【古生物】大型動物の絶滅、土壌の栄養不足の原因に 英研究

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現在の土壌にみられる栄養分の不足は、約260万〜1万1700年前の更新世(Pleistocene)に起きた大型動物の大量絶滅が原因だとする研究論文が11日、
英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス(Nature Geoscience)で発表された。
ゾウなどの現代の大型動物が絶滅すると、土壌がさらに損なわれる恐れがあると、科学者らは警告している。

更新世の地球は、絶滅した恐竜に代わってメガファウナ(Megafauna)と呼ばれる体重44キロ超の大型動物が支配していたが、最終的にはこれらの大型動物も全て絶滅した。
メガファウナの最盛期には、世界の大半は今日のアフリカのサバンナに似た環境だった。
例えば南米大陸では、体重5トンにも及ぶ地上性ナマケモノや、
小型自動車ほどの大きさのアルマジロに似たグリプトドン、ゾウに似たキュビエロニウスやステゴマストドンの群れなどが多数生息していた。

これらメガファウナは、餌場である川の周辺から遠く離れた場所にふんを残したり、死後の死骸が腐敗したりすることによって、
摂取した栄養素を土壌に戻すという重要な役割を果たしていた。
大型動物は小型動物に比べて大量の餌を食べ、移動距離もはるかに長いので、
広範囲に及ぶ土壌の肥沃化に大きく貢献していたと、論文は結論している。

論文の共著者の一人、英オックスフォード大学環境変化研究所のクリス・ドーティー(Chris Doughty)氏は
「大型動物は地球の栄養動脈のようなもので、大型動物の絶滅は、この動脈が切断されるようなものだ」とAFPに語った。
「これらの大型動物の大半が絶滅したので、現在の地球では、栄養分が不足している地域が過去に比べてはるかに多くなっている」

研究チームは数理モデルを使って、南米アマゾン盆地(Amazon Basin)で、重要な植物栄養素のリンの分散が、メガファウナの絶滅によって98%減少したと推定。
「それほど極端ではないが、アフリカを除くすべての大陸で似たような減少がみられる」と結論した。
アフリカは、現生人類が大型動物と共進化した唯一の大陸。
アフリカ以外の地域では、こういった栄養素は分散するのではなく、氾濫原などの肥沃な土地の近くに集中していた。

ソース:大型動物の絶滅、土壌の栄養不足の原因に 英研究 8月12日 AFP
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2961465/11174311
2名無しのひみつ:2013/08/14(水) 12:34:18.28 ID:EM3w1ZBI
"支配"って、ねぇ
3名無しのひみつ:2013/08/14(水) 12:35:54.41 ID:3zukWepD
もっと簡単に言ってくれ
4名無しのひみつ:2013/08/14(水) 12:38:10.96 ID:f8NxS7XZ
>>3大型動物は移動範囲が広い
そして体に水分を蓄えてとんでもない砂漠を横断したりもする
そこで排泄したり行き倒れたりする事で、砂漠に窒素リン酸カリを供給する
5名無しのひみつ:2013/08/14(水) 12:43:41.92 ID:3zukWepD
ナウシカの王蟲みたいなもんか?
6名無しのひみつ:2013/08/14(水) 12:50:34.35 ID:f8NxS7XZ
ゾウは川や沼で水を飲み、その周辺の草や木の葉を食べる

だがサバンナは乾季と雨季がある
乾季で草が減ってきたら、移動する事になる
アフリカだと、200kmほど移動したら乾季と雨季が逆になっている地域というのもあるのだ

その間には大抵、乾燥した台地が広がっている
ここは年中雨が少ない。植生も44kg以上の定住する草食動物を養えるほど多くない
そこをゾウは我慢して歩いていく
遠くの、雨が降って新鮮な草の香りのする方向へと向かって

弱い個体はその時に死んだりする
死体はそこで乾き、砂に削られて侵食されるが
ある程度乾燥地の土壌に栄養分(有機物)や、養分(無機物)を供給する事になる
少なくとも、少量とは言えども排泄もする
腸の上皮細胞から垢は出続けるからそれを排泄しないといけない
これもまた乾燥地の土壌に栄養分や養分を供給する事になる

そしてゾウはようやく反対側の雨季の地域にたどり着き、水を飲み、草を食べる
こっちが乾季になって向こうが雨季になったらまた移動だ

乾燥地でも、土壌に有機物が多いと、うまい具合に他の生物が繁殖し、
水分を蒸発させにくい土壌を形成したりする

特にうまく行くのは、巨岩があるようなところでそこにひび割れが出来ていた場合だ
このひびに有機質の多い埃というか土壌がたまって来ると、そこに植物が生える事もある
ひびがうまく直射日光に当たらないようになっていると、水分が保持されるというわけだ

