大震災」の予知にはならなかったそうです。
http://img.emachi.co.jp/diary/00000761084-00000568341.jpg

現時点で異常なデータが見られるのは、以下の3箇所と言う事です。
@南海トラフ:東海から高知県にかけての地域でこれは面が大きいのでここが動くとM9クラスの地震が起こるそうです。
A北海道東方沖:これも面が大きくてM9クラスの地震が起こる可能性があります。
B相模トラフ:首都圏に被害を与える可能性があって、こちらはM8程度の可能性があるそうです。
101名無しのひみつ:2013/08/31(土) 14:31:46.44 ID:/Z0R3la/
アイラブサイエンス : 巨大地震は予測可能か?GPSで巨大アスペリティ発見!NHK「MEGAQUAKE II」
http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/archives/3933769.html
 GPSが地震発生場所を特定

 全国には1200のGPSがある。国土地理院の西村卓也主任研究官は、20年以上もGPSを使って、
日本全国の地盤の動きを調査している。今から15年前、今回の震源地となった、東北沖は地盤が
大きく移動している地域だった。西村氏は2000年の論文で、地震の危険があると指摘していた。
ところが、2007年には、この地域の地盤の動きが減少。西村氏は「あれ?地震の危険は去ったのかな」と
安心してしまった。今思えば、これが嵐の前の静けさだった。地震の前兆だったのだ。

 だとすれば、これは発見である。今までGPSで、地盤が大きく移動していたところに地盤のひずみがあり、
その動きが止まったときに巨大地震が起きる理屈だ。

 西村氏は全国で、地震のエネルギーの溜まっている場所を3ヶ所指摘した。1つは東海〜南海トラフ。
1946年の巨大地震では、プレートが3.5m南東に動いた。その後北西に2.3m押し戻しており、
M9.0程度のひずみが溜まってきている。2つ目は北海道東方沖。ここにも、M9.0の危険性がある。

 3つ目が90年前に関東大震災を引き起こした、相模トラフ。ここにはM8.0の危険性がある。
これらの地域の地盤の動きが止まったとき、巨大地震が数年以内に起きるはずだ。
地盤が動かなくなるのは、ひずみが支えきれなくなっていることを暗示しているのだ。
これらの地域は、新聞やテレビでも繰り返し、地震の起きやすい場所として紹介されてきた。
今回この番組を見て、納得できた。巨大地震は必ず起きる。ひずみが観測される場所で何度でも起きる…。

 人類は今回の東日本大震災によって、GPSを使えば巨大地震の発生場所を特定できるようになった。
102名無しのひみつ:2013/08/31(土) 14:35:11.18 ID:/Z0R3la/
NHKスペシャル MEGA QUAKE (1) いま日本の地下で何が起きているのか・・・を見て
http://riverstar.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/nhkmega-quake-1.html


独り言(2012年4月)
http://www.geocities.jp/selfmirror7777/robamimi/roba0000.html
2012年4月1日
『MEGAQUAKEU 巨大地震 第1回 いま日本の地下で何が起きているのか』(1日21:00〜、NHK総合「NHKスペシャル」)
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0401/
2010年のシリーズ1を踏まえた番組になっていた。
シリーズ1の第1回に出演のアスペリティを見つけた松澤暢さんが、
今回も出演していた。
東北沿岸にたくさんのアスペリティが存在していたことは、
番組を見て私も感じていたが、
あまり存在しない空白域に巨大なアスペリティが存在していて、
それは見つけられていなかった。
それが見つかっていれば、東日本大震災の予見できたかもしれない。
ところが、この巨大なアスペリティの可能性に気づいていた人がいた。
GPSのデータを解析していた西村卓也さん。
1997年〜2000年のデータを基に、
東日本大震災の震源域の巨大な範囲が西に移動していることを
2000年の論文で発表していた。
そこから巨大なアスペリティの存在を推測したのだが、
2007年からの観測データで、移動が小さくなっていて、
大丈夫かもしれないと安心してしまったらしい。
東日本大震災の後に、それが予兆だったのかもしれないと後悔してた。
東日本大震災の各地のデータから巨大化したメカニズムも番組で紹介。
最初は宮城県沖の予想されたアスペリティが震源だったらしい。
しかし、それがその東沖の巨大な未確認だったアスペリティーを刺激し、
その巨大なアスペリティのずれが周辺の多数のアスペリティー刺激、
ずれの連鎖が起こって巨大化したらしい。
今後の課題としては、未確認の巨大なアスペリティを見つけること。
そして、今後気を付けないといけない所は、
いつもの南海トラフの他に北海道の東沖、
そして、千葉県南沖の相模トラフ。


