【真贋鑑定】“若きモナリザ”の真贋めぐり美術界で科学鑑定が脚光

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ルネサンスを代表する名画「モナリザ」とは別に、レオナルド・ダビンチ(1452〜1519年)がもう1枚、
モデルの女性の若い日の姿も描いていたとする鑑定結果が発表され、大きな話題を集めた。
20世紀初めに英国で発見された女性の肖像画をダビンチ作の“若きモナリザ”だとする結論を導いたのは、科学技術を応用した鑑定法だった。
一方で、他の研究者からは異論も相次いでいる。
これまでは人間の目と感性をなによりも重視してきた美術史学。
果たして「科学の目」は今後、美術界に次々と新発見をもたらすのだろうか。


■“本物”を若返らせると…
問題の“若きモナリザ”は、1913年に英アイルワースで発見され、現在はスイスの財団「モナリザ基金」が管理している女性の肖像画。
仏ルーブル美術館のモナリザに対し、「アイルワースのモナリザ」とも呼ばれる。
モデルの女性が体をやや右に向けて腕を組むポーズはルーブルのモナリザと同じだが、年齢は明らかにアイルワースの方が若く見える。
財団は今年9月、35年にわたる鑑定の結果、モナリザのモデルとなった女性の若い日の姿をダビンチが描いた真作だと発表した。

鑑定の過程では、エックス線はもちろん、最新の高解像度カメラによる図像分析や統計学的分析など、あらゆる科学調査が実施された。
美術の鑑定では異例の法医学の技術も応用し、ルーブルのモナリザの画像をデジタル処理で11〜12歳若返らせ、アイルワースのモナリザと比較。
その結果、アイルワースはルーブルと同一人物の若い頃を描いたものだと判断したという。

さらに、画家ラファエロ(1483〜1520年)がダビンチを訪ねた際に描いたとされるモナリザのスケッチと、
アイルワースのモナリザの構図が一致することなどから、ダビンチの真作だと結論づけた。

■世界中から相次ぐ「ノー」
しかし、この発表は世界中の研究者の「ノー」の合唱にさらされた。
ダビンチ研究の権威、オックスフォード大のマーチン・ケンプ教授は米ABCテレビなどに、「よくできた複製品」と指摘。
イタリア美術を研究する宮下規久朗・神戸大准教授も「(財団以外で)アイルワースのモナリザをダビンチ作とする専門家はいない」と話す。
宮下氏は、遅筆で未完成作が多いダビンチが同一人物の肖像を何度も描くことは考えられない、とした上で、
実際にアイルワースのモナリザを見た印象として「目と目の間が離れ、ルーブルの本物とは顔が違う。それは模写した画家の癖が出たものだ」と述べた。

■難しい真贋鑑定…レンブラントの半数以上は偽物と判明
もともと、学問としての美術史は、作品を見る人間の「目」を最も大切にする。
このため以前は、自然科学的なアプローチを積極的には採り入れない傾向にあった。
しかし、20世紀後半以降、作品を破壊せずに画材や技法を分析する技術が発達してきたことに伴い、次第に状況が変わっていく。
そして、美術史学と自然科学が融合していく流れを定着させたのが、数多いレンブラント(1606〜69年)作品の真贋を科学調査ではっきりさせようと、
美術史学者らが1968年にオランダで立ち上げた「レンブラント・リサーチ・プロジェクト」だった。
レンブラント作と伝えられる作品は一時は1000点以上に上ったが、プロジェクトの調査によって、その半数以上が贋作と判定された。

現在では、作品の真贋鑑定や作者特定を行う際には、芸術的な様式分析や、
所有者の来歴、文献の調査といった従来の手法に加え、科学調査が「絶対不可欠になっている」(宮下氏)という。

>>2続きます。

ソース:人間よりも「科学の目」? “若きモナリザ”の真贋めぐり美術界で科学鑑定が脚光
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/121123/wlf12112318010017-n5.htm

イメージ:モナリザ基金がスイス・ジュネーブで公開した「アイルワースのモナリザ」(左)。右は仏ルーブル美術館で展示されていレオナルド・ダビンチの「モナリザ」(AP=共同)
http://sankei.jp.msn.com/images/news/121123/wlf12112318010017-n1.jpg
2名無しのひみつ:2012/11/24(土) 11:47:21.45 ID:oIo3ELOM
■CGで制作当時の姿を再現
もちろん国内でも、美術史学への科学の貢献は著しいものになってきている。
昨年末には江戸時代の画家、尾形光琳(1658〜1716年)の代表作で、国宝に指定されている「紅白梅図屏風(こうはくばいずびょうぶ)」(MOA美術館蔵)を
エックス線回折法で調べた結果、中央の流水部分には銀が用いられていたことが判明。
現在の状態とは全く違う、制作当時の華やかな姿がコンピューターグラフィックスで再現された。
今春、神戸市立博物館で開かれた「南蛮美術の光と影」展でも、
同館とサントリー美術館(東京)がそれぞれ所蔵する重要文化財「泰西王侯騎馬図屏風(たいせいおうこうきばずびょうぶ)」をめぐり、大きな発見が公表された。
同屏風は日本の初期洋風画の代表作で、神戸本とサントリー本はもともと一組の大画面と考えられてきた。
ところが光学調査の結果、神戸本とサントリー本では金箔(きんぱく)の厚みや金の純度、緑色の顔料である緑青の成分が異なることが判明。
携わった画家や職人を含め、制作状況に相違点があることが浮かび上がった。

■「科学」だったら信頼できる?
ただ、こうした成果の半面、昨今は科学が持つ高い信頼性のイメージを利用して、世間の注目を集める話題を提供するのに熱心な人たちも現れているようだ。
モナリザをめぐり、今年7月、あるニュースが世界で報じられた。モデル女性の遺骨が見つかった、というものだ。
発表したのは、現在は廃虚となっているイタリア・フィレンツェの修道院で、
地下に埋葬された遺骨の発掘を進めている同国の考古学チーム。この発掘調査は、
モナリザのモデルの有力候補とされるリザ・デル・ジョコンドが1542年に亡くなった後、この修道院で埋葬されたという記録に基づいている。
しかし、発表された“発見”とは、無数に埋まっている人骨のうち、これまでに数体を掘り出したに過ぎない。
同チームは、間違いないと思われる遺骨が出たら、顔を復元してダビンチのモナリザと比較することも計画しているというが、
果たしてこれがイタリアの美術史に貢献するものかどうかは疑問だ。

美術史学が行っている表現様式の分析などと、最新鋭の科学調査から得られるデータ。それらを立体的に組み合わせ、いかに正確で実り多い美術の歴史をつづっていくか。
そのプロセスにはまだまだ成熟の時間が必要であることをアイルワースのモナリザのケースは示しているようだ。

以上、全文です。
3名無しのひみつ:2012/11/24(土) 11:48:08.62 ID:7D3Xp+/N
ふーん
4名無しのひみつ:2012/11/24(土) 11:59:25.28 ID:lNnNQuKJ
まあ、偽物だろうな
人間の目はある意味科学よりも優れている
5名無しのひみつ:2012/11/24(土) 12:02:03.42 ID:iin3d4uV
まぁ、若きモナリザの方が明らかに後世の作品だよなw

原作漫画家の絵が最も良いころの絵と後にアニメ化された時の版権絵を
見比べた時のコレジャナイ感と同じものを感じるよ。
6名無しのひみつ:2012/11/24(土) 12:07:27.39 ID:wPc0QQ6i
ゴルゴ13で贋作製作云々の話あったな
7名無しのひみつ:2012/11/24(土) 12:08:39.14 ID:B/OXUix3
>>5
モンキー・パンチの「ルパン三世」だな。
8名無しのひみつ:2012/11/24(土) 12:19:20.57 ID:Uhkx+xSA
両方贋作なんだ
9名無しのひみつ:2012/11/24(土) 12:20:59.16 ID:6QUi5OpV
ダ・ヴィンチはストーカー
10名無しのひみつ:2012/11/24(土) 12:56:50.76 ID:4ZkUX11d
新宿のひまわりも是非www

偽者に数十億円も払ったバカwww
11名無しのひみつ:2012/11/24(土) 13:01:56.88 ID:waBH1aOo
俺には同じ人物に見えるがな
若きモナリザのほうが新しく見えるのは年老いたダ・ヴィンチの作風の変化によるものだろう
12名無しのひみつ:2012/11/24(土) 13:22:38.23 ID:DsU1/W71
京都の朝鮮人バス"MKBUS"でシー・シェパード(SS)が太地の港にやってきた
京都の朝鮮総連 朝鮮商工会 京都山科 焼肉「じゅん」
海渡雄一 グリーンピース・ジャパンの理事長
海渡雄一 中核派の支援者
海渡雄一 超反日変態毎日放送 VOICE ぼいす/ボイスに大八木友之と言うシンパがいる
       http://www.mbs.jp/news_pgm/
指定暴力団山口組の四代目会津小鉄会の会長であった韓国籍の在日朝鮮人、、創価学会信者でした。
大津の土台人“高山登久太郎こと姜外秀”
海渡雄一  妻は弁護士で参議院議員の福島瑞穂。
 夫婦別姓を実行するため、婚姻届を提出しない事実婚である。
 貯金は夫婦で3億円
豪州ブルームのヒステリックな、日本人墓荒らしの女好き、文化マルクス主義者 坂本龍一
13名無しのひみつ:2012/11/24(土) 13:35:33.86 ID:3A7KHzWm
若い頃は出たての貴重品 キャンバス使えたけど
年取ったら板に戻ったんだね
14名無しのひみつ:2012/11/24(土) 16:30:42.34 ID:Lsi09QKT
>法医学の技術も応用し、ルーブルのモナリザの画像をデジタル処理で11〜12歳若返らせ、アイルワースのモナリザと比較。

これはそれほど科学的とは言いがたいものだろ。
この技術がそれほど当てに出来るようなら菊池桃子の手配写真はもっと似せることが出来たはず。

若い方の絵は、コレジャナイて感じ。
15名無しのひみつ:2012/11/24(土) 17:48:07.44 ID:KeJ7HMaC
偽物だね。細密画をキャンバスに描くようになったのは近代だよ。
表面がでこぼこだと極細筆使えないし逆に平らの布だと絵が割れるから。
そもそもキャンバスが出てきたのが、でかい絵を丸めて移動できるように
というだけの話だから、今回のようなサイズは画家側に何のメリットもない。
16名無しのひみつ:2012/11/25(日) 09:44:41.09 ID:g2LQDsgy
これは明らかな贋作ですぜ
17名無しのひみつ:2012/11/27(火) 11:41:16.20 ID:T8GT+eM9
>>16
フジタの言うことなど真に受けるな!
18名無しのひみつ:2012/11/29(木) 13:29:26.65 ID:HBn9lWVG
>美術の鑑定では異例の法医学の技術も応用し、ルーブルのモナリザの画像をデジタル処理で11〜12歳若返らせ、アイルワースのモナリザと比較。
>その結果、アイルワースはルーブルと同一人物の若い頃を描いたものだと判断したという。

実際の写真を分析するならわかるけど
絵でこんなことしても意味ないと思う
19名無しのひみつ:2012/11/29(木) 21:27:58.76 ID:hVX2vSsz
>レンブラント作と伝えられる作品は一時は1000点以上に上ったが、
>プロジェクトの調査によって、その半数以上が贋作と判定された。

レンブラントの場合、工房制をとっていたから、本人の承諾のもとに弟子が描いた
作品が多く、しかも高値で売りつけるために本人がサインを入れてしまった
20名無しのひみつ:2012/12/01(土) 12:36:52.29 ID:2gNvN5bh
>>10
あれ汚らしくてガッカリしたな・・・
まあタダ券で見たから金銭的な損はしなかったが。
21名無しのひみつ:2012/12/01(土) 12:39:39.73 ID:2gNvN5bh
>>13
若いうちから名が売れて有力パトロンがついたからな。
そういう方面の考証では真贋は確定しない。
22名無しのひみつ:2012/12/01(土) 13:09:34.69 ID:2r5pej+m
見た瞬間にわかるレベル
23名無しのひみつ:2012/12/01(土) 13:13:39.35 ID:2gNvN5bh
知ったかの直感ほど当てにならんものもないが。
24名無しのひみつ:2012/12/01(土) 19:49:19.20 ID:zrEMeZvm
絵の具やキャンバスの分析でわかるだろ

科学班はなにちんたらやってんだか
25名無しのひみつ:2012/12/06(木) 01:30:23.30 ID:ZJHJVK/s
レンブラントは1669に描かれた自画像が異様に秀逸だ。
たとえ当人がかいたとしても駄作はいらんなー。
ピカソなんか粗製濫造だしなあ。
26名無しのひみつ:2012/12/23(日) 11:06:35.20 ID:h+K0DGve
>>24
腕のある贋作者はオリジナルと同時代の絵の具やキャンバス使うし、
そもそもダビンチの工房にいて本物の製作にも関わってた弟子が
独立して描いた(贋作意図ではないことが多い)、とかいったらもう
ほとんど鑑定は無理なんだよ。

君みたいな短慮の馬鹿が専門家のすることに口出ししないほうがいいよ。
27名無しのひみつ:2012/12/23(日) 12:50:47.19 ID:iIEnXTxP
この話題NHKで見たぞ

解剖学などを駆使して描かれてることと、左利きの画家が描いた筆跡があることからダビンチ説が有力って
28名無しのひみつ:2012/12/23(日) 20:59:40.28 ID:jZg/ZZPd
韓国人は日本人の671倍嘘をつき
誣告は日本の4100倍
29名無しのひみつ
有名な方はダビィンチの骨格だとか言われてたけど、あれは人は似た物を贔屓する習性があることと、同じことだとも言えるけど似顔絵は自分に似るからだと思う。
これが若い頃に描いたと思えるくらい、老成されてる感じがする。