かんかん照りであっても、大きな石の下が湿っているのと同じ理屈だな

こうやって乾燥地に植生のあるところが出来ると、従来の草原地域からの距離が短くなるため
移動できる動物のサイズがもっと小さくなる
すると、更に多くの栄養分や養分を持ってくるようになる
もっとも、数が増えすぎたらそんな植生は食い尽くされるねw
そこは肉食動物にバランス取ってもらわないといかんwww
7名無しのひみつ:2013/08/14(水) 12:52:25.03 ID:f8NxS7XZ
>>5王蟲の抜けがらが窒素リン酸カリが豊富で、あの硬い殻が乾燥して砕けたものが
キチンキトサンたっぷりの保湿性抜群の素材であれば
乾燥地でもわずかな雨を保持して、数ヶ月間でも植物が生育できるようになるのかね?
8名無しのひみつ:2013/08/14(水) 12:55:21.76 ID:JUgJI2lz
いくら大型生物でも限度があるだろって思うけど。
希少物質の運搬は影響あるのかな。
9名無しのひみつ:2013/08/14(水) 12:56:34.66 ID:f8NxS7XZ
これがネズミとかだとうまく行かない
小型の哺乳類ではしばしば冬眠でなく夏眠をするものまでいる

サバンナにいて、乾季になっても何とか小さな水場で生き延びる
あるいは穴を掘ってなかの水分でしのぐ
草の穂から集めた栄養たっぷりの種子をたべて凌ぐ

それ自体は大した適応だが、そんな小型生物ばっかりだと
乾燥地に養分が行かないんだよ!

でもそんなちっちゃな体で砂漠に行ったら、あっという間に干からびてしまう
乾燥地の中央部にたどり着く事すら出来ない
だから、乾燥地に養分が供給されない
10名無しのひみつ:2013/08/14(水) 13:03:40.06 ID:f8NxS7XZ
さてこれをコンピュータプログラミング用のごくごくごく簡単な構造体を作って
表現してみると

構造体
{
質量
上下左右ポリゴンへの拡散というか移動の比例定数
//(現在のポリゴンの個体数に比例)
1ポリゴン移動ごとの死亡率
死んだ時の栄養分放出量
};

これを10×10くらいの2次元配列にして、拡散方程式でいじくり回してみる事になるだろうなあ
拡散係数もいろいろ変えて

ポリゴンごとに、このポリゴンでは生き残りやすい=水辺がある、
このポリゴンではどんどん死ぬ=乾燥して植生なし

などと決めてやる

さ、夏休みの自由研究の始まりだw
VBAでもJAVAでもC#でもCでもdelphでもご自由に
今時のPCならJScriptでも出来るし、スマフォやタブレット上で作っちゃう人もいるでしょう
11名無しのひみつ:2013/08/14(水) 13:05:30.04 ID:rPAa7zl2
今は人間が大型動物の代わりになるから、糞尿は下水で海に流さず、
そこらじゅうにバラ撒けってことになるな。スカトロには夢のような話だ。
12名無しのひみつ:2013/08/14(水) 13:08:08.69 ID:3zukWepD
下水処理場で出た養分をゴルフ場とかにまいてるよね
先進国では。
日本は知らんけど
13名無しのひみつ:2013/08/14(水) 13:09:58.25 ID:3zukWepD
×養分
○肥料
14名無しのひみつ:2013/08/14(水) 13:14:03.06 ID:rPAa7zl2
江戸時代、糞は売れたから、訪問宅で便意を催しても我慢して家でしていた。
尿は売れなかったから、立小便で済ました。
15名無しのひみつ:2013/08/14(水) 13:16:09.12 ID:4PjLmNlc
妄想臭いな
でもこんなのがネイチャーにのるのか
16名無しのひみつ:2013/08/14(水) 13:28:50.65 ID:tY9cqksp
似た話では、ヒグマが森林の生育に関係するらしいよね