NEXT MEGAQUAKE 1 3.11巨大地震〜明らかになる地殻変動
http://www.dailymotion.com/video/xy4s86_next-megaquake-1-3-11yyyy-yyyyyyyyyy_news#.UV_HuqKpqgQ
NHK BS1スペシャル 2013.3.10。

3.11の巨大地震と大津波は、世界で初めて非常に多数の観測機器でその全貌を知るデータが捉えられ、
その解析から知られざる発生メカニズムが次々と明らかになってきた。地震発生の数日前から海底と上空
で起きていた数々の異変、想定外のプレート境界のずれがアスペリティー破壊の連鎖を引き起こし地震を
巨大化させていったプロセス、海底の時間差変動がもたらしていた津波の巨大化。
番組では、解析結果から明かになった地下のドラマをCGで完全再現。さらに、巨大地震がメキシコなど
世界各地で地震を誘発させ、大津波がチリや南極にまで到達し被害をもたらしていた実態など、
地球規模で起きていた知られざる地殻変動の真相を解き明かす。


直前兆候 41:13~
・東京大学地震研究所 加藤愛太郎助教 頻発し出した地震の、巨大地震の震源への移動
・東北大学・日野亮太准教授 巨大地震の直前の海底プレート変動の特殊な変化
・NASAゴザード宇宙飛行センター ディミター・ウズノフ上席研究院 直前の上空における大気中の熱エネルギー変化
http://www.dailymotion.com/video/xy4s86_next-megaquake-1-3-11yyyy-yyyyyyyyyy_news&start=2473
103名無しのひみつ:2013/08/31(土) 14:36:22.83 ID:/Z0R3la/
NEXT MEGAQUAKE 2 大変動期 最悪のシナリオに備えろ
http://www.dailymotion.com/video/xy4sf7_next-megaquake-2-yyyy-yyyyyyyyyyy_news#.UV_KB6KpqgR
NHK BS1スペシャル 2013.3.10。

世界の地震・津波研究者による巨大地震の詳細な分析や、過去の巨大津波の痕跡の調査結果から
浮かび上がってきたのは、「巨大地震が連鎖する“活動期”に突入したのではないか」という可能性だ。
この先、一体何が起きるのか。研究者たちは、最新データによるシミュレーションから日本列島を襲う
次の巨大地震や巨大津波、そして、日本最大の火山・富士山の大噴火など「最悪のシナリオ」を描き始めている。
アメリカやチリ、日本など世界で進み始めたGPSデータを駆使した“次の巨大地震・津波”の発生を
予測する研究から“大変動期”の世界と日本の姿を描きだす。

その巨大なアスペリティのずれが周辺の多数のアスペリティー刺激、
ずれの連鎖が起こって巨大化したらしい。
今後の課題としては、未確認の巨大なアスペリティを見つけること。
そして、今後気を付けないといけない所は、
いつもの南海トラフの他に北海道の東沖、
そして、千葉県南沖の相模トラフ。



巨大地震 第3回 “大変動期”最悪のシナリオに備えろ(1)
http://www.dailymotion.com/video/xrg1nr_yyyy-yyy-yyyy-yyyyyyyyyyy-1_news#.UV_Ie6KpqgQ
NHKスペシャル MEGAQUAKEII 巨大地震 第3回 “大変動期”最悪のシナリオに備えろ

