【生化学】微生物を金属・樹脂表面に瞬間付着する接着たんぱく質発見/名大

　【名古屋】名古屋大学大学院工学研究科の堀克敏教授らは、金属や樹脂、ガラスの表面に大腸菌などの
微生物を瞬間的に付着させる新しいたんぱく質を発見した。　接着性が高いバクテリアから生える繊維状の
たんぱく質で、接着性のない微生物に導入すると、微生物が材料表面に付着する。化学品やバイオ燃料の
生産効率化につながる。　堀教授らが発見したのは、アシネトバクターというバクテリアから生えるたんぱく質。
アシネトバクター自体もほかの微生物に比べて接着性が高く、そこから生えていた粘着性の毛を分析した結果、
たんぱく質と分かった。　このたんぱく質が生えている微生物は、金属のような親水性の物質でも樹脂のような
疎水性の物質でも付着する。微生物をスポンジなどに固定して連続的に化学反応させれば、化学品などの
効率良い生産が可能になる。実用化に向けて大手化学会社と共同研究を始めた。

▽記事引用元 日刊工業新聞(2012年11月21日)
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720121121eaaz.html


▽PLOS ONE
「AtaA, a New Member of the Trimeric Autotransporter Adhesins from Acinetobacter sp. Tol 5 Mediating High Adhesiveness
to Various Abiotic Surfaces」

蒸着！

プランクトンレベルならイガイ・フジツボなどのも使える
日本の接着技術・医薬応用は行けるぞ

凄いな！　応用製品が一つでも先行すればとても儲かる分野になるかも。

瞬間有機接着剤

逆の研究を期待したい、
漁業に使う魚網や船などに海藻などの幼生が付着するのを阻止できるようにして
ほしい。
魚網はそれを防ぐため有毒な物質を塗るのが問題になってる。

まりも（阿寒湖の丸い藻）ができる原因を探るヒントになるかも
まりもは小石などに藻が付着してそれが回転しながら大きくなるのだが
それと似たような原因で付着するかもしれない。

基板上で微量の生化学的反応を起こすのによいのではないか
応用としては体外診断とかなあ

>>6
あれ？船底に微弱な電気を流して防ぐ技術でどっかが特許取るんじゃなかったっけ