【微生物/環境】温暖化とオゾン層破壊をもたらすN2Oを減らせる強化型「根粒菌」を開発/東北大・農環研

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6名無しのひみつ
根粒菌による温室効果ガスの削減
−微生物による世界初のN2O削減技術を開発−
http://www.niaes.affrc.go.jp/techdoc/press/121112/press121112.html
 われわれが本研究に取り組んでいる間にも、ヨーロッパ諸国が N2O 還元酵素を使った N2O 削減の
研究に着手するなど、世界的に N2O 還元酵素利用の期待が高まっています。しかし N2O 還元酵素を
強化した根粒菌の育成やほ場規模での実証実験など、すべてにおいてわれわれのチームがリードして
います。今後の実用化に向けた研究を早急に進めたいと考えています。

畑の温暖化ガス、微生物で半減
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG10017_S2A111C1TJM000/

東北大など、根粒菌により土壌からのN2O発生を抑制できることを証明
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=323714&lindID=5
【用語の解説】
 進化加速法:DNA 複製時の校正機能を低下させることで突然変異率を高め、選択圧により有用な
変異体を取得する手法である。東北大チームは本手法を初めて大腸菌以外のダイズ根粒菌に適用し、
N2O還元酵素活性を高めたnos強化株を取得するための方法を確立した。