【生物】美しいチョウには毒がある 東南アジアの種ツマベニチョウというチョウ 羽に神経毒
1 :
白夜φ ★:
<美しいチョウには毒がある 東南アジアの種、羽に神経毒>
【小坪遊】東南アジアのチョウの羽から猛毒が見つかった。海にすむ巻き貝の毒と同じ成分だった。
カエル、トカゲ、アリなど天敵から身を守るのに役立てているらしい。16日、米科学アカデミー紀要に発表された。
オーストリアの研究チームは、フィリピン、インドネシア、マレーシアで採集したツマベニチョウというチョウの羽や、
幼虫の体液の成分を分析した。この結果、イモガイと呼ばれる猛毒を持つ貝の毒と同じ成分が見つかった。
ツマベニチョウは大型のモンシロチョウの仲間で、羽を広げると10センチ近い。日本でも沖縄や九州の一部に分布する。
(*引用ここまで 全文は記事引用元をご覧ください)
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▽記事引用元 朝日新聞デジタル 2012年10月18日12時18分配信記事
http://www.asahi.com/science/update/1016/TKY201210160646.html ▽関連
PNAS
Peptide toxin glacontryphan-M is present in the wings of the butterfly Hebomoia glaucippe (Linnaeus, 1758) (Lepidoptera: Pieridae)
http://www.pnas.org/content/early/2012/10/10/1209632109.abstract
2 :
名無しのひみつ:2012/10/18(木) 17:54:47.59 ID:FA6qLy3o
画像もはれないわけ?
クソが
3 :
名無しのひみつ:2012/10/18(木) 17:57:08.02 ID:MKvwWGer
確かに綺麗だわ
蛾には見えないしどうみても蝶
4 :
名無しのひみつ:2012/10/18(木) 18:00:17.42 ID:CtVygZWM
夏場ツマベニチョウ、タマーに見るけど
息を飲む程に大きくて美しいです。
白地に赤か白地に濃いオレンジ。
沖縄本島。
5 :
名無しのひみつ:2012/10/18(木) 18:12:47.10 ID:Joz9Vfr+
へぇー。翅は何度か触ったこともあるけれど。
日本産のやつも毒を持ってるのかね?
毒を持ってるなら、日本国内の蝶では唯一の毒蝶ってことか。
どこから毒を生成してるんだろう。
ギョボクかな。
6 :
名無しのひみつ:2012/10/18(木) 18:13:16.78 ID:dbCDgg6v
コノトキシンだったっけ
7 :
名無しのひみつ:2012/10/18(木) 18:21:56.24 ID:n9ldAm6D
途中まで色塗って飽きたようにも見えるが、全部オレンジよりは何か上品な感じもするな
8 :
名無しのひみつ:2012/10/18(木) 18:33:02.51 ID:2ocOeY2M
【生物】本州初か?ツマベニチョウ浜松市で採集
9 :
名無しのひみつ:2012/10/18(木) 18:42:15.94 ID:1YFM2Ka2
毒々しい感じあるな
毒持ってる動物って、ケバい感じあるよね
10 :
教えて 忍法帖【Lv=4,xxxP】(1+0:8) :2012/10/18(木) 18:45:57.36 ID:LmUOLphA
ガスマスクしなくて大丈夫なの? >研究者、採集者
素人考えゆえに、目の粘膜でもヤバそう
11 :
名無しのひみつ:2012/10/18(木) 18:46:35.11 ID:SkZWhNO0
12 :
名無しのひみつ:2012/10/18(木) 18:58:50.45 ID:Y6iKpR6s
ヤドク蛙よりましだろ
あれは、見た瞬間本能的にコイツは触れちゃヤバイって思った
14 :
名無しのひみつ:2012/10/18(木) 21:46:18.18 ID:JkQ+W1Vh
>>5 >日本国内の蝶では唯一の毒蝶ってことか。
お前、ツマベニチョウに触ったことあるくせに無知すぎだろ。
アサギマダラとかジャコウアゲハとか知らんのか。
15 :