川でサケを捕る→食べ残しなどが周囲の植物の栄養分になる
17名無しのひみつ:2013/08/14(水) 13:30:55.06 ID:Nwsg5f0q
>>15
議論になるような論文でないと載らない。
18名無しのひみつ:2013/08/14(水) 13:34:10.42 ID:VlcUnHrd
オーストラリア大陸は火山も氷河期もなかったから土壌に栄養素が無いらしい
だから羊の牧場すら肥料をガンガン撒かないといけないからコストが高いとか
19名無しのひみつ:2013/08/14(水) 13:37:56.91 ID:f8NxS7XZ
>>15では実際にサバンナ地域の小形動物、大型動物に標識あるいは発信機をつけて
実際に数ヶ月後にどこで捕獲、あるいは探知されたかを
具体的なデータになるように調査に行かないといけないね
20名無しのひみつ:2013/08/14(水) 13:40:16.43 ID:3zukWepD
妄想ばかりだろネイチャーなんてwww
21名無しのひみつ:2013/08/14(水) 13:43:49.92 ID:rXK3B0zd
>>19
行動範囲は別論文からの引用じゃねーの
22名無しのひみつ:2013/08/14(水) 13:45:12.45 ID:zR3XQRxj
5トンのナマケモノ・・・
23名無しのひみつ:2013/08/14(水) 13:49:04.32 ID:q/PAxCkr
イナゴの方が、さらに効率的に栄養素を運んでくれると思うぞ。
24名無しのひみつ:2013/08/14(水) 13:56:42.35 ID:3zukWepD
2chの映画化クラスだな
ネイチャーって
25名無しのひみつ:2013/08/14(水) 13:57:07.83 ID:BQfSwSfF
一万年前なら人はいたろうが記録してなかったんだろうか
26(,,゚д゚)さん 頭スカスカ:2013/08/14(水) 14:01:20.79 ID:owtGGgEg
大型動物が、地球のこと考えてボランティアしていた説?

大型動物だって、なんか事情がない限り、栄養の少ない
土地にお邪魔したりしないだろと思うが...
27名無しのひみつ:2013/08/14(水) 14:10:37.72 ID:/bSBzy5/
>>25
5万年前から壁画に記録してるけどねw
28名無しのひみつ:2013/08/14(水) 14:18:21.00 ID:vuAwzB7u
地球上の人間の総体重を考えたら、恐竜らに替わる大型動物じゃね?
29名無しのひみつ:2013/08/14(水) 14:34:35.08 ID:3zukWepD
キリンは大型生物か?
30名無しのひみつ:2013/08/14(水) 14:46:43.08 ID:f8NxS7XZ
>>28メガファウナの定義は体重44kg以上だからヒトもそれだなw

だが河川周辺から内陸にリンを運んでいると言えるかどうか?

下水処理場の汚泥をうまく利用したいが、重金属の問題がある
31名無しのひみつ:2013/08/14(水) 14:52:01.26 ID:TCHnAd2V
つまり有機農業マンセーってことでFA?
32名無しのひみつ:2013/08/14(水) 14:54:53.50 ID:ZZV8KWz2
リンの拡散は常識だよ
33名無しのひみつ:2013/08/14(水) 14:56:38.84 ID:f8NxS7XZ
しかし飼育する家畜が病気発生の元にもなりえるのが困る

海から捕った魚の骨なんかは内陸部に持って行ったほうが良いかもな

リンもカリも海底へと行きたがる
最後はマントルに飲み込まれて、時々噴火で出てくるw
34名無しのひみつ:2013/08/14(水) 15:11:28.91 ID:lm8FGz23
砂漠化を阻止できないラクダはたいして役に立たないということか
35名無しのひみつ:2013/08/14(水) 15:49:12.24 ID:/bSBzy5/
ここまで鳥類の話題ナシ
哺乳類だけを考えたら大型動物でなければって話になるが
鳥類はどうなんだろ?
哺乳類の6000種を超える9000種という多様性があり移動力も抜群
更に多様で数の多い昆虫も無視できない
アリンコだけで人類の総体重に匹敵する数だ
36名無しのひみつ:2013/08/14(水) 15:55:33.66 ID:3zukWepD
鳥の糞って良いリン鉱山になるんだろ?
37名無しのひみつ:2013/08/14(水) 15:57:10.65 ID:f8NxS7XZ
>>35鳥って移動する時に、少しでも重くないように飛び立ったらすぐ糞をしちゃうんだよ
38名無しのひみつ:2013/08/14(水) 16:12:05.09 ID:cTLgFyF5
> 世界で最も“丈夫”な熱帯雨林と思われていたアマゾンのジャングルが、実は
> 塩分不足による“慢性的な栄養失調”を抱えているとする研究が発表された。
> ただし、これは必ずしも悪いことではない。塩分の不足した森林では炭素の
> 蓄積が促進され、地球温暖化が抑制される可能性があるからだ。

