【農学／生物】イモ類に寄生する害虫アリモドキゾウムシを根絶事業中の農林水産省　「根絶達成」世界初宣言へ

農林水産省那覇植物防疫事務所は１１日、久米島で実施していたイモ類に寄生する
移動規制害虫アリモドキゾウムシの根絶を確認するための駆除確認調査を終え、
「技術的に根絶が達成された」と発表した。

諸手続きをへて「根絶宣言」となれば、アリモドキゾウムシの根絶宣言は世界初となる。

今後、農水省が開催する植物検疫法に基づく専門家らの公聴会やパブリックコメントの実施、
省令改正の諸手続きを経て、久米島をアリモドキゾウムシの移動規制対象地域から解除する。

ただ、イモ類にはもう一種の病害虫イモゾウムシが寄生するため県外出荷の解禁とはならず、
県では引き続き久米島全域でのトラップ調査やイモゾウムシの寄生する植物の調査などを継続する。

県では１９９４年度から根絶防除事業を実施。国の駆除確認調査は、これまで２回（２００２〜０３年、
１０〜１１年）行われてきたが、一部の発生などで根絶には至らず、今回が３回目の調査だった。


▽記事引用元　：　沖縄タイムス　2013年1月12日 09時43分
　http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-01-12_43838
沖縄県病害虫防除技術センターより　アリモドキゾウムシとは
　　http://www.pref.okinawa.jp/mibae/ari/index.html
農林水産省植物防疫所　イモゾウムシ及びアリモドキゾウムシの緊急防除について
　http://www.maff.go.jp/pps/j/information/kinkyuboujo/

ヒトモドキもたのむ

そんな宣言したら嫉妬に狂った隣人がばらまきに来るんじゃないか

>>3
だよねー

.
　果てしのない戦いだよね、人間対昆虫の。

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チャン、チョンの根絶も頼む

後で、アリモドキゾウムシのDNAが必要になって後悔したりしてなぁ
絶滅したらしたらで、他の生態系に影響が出て結局は人類の損なんじゃね？

そういやカルビーは違法に検疫スルーして輸入したじゃがいもでシストセンチュウばらまいてたな

朝鮮のキムチの検疫いつ復活させるんだろうな

プレゼントほしいﾆｶ？

>>9キモイな。外国のいも菓子はヤバいな
http://www.alic.go.jp/starch/japan/report/200906-01.html

>>8これは元々熱帯の虫で日本内地にはいなかったのが、昭和中期くらいに侵入してきたんだ

アリモドキゾウムシがサツマイモを食うと、イモがものすごく苦くなる
ブタすら食わないほどになる
この虫が大発生すると、サツマイモのイモも茎もボロボロになる

腰がきゅっとくびれてスタイリッシュで、翅がメタリックなダークグリーンで綺麗なのは良いが
作物の大害虫だからたまらんね

まあ根絶できたのはめでたいでしょ

同じく南方産で、サツマイモなどヒルガオ科を食って綺麗な虫といえばこれ
タテスジヒメジンガサハムシ
http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/html/kyo/seibutsu/doubutsu/09kochu/hamushi/tatesuji/01.jpg
メタリックなエメラルドグリーンが綺麗
でもこれは生きている時、翅に水分が含まれている時にしか見られず、標本にするとくすんだ茶色になってしまうのだ

日本でゾウムシ類で大きくて目立つ侵入害虫としてはヤシオオオサゾウムシとか、近年一部地域で
フェモラータモモブトオオハムシなんてのが確認された、というニュースがある

アルファルファタコゾウムシもなんとかしてくだちい
その名の通りアルファルファの種にまぎれて来日しました
日本中でれんげ草が壊滅状態です

サカイ引越センターは、コクゾウムシ入り米をキャンペーンでプレゼントしてたな
新居先の米びつや砂糖やグラノーラにも入り込んで爆発的に繁殖してたし


食べ物がコクゾウ色でうじゃうじゃ黒くなってたな。炊きたて飯に足の生えた黒い点々とかな
画期的な嫌がらせキャンペーンだったのかもな。被害額はうちにとってわ結構なものだった

