【脳科学】好物目の前、脳内麻薬＝過食・中毒治療に手掛かり

好物目の前、脳内麻薬＝過食・中毒治療に手掛かり−ラットで実験・米大学

　好物のチョコレート菓子を目の前にすると、ラットの脳の特定部分で「エンケファリン」と呼ばれる麻薬のアヘンに似た化学物質が急増し、早くたくさん食べたいという衝動につながることが分かった。
米ミシガン大の研究チームが２０日付の米科学誌カレント・バイオロジー電子版で発表した。
　この脳の特定部分は「新線条体」と呼ばれ、肥満体で病的に食べ過ぎる人がごちそうを前にしたり、麻薬中毒患者が麻薬摂取の映像を見たりした際に活動が高まることが知られる。
エンケファリンの働きが人間でも詳しく解明され、薬などで制御できれば、過食や麻薬中毒の治療法になると期待される。
　また、早食いの人は満腹感を覚える前に食べ過ぎてしまう傾向がある。エンケファリンは食べ始めた頃に増えるため、その作用による食べ過ぎを避けるためにも、ゆっくり食べることが大切とみられる。（2012/09/21-01:35）

ソース
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012092100033

元論文
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0960982212009426
(こなれていませんがサマリの訳は>>2-3あたりで)

ご依頼いただきました
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1345176435/264

アヘン中毒の患者は実はアヘンを目の前に置いておくだけで自己完結できるということか

サマリ和訳(案)
過食や薬物中毒などの障害は強迫的過剰消費の報酬として特徴付けられるが、この研究では背側新線条体(被殻と尾状核)前内側区でのエンケファリンサージが、過剰摂食を引き起こすことを示した。
　腹側線条体ではミューオピオイド回路が摂食報酬への動機付けに重要な役割を果たしているが、背側新線条体では、ミューオピオイド受容体は前頭前皮質辺縁系からの入力を受け取る線条体島に集中している。
　新オピオイド微小透析法を細胞外エンケファリン濃度の測定に用いたが、ラットが好むチョコレート摂取で前背内側新線条体での内因性エンケファリンサージ(>150%)を引き起こした。ダイノルフィン(エンケファリンの兄弟ペプチド)には変化がなかった。
　さらに、前背内側区へのミュー受容体アゴニスト(DAMGO)の微小注入で、甘味好きはそのままに甘味摂取量を250%以上増加させた。つまりミューオピオイド刺激は過剰摂食の原因となっている。
”Fos(神経活動を示す遺伝子)プリューム”マッピングでは、過剰食欲効果の解剖学的局在は背側線条体の前内側区のみにあることがわかった。
　以上をまとめると、新背側線条体前内側でのオピオイドシグナルが、摂食感覚報酬の動機付けのコードであり原因であるとわかった。
(訳：とうやこちょう)

>>2
エンケファリン受容体の脱感作がどうしたって？

まずラットの好物が本当にチョコレート菓子なのかを検証したのか？

そこが問題だよなあ。
チョコレートは犬猫にとっては
テオブロミンが毒性物質ということで有名だし、

ラットでは、人間と違って
本当の麻薬になっているかもしれん。
次はサルで実験するべきかもしれない。

テオブロミンカプセル飲んだら、気分悪くなっただけだったｗ

煙草喫煙者は煙草をくわえてるだけで事足りるしな

パイプにしたらいいにおいかな

Current Biologyって総説誌かと思ってたけど普通の論文も載るんだな。

これ抑制しちゃうと、好物見ても何とも思わなくなっちゃうのか
過食は収まるかもしれないが、廃人のようになりそう

>>2
俺もそう思った。
だって、脳内に麻薬が出るんだったら、わざわざ
目の前のものを摂取する必要ないもんな

私の脳内座薬が一言

行き過ぎた多量や少量より質ですね。

お酒は少量でコントロールできてる
時々買うチョコとアイスやめる
運動すれば痩せるんだがしてないから良くない

>>12
お前がうまいものを目の前に置くだけで満足できるのであればそうだろうな

実際パイポで禁煙できるしな
ただパイポ依存になる