【化学】「テンプレート」によって離れた炭素–水素結合を活性化する革新的な方法

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1pureφ ★
Highlights: 化学:炭素–水素結合を活性化する革新的な方法

活性化されていない炭素–水素(C–H)単結合の官能基化は、単純な分子から複雑な
分子を効率よく迅速に合成する方法の1つである。しかし、対象分子が等価ではないC–H
結合を複数持つ場合、C–H結合を選択的に活性化することは難しい。

今回、容易に取り外せる「テンプレート」によって、テザー型アレーンの離れたメタC–H結合
(結合10個分以上離れている)の活性化が導かれることが報告されている。この方法を用いて
作られた斬新な構造は、従来法ではきわめて合成しにくいもので、これは新しいC–H活性化
反応の開発に向かうまた別の道となるかもしれない。

Nature ハイライト Nature 486, 7404 (Jun 2012)
http://www.natureasia.com/japan/nature/updates/index.php?i=89068

N&V 離れたC–H結合を活性化する
Organic chemistry: Directors extend their reach
Matthew O. Kitching & Victor Snieckus
Nature 486, 478–479 (28 June 2012) doi:10.1038/486478a
http://www.nature.com/nature/journal/v486/n7404/full/486478a.html
エンドオン型テンプレートを利用した遠隔メタC–H結合の活性化
Activation of remote meta-C–H bonds assisted by an end-on template
Dasheng Leow, Gang Li, Tian-Sheng Mei & Jin-Quan Yu
Nature 486, 518–522 (28 June 2012) doi:10.1038/nature11158
http://www.nature.com/nature/journal/v486/n7404/full/nature11158.html
http://www.nature.com/nature/journal/v486/n7404/images/nature11158-f1.2.jpg
Figure 1: A template strategy for the activation of distal meta-C–H bonds (more than ten bonds away).
http://www.nature.com/nature/journal/v486/n7404/images/nature11158-f2.2.jpg
Figure 2: Template-directed meta-selective C–H olefination of toluene derivatives.

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2名無しのひみつ:2012/07/09(月) 02:59:38.46 ID:DgrCFHZI
------------ここまでテンプレ------------
3名無しのひみつ:2012/07/09(月) 03:01:34.82 ID:hQAzIvj0
ndash
4pureφ ★:2012/07/09(月) 03:05:34.74 ID:???
>>3
「-」です。油断した・・・

正:【化学】「テンプレート」によって離れた炭素−水素結合を活性化する革新的な方法
5名無しのひみつ:2012/07/09(月) 03:06:51.82 ID:YIxZLMjA
よく分からないけど
このテンプレートを使うと
活性化(エネルギーを与えて反応しやすくさせること)をさせたい
炭素-水素結合を選んで活性化できるようになるってこと?
6名無しのひみつ:2012/07/09(月) 03:21:13.91 ID:rT7LXTNo
>>1
日本語環境のないところでスレ立てをしているのか日本語が不自由なのか。
外国語の方が得意ならそちらでどうぞ。日本から出て行ってください。

これは常温常圧ではないか。
7名無しのひみつ:2012/07/09(月) 06:57:55.33 ID:MgKbEaos
なにこの配位子もどき

>>6
え?
8名無しのひみつ:2012/07/09(月) 09:06:52.78 ID:VUp3HNNN
>>6

そっくりそのままお返しします。
9名無しのひみつ
可笑しい