>>14
蓮華減ってるのはそれの影響かいな

>>16
被害の様子：個人ブログ 2009-05-22
ttp://blog.goo.ne.jp/shioda_zoen/e/7db2528a62afc0263d653c41da03b033

侵入生物データベース：アルファルファタコゾウムシ
http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/60120.html
(分布図)http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/image/map/60120.gif

関東地方におけるアルファルファタコゾウムシの分布
http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nilgs/2003/nilgs03-61.html
(分布図) http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/ch03061_z1.gif

まあ、お隣から持ち込まれないように気をつけてくださいよ。

>>18
まぁ、手遅れだわな。

久米仙作り放題だな。

>>14
花壇のレンゲを駆除するのに使える？

これは余談になるが....

ここ数年、沖縄の景観を変えてしまった外来昆虫デイゴコバチ
ハワイではフィールドでの天敵作戦が成功したそうな。

New predator checks Hawai‘i’s gall wasp epidemic(2011)
http://scienceline.org/2011/01/wasp-wars/

フィールドテストでデイゴコバチ専門の天敵Eurytoma wasps
(Eurytoma erythrinae)を放ったら、デイゴの再生にはっきり
効果がでた。　実はもう１種、デイゴコバチ天敵作戦の天敵
候補(Aprostocetus nites)がいたのだが,こっちの方のフィール
ドテストは止めとこう

つ[Erythrina gall wasp]

>>21
訂正　正確な和名はデイゴコバチじゃなくて、デイゴヒメコバチです。

農林水産省、農林利権の手配師、国の一級害虫。撲滅は至難。

ようヒトモドキ

よーしパパ、沖縄から紅芋持ち込むぞう！

あんなちっちゃい物を本当に根絶できるんだろうか
どっかしらで生きてる気がする

チョウセンヒトモドキも根絶してください。

まあ熱燻蒸すれば、イモを殺さずゾウムシを殺して、
本土持ち込みしてもいいらしいんだが、ゾウムシの被害に
あったイモは味が悪くなる>>13
沖縄ではサトウキビの裏作で、秋〜春にサツマイモが
栽培可能なんだが、ゾウムシは何とかしたいなあ。

遺伝子組み換えの不妊攻めか何かかと思ったが、
感染地域で餌になる作物作らずに兵糧攻めする力技？

>>16
言われてみれば見かけないな最近

それよりかコメにつくコクゾウムシをどうにかしてくり


.

私らゾウムシも必死に生きとるんやで
それだけは、それだけは忘れんといて

>>29
サツマイモのお仲間のヒルガオ科の野草(宿根草)があるので、
兵糧攻めは難しいでしょう。　基地に手が出せない問題もあるし

>>29
不妊虫放飼らしい。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-201275-storytopic-1.html

滅ぼしちゃってもいいのかよと思ったけど、世界中にいるのか。

>>33-34
食物絶ったくらいじゃ虫は根絶できないか
やっぱり不妊作戦は強いな

つまり、日本のテレビにおかまが出まくってるのは、日本人断種計画だったんだよ!!

>>21
スズメバチとか巣の近くに放せば退治してくれるんじゃないか

>>13
南蛮かぶれの織田信長みたいな虫だな

ところで

アリモドキ

とつくと、ゾウムシもイメージするがカッコウムシというのが先に出てくるんだよなｗ

今夜風呂を掃除していたら、洗剤トレーの底からゾウムシが出てきた。
寒いのか、凄くのそのそ動いてた・・・　そのまま排水溝に流したけど。

そのゾウムシのサイズはどれ位だ？

ゾウムシって成虫の寿命が幼虫の寿命よりやたら長い
そして硬い体を持ち、乾燥や絶食にも耐え、好条件になって交尾すると
大量に産卵する

続いてたんだなあ、「害虫絶滅工場」。

>>27チョウセンヒトモドキはこいつ自体が毒だから殺虫剤はきかない、しかも日本人に擬態してしまうからしまつが悪い(名前まで日本人に変える)。見分け方は韓国の悪業を晒せば途端にファビョるのでそこで駆逐しましょう。
生殖能力はあるらしいがオスの性器は極端に短い