> 熱帯雨林の奥地では、塩分などのミネラルの供給源は主に哺乳類の尿だけで
> ある。そのため、枯れた植物を貪って分解する“分解者”と呼ばれる生物は、
> 生命の維持に必要なミネラルを十分に摂取できていない。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=89769126


>>35
アリンコは移動力の問題があると思う
栄養塩類は海からの連鎖で運んで来ないとならないんで
海から大陸奥地までの塩類輸送チェーンが出来てないとならない。

移動力の高い大型哺乳類や渡り鳥は少ない連鎖数で運んで来れる可能性がある。
39名無しのひみつ:2013/08/14(水) 16:27:19.72 ID:+IXQ0y2y
鳥はリンを一ヶ所に集める効果がありそうだな
40名無しのひみつ:2013/08/14(水) 16:29:48.22 ID:5PhvYhzJ
>>28
そうだな
これからは火葬は止めて、死んだら畑や森に埋めるか!
41名無しのひみつ:2013/08/14(水) 16:35:55.61 ID:A3y+8ng8
人間も野糞推奨だな
42名無しのひみつ:2013/08/14(水) 16:36:15.11 ID:FuTSjHoK
鮭と熊って連携して奥地に塩類輸送してるよな
43名無しのひみつ:2013/08/14(水) 16:55:46.71 ID:I/LGK3XV
現代より遥かにデカい哺乳類が地球各地を闊歩していた
過去何度も存在した氷河期は
すべて現在よりよっぽど土壌が肥沃だったってかw
そもそも土壌が肥沃でないと巨大生物の餌も確保できないってか
頭がわいてる論文だな
44名無しのひみつ:2013/08/14(水) 17:05:45.18 ID:fxHhTjNi
大型動物って言っても、広大な大地に比べたらちっぽけな存在だろ
そんなに効くもんかねぇ
45素人 ◆GD..x272/. :2013/08/14(水) 17:07:11.98 ID:wEnO+wjK
またレスの付かない古生物スレの誕生か!

面白い研究だとは思う。
真偽の程は置いといて。
46名無しのひみつ:2013/08/14(水) 17:15:23.26 ID:cTLgFyF5
>>44
アマゾンの内陸部で立ちションすると一時的に植生が変わるくらいには栄養塩不足なのは確か
47名無しのひみつ:2013/08/14(水) 17:19:38.49 ID:cTLgFyF5
>>15
自然科学界の週刊誌ですから
48 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(-1+0:8) :2013/08/14(水) 17:38:18.77 ID:DhMVDs/b
>>42
海の幸を食らう人間、鳥もだろ
49名無しのひみつ:2013/08/14(水) 17:43:06.53 ID:5PhvYhzJ
人は廃棄物は大抵燃やしちゃうからなあ
50名無しのひみつ:2013/08/14(水) 17:49:11.84 ID:f8NxS7XZ
焼却炉の灰も有害物質が多すぎて、野に戻すのが難しいんだよな
51名無しのひみつ:2013/08/14(水) 19:09:29.37 ID:ZKCFn6co
北斗の拳の人型に草が生えてるてシーンを思い出しました

コウケツ様は正しかった
52名無しのひみつ:2013/08/14(水) 19:19:33.14 ID:1C1McFRG
これ個体のサイズはあんまし関係ないだろ。小さくてもその分数が多ければいいわけだし。
問題なのは陸上のバイオマス量が減少してるのかどうか。

まあ人間がでかい顔するようになってから人間以外の動物は減少傾向ではあるだろうけど。
53名無しのひみつ:2013/08/14(水) 19:19:53.08 ID:8GX/71ek
未開の民族みたいに鳥葬とかそういう自然に帰すやり方ならいいってわけ?
54名無しのひみつ:2013/08/14(水) 19:25:04.16 ID:cTLgFyF5
>>52
大きい動物のほうが移動力が高いので海からミネラルを運んで来れる
55名無しのひみつ:2013/08/14(水) 19:57:40.67 ID:1C1McFRG
>>54
それだとせいぜいヌーくらいのサイズで十分じゃないか?