出演 : 木村文乃 、田中幸太朗 、斉木しげる 、円城寺あや
語り(語り手) : 仲村トオル

あの巨大地震から1年余り。今、日本は地震や火山噴火が多発する“大変動期”に入ったのではないかと、
科学者たちは懸念している。それまで東北沖が中心だった地震が、首都圏周辺で多発。大きな地震も連続している。
さらに20を超える火山では、火山ガスが新たに噴出したり、地熱が高まるなどの異変が確認され、
富士山も噴火の可能性が指摘され始めた。膨大なデータと最新の研究を映像化し、科学が描きだす最悪の
シナリオに迫る。

6月9日(土)21:00放送
104名無しのひみつ:2013/08/31(土) 14:38:19.56 ID:/Z0R3la/
サイエンスZERO「最新報告!明らかになった巨大地震の全貌」東京
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2012-09-16&ch=31&eid=3078
[Eテレ]
2012年9月16日(日) 午後11:30〜午前0:00(30分)

番組内容
東日本大震災。なんとその1ヶ月前に「謎の地殻変動」が発生、大震災の引き金となっていたことが
明らかになりました。想定外の地震連鎖で生まれた巨大地震の全貌に迫ります

詳細
これまでマグニチュード9クラスの地震は、東北沖では起きないとされてきた。しかし、なぜ起こるはずが
なかった巨大地震が起きてしまったのか? 最新の研究によって判明したのは「ゆっくりすべり」と呼ばれる
謎の地殻変動の存在! さらに、はじめは小規模に始まった地震が、予想を超えて果てしなく周辺に連鎖し、
巨大化していく驚異のメカニズムも解き明かされた。超巨大地震の全貌に迫る最新報告!


サイエンスZERO「地震予知!上空に現れた謎の異変」
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2012-07-29&ch=31&eid=3223
チャンネル [Eテレ]
2012年7月29日(日) 午後11:30〜午前0:00(30分)

番組内容
昨年3月11日、列島を突如襲った大震災。実はその3日前、はるか上空の「電離層」で不思議な異変が
現れていました。はたして地震の予兆なのか?地震予知の最前線です。

詳細
そもそも電離層に異変が起こるのは、「太陽フレア」など、宇宙由来の原因であることがほとんど。
ところが、東日本大震災の3日前に現れた異変は、地震直前、東北一帯から「何らかの物質」が上空へ立ち上り、
引き起こしたと考えられる。さらにこの時、気象衛星が、震源域上空の「異常な大気温度の上昇」をキャッチしていた。
これらの不思議な現象と、地震とのかかわりを解明できれば、地震予知の可能性が一気に開けるかも!


サイエンスZERO
地震予知!上空に現れた謎の異変
放送予定
2012年7月29日(日) [Eテレ] 夜11:30〜12:00
[再]2012年8月4日(土) [Eテレ] 昼0:30〜1:00
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp394.html


サイエンスZERO
http://www.nhk.or.jp/zero/
最新報告!明らかになった巨大地震の全貌
2012年9月16日(日)
[Eテレ] 夜11:30〜12:00
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp399.html
NHKオンデマンド | サイエンスZERO 地震予知!上空に現れた謎の異変
http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2012037824SA000/

◯サイエンスZEROまとめ #001 2012/07/29「地震予知/上空に現れた謎の異変」 
http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/462.html

!上空に現れた謎の異変」より@
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/primroses_02/view/20120730/1343641401
サイエンスZERO「地震予知!上空に現れた謎の異変」よりA
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/primroses_02/view/20120730/1343641454
サイエンスZERO「地震予知!上空に現れた謎の異変」よりB
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/primroses_02/view/20120730/1343641660
サイエンスZERO「地震予知!上空に現れた謎の異変」よりC
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/primroses_02/view/20120730/1343641748
105名無しのひみつ:2013/08/31(土) 14:41:04.62 ID:/Z0R3la/
【地震】東日本大震災の発生40分前 上空の電子が異常増加 直前予知に有望
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1306597770/


2013/04/30
【話題】 大気イオンで地震予知可能か 淡路島で「的中」
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1367248748/
負傷者33人を出した今月13日の兵庫県・淡路島地震に関し、地震予知に取り組むNPO法人が、
大気中のイオン数の変化をもとに地震の発生地域や時期を予測し、関係者の間で話題になっている。
大気イオンによる地震予知は「まだ効果が確認されていない」(文部科学省)が、
一部の地震専門家から評価する声も出ている。
NPO法人「大気イオン地震予測研究会」(理事長・矢田直之神奈川工科大准教授)は全国17カ所で
大気中のイオン濃度を測定し、濃度が急上昇した場合に地震予測を出す。
今月6日、兵庫県南あわじ市の測定器で、通常は大気1立方センチ当たり1000個以下のイオン数が12万個に急上昇するなど
兵庫、高知、石川、長野、宮崎各県で2〜6日に数値が上がった。

同研究会は翌7日に各データの分析をもとに、「淡路島を中心としたマグニチュード(M)5級の地震が発生する」との予測を発表。
約1週間後の13日、淡路島付近を震源とするM6.3の地震が起きた。
http://mainichi.jp/select/news/20130430k0000m040058000c.html

大気イオン地震予測研究会
http://www.e-pisco.jp/


【地震】地電流で地震58%予測 東海大などが神津島で観測
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1352551671/
地電流で地震58%予測 東海大など 神津島、先行現象か
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012111002000234.html
 長尾教授によると、地震前に地電流が変化するメカニズムは諸説あるが、地下にひずみがたまって圧力が
不均質になった際に地下水が動くことなどが要因とみられる。
 今回の地電流観測は、ギリシャで地震予知成功につながったとされる「VAN法」と同様の手法。地電流は
都市では人工的なノイズの影響を受けやすいことから今回、離島で観測した。


2013/07/06
【科学】地震の前兆現象 発生直前に地盤の電気抵抗低下し電気が通りやすくなることが判明
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1373077711/
 トルコ北西部で1999年に起きた地震で、発生直前に震源域の地盤の電気抵抗値が急激に低下し、電気が通りやすくな
っていたことが分かったと、東京工大火山流体研究センターの本蔵義守特任教授(地震電磁気学)らが発表した。
 岩石間に含まれる水の状態が変化したためとみられ、本蔵氏は「地震発生の前兆現象に関係している可能性があり、他の
地震でも同様な現象があるか観測データを集めたい」と話している。
 地震は、マグニチュード(M)7.4で、1万7000人以上が死亡した。
 研究チームは、トルコの北アナトリア断層付近で、電気の通しやすさを示す電気抵抗値の変化などを測定中、地震に遭遇
した。
 今回、地震発生4日前から2日後まで、震源付近の4カ所で測定したデータを解析。その結果、発生約20分前から、深
さ3〜6キロ付近で電気抵抗値が最大で約50%低くなっていたことが分かった。値は1カ月後に元に戻った。
 地震発生直前に、地盤内の圧力が変化したことで、岩石周辺が水分で満たされ、電気が通りやすくなったと同時に、断層
が滑りやすくなった可能性があるという。

地震前の地盤、電気通しやすく トルコ地震で解析、予測に応用
http://www.47news.jp/CN/201307/CN2013070301001739.html
 この現象が地震の20分前に起こった地点もあり、地震発生の予測に応用できる可能性もあるという。
チームの本蔵義守東工大特任教授(地球電磁気学)は「他の地震でも同じような現象があるか検証したい」としている。
 地震時に記録した4地点のデータを調べた結果、地震発生時に深さ3〜6キロ付近の地盤で、
電気の通しやすさを示す電気抵抗値が通常より数十%低下していたことが判明した。

