【化学】東大と九大、安価な鉄錯体による常温常圧でのアンモニア等価体の合成に成功

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36名無しのひみつ
「ハーバー・ボッシュ法」工業化100年、アンモニアに再び脚光
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720130107eaad.html
いまだに基本原理は覆されていないが、長年の課題だった合成プロセスの省エネルギー化は進んでいる。
そして今、アンモニアがエネルギー媒体として注目され始めた。

アンモニアを省エネ製造する触媒 東工大や東大
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG31003_W3A100C1TJM000/

東工大・細野教授ら、新規ルテニウム触媒によるアンモニア合成で緊急シンポ開催
http://sustainablejapan.net/?p=3301
ハーバー・ボッシュ法による高温高圧でのアンモニア量産プラントは、100年の歴史の中で
確立された技術である。新規ルテニウム触媒の特徴である低温低圧プロセスでこれを
単純に代替しても、すぐに省エネルギー化が図れるわけではないことが分かる。

新規ルテニウム触媒が本当の意味でハーバー・ボッシュ法を超えるインパクトを持つのは、
エネルギーをアンモニアの形態で保存し燃料電池用の水素生成に使用したり、あるいは
アンモニア発電所で直接燃焼させることで、二酸化炭素の排出がないクリーンな
エネルギー循環が実現するときかも知れない。

「アンモニアによる安価で効率的な再生可能エネルギー貯蔵技術」 デンマーク工科大Riso国立研究所らが開発推進
http://sustainablejapan.net/?p=99

臭いアンモニアから、明るい未来が見えてくる
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/nishiba/img/interview01.pdf