【エネルギー】生きた微生物が電気エネルギーを作り出す仕組みを解明/東京大

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「微生物発電」能力は従来想定の1000倍超 東大
ttp://www.nikkei.com/article/DGXNASGG2603U_Z20C13A4TJM000/
 東京大学の橋本和仁教授らは南カリフォルニア大学との共同研究で「電気を作る微生物」が従来の
想定よりも1000〜10万倍の発電能力を持つことを突き止めた。微生物発電は燃料電池などと比べて
効率の悪さが実用化への大きな課題だったが、道が開ける可能性が出てきた。
 研究成果を米国科学アカデミー紀要に発表した。
 微生物の中には汚水に含まれる糖などの有機物を分解すると同時に電子も生み出すタイプが存在する。
橋本教授らはその一つである「シュワネラ菌」を使い、乳酸の分解工程を詳しく調べた。
 菌表面に電子を運ぶ物質がわずかに結合していた。菌を電極に直接付ければ、たくさんの電子を
取り出せ、多くの電気が得られることが分かった。
 今後は微生物に付けやすく、電子を簡単に取り出せる電極の構造を工夫する。