【気候】氷河期繰り返す謎を解明 10万年周期、氷で地盤上下/東京大

このエントリーをはてなブックマークに追加
18名無しのひみつ
大雑把にまとめると


氷床が溶ける
  ↓
重みから解放された地盤が10万年かけて浮いてくる
標高が上がり地盤表面の温度が低下する
  ↓
ミランコビッチサイクルによる高緯度の気温低下をきっかけに氷床形成
アルベドが低下して氷床形成が進む(氷期突入)
  ↓
氷床形成が進むと氷床の重さで10万年かけて地盤が沈下する
それにより標高が下がり氷床表面の気温が上昇する
  ↓
ミランコビッチサイクルによる高緯度の気温上昇をきっかけに氷床が溶ける
(間氷期突入)以下繰り返し


2〜4万年周期のミランコビッチサイクルでは10万年の氷期−間氷期サイクルが説明できないが、
氷床による地盤の浮上・沈降で表面気温が変化するファクターを付け加えることで
それを条件としてミランコビッチサイクルがきたときに氷期−間氷期の変化が起きるかどうか説明でき、
10万年間隔となることから実測と一致するモデルと言える

というような内容