5tのナマケモノがヌーやシマウマを遥かに上回る移動力を持っていたとも思えぬし・・・
56名無しのひみつ:2013/08/14(水) 20:01:11.09 ID:6BTWaBbL
今のところ生物系学者たちが定性的な分析でおおかた特定してきているけど
これを数学的にやればはっきりするはずなんよ
で、これ金融相場の暴落と同じ原理である可能性があるんだわ
57名無しのひみつ:2013/08/14(水) 20:04:56.62 ID:6BTWaBbL
>>10
そういうのは生物系の人たちが既にやってるみたい
で、彼ら数学できないから定性分析になってる
58名無しのひみつ:2013/08/14(水) 20:24:51.18 ID:cTLgFyF5
>>55
食ってから排泄するまでの移動範囲を見てるんで
長期の渡りでなく1日の移動範囲、食ってから排泄するまでの時間を見てる模様
んで体が大きいほど1日の移動範囲が大きく、食ってから排泄までの時間も長いとかなんとか
そのあたりを↓あたりのデータで議論してる

Kelt, D. A. & Van Vuren, D. H. The ecology and macroecology of mammalian home range area. Am. Nat. 157, 637–645 (2001).
Demment, M. W. & Vansoest, P. J. A nutritional explanation for body-size patterns of ruminant and nonruminant herbivores. Am. Nat. 125, 641–672 (1985).
Carbone, C., Cowlishaw, G., Isaac, N. J. B. & Rowcliffe, J. M. How far do animals go? Determinants of day range in mammals. Am. Nat. 165, 290–297 (2005).
59名無しのひみつ:2013/08/14(水) 20:25:31.74 ID:cTLgFyF5
60名無しのひみつ:2013/08/14(水) 20:40:57.17 ID:f8NxS7XZ
>>56
何だ?
リン酸が一定の場所に集まってしまうのと同じように
金が一定の場所に集まってしまう、とかの原理が働くのか???
61名無しのひみつ:2013/08/14(水) 20:58:01.77 ID:ptzlC4Er
ブラウン運動もしくは正規分布
62名無しのひみつ:2013/08/14(水) 21:01:50.91 ID:cTLgFyF5
63名無しのひみつ:2013/08/14(水) 21:08:04.48 ID:guaY92dz
>>14
子供の尿は高く売れたらしい
64名無しのひみつ:2013/08/14(水) 21:25:03.92 ID:3zukWepD
慶応義塾氏ね
65名無しのひみつ:2013/08/14(水) 21:32:16.80 ID:f8NxS7XZ
リンの動きに、時たまの雨で標高の低いところに動く、というのを追加しておかないといけないね
そして水辺のあるところに動いていくというモデルにする

数少ないポリゴン数で計算するなら標高を表す係数みたいなのを作っておくか
66名無しのひみつ:2013/08/14(水) 22:03:11.34 ID:atAvATju
イギリスの研究は話半分に聞くことにしてる。
環境系とかろくなもんじゃねぇ。
67名無しのひみつ:2013/08/14(水) 22:08:12.46 ID:8GX/71ek
つか、科学系の話や科学誌はイギリスが正義で大権威みたいなもんだけどねw
まあ英国抜きではありえない、語れない。
微積分使っておいてニュートンは馬鹿、と言ってるような所があるかもね
68名無しのひみつ:2013/08/14(水) 23:24:44.60 ID:S6fu+ut1
まあ 確実に起きてることだとは思う
ブラキオレベル1体だけで養分の総量は計り知れないし
身体がデカいということは維持するためにエリア食い尽くして
別のエリアに喰うものを求めるための長距離移動能力は必須になる

規模が書かれていないから 0.1%の変化なのか2倍の変化なのかは
しらんが
69名無しのひみつ:2013/08/14(水) 23:34:06.72 ID:cTLgFyF5
>>68
> 南米アマゾン盆地(Amazon Basin)で、重要な植物栄養素のリンの分散が、メガファウナの絶滅によって98%減少したと推定。
70名無しのひみつ:2013/08/15(木) 09:06:55.05 ID:BGVY63vY
>>67
いや、権威を傘にきて押し切ってる感があるという話だよ。
71名無しのひみつ:2013/08/15(木) 11:52:08.60 ID:vYggYASP
別にイギリス人だけで作ってるわけでもない
過去の実績と業績からできる権威でそれは今もそうだから
一部の集団で勝手にやってるわけじゃないし、そもそもそこよりマシな
ところがあるわけじゃないのにただ否定したいがための否定とかどうもね
72名無しのひみつ:2013/08/15(木) 12:04:50.90 ID:Z1QOdhYn
だからイギリス人のようなクソな連中もたまにはまともなことを言う
レベルの話でしょ。
73名無しのひみつ:2013/08/15(木) 12:20:55.32 ID:vYggYASP
別にイギリス人だけで作ってるわけじゃないのでw
あとそれよりマシな事を言うところを教えてくださいw
74名無しのひみつ:2013/08/15(木) 12:22:22.97 ID:+VQbfEBa
デイヴィッド・アッテンボロー卿に敬意を!
75名無しのひみつ:2013/08/15(木) 12:54:01.30 ID:g3oHVwvi
この要素付けたシムアースが欲しい
76名無しのひみつ:2013/08/15(木) 12:57:24.03 ID:+VQbfEBa
>>75監修がこの研究者たちって事になるのかね?w
77名無しのひみつ:2013/08/15(木) 23:54:39.37 ID:WJ+it2+5
>>60
いや、少なくとも正統派だとほんと数学的な解釈しかできないレベル
生物学的解釈ができるようなレベルの話じゃない
これは物理でも金融工学でもおなじ