>>43
「害虫殲滅工場」だな。

ヒトモドキチョンムシの駆除はよ

アリモドキゾウムシ　http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/a4/ccb53047c0b6c431d06cc323de81b456.jpg

格好は面白いが大害虫

>>13ヤシオオオサゾウムシ　http://www.museum.kyushu-u.ac.jp/INSECT/15/15-3-1p.jpg
口も入れて4cm強。朱色が美しいがヤシ科の害虫

フェモラータオオモモブトハムシ　http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/37/c138e0505ff6fd0caabef0d61e1990f9.jpg
日本で見つかっているのはピンクっぽい紫の個体が多いようだが、原産地では緑や青など様々な色のものがいる
http://www.godofinsects.com/files/7412/7632/8968/171_8.jpg
フェモラータオオモモブトハムシの幼虫はクズの茎に虫こぶを作る
そしてたくさん捕まえて、炒って食べると美味と書いてあるｗ
杏仁豆腐っぽい香りがあるとの事

フェモラータオオモモブトハムシは日本ではクズの茎に入るが、クズは豊胸の薬草として
知られる、タイ〜ミャンマーのガウクルアと同属である(実はDNAではかなり異なり、今後別分類になるかもという)
しかし原産地でガウクルアを食べるという話は今のところ無い
まあ、マメ科植物でつる性のものに食い入るというのは良く知られているが

オオモモブトハムシではブケットモモブトハムシという種類が最も大きく、最も美しい
http://www.zin.ru/animalia/coleoptera/images/h_1000/Sagra_buqueti.jpg
この種類は最大体長35mmになり世界最大のハムシの1つとも言われる
またハムシはキラキラ光る種類は多いが、その中でもこんな虹のような光沢を持っていて
しかも大きい種類はいないので、世界で最も美しいハムシの1つではと考えられるのだ
この種類は寒さに弱いと思われるので、日本に帰化はしないだろう
原産地も、東南アジア熱帯雨林でも一番高温多湿であるマレーシアやスマトラやジャワでしか見られない

タテスジヒメジンガサハムシやジンガサハムシも金属光沢は美しいが、水分が無いと構造色が機能しなくなって
光沢を失って茶色になってしまう
オオモモブトハムシ類は死んでも光沢が残る

ジンガサハムシとかカメノコハムシとか言われる仲間は形も面白いが、南米のブローチハムシ類は
http://thebefuddledloris.files.wordpress.com/2012/08/polychalca-variolosa_dorsal.jpg
http://thebefuddledloris.files.wordpress.com/2012/08/omocerus-spp.jpg
こんなに美しく、また硬いので、ネクタイピンの飾りにされた事もある

ユーキャンの通信講座でビーズによる工芸を作る講座なんてのがある
フェモラータオオモモブトハムシを取ってきて、これの翅をパンチでくり貫き
これをプラスチックで固めて、オリジナルのビーズを作る物好きもそのうち現れるかどうか

こういう甲虫はモルフォ蝶の様に、色素ではなく構造色で
光沢を出してるから、標本にしても押し花みたいに色あせたり
しない。　アクセサリーに加工もできるだろう。
光沢を保ったン千万年前の甲虫の化石が見つかったりするくらいだ
科学で説明できない現象ではないが、その光沢を見ると不思議を感じる。

>>48空気中内限定の反射や屈折、干渉を組み合わせた構造色なら色褪せないんですがねえ

ジンガサハムシは、その色が現れるのが、翅に水分を含んでいる時限定なんですよ
だから標本にしても水に濡らせば色が出る

一方、ブローチハムシなんかは水分に頼らず表面の反射で勝負している(細かなディンプルで
反射の位相差を作り、強め合う波長の光だけを見せる)ようにしているので
いつまでも輝きが残る

アリモドキゾウムシも色は赤い胸とダークグリーンの光沢ある翅が綺麗で、標本にしてもその輝きは褪せない
でも害虫
胸の赤い色は色素だっけなあ