2013/7/4付
地震時の震源域で電気抵抗低下 99年トルコ地震、東工大解明
http://www.nikkei.com/article/DGKDASDG03042_T00C13A7CR8000/
106名無しのひみつ:2013/08/31(土) 14:42:19.76 ID:/Z0R3la/
水がたまり「ゆっくり地震」誘発 広島大チームが解明
http://www.asahi.com/science/update/0903/TKY201209030115.html
http://www.asahi.com/science/update/0903/images/TKY201209030117.jpg
「ゆっくり地震」発生の仕組み

 プレートの境界がゆっくりずれて起き、巨大地震の発生につながる可能性があるとして注目されている特殊な地震
の仕組みを、広島大の片山郁夫准教授らのチームが突き止めた。水を通しにくい岩石の下に水がたまり、断層が
すべりやすくなって起きるらしい。2日付の英専門誌ネイチャージオサイエンス電子版で発表した。
 南海トラフ沿いのプレート境界では、深さ30キロ付近で数時間から数カ月かけて断層がずれる「ゆっくり地震」が
発生する。巨大地震はそれよりも浅いところで起きる。
 チームは、海のプレートから水がしみ出すことに注目。しみ出した水は上昇し、南海トラフの深さ30キロ付近にある
「はんれい岩」がふたになって、水がたまるのではないかと考えた。
 チームははんれい岩と、プレートから水がしみ出す部分にある岩の水の通しやすさを高圧実験で比較。はんれい岩
は水を通しにくいことを確かめた。また、水がはんれい岩に遮られてたまる様子を計算機で再現。水がたまると断層が
滑りやすくなり、ゆっくり地震を起こすと推定した。
 国は、ゆっくり地震が発生する場所でも巨大地震が発生する可能性があるとして、南海トラフ巨大地震の想定震源域
を陸に近い側に拡大した。

「ゆっくり地震」仕組み解明
http://www.yomiuri.co.jp/feature/earthquake/news/20120903-OYT8T00699.htm
 片山准教授らは、プレート境界付近の浅部(地殻)と深部(マントル)を分ける「モホ面」と呼ばれる深さ約30キロ付近
で地震が起きていることに着目。2010年春からそれぞれの岩石の透水性を調べる室内実験をしていた。
 その結果、深部にある蛇紋(じゃもん)岩は比較的、水を通しやすいが、浅部にある斑れい岩は水を通しにくい性質が
あることが判明。
 地球内部では、岩石のすき間を水が移動しているが、深さ40〜50キロから上方に移動してきた水が、モホ面にある
斑れい岩にせき止められた結果、水たまりが生じていると結論づけた。
 ゆっくり地震は通常の地震の準備段階で起きるとされており、その発生場所は、南海トラフ巨大地震の想定震源領域
の周辺に分布しているという。
 片山准教授は、「プレート境界の水の動きを詳しく調べることで、巨大地震の発生予測にもつながるはず」と話している。


海洋機構、ゆっくり滑る地震解明−岩板境界で発生
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1520120508eaal.html
 海洋研究開発機構の杉岡裕子研究員らの研究チームは、1944年に起きた東南海地震の震源域で広帯域海底
地震計を使って観測したところ、ふつうの地震よりもゆっくり滑る超低周波地震の発生メカニズムを解明した。
 海底面の変化で起きる津波地震も同様の過程で発生するとみられ、今後解明が進むものと期待される。研究成果
は英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス電子版に掲載された。
 今回の観測により、超低周波地震は従来予想とは異なり、海溝付近の海洋プレート(岩板)が大陸プレートの下に
沈み込む境界で発生することが分かった。
 研究チームは08年8月、断層破壊速度が遅い地震も観測できる広帯域海底地震計を和歌山県田辺市の沖合3カ所
に設置。09年3月22日から10日間にわたり、南海トラフ軸近くで超低周波地震をとらえた。