名無しのひみつ:2012/10/18(木) 23:40:12.30 ID:mDGjCehK
>>14 あうう、
確かに、確かに。
愚かな発言であった・・・
16 :
名無しのひみつ:2012/10/19(金) 00:33:20.68 ID:iP+h9B26
>>7 赤の面積は地方によって差があるらしいよ
南に行くほど赤い部分が大きくなる
んだって
17 :
名無しのひみつ:2012/10/19(金) 01:01:45.96 ID:rrHiuYlU
>>5 > Peptide toxin glacontryphan-M
とタイトルにあるから、ペプチドだとしたら蝶の体内で新生されてるのでないかな
だとしたらマダラチョウやジャコウアゲハみたいな植物の代謝産物を蓄積するタイプとは
全く異なると言える
論文まだ読んでないけど
18 :
名無しのひみつ:2012/10/19(金) 01:01:55.77 ID:CRkapz0l
>>4 むちやくちやうらやましいい
俺なんか図鑑でしか見たことないのに、たぶん想像だがパタパタすいすいとぶんだろうな
19 :
名無しのひみつ:2012/10/19(金) 01:12:25.13 ID:j4U6yccI
>>16いや、インドネシアの西半分までは日本のツマベニチョウとほぼ同じデザインだ
だが、スラウェシ島の東側にほんのちょっと離れて浮かぶペレン島という島からモルッカ諸島にかけて
亜種あるいは近縁種のヒイロツマベニチョウがいる
ペレン島のものは、前翅が濃い目の朱色、後翅がもうちょっとオレンジっぽいがやっぱり赤系の色だ
ヒイロツマベニチョウでモルッカ諸島に分布するものは、前翅が赤で、後翅が黄色になる
またタイ、ボルネオなど、分布の中心にいるツマベニチョウは前翅長が45mm程度しかない
これが日本の沖縄にいるものは55mmなどとなって非常に大きくなる
スラウェシのものや、上記のヒイロツマベニチョウは50mmオーバーで大きくなる
日本は温帯なので昆虫の種数は少なめで色彩も地味、大きさも小さい、と思われがちだが、
アゲハチョウやこのツマベニチョウに関しては、同じ種類や近縁種であれば、
何故か東南アジアにいる近縁種より大きめ、というものが多いのである
キアゲハ、クロアゲハ、モンキアゲハ、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、ナガサキアゲハなどは
どれも他地域より巨大になる
これは他地域だと暑過ぎて幼虫が体を大きくし切る前に成熟して蛹になるが、日本で多雪地だと
十分に生育するからだ、なんて話もある(モンキアゲハの場合)
だが、チョウ専門の捕食者の鳥がいないせいでは?とか唱える人もいる
なお、オオカマキリに関しては熱帯アジアの近縁種の方が1cmくらい大きいらしい、と言われているw
20 :
名無しのひみつ:2012/10/19(金) 01:32:11.55 ID:nTUfuODA
人体にどれくらい影響があるのか。側を舞い鱗粉が散らばっただけ
で体調に影響したりするの?
21 :
名無しのひみつ:2012/10/19(金) 01:43:09.80 ID:VSJpSybJ
サンダラパレス・アグリアスだな。
22 :
名無しのひみつ:2012/10/19(金) 01:47:56.38 ID:yL0StYQH
>>13 修行の甲斐あってようやく毒を獲得したので、これから警戒色っぽく羽根を塗り替えて行こうと思ってます
って感じの配色だな
23 :
名無しのひみつ:2012/10/19(金) 01:53:52.10 ID:j4U6yccI
24 :
名無しのひみつ:2012/10/19(金) 05:00:03.84 ID:aJTd9Avn
角田ババアに御用心。
こっちは、脅したあとの褒め言葉。
気が弱く自信のないカモは、コロリといき
やがてコンクリート詰めにされる。
25 :
名無しのひみつ:2012/10/19(金) 05:42:44.93 ID:5a7aYOu8
>>7 言い得て妙だなw
ソースの奴は猫耳っぽくもあるw
26 :
名無しのひみつ:2012/10/19(金) 07:53:59.58 ID:H5aldwqp
>>17 ペプチドじゃ捕食されても消化されて毒が無効になるんじゃね?
