【免疫】宇宙空間の無重力状態で培養した血管内細胞をLPSで刺激すると、重力のある状態よりもその免疫応答が低下した

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1ベガスρ ★
"無重力状態での免疫低下、宇宙実験で新たな手掛かり"

米軍の研究チームの22日の発表によると、宇宙飛行士たちの免疫系が無重力状態では機能しにくい原因に関する
新たな手掛かりが、2年前宇宙へ旅立った実験によってもたらされた。

研究チームは、血管の内側にある細胞を国際宇宙ステーションへ送り、6日間休ませた後、
この細胞を「敗血症」として知られる血液の感染症を広範囲に起こす強力な内毒素(エンドトキシン)である
リポ多糖(LPS)に導入した。

単純に6日間宇宙で過ごさせた後に細胞は遺伝的変化を示し始めたが、これは無重力状態での免疫低下に典型的な変化で、
宇宙飛行士によくみられる状態だった。

米ボストン(Boston)で開かれた実験生物学のカンファレンス「エクスペリメンタル・バイオロジー2013
(Experimental Biology 2013)」で発表を行った米陸軍衛生司令部(US Army Medical Command、MEDCOM)
統合システム生物学プログラムを率いるマーティー・ジェット(Marti Jett)氏は
「作動薬を加えたが反応しなかった」と報告した。研究チームは同じ実験を地球上でも再現し、
通常の重力状態での感染の進行と宇宙でのそれを比較した。これらの実験は敗血症の治療に新たなヒントとなると期待される。
 
米国では毎年約75万人が敗血症にかかっている。敗血症は治療しなければ死に至ることもあり、
手術後の主な死因の一つでもある。

AFP 2013年04月25日 14:31
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2940692/10639581

Weaken investiga Army Me immun - Experimental Biology (PDF)
http://experimentalbiology.org/EB2013/pages/upload/file/EBWeb%20-%20042213%20at%201230pm%20-%20ASBMB%20-%20Space%20Immune%20System%20-%20EB2013%20-%20FINAL.pdf

関連
Transcriptome characterization of immune suppression from battlefield-like stress
http://www.nature.com/gene/journal/v14/n1/full/gene201249a.html
2ベガスρ ★:2013/04/25(木) 18:15:03.70 ID:???
>>1
血管内細胞→血管内皮細胞
3名無しのひみつ:2013/04/25(木) 18:28:22.05 ID:7oZNN6mE
血管内皮細胞はずり応力に反応するから…。
重力が違えば差が出る可能性はあるだろうけど。
しかしシャーレ内でこんな実験して意味あるのかね。
4名無しのひみつ:2013/04/25(木) 21:02:11.01 ID:fhfmANSx
有人火星飛行・・・・オワタ
5名無しのひみつ
宇宙飛行士になりたがるバカが減るだろうな。