>>62
なんの式か知らんが、ただのべき乗則にしか見えんな
まぁ 相転移と関連はあるだろうけど
それで絶滅を説明するなら更に複数の変数がないと無理でしょう
逆に言うと、そういう変数が存在しているはずで
それらと一緒に考えないと無理だとおもう
ただ、自然界は必ずしも線形結合じゃないんで楽じゃないはず
まぁ 特異な例というのは存在し得るとは思うけどね
78名無しのひみつ:2013/08/16(金) 00:19:46.52 ID:9YWL4TLj
ロジスティック式は非線形
79名無しのひみつ:2013/08/16(金) 02:34:26.97 ID:SfDtIjFJ
表現する数式を行列表示して
その固有値か解の核だか忘れたが
その辺が収束する方向が河川とかになるか

それとも全領域に発散してしまうか
そんなイメージなのかなあ???
80名無しのひみつ:2013/08/16(金) 03:09:16.45 ID:7nx7hr8G
非線形なだけでなく非保存でもある系
81名無しのひみつ:2013/08/16(金) 10:00:59.75 ID:8x1K/xyn
植物の種が飛んでいっても。養分のあるところでないと芽をださないんだな。
82名無しのひみつ:2013/08/16(金) 10:42:02.79 ID:SfDtIjFJ
まあいい塩梅にカオス系のおもちゃを手に入れたと考える人もいるんでしょうかw
83名無しのひみつ:2013/08/16(金) 10:45:48.01 ID:SfDtIjFJ
よく考えたら、これってマンモスを復活させろ!と主張する方々を
強力に弁護することになるのかな?
でもマンモスは冷帯の生物だが、あの辺はリン酸は泥炭にガッチリ捕まえられてしまっていて
マンモスが云々してどうにかなるものなのかなあ?
>>1は熱帯雨林の事例だからまた違うかな

マンモスが出した糞からの有効態リン酸がある間は植物が生えやすい、とかになるか?
84名無しのひみつ:2013/08/16(金) 11:19:51.32 ID:cI4Taj9T
中国がとか色々と
85名無しのひみつ:2013/08/16(金) 12:23:25.61 ID:x7JxJULl
昆虫類のほうが質量、範囲ともに大型動物より影響大きそうだけど、どうなん?
86名無しのひみつ:2013/08/16(金) 12:27:48.68 ID:OULZrRGU
昆虫質量多いかねえ。質も悪そうだし。
まあ、仮にそうだとしても、大型動物の存在を無視できるほど圧倒的に大きくないとダメだろ
87名無しのひみつ:2013/08/16(金) 12:30:30.27 ID:SfDtIjFJ
>>85バッタが時々移動するけど発生間隔が長過ぎるって事かなあ?

