【医学】糖尿病治療薬「メトホルミン」でがん抑制、がん幹細胞を変化させ再発しない細胞へ/山形大・国立がんセン
1 :
一般人φ ★ :
2012/11/17(土) 00:01:14.92 ID:??? 糖尿病治療薬メトホルミンが、悪性脳腫瘍の再発原因とされる「がん幹細胞」を「再発しないがん細胞」に
変えるメカニズムを山形大医学部と国立がん研究センターの共同研究チーム(代表・北中千史山形大教授)が
初めて実証した。乳がんや肺がんの治療にも応用できる可能性があるという。論文は15日、
米科学誌ステム・セルズ・トランスレーショナル・メディシン(電子版)に掲載された。
研究チームによると、がん幹細胞の維持に糖代謝が関わっていることを発見。マウス実験を重ね、メトホルミンの
一時的な投与で代謝調節遺伝子を活性化させると、がん幹細胞内の特定の分子が活性化し、ただのがん細胞
に変化する仕組みが解明されたという。メトホルミンについては従来、がんの増殖を抑制する効果が経験的に
示されていただけで、がん幹細胞への効果は知られていなかった。
手術でがん細胞を取り除いても、がん幹細胞が残っていれば再発するケースが多いうえ、がん幹細胞は放射線や
抗がん剤が効きづらく、治療が困難とされてきた。このため研究チームは「再発しないがん細胞」に変化させることを
目標に研究を続けた。
既承認薬であるメトホルミンのがん治療への応用は、新薬開発に比べ、時間を大幅に短縮できるという。【前田洋平】
▽記事引用元 毎日新聞(2012年11月16日)
http://mainichi.jp/select/news/20121116mog00m040008000c.html ▽Stem Cells Translationl Medicine
「Glioma-Initiating Cell Elimination by Metformin Activation of FOXO3 via AMPK」
http://stemcellstm.alphamedpress.org/content/early/2012/11/13/sctm.2012-0058.abstract
2 :
名無しのひみつ :2012/11/17(土) 00:02:13.09 ID:iElV4ta4
丸山ワクチン
3 :
名無しのひみつ :2012/11/17(土) 00:08:28.69 ID:7FyX5xnO
いいかげんにしろ
4 :
名無しのひみつ :2012/11/17(土) 00:16:24.73 ID:ciIgtyMW
なるほど がん幹細胞のAMPK阻害で糖利用を制限し 飢餓による破壊か初期化が起こるわけね ノーベル賞ものだぞ
5 :
名無しのひみつ :2012/11/17(土) 00:33:25.65 ID:iElV4ta4
糖尿病になるとイボが出来やすいからな 効果はあると思うわ
6 :
名無しのひみつ :2012/11/17(土) 00:59:59.38 ID:eHgfn9/f
ガンができるような人は間違いなく代謝異常状態になっている。
7 :
名無しのひみつ :2012/11/17(土) 01:02:21.08 ID:306vpHL7
メタミドホス?
8 :
名無しのひみつ :2012/11/17(土) 01:03:54.76 ID:oO5vYpve
山形大凄いな! 次のノーベル賞が決まったようなものか?
9 :
名無しのひみつ :2012/11/17(土) 01:13:35.27 ID:uiZJnZdz
ますます老人が死ななくなる そんなことより子供増やせることに知恵と税金を使えよ逆に老人が50までしか生きられなくなっても良いくらい
10 :
!ninja :2012/11/17(土) 02:39:17.16 ID:8mIVBoeD
>>4 選択的に働きかけられるの?
体に相当負担がかかりそうな治療に見えるけど
11 :
名無しのひみつ :2012/11/17(土) 03:09:27.93 ID:qagX3NM1
>>9 50が老人なんて言ってるけど、50年なんてあっという間に来るぞ〜
12 :
名無しのひみつ :2012/11/17(土) 06:54:32.83 ID:/jJiAs5R
乳酸アシドーシスは大丈夫なのかな?
13 :
名無しのひみつ :2012/11/17(土) 07:30:39.83 ID:AOQeFBhv
>>11 どうせ十代の世間にも出た事ねえガキなんだから相手にすんな
14 :
名無しのひみつ :2012/11/17(土) 08:02:39.18 ID:ovIWHbKf
>>9 のような人でなしがとっとと死んでくれたほうが
世の中がよくなるような気もするが
世の理はなかなかそうも俺に都合よくないからな
まあ達者で暮らせ
15 :
【関電 64.6 %】 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2012/11/17(土) 08:44:43.19 ID:yMpjMPsI
窒素だらけでワロタ > メトホルミン 糖新生を抑制するのか なんか It has recently been found that 3-phosphoglycerate (glycolysis intermediate) acts to further pronounce AMPK activation via AMPKK ってあるけど 3-phosphoglycerateなんて解糖系にうじゃうじゃないの? あとAMPKってアディポカインとも関係あるん?
16 :
名無しのひみつ :2012/11/17(土) 10:25:45.25 ID:BP8Pc/AX
まじか? 毎日飲んでるんだが。。。
17 :
名無しのひみつ :2012/11/18(日) 02:19:48.85 ID:AGFdG/Lq
18 :
名無しのひみつ :2012/11/18(日) 09:55:28.62 ID:JDJvVwUG
すぐに治験とかでつかえないのかな? 待ってる人はいっぱいいるはず。ウィルスと高分子ミセル抗ガン剤と これと、早く実現してほしい。
19 :
在米 :2012/11/18(日) 10:27:19.75 ID:AZbrw14o
AMPK の活性化でFOXO3aのリン酸化が起こりTrasncritional activation を起こす。FOXO3aは Antioxidant prosurvial signal(SOD2, catalase) と proapoptotic signal (FasL, Bim) の両方を担っているんだが、がん細胞では後者の方に多く作用するみたいだ。
20 :
名無しのひみつ :2012/11/18(日) 13:12:56.79 ID:Af1twcD7
日本人のほとんどがかかったヘルペスウィルスをつかった癌治療はマウス実験は終わってるよね。 癌細胞だけに感染して増殖して癌細胞が死滅するとヘルペスウィルスも死滅する。ヘルペスウィルスの3箇所遺伝子を変える事で、マウスに移植2センチ大になった脳腫瘍が2週間で完全に死滅した
21 :
名無しのひみつ :2012/11/18(日) 13:34:46.08 ID:iaNGc4Pa
がん幹細胞への集中攻撃となれば、DDS方式が有力。 この第一人者ナノキャリアの出番だな。
22 :
名無しのひみつ :2012/11/18(日) 13:55:43.99 ID:Hh9w4+ci
これはノーベル賞級。 がん細胞の弱点は「じっとしていられない」ところ。 常に増殖していないと死んでしまう。 正常細胞なら危機がせまると、静止モードに入るが がん細胞は静止モードが無い。 だから放射線や抗がん剤でやられてしまう。 糖代謝を抑えれことができれば、正常細胞は「がまん」できるが がん細胞は飢え死にする。 原理的にほぼ副作用なく、がん細胞を消すことが可能。 日本がんばれ!
23 :
名無しのひみつ :2012/11/18(日) 21:48:03.89 ID:uQeosFzF
製薬会社が儲からなくなるので癌の完全攻略は…
24 :
名無しのひみつ :2012/11/18(日) 21:56:16.87 ID:AnnvZ5jP
>>22 毛根細胞や骨髄細胞、生殖細胞や腸の粘膜細胞に負荷は掛からないのか?
25 :
【関電 54.3 %】 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2012/11/19(月) 02:37:05.01 ID:98oMTrBx
>>22 癌ってミトコンドリアがあまり動いてないから
解糖系止めたら どうやってエネルギー得るんだろうな?
また新しいタイプの癌が生まれるのかな?
てかなんでミトコンドリア動かないんだろ
ミトコンドリアが動けないから癌になるんじゃね?
26 :
名無しのひみつ :2012/11/19(月) 02:56:46.42 ID:r5sUnwFu
27 :
名無しのひみつ :2012/11/19(月) 05:01:16.11 ID:gaUeWnoj
>>22 癌幹細胞の意味が全然わかってない、池沼かよ
28 :
名無しのひみつ :2012/11/19(月) 08:56:02.36 ID:yD2dZqEZ
>>26 結構有名かも、NHKで特集組んで詳しくやってたから
29 :
名無しのひみつ :2012/11/19(月) 09:00:38.29 ID:mUpJCMJI
30 :
名無しのひみつ :2012/11/19(月) 10:07:41.91 ID:KUjfWPZX
ノーベルなんざいらない 文学賞でワイロ発覚したじゃない
31 :
増健 :2012/11/19(月) 10:50:00.20 ID:RKp3b0O0
>>20 癌板からコピペ
19 名前: 名無しさん@そうだ選挙に行こう 投稿日: 2010/07/11(日) 11:25:05 ID:NU49Yrg9
「G47Δ」の効能仕組みをざっと書くと、ヘルペスウイルスの三つの遺伝子を改変する。
1.感染細胞にたくさんウイルスコピーを作るため、感染細胞がアポトーシスを起こすのを防ぐ遺伝子をOFFにすると、正常細胞に感染してもすぐ
アポトーシスを起こすからウイルスは増えないが、癌細胞はそもそもアポトーシスが失われているから、その中ではどんどん感染増殖する。
2.ウイルスのDNAコピーをさせるためのタンパク質を感染細胞に作らせる遺伝子をOFFにすると、正常細胞ではウイルスは増えにくくなるが、
癌細胞はもともとそのタンパク質を豊富に持っているからその中でどんどん感染増殖する。
3.ヘルペスウイルスが感染細胞が免疫細胞に見つからないようにする遺伝子をOFFにしておくと、やはり免疫細胞から寛容を得ている癌細胞
に感染させると、感染癌細胞が免疫細胞に見つかって攻撃される。
こんなところか。仕組みだけ聴くと正常細胞はそのままで癌細胞だけやっつけられる夢の特効薬のように思えるが、
果たしてどうなることやら。
32 :
名無しのひみつ :2012/11/19(月) 15:59:57.19 ID:79BxI0rd
臨床で応用できたらすごいな
33 :
名無しのひみつ :2012/11/19(月) 17:26:18.09 ID:yD2dZqEZ
>>31 さん、癌板からのコピペ有り難う、それです。
日本人のほとんどが元のヘルペスウィルスに感染してるので副作用の可能性が低いって事らしいです。スレタイの予防策やヘルペスウィルスを使用した治療などが臨床から承認されるといいですね
34 :
名無しのひみつ :2012/11/19(月) 23:41:49.09 ID:21pQ2IXZ
今、必要としている人の為にも、治験開始されるといいですね。許認可業務やっている連中も、自分自身が重篤な病にかかってみないと事の切実さがわからんでしょうね。
35 :
名無しのひみつ :2012/11/21(水) 00:13:46.87 ID:rOVgo5rT
すでに存在する薬なんだから早く実用化してあげて
36 :
名無しのひみつ :2012/11/21(水) 18:50:19.66 ID:Fabrkemr
がん幹細胞がなぜ放射線に強いのかが問題だ。
37 :
名無しのひみつ :
2012/12/03(月) 20:11:15.11 ID:WdJjAJtr 【医療】ダイヤモンド電極でがんのバイオマーカー濃度の直接測定に成功/慶応大など
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1354455522/ 科学技術振興機構(JST)と慶應義塾大学(慶応大)は11月29日、針状に加工した導電性のダイヤモンドを電極
(ダイヤモンド電極)として用いることで、がんのバイオマーカーの1つである「還元型グルタチオン(GSH)」の
濃度をマウスの生体内で直接測定することに成功したと共同で発表した。
成果は、同大 理工学部の栄長泰明教授、同・医学部の佐谷秀行教授らの共同研究グループによるもの。研究は
JST課題達成型基礎研究の一環として行われ、その詳細な内容は、英国時間11月29日付けで英国オンライン科学誌
「Scientific Reports」に掲載された。
放射線や化学療法といった従来のがん治療の多くは、がん細胞内に活性酸素種を発生させることでがん細胞を
死滅させ、治療効果をもたらすと考えられている。
GSHは、細胞傷害性のある活性酸素種を除去して細胞を保護する働きを持つ抗酸化物質だ。これまでの研究から、
がん細胞は正常組織と比較して高濃度のGSHを持ち、がん治療によって発生した活性酸素種を速やかに除去して
しまうため、がん治療に対して抵抗性を示すことがわかってきた。
このことから、がん組織のGSH濃度変化を測定できる方法を開発できれば、放射線や化学療法などの治療の効果
判定に役立てることができると考えられている。
グルタチオンは、グルタミン酸、システイン、グリシンの3つのアミノ酸が結合したトリペプチドであり、
生体内で抗酸化作用を担う主たる分子である。細胞内で還元型(GSH)と酸化型の2つの姿で存在し、酸化還元反応で
互いに変換されるという特性を持つ。このため、潜在的なGSH量の評価のためには、「酸化型グルタチオン
(GSSG)」の量も測定する必要がある。
ヌードマウスの皮下にヒト口腔内がん細胞を100万個移植し、2週間後に増殖した腫瘍組織と、周辺の健康な
組織の中のGSH濃度を腫瘍内あるいは正常組織内に針を刺入することでの測定を実施した。
さらに3体の内の2体には、これらがん組織に活性酸素種を発生する放射線を照射し、GSH濃度が測定された。
その結果、放射線照射を行わなかった1体については、グルタチオン濃度は変化せず、放射線照射が行われた
マウスについては、その照射量に応じてGSH濃度の減少が観測された(画像6)。
このことから、放射線照射後に発生する活性酸素種によりがん組織内のGSHが消費され減少したことが、
ダイヤモンドマイクロ電極を用いたGSHの直接測定によってわかったのである。
試験内容は、ヌードマウスの皮下にヒト口腔内がん細胞を100万個移植。2週間後に増殖した腫瘍を持つマウスに
放射線(2Gyあるいは6Gy)を照射し、3時間後に照射した腫瘍組織、照射しなかった腫瘍組織、および周辺の健康
な組織の中のGSH濃度を組織内に針を刺入することで測定した。
放射線の照射線量依存性に腫瘍組織内のGSH濃度の減少が認められ、放射線照射によって組織内の酸化ストレスが
上昇し、GSHが消費されたことを測定することができた。
研究グループによれば、がん治療の効果判定に有用と期待されるGSH濃度、並びにGSH-GSSG比が、がん組織中にて
簡便に測定できることから、将来的には実際に患者におけるがん治療後の濃度動態がどのように変化するかを
直接モニタリングし、治療効果判定や治療計画の立案に有用な診断法の1つとなることが期待されるという。
また、最近注目されている「がん幹細胞」と呼ばれるがん組織の大本になる細胞は、GSHを多く産生しているために、
治療に抵抗性が高いことがわかっており、がんの再発や転移の起源となる。これらがん幹細胞の機能や存在や
治療に対する効果を評価する意味でも、この測定法は極めて有用であると考えられるとした。