生きた虫、電子顕微鏡で観察=保護膜開発―工業、医療応用に期待・浜松医大
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130416-00000014-jij-sctch 虫などを電子顕微鏡の真空容器に入れると、通常は干からびて表面がしわくちゃになる。
しかし針山教授らは、ショウジョウバエの幼虫が容器内でも生き続け、観察できることを発見。
体の表面を調べたところ、幼虫が体を守るため分泌している物質に電子線が当たって化学反応が起き、
厚さ50〜100ナノメートル(ナノは10億分の1)の保護膜ができていた。
針山教授らは保護膜を人工的に再現するため、キャンディーなどに添加される界面活性剤「Tween20」を
1%入れた溶液に電子線などを照射して膜を作る技術を開発し、特許を出願した。