微小リボ核酸ないと排卵障害 不妊の原因、大阪大が解明
微小なリボ核酸(マイクロRNA)のうち特定の種類のものがないと、不妊症の原因になる排卵障害が起きることを
大阪大微生物病研究所のチームがマウスで解明し、13日付の米科学誌サイエンス電子版に発表した。
排卵がないと精子と受精できず、不妊になる。
チームの蓮輪英毅助教は「排卵障害のメカニズムに新たな視点が加わった。診断の目印として役立つ可能性がある」と話している。
マイクロRNAはさまざまな遺伝子の働きを調節する物質。
チームはこのうち、脳下垂体に多くあるmiR―200bとmiR―429という2種類を持たないようにしたマウスの雌は、妊娠しにくいことに着目した。
2013/06/14 03:00 【共同通信】
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●微小リボ核酸ないと排卵障害 不妊の原因、大阪大が解明
▽記事引用元 47NEWS 2013/06/14 03:00配信記事
http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013061301001401.html ▽関連
Science DOI: 10.1126/science.1237999
MiR-200b and miR-429 Function in Mouse Ovulation and Are Essential for Female Fertility
http://www.sciencemag.org/content/early/2013/06/12/science.1237999.abstract