って思うんだが。
>天敵から身を守るのに役立てているらしい
本当に天敵に効果あるか確かめてないなら、これは勇み足だろ。
27 :
名無しのひみつ:2012/10/19(金) 08:40:38.31 ID:3NWehamy
スベスベマンジュウガニうめえw
28 :
名無しのひみつ:2012/10/19(金) 11:20:26.60 ID:HGKpfyyU
>>26 プロテアーゼに切断されにくいアミノ酸配列とかなのかな
ベニテングタケ(毒キノコ)のアマニチンもペプチド毒
29 :
名無しのひみつ:2012/10/19(金) 11:49:48.51 ID:VZv4E12c
ラーテルなら無問題
30 :
名無しのひみつ:2012/10/19(金) 16:47:40.51 ID:Qc6vxM2R
【外来種】セアカゴケグモ、福岡で定着か 今年18件 自販機などで越冬
31 :
名無しのひみつ:2012/10/20(土) 00:59:11.76 ID:GsZt2KRB
蝶に毒とかオレの中二病が悪化する
32 :
名無しのひみつ:2012/10/20(土) 03:52:14.42 ID:W90Dog1K
>>19 ありがとう
なんか間違って覚えてたみたい
そういえば前にシボリアゲハのスレでもすごく詳しい人がいたけど
同じ人かな
33 :
名無しのひみつ:2012/10/20(土) 12:10:01.97 ID:2Bg4QJ4c
>>19ペレン島といえば、メタリフェルホソアカクワガタのうち
グリーンや青の個体が出やすいことでもその趣味の人には知られているなw
34 :
名無しのひみつ:2012/10/21(日) 10:05:29.04 ID:u6d+G/yt
普通は毒のあるチョウって飛ぶのは遅いもんだが、
ツマベニチョウに関しては物凄く速いよなあ
敵もこの色パターンを覚える暇が無いんじゃないかなあ?
35 :
名無しのひみつ:2012/10/21(日) 10:37:26.25 ID:q75EXT+F
バラには棘があるようにか
36 :
名無しのひみつ:2012/10/21(日) 12:18:19.67 ID:9lFa4Uvs
昆虫は逆ベルクマンの法則が適応されるんだよね
37 :
名無しのひみつ:2012/10/21(日) 12:40:11.20 ID:u6d+G/yt
>>36そうとも言い切れない
確かに熱帯の昆虫は巨大だが、本当に大きいのは熱帯でもやや涼しい標高1000m台に多いかもなあ?
温度が高いと成長速度も速いが、体内で蛹化のためのホルモンが出てくる時期がそれ以上に早まってしまい
あまり大きくならないという話もある
また昆虫では脱皮しなければならないが、温度が高過ぎたり低かったりすると、脱皮失敗になる例が増えるのだ
だから寒い冷帯では昆虫が脱皮できる時期が限られるのは勿論だが、熱帯でも暑くて乾燥する昼間は脱皮が難しい
雨季で、急な雨も避けて、湿度の高い時に脱皮しないといけない
羽を伸ばし切る前にスコールになってもダメ、かといって夜が明けて空気が乾いてきてもダメ
だから、大き過ぎる昆虫にとって脱皮できる時間帯も限られる
熱帯でも、どこでも巨大なチョウが全分類群にわたって存在している、という訳ではない
狭義のタテハチョウなんか、日本のオオムラサキでほぼ最大級であり、他国にこれより大きな種類は僅かしかいないし
大きくてもせいぜい5%増程度に過ぎない
だが広義のタテハチョウ、だと、最近はマダラチョウ、ジャノメチョウ、モルフォチョウ、フクロウチョウあたりが全部タテハチョウになるので、
それだと日本からもオオゴマダラを代表で出せるが、タイヨウモルフォとかオオフクロウチョウとかオオムラサキトガリバワモンチョウとか
ゴッドフレイワモンチョウなんていう化け物が出てくるとさすがに霞むw
ただし、日本の沖縄のオオゴマダラは、これも同種で、より南にいるものに比べてやや大きくなるとされている
38 :
名無しのひみつ:2012/10/21(日) 14:29:20.56 ID:u6d+G/yt
39 :
名無しのひみつ:2012/10/21(日) 15:50:11.33 ID:bsjLMF7C
> カラスアゲハ類はミカン科、ツマベニチョウはフウチョウソウ科のギョボクと、刺激臭のある食草を食べているが有毒チョウとしては不完全
> またはまるで効果なし、に留まっている
そのツマベニチョウに植物由来でない毒が見つかったってスレだが
40 :
名無しのひみつ:2012/10/21(日) 16:52:29.21 ID:EPLt0JUQ
爪紅に毒とな
爪に毒を仕込んだ暗殺者の漫画があったなー
41 :
名無しのひみつ:2012/10/21(日) 18:43:44.70 ID:Dv0wTs9g
>>39その割には
>>38のフエ産の個体の翅がボロボロだな
毒が十分な量じゃないってことなのか、それとも飛ぶのが速過ぎて周りの天敵が滅多に捕まえることが出来ないので
たまたま齧ってみて毒じゃねーか!という例が多発しているのかどうか?
