【天文】天文衛星「インテグラル」が、超新星1987Aの残骸から大量の放射性チタンを検出
1 :
白夜φ ★:2012/10/23(火) 00:08:35.56 ID:???
<超新星1987Aの残骸から放射性チタンを検出>
【2012年10月19日 ESA】
天文衛星「インテグラル」が、超新星1987Aの残骸から大量の放射性チタンを検出した。
超新星爆発という劇的なプロセスへの理解を深める成果となる。
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恒星の内部では水素が核融合によってヘリウムに変換されエネルギーが生み出されている。
太陽の8倍以上の質量を持つ恒星は、水素という燃料を使い切ると自身の重力で収縮を始める。
収縮によって恒星の内部温度はさらに上昇し、チタン、鉄、コバルトやニッケルなど重い元素も作られるようになる。
やがて中心核が崩壊すると、その反動で劇的な超新星爆発が起こり、膨大なエネルギーとともにさまざまな元素が宇宙空間にばらまかれる。
その後、爆発で合成された放射性元素の崩壊で生み出される放射線が超新星の残骸を光らせる。
さまざまな放射性元素は崩壊の際にそれぞれ固有のエネルギーのX線やガンマ線を放出するため、
超新星爆発でばらまかれた物質の化学組成を調べることができる。
1987年2月に大マゼラン銀河に現れ肉眼でも見えるほど明るく輝いた超新星1987Aは、
爆発がピークに達している間は噴出物の外層に含まれる酸素からカルシウムまでの元素が見つかった。
直後には、内部層で起こったニッケル56からコバルト56へ、さらに鉄56へと続く放射性崩壊も見えた。
そして今回、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の天文衛星「インテグラル」が行った1000時間以上の観測で、
1987Aの放射性チタン(チタン44)からの高エネルギーX線を検出することに初めて成功した。
「これは超新星1987Aでチタン44が作られたことを示す初めての証拠です。
過去20年間、超新星残骸を光らせてきたほどの十分な量でした」(ロシア科学アカデミーのSergei Grebenev氏)。
今回の解析結果から、超新星の元となった恒星が崩壊を起こしたとき、太陽質量の0.03%ものチタン44が作られたと推定される。
これは理論上予測されている値の上限に近く、チタン44が検出されているもうひとつの超新星残骸「カシオペヤ座A」の2倍に相当する。
「カシオペヤ座Aと1987Aほど大量のチタン44は非常に例外的なもので、超新星爆発が非対称な形で起こったと考えられます」(Grebenev氏)。
「インテグラルで得られた今回の成果は、将来の超新星爆発シミュレーションで考慮すべき新しい条件を与えてくれます。
重い星の最終段階を含めた進化過程についての理解が、今回のような観測でさらに深まっていくでしょう」(ESAのChris Winkler氏)。
(※引用ここまで 全文は記事引用元をごらんください)
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▽記事引用元 AstroArts配信記事
http://www.astroarts.co.jp/news/2012/10/19titanium/index-j.shtml 17万光年かなたで起こった超新星爆発1987A。(提供:ESA/Hubble & NASA)
http://www.astroarts.jp/news/2012/10/19titanium/1987a.jpg 放射性チタンの分布をとらえた超新星残骸のX線画像
http://www.astroarts.jp/news/2012/10/19titanium/xray.jpg
2 :
名無しのひみつ:2012/10/23(火) 00:09:15.78 ID:J3O87VxM
かっこインテグラ
3 :
名無しのひみつ:2012/10/23(火) 00:14:50.47 ID:zUp7T7YE
インテグラ ノッテグラ
4 :
名無しのひみつ:2012/10/23(火) 00:15:33.64 ID:2VkD6N40
サーチアンドデストロイ!!サーチアンドデストロイだ!!
5 :
名無しのひみつ:2012/10/23(火) 00:16:33.76 ID:sF4y/8+E
それはタイタンだ
6 :
名無しのひみつ:2012/10/23(火) 00:20:55.47 ID:D/FNPGnN
∫f(x)dx
7 :
名無しのひみつ:2012/10/23(火) 00:28:41.42 ID:rCb2vXkB
閃光カグラ
8 :
名無しのひみつ:2012/10/23(火) 02:02:56.00 ID:r9VsgE3w
超新星爆発にもピークがあるのか
9 :
名無しのひみつ:2012/10/23(火) 02:20:43.94 ID:lNtR9QsV
>>2-3 偶にはインテグラ―レのことも思い出してやれよ?
