【天文】年末に接近するアイソン彗星の活動状況

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1白夜φ ★:2013/04/06(土) 16:01:21.34 ID:???
年末に接近するアイソン彗星の活動状況

【2013年4月4日 NASA】
今年末に太陽に接近し、大彗星になると期待されるアイソン彗星(C/2012 S1)。
アメリカの研究者らが観測した今年初めの活動の様子と、それに基づいた現時点での予測が発表されている。
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彗星の本体である核は、よく「汚れた雪玉」と称されるように、氷と塵が混じり合ったかたまりだ。
太陽系の果てからやってきて、太陽〜地球の距離のおよそ3倍以内まで太陽系の内側に入ってくると、
熱で氷が気体に昇華して塵とともに噴き出し、太陽の光を受けて明るく見えるようになる。

昨年9月に国際科学光学ネットワーク(ISON)のロシアチームによって発見されたアイソン彗星(C/2012 S1)は、今年11月末に太陽に最接近する。
まだ遠くにあり最接近までは間があるものの、数十年に一度の大彗星との呼び声も高く、すでに地上望遠鏡や天文衛星による集中的な観測が始まっている。

米・メリーランド大学カレッジパーク校とローウェル天文台の研究者らは、NASAの天文衛星「スウィフト」の紫外線・可視光望遠鏡で2か月間にわたって彗星の活動の様子を観測した。

太陽から7億4000万kmの距離にあった今年1月末の時点で、彗星が噴き出す塵は毎分50t以上。
それに対し水分の放出は毎分たったの60kgだった。
まだ遠すぎるため水の氷はほとんど見られず、水より低温で揮発する二酸化炭素や一酸化炭素が彗星活動の中心となっている。

こうした活動の様子から彗星核のサイズが推算され、幅約5kmと彗星としてはごく平均的な数値が出されている。
今後水分も噴き出すようになり、順調に増光していくかどうかについては「期待が持てる、としか今は言えない」(ローウェル天文台のMatthew Knightさん)とのこと。
期待に応えてくれそうかどうか、太陽系の中心部に近づくにつれ明らかになってくるだろう。

最初のハイライトは10月1日。
火星から1080万kmまで接近した彗星を、火星の探査機がとらえるかもしれない。

11月28日の近日点通過では、太陽表面からわずか120万km(参考:太陽直径=約140万km)のところをかすめる。
彗星表面からは昇華した氷や塵が激しく噴き出し、太陽の光を手でさえぎるだけで見えるほど明るくなるかもしれない。

こうした太陽表面すれすれを通過する「サングレイザー」(graze=かすめる)は熱の影響で壊れてしまう心配もあるが、アイソン彗星はそうはならないとKnightさんら研究チームでは想定している。
「私達の推算では、幅が10%ほど縮んでしまうものの、完全に破壊されることはないようです」。
大量の氷が昇華することで冷やされ、それほど表面温度が上がらないのだという。

太陽との最接近後、アイソン彗星は12月26日に地球から6400万kmの距離を通過する。
その時「世紀の大彗星」として私達の目の前に現れるかどうかはこれからのお楽しみ。
いずれにせよ、天文学者たちは今後の観測でこの訪問者を研究しつくす計画だ。
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▽記事引用元 Astroarts 2013年4月4日配信記事
http://www.astroarts.co.jp/news/2013/04/04ison/index-j.shtml

▽関連
NASA SWIFT Mssion
NASA's Swift Sizes Up Comet ISON
http://www.nasa.gov/mission_pages/swift/bursts/ison.html
2名無しのひみつ:2013/04/06(土) 16:14:56.95 ID:BhFKDl54
>>1
ジュッと蒸発に500イカロス
3名無しのひみつ:2013/04/06(土) 16:16:14.91 ID:P05eI1CQ
 
     ,ィ, (fー--─‐- 、、
.    ,イ/〃        ヾ= 、
   N {                \
  ト.l ヽ               l
 、ゝ丶         ,..ィ从    |
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.    |fjl、  ̄.リj^ヾ.)  ̄  ノ レ リ   __|  `
    ヾl.`ー- べ!゙‐ ` ー-‐'  ,ン   \  なんてこった
      l    f,.ニニニヽ u /:|   _∠,
       ト、  ヽ.__.丿  ,イ |     /  そういうことか!
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  -‐''「 F′::  `:ー '´  ,.'  フ >ー、   l/、  ,ヘ
    ト、ヾ;、..__     , '_,./ /l       ∨
   ヽl \\‐二ニ二三/ / /
4名無しのひみつ:2013/04/06(土) 16:21:02.68 ID:RApwzj58
どうせ南半球でしか見れないんでしょ
5名無しのひみつ:2013/04/06(土) 16:54:10.14 ID:9mLIArr2
映画スペースバンパイアみたいな美女が来ないかなw
6名無しのひみつ:2013/04/06(土) 22:03:26.97 ID:KyAKLup7
大気圏に再突入させるカプセルなんかも表面の素材を蒸発させて内部の温度を保ってたな
7名無しのひみつ:2013/04/06(土) 22:24:15.09 ID:U3n7mo3Q
>>4

大彗星ってことごとく北半球では見れないんだよなぁ。
不思議だよなぁ。
8名無しのひみつ:2013/04/06(土) 23:25:53.15 ID:59rh4LH5
南半球か…
オーストラリアに観測ツアー行ってみたいな
さぞやきれいな天体ショーが見れるんだろうな
9名無しのひみつ:2013/04/07(日) 02:32:06.51 ID:M+yYBXWq
アイソンは日本でも接近から遠ざかるまで全部OK。
ただし早朝。。。夕方も全期間ではないが十分見れる。明るければ。。
10名無しのひみつ:2013/04/07(日) 20:17:58.50 ID:bMZjUTnt
おー、これは期待できる
11名無しのひみつ:2013/04/07(日) 20:48:54.28 ID:wRRiGNfO
哀損
パンストの悲劇再び。
12名無しのひみつ:2013/04/07(日) 21:01:21.13 ID:iJb1FXYI
チョンコ、ピンポイントで
13名無しのひみつ:2013/04/07(日) 21:46:06.87 ID:jwla53TF
太陽に接近でした後地球のすぐそばを通るんだろ?これ
太陽との接近で予想以上に崩壊したら、その一部が地球に落ちる予感…
14名無しのひみつ:2013/04/08(月) 17:31:08.17 ID:7ayZ150F
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E8%B0%B7%E3%83%BB%E9%96%A2%E5%BD%97%E6%98%9F_(C/1965_S1)

池谷・関彗星は推定−17等級まで行ったんだね。
これくらい明るく見えるといいね。
15名無しのひみつ:2013/04/08(月) 19:31:58.51 ID:h3oa8GDX
渋谷霞ヶ関に見えたのはマボロシー
16名無しのひみつ:2013/04/09(火) 08:40:31.83 ID:ciuabjFb
11月下旬〜12月は早起きしないと。
17名無しのひみつ:2013/04/10(水) 06:59:08.41 ID:Q+vn3r/g BE:3690502676-2BP(0)
金星起動のあかつきから観たら…
18名無しのひみつ
>>7
大彗星を量産しているクロイツ群の元になったといわれる巨大彗星の軌道に近いものが多いからじゃないのかな