42 :
名無しのひみつ:2012/10/21(日) 19:11:51.24 ID:bsjLMF7C
まあ論文でも「カマキリがツマベニチョウの羽を食べ残す!」とか動画を出してて
カマキリはどの蝶の羽も食べ残すだろうとツッコミを入れたくなるw
43 :
名無しのひみつ:2012/10/21(日) 19:14:57.72 ID:Dv0wTs9g
>>42毒が微量過ぎるのかなあ?
それともコノトキシンがブロックすべき、神経伝達物質かレセプターの種類が
カマキリには合ってないのかな?
カマキリはカバマダラやジャコウアゲハでも食っちまう
44 :
名無しのひみつ:2012/10/21(日) 19:15:46.19 ID:d5pgBkQQ
>>28 アマニチンは環状ペプチドだから性質が違う。
コノトキシンが消化されにくいという情報は見つからなかった。
毒が有効なら擬態する蝶がいてもおかしくないが。
本当に有効かどうか疑わしいね。
45 :
名無しのひみつ:2012/10/21(日) 19:32:08.90 ID:d5pgBkQQ
コノトキシンは消化されてしまい捕食者にとっては毒にならない、
ってことだと、何のためにコノトキシンを持っているのかという疑問もでるね。
羽にしかないならますます分からん。
46 :
名無しのひみつ:2012/10/21(日) 20:39:22.18 ID:Dv0wTs9g
>毒が有効なら擬態する蝶がいてもおかしくないが。
そう言えば全くいないねえw
シロチョウ科の常で、紫外線で見ると意外なチョウに似てたりして
47 :
名無しのひみつ:2012/10/25(木) 01:09:39.17 ID:3zZ+c+cJ
ツマベニチョウに割合近縁とされるのは、アフリカからインドにかけて多い、ツマアカシロチョウと呼ばれる仲間だ
大きさはずっと小さく、日本のモンシロチョウ程度のものや、下手するとシジミチョウ程度のものもいる
ツマアカ、というが、何種類かはオレンジだったり紫だったりする
いずれもサバンナ性のチョウである
前翅の先が赤い、というだけなら、ツマキチョウ、クモマツマキチョウ、メスシロキチョウなど
似たようなデザインのチョウが何種類もいる
だがツマベニチョウに擬態している雰囲気は無いし、飛び方も全く違う
むしろこれらの方が飛ぶのは遅い
48 :
名無しのひみつ:2012/10/25(木) 07:49:00.61 ID:+mF4o7XC
石垣島に40年住んでるけど見たこと無いな
49 :
名無しのひみつ:2012/10/25(木) 12:08:28.37 ID:3zZ+c+cJ
>>48速いから、翅先端の赤い部分なんてなかなか観察できないよ
50 :
名無しのひみつ:2012/10/26(金) 01:10:36.07 ID:ujVz4RJP
サバンナ地域の孤立峰
そこだけ周囲より年間雨量が1.5倍くらい多く、熱帯雨林に近い樹種も多い
川が多く流れている
周りのサバンナにはカワカミシロチョウくらいまでしかいないが、
このジャングル地帯にはツマベニチョウも多数見られた
51 :
名無しのひみつ:2012/11/03(土) 19:34:13.61 ID:3QwC+ZIj
アゲハチョウ属で特にミカン科食いがはっきりしているものに関しては
日本のものは特に大きい、が、
まだミカン科食いと確定したわけではないが、スラウェシ島にいるジョルダンアゲハという
オオゴマダラに擬態する種類は、日本のモンキアゲハなどより更に大きいとされる
日本のチョウが大きいように思えるのは、昆虫マニアが多くて多数の個体が採集された例があるから、というのもある
タテハチョウ科ではオオムラサキは世界の狭義のタテハでもほぼ世界最大級とされるが、クロオオムラサキという
中国にいる別種は、平均するともっと大きい
特にオスのサイズで言えばクロオオムラサキは確実に5%は大きい
それでも特大個体で、前翅長が68mmなどというお化けのようなオオムラサキのメスに匹敵するクロオオムラサキのメスは
未だに見つかっていないらしいのだ
だがこれはクロオオムラサキが雌雄差が小さいチョウなのか、それとも日本での採集例が多いからなのかはまだ分かっていない
52 :
名無しのひみつ:2012/11/04(日) 00:10:29.69 ID:ga+jR1QK
>>51 中国みたいに広い国土に人々がぽつぽつと集落作って住んでるような所だと
そもそも昆虫の生活圏と人間の生活圏が重なってない可能性があるからね
局地的にしか住んでない昆虫を、研究者でもハンターでもない住人が
わざわざ原生林分け入って探したりしないだろうし
53 :
名無しのひみつ:2012/11/10(土) 15:11:10.98 ID:PF2v1EPb
日本産のアゲハチョウ科はモンキアゲハ、ナガサキアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、カラスアゲハが巨大
世界のミカン科食いパピリオでも上位
またキアゲハは日本のがユーラシアでは最大
でも有毒アゲハでニューギニアやアフリカにいるものよりはずっと小さい
シロチョウ科は沖縄のツマベニチョウが下手すると世界最大クラス
タテハチョウ科を旧分類でばらばらにして、
マダラチョウ科は沖縄のオオゴマダラがこれまた世界トップか?