10 :
名無しのひみつ:2012/10/23(火) 02:50:38.78 ID:E0+WKGBX
11 :
名無しのひみつ:2012/10/23(火) 04:47:56.63 ID:sF4y/8+E
炊いたんです
12 :
名無しのひみつ:2012/10/23(火) 10:58:52.06 ID:1biLXEac
インテグラル・ツリー?
13 :
名無しのひみつ:2012/10/23(火) 11:44:00.71 ID:8mgl2vg9
なんかようわからんけど、イテマエ打線ってあったよな
14 :
名無しのひみつ:2012/10/23(火) 11:49:45.61 ID:Khj9YOpU
・ ←ボク達が知っている宇宙
●←外側にある宇宙
15 :
名無しのひみつ:2012/10/23(火) 11:54:49.61 ID:5jfUB23L
天皇陛下の愛車はインテグラ
16 :
名無しのひみつ:2012/10/23(火) 14:49:54.47 ID:X9M33PKM
チタンは超新星爆発までいかなくても、超巨星内部で合成可能じゃね
17 :
名無しのひみつ:2012/10/23(火) 16:54:02.46 ID:b9PIdFsD
>>16 ・超新星爆発じゃないと合成できない元素がある
のほかに
・超新星爆発時に壊れてしまう元素がある
もある。
「超新星が非対称な形で起きた」というコメントもあるが、
これが壊れるべき元素が低圧のために残ったという意味かどうかは知らん
18 :
名無しのひみつ:2012/10/23(火) 22:46:30.68 ID:Uo3DargX
>収縮によって恒星の内部温度はさらに上昇し、チタン、鉄、コバルトやニッケルなど重い元素も作られるようになる。
鉄より重いコバルト、ニッケルが恒星内部で作られるのけ?
鉄が上限と思ってたけど。
19 :
名無しのひみつ:2012/10/23(火) 23:20:47.84 ID:b89cdn9R
>>18 鉄より重い元素が作られる過程は超新星爆発だけとは限らない
巨星の内部ではs過程という比較的ゆっくりとした中性子捕獲反応が起こっていて、これにより
鉄よりも重いビスマスまでの元素もある程度合成される
ちなみに超新星爆発の時には余りにも強烈な中性子線のために中性子捕獲が次々と起こり(r過程)、
これによってやはり鉄より重い元素が作られる
20 :
名無しのひみつ:2012/10/23(火) 23:48:52.02 ID:nu9CElOL
HELLSINGがどうしたって?
21 :
名無しのひみつ:2012/10/24(水) 15:07:48.26 ID:9S9NNSwN
恒星とは元素の製造過程であり、超新星とは重元素の製造過程のこと
22 :
名無しのひみつ:2012/10/24(水) 15:32:58.74 ID:QHh2ZQb+
宇宙ヤバイ
23 :
名無しのひみつ:2012/10/24(水) 15:35:41.90 ID:OFEIP8Fk
インテグラルって衛星初めて知ったわ
かっこいいじゃん
24 :
名無しのひみつ:2012/10/25(木) 00:55:06.04 ID:e98lTj+Y
44Tiは半減期60年だから、宇宙時間スケールだと短寿命の中間体を検出できたということか
安定同位体の存在しないテクネチウムを巨星のスペクトルから検出したという話もあったな
調べてみたら半減期は最長で420万年
25 :
名無しのひみつ:2012/10/25(木) 11:12:23.75 ID:OLiXLjTY
26 :
名無しのひみつ:2012/10/26(金) 08:52:21.90 ID:aBJDw7FX
昔の人は錬金術の研究に没頭したが
最近は超新星爆発の研究が熱い
27 :
名無しのひみつ:2012/11/06(火) 18:19:23.22 ID:A2U6XBB3
また垣の超新星発見スレ立てろよ
オセーぞ
28 :
名無しのひみつ:2012/11/06(火) 22:18:01.68 ID:voU5R+Zo
まあ常識だな
29 :
名無しのひみつ:
金てこーやってできるんか。