1.ゾウの群れ(30頭)が乾季地域のサバンナから雨季地域のサバンナに、準砂漠地帯を越えて300km移動する

2.ヌーの大群(3万頭)が乾季地域のサバンナから雨季地域のサバンナに、準砂漠地帯を越えて300km移動する

3.バッタ(3億匹)が乾季地域のサバンナから雨季地域のサバンナに、準砂漠地帯を越えて300km移動する

実際には個体数も違うだろうなあ
ゾウは毎年この移動を往復でやってくれる
ヌーも然り

バッタは本気で移動し始めたら凄い量だが、数年に1回
さらに移動中の死亡率、排泄量が分からん
88名無しのひみつ:2013/08/16(金) 14:25:43.24 ID:q4TEImM5
へえ
89名無しのひみつ:2013/08/16(金) 14:38:23.20 ID:wuuzy+1x
>>87
この話だと季節移動より1日での移動距離のほうが重視されてる
90名無しのひみつ:2013/08/16(金) 20:58:20.51 ID:JK7aXWwq
ここまで鯨骨生物群集の話題無し
91名無しのひみつ:2013/08/16(金) 21:00:00.82 ID:SfDtIjFJ
外洋の海底も栄養不足だからなあ
92名無しのひみつ:2013/08/16(金) 21:10:04.31 ID:tZSbSiNE
海洋生物は2%の海域に何割が集まってたんだっけ?
8か9だったと思うけど
そのぐらい偏ってるんだよな
93名無しのひみつ:2013/08/16(金) 21:11:41.17 ID:mJNg5iBQ
>>89
一日の移動距離もシカやクマ程度以上の大きさだだったら
サイでもゾウでもそんなに変わらなそうな気がするけどどうなんだろ
94名無しのひみつ:2013/08/16(金) 21:31:46.98 ID:wuuzy+1x
>>93
原データみると自分にもそう見えるが回帰直線使ってるっぽ
それはそれとして体が大きいほど消化管の中に滞留する期間は長いと見てよさそう
95名無しのひみつ:2013/08/16(金) 22:19:03.03 ID:mJNg5iBQ
>>94
でも多くの動物は行動範囲に限りがあるから
消化管の中に滞留する時間がある程度以上に長くなったら
縄張りの中を1周するか2周するかの違いになったりしないかな?

もちろん大型動物は縄張りも相応に広いだろうけど
群れで暮らす偶蹄類なんかは餌の要求量を考えると
単独の大型獣よりも広範囲を動き回ってるんじゃなかろうか。
96名無しのひみつ:2013/08/17(土) 07:07:38.28 ID:1e+IdvP1
>>48
ゴミは焼却して大気にばらまき、糞尿は下水で川・海に流してるから人間は貢献してない
海鳥は陸の奥地まで行かないから貢献してない
97名無しのひみつ:2013/08/17(土) 14:12:47.04 ID:1qEYMAwb
鳥でオアシス間を飛んで移動しているサケイなんかは
かなり物質移動に寄与してないかな?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%B1%E3%82%A4

分布
ゴビ砂漠のサケイ

旧北区。中国北部から、モンゴル、中央アジアのカスピ海東岸までの内陸に生息する。

通常は渡りをしないが、個体数が増えたときは遠方まで飛ぶことがあり、1906年にはヨーロッパに大群が訪れた。日本では迷鳥で、10例ほどの観察記録がある。
98名無しのひみつ:2013/08/17(土) 14:45:47.15 ID:hLnXYC7b
大型動物の糞って、そんなに広く土壌にいきわたるかな?
鳥の糞なんかと比べてすごい局在するような気がするんだが
素人考えでは、土壌の栄養についてはミミズとか線虫とかの影響の方が強いような気がするんだが
99名無しのひみつ:2013/08/17(土) 14:55:14.52 ID:1qEYMAwb
>>98>大型動物の糞って、そんなに広く土壌にいきわたるかな?

大陸内陸の乾燥地にはこいつがいる

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%99

糞を数10メートルにわたって分散させてしまう
しかも地下にわざわざ埋めて、食ったり、幼虫の餌にしたりするから
その後土壌に定着しやすい
100名無しのひみつ:2013/08/17(土) 15:03:03.46 ID:TAyJ8bjh
汚物は消毒だあぁ!
101名無しのひみつ:2013/08/17(土) 15:21:48.96 ID:1qEYMAwb
でもフンコロガシにしても、定期的に大型動物が糞をしてくるところしか生息してないよなあ

彼らは羽化の時期に雨が降るか、横の河川が増水する(ナイル川など)でないと
糞玉から脱出できない
102名無しのひみつ:2013/08/17(土) 16:03:03.96 ID:3kDNHSUh
というか大型動物だって数十キロ、場合によっては数百キロ移動するから
それだけ動けば意味的に十分だとは思うが。いなければゼロ移動だし
103名無しのひみつ:2013/08/17(土) 16:17:40.90 ID:1qEYMAwb
ポテンシャルの低いところに落ち込むタイプの拡散方程式

これにポテンシャルに逆らう力を付け加えた
そういう事か?
104名無しのひみつ:2013/08/18(日) 22:07:14.81 ID:xDMAFG7h
古澤教授ってたしかと思ったら思い出した。
アマゾンかなんかで本が分かりにくいと批判されてた人だな。


量子力学を研究している者ですが、大変わかりにくい本でした。

本書は、原理的に全く同じことを、3回説明しています。
その「原理」こそが量子テレポーテーションの肝で、筆者はそれだけでも分ってもらいたく、丁寧に記述しているつもりなのだと思います。
しかし、それが全くの逆効果で、量子力学を履修した人にとっては、くどく感じる割には、本書の説明では溜飲が下がらないでしょう。
また、入門者にとって分り易いかといえばそうではなく、「分らないのが当然。量子力学を勉強しなさい」という一言で、説明を放棄している部分も多々あります。
おそらく分った気にすらならないでしょう。
また、文章自体も読みにくいです。

そもそも、筆者自身が述べているように、エンタグルなどの概念は、数式を使わないでは説明が困難です。
しかし、必要な数学はそれほど難しいものではないので、同じことを難易度を変えて3回も説明するくらいなら、初めの1章で必要な道具立てをするべきだったと思います。
105名無しのひみつ:2013/08/18(日) 22:09:31.00 ID:y2yzOLVE
誤爆?
106名無しのひみつ:2013/08/18(日) 23:46:06.57 ID:fIU7w0oK
誤爆だな
107名無しのひみつ:2013/08/18(日) 23:54:21.08 ID:oIn/ZhSG
>>103-104 

【光粒子】東大、「量子テレポーテーション」を100倍以上高効率化−無条件動作可能な新方式
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1376524046/

まあ、拡散方程式とシュレディンガー方程式って係数が実数か虚数かの違いな訳だけどねえwww

生物の個体数は自然数またはゼロだから、計算でマイナスになったり小数になったり発散したらダメなんですよ
ポリゴンから周りに移動する個体数を求めるのに、最後の余りをランダムにどちらの方向に移動したことにするか
丸めるかで苦労する
108名無しのひみつ:2013/08/19(月) 02:16:40.36 ID:ulWGDPz0
すんません誤爆してました。
109名無しのひみつ:2013/08/19(月) 09:13:06.57 ID:bCBwXSat
重力による無機塩類の輸送とか
動物がそれに逆らう方向に移動させるとか

アマゾン川は貧栄養だが、あれでもアンデスの新しい母岩が侵食されて出来た粘土とかが
混ざっている分だけ、まだマシw

ブラジル中部内陸のカンポグランデなんか完全に痩せ切っている
日本企業と日系移民が1970〜80年代ごろに必死で土地改良を行って
作物生産量を上げたなんて事例もあるにはあるが、まあ要するに人手を加えないといかん
110名無しのひみつ:2013/08/21(水) 20:41:24.60 ID:W3ujrLlc
火葬止めて、土葬に→疫病の原因に 難しい
111名無しのひみつ:2013/08/22(木) 12:05:26.98 ID:cSBNBfCT
それはない。欧米では最近は火葬も増えつつあるが、別に特段に病気が流行ってるわけじゃないしな。
ゾンビ映画とかで墓場から人が出てくるわけだが、あれは火葬ではあり得ないわけでね。
112名無しのひみつ:2013/08/23(金) 17:34:02.88 ID:S/MJQWTx
      ,,、,、、,,,';i;'i,}、,、
       ヾ、'i,';||i !} 'i, ゙〃
        ゙、';|i,!  'i i"i,       、__人_从_人__/し、_人_入
         `、||i |i i l|,      、_)
          ',||i }i | ;,〃,,     _) 汚物は消毒だ〜っ!!
          .}.|||| | ! l-'~、ミ    `)
         ,<.}||| il/,‐'liヾ;;ミ   '´⌒V^'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒
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        Y,;-   ー、  .i|,];;彡
        iil|||||liill||||||||li!=H;;;ミミ
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113名無しのひみつ:2013/08/23(金) 23:25:17.80 ID:izIQFr47
火葬止めて、土葬に→ゾンビの原因に 難しい

伝承に出てくるアンデット系は誤葬された生者という気もしなくはないけどな
極限まで飢えてて酷い外見になっていれば充分に誤解含めてありえる範囲
114名無しのひみつ:2013/08/24(土) 21:49:03.11 ID:Gs8FlLvd
>>113
病気等で死んだと思って棺に入れて土葬
=>息を吹き返す
=>土の中から助けを呼ぶ

アンデッド伝説誕生


メガファウナがほぼ消え去ったら
マンアフターマンみたいに人間を素体にメガファウナ作ればいいんじゃない?
115名無しのひみつ:2013/08/24(土) 23:33:58.04 ID:eDy6Ek4X
メガファウナの絶滅が先か人類の絶滅が先か問題だ
116名無しのひみつ:2013/08/26(月) 17:20:40.69 ID:qGXNsX6B
草食動物の減少は乾燥が原因でないの
ま鳥が来ないところではカルシューム リンも来ない
水さえ豊富なら
溶岩の台地も数百年でジャングル
117名無しのひみつ
溶岩は熱帯だと100年以内にミネラル源になってしまう
玄武岩質なら植物大喜びだよw