但しホソバオオゴマダラが前翅長だけならもっと大きい。但し翅の面積は狭い
テングチョウ科はいるだけで有難い
ホソチョウ科は日本にはいない
シジミタテハ科も日本にはいないしアジアのシジミタテハは地味
タテハチョウ科はオオムラサキは十分大きい、但し北米のダイアナギンボシヒョウモンとか
フィリピンのサトラペスオオイナヅマとかも随分大きい
ジャノメチョウ科はオオヒカゲが精一杯
ムカシヒカゲとかダルリサマダラジャノメのような前翅長6cmオーバーにはとても及ばない
なお近年ではルリオビタテハとかフタオチョウはジャノメチョウにむしろ近いという話だとかw
ジャノメチョウに近いとされる仲間だとワモンチョウ、フクロウチョウ、モルフォチョウなんかは
前翅長8〜9cmオーバーの巨大チョウが多いが、こんなのも日本にはいない
シジミチョウ科はダントツにでかいのがアリノスシジミだが体が太過ぎだし綺麗ではないw
だがムラサキシジミで海外に前翅長3cm近いのがいる。こんなのは日本にはいない
セセリチョウもバナナセセリなどは前翅長3.5cm近くになるが日本のアオバセセリはそれより小さい
だがバナナセセリは沖縄に帰化してしまったw
冬に適度に涼しく、海に面して雨量の多い沖縄を抱えているから熱帯〜亜熱帯アジア性で
草原や二次林にいるような昆虫は、日本でほぼ最大クラスに育ってしまうw
逆にモンキアゲハなんかは山形でうまく冬の低温によって年1回発生となり、幼虫時代に多量の餌を食べて巨大化する
雨量と、メリハリの利いた高温と低温
その辺の条件が昆虫の大型化にうまく作用する場合もあるってところかなあ?
54 :
名無しのひみつ:2012/11/23(金) 11:55:53.66 ID:JKw5SZ2x
おもしろ興味深いなぁage
55 :
名無しのひみつ:2012/11/24(土) 21:32:50.03 ID:jUWnYMgz
>>53 >冬に適度に涼しく、海に面して雨量の多い沖縄を抱えているから熱帯〜亜熱帯アジア性で
草原や二次林にいるような昆虫は、日本でほぼ最大クラスに育ってしまうw
ジャノメチョウ科なんかは二次林どころか密な原生林にいるのが多い
こういうのは、日本では大きくなれないと
しかしジャノメチョウ科の大型種や近縁のワモンチョウ科なんかは、熱帯では基本的には密林でも、その中で
パッチ上に存在するやや明るい竹林やヤシ科の林にいて、幼虫はタケやヤシの葉を食べていたりするのも少なくない
沖縄はホコモンワモンチョウというやや大型のワモンチョウが十分に生息できる気温で、竹林もあるのだが
幸か不幸か?今のところ放蝶されたものが住み着いたなんて話はない
56 :
名無しのひみつ:2012/12/17(月) 10:49:23.22 ID:wQEIHevx
>熱帯では基本的には密林でも、その中でパッチ上に存在するやや明るい竹林やヤシ科の林にいて、幼虫はタケやヤシの葉を食べていたり
そのタケやヤシの生えるパッチがあまり広くなければ、周囲の高湿度をあまり損なわずに明るい環境、という
熱帯雨林の生物にとって理想の環境になる
熱帯だとタケは株立ちして纏まって生えるから地面が乾きやすい
地面にタケの落ち葉も殆ど存在しないが、株立ちしているタケの中にだけ
土壌や腐植が引っ掛かってたっぷり溜まるようになっている
57 :
名無しのひみつ: