【感染症】ノロウイルス、和式トイレで感染拡大か…臀部や手首周辺など様々な部位に汚染便が付着/長野県北信保健福祉事務所

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1チリ人φ ★
ノロウイルスに感染する人が増加しているが、英、リーズ大学のMark Wilcox教授らが調査した結果、
用を足した後トイレのふたを閉めないまま水を流すと、便に含まれているウイルスや細菌が空中拡散してしまい、
感染を拡散する可能性が高いということがわかった。

これと似た実験を、日本国内でも行っている。実験を行ったのは、長野県北信保健福祉事務所である。今回の
調査では擬似水様下痢便を用いて、和式トイレの場合にはどのように飛散するのかということを調べた。

またその際に周囲の状況だけでなく、被服や肛門周辺を拭きとった手がどのぐらい汚染されているのかという
ことについても調査した。

和式トイレで水様下痢便を出した場合には、便器周辺のかなりの部分に飛散し、それ以外にも臀部周辺の
広範囲や、ズボンの裾、かかと部分にも多く便が飛散するということが判明した。

肛門に付着している便を拭きとった場合にはトイレットペーパー以外にも、使用した手や手首、手首周辺を
覆っている袖口にも便は付着していた。

この実験の結果、和式トイレの場合は、便器周辺にも多くウイルスや細菌を含んでいる便が飛散するという
ことと、ズボンや靴などの着用している被服が汚染されるということがわかった。また和式トイレ、洋式トイレ
関係なく、臀部周辺の広範囲にわたって便が付着するため、下着やズボンなどにも汚染が拡大しやすい
ということが判明した。

そのためノロウイルスなどの感染症が拡大しないようにするためには、適切な清掃、和式トイレを使用する
場合には上着を脱ぐ、専用の履物を使用する、手洗いを徹底し消毒を行う、などが重要である。

http://www.qlifepro.com/news/20130109/or-the-spread-of-norovirus-squat-toilet-contaminated-stool-to-adhere-to-various-sites-such-as-around-the-wrists-and-hips-turned-out-to-test.html

http://www.qlifepro.com/rssCollection/rssimg/11608cf04db214e2c01b70cbb2ed1c62/3a534929151c01145d26e8cfc859b5f3.jpg

実験結果 pdf
http://www.pref.nagano.lg.jp/xeisei/hokuho/syokuhin/toilet%20noro.pdf