【医療】患者の免疫系を強化するタイプのがん治療薬2種を用いた臨床試験が成功／米ジョンズ・ホプキンス大学

患者の免疫系強化するがん治療薬に効果、米研究
2012年06月07日 17:44　発信地:シカゴ/米国

【6月7日 AFP】がん細胞を直接攻撃するのではなく、患者の免疫系を強化するタイプのがん治療薬2種を
用いた臨床試験が成功を収め、より大規模な臨床実験へと進む準備ができたと米ジョンズ・ホプキンス大学
（Johns Hopkins University）の研究チームが2日、発表した。

2種の治療薬は共に米医薬品大手ブリストル・マイヤーズスクイブ（Bristol-Myers Squibb）が開発したもの。
服用者の体を蝕むがん細胞の保護膜を破壊し、免疫系の働きを助けるという。

米医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル（New England Journal of Medicine）」と米シカゴ（Chicago）で
開かれた米国臨床腫瘍学会（American Society of Clinical Oncology、ASCO）で発表された第1相試験では、
一般的な治療法で効果が見られなかった非小細胞肺がん、メラノーマ（悪性黒色腫）、腎臓がん患者の
4人に1人に腫瘍の大幅な縮小が確認された。

免疫細胞の表面に存在するタンパク質PD-1の結合を阻害する「BMS-936558」（抗PD-1抗体）の臨床試験は、
ジョンズ・ホプキンス大のスザンヌ・トパリアン（Suzanne Topalian）教授（外科・腫瘍学）が率いた。

296人を対象に行われたこの試験では、非小細胞肺がん患者18％、メラノーマ患者28％、腎臓がん患者27％の
腫瘍が著しく縮小した。さらに被験者の5〜9％に6か月以上の病状安定がみられたという。ただし、薬の服用が
生存率に及ぼす影響についてはさらなる研究が必要だと研究チームは述べている。

一方、がん細胞の表面に存在するタンパク質PD-L1の結合を阻害する「BMS-936559」（抗PD-L1抗体）の
臨床試験は、同大のジュリー・ブラーマー（Julie Brahmer）准教授（腫瘍学）が率い、207人を対象に行われた。
その結果、非小細胞肺がん患者10％、メラノーマ患者17％、腎臓がん患者12％に薬の効果が確認された。

トパリアン教授は2つの治療薬について「PD-1とPD-L1が、
がん治療における重要なターゲットだということを強く示している」と指摘している。

だが、今回の試験では被験者の14％に深刻な毒性作用が確認され、うち3人が肺炎で死亡した。
また、副作用として大腸炎や甲状腺異常が確認されたほか、疲労感や肌のかゆみ、発疹といった症状を
訴える者もいたという。(c)AFP
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

▽記事引用元　AFPBBNews
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2882489/9070338

▽関連リンク
＊New England Journal of Medicine
Tumor Immunotherapy Directed at PD-1
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMe1205943
Safety, Activity, and Immune Correlates of Anti?PD-1 Antibody in Cancer
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1200690

　　　分子標的薬と同じだね。ある程度の延命効果はある、が、間質性肺炎を起こしやすい、
　　　免疫異常による自己免疫疾患が起こる可能性がある。

>被験者の14％に深刻な毒性作用が確認され、うち3人が肺炎で死亡した。
>副作用として大腸炎や甲状腺異常が確認されたほか、疲労感や肌のかゆみ、発疹といった症状を
毒とか体質で決まるのかね、アレルギーかな？
細胞膜だから粘膜に多大な影響を及ぼすんだろうな、投与量のさじ加減が
個人差で難しいってことだろう。

多臓器不全の直前まで来ているような人かどうか調べたんだろうか。
肺炎などは対策可能とおもわれる。

>服用者の体を蝕むがん細胞の保護膜を破壊し、免疫系の働きを助けるという。
がん細胞だけではなく通常細胞の細胞膜も同時に破壊していると
しか思えないな。

漢方とかハーブティーなんかに近いアプローチだな

こっちの記事の方がわかりやすいよ。

PD-1（Programmed cell death 1）受容体は、T細胞上にあってT細胞の活性化を抑制する機能を持って
おり、自己に対する免疫反応を抑制するなどの機能が明らかにされている。免疫反応が抑制される際に
は、PD-1受容体にリガンドであるPD-L1が結合することが示されている。

　一方、腫瘍細胞はPD-L1を発現し、PD-1受容体と結合することで免疫反応を抑制し、免疫反応から逃れ
られることが明らかになってきた。抗PD-1抗体はPD-1受容体に結合することで、腫瘍細胞が発現するPD-
L1やPD-L2とPD-1受容体が結合するのを阻害し、その結果として腫瘍細胞への免疫反応が起こることが期
待されている。

腫瘍による免疫抑制を阻止する機能を持つ抗PD-1抗体に抗腫瘍効果を確認【ASCO2012】
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/sp/asco2012/201206/525272.html

さらにぐぐるとこれは日本の小野薬品と米メダレックスの共同研究で
アメリカにおける開発および商業化権をBMSがもってるみたいね。

効き目はありそうだけど、モノクローナル抗体か。
高そうだな。点滴1瓶うん十万円なんだろうな。

インドの低木常緑樹「アシュワガンダ」
でいいかな。

あきらめないで　茶のしずく

まじかよ
俺がガンになる前に実用化急いでくれ

アメリカ製の抗がん薬のせいで　日本人が世界一　ガンでの死亡率が高くなってるって知ってた？

そして抗がん薬は　欧米の製薬会社の独壇場　　製薬会社の金ズルなんだよ日本人は

日本は外科医が抗がん剤使ってるから適正な用法守れてないらしいが

ハーセプチン73,981円（150mg）
リツキサン219,185円（500mg）
グリベック（100mg錠）3225.8円
イレッサ（250mg錠）6774.4円
５FUは438円（250mg）
アイソボリンは11,283円（100mg）
エルプラットは72,768円（100mg）
アバスチン（大腸がん）191,299円（400mg）
アリムタ（悪性胸膜中皮種）240,649円（500mg）

ジジババを一人1ヶ月生かすために、薬剤費だけで月100万円かかります。
そしてそれを負担しているのは本人ではなく、主に税金によって賄われています。

今の保険制度では、8万円を超える医療費は全額保険で賄われる。
それ以上はすべて保険料と税金でカバーされているから、
未来のないジジババを生かすために割りを食ってるのは若者。

で、今の若者がジジババになる頃には、こんなおいしい制度は絶対なくなってるだろうからw
保険料の払い損だね。

ちなみに薬剤に投入されたお金は、ほぼ海外の製薬会社にまわってるといっていい。
日本経済にとっていいことなしなのさ。

Tumor dormancyって言ってね
実はTS-1の少量長期投与の方がよほど副作用が少なくて
いいかもしれんよ
今の治験はスポンサーの製薬会社がもかるように仕掛け
られてるのが多いから

サブセット解析で高齢者では効果なしってデータ出てる分子標的治療薬もある
こういうデータはMRは絶対にもってこない　要注意です

> ハーセプチン73,981円（150mg）
> リツキサン219,185円（500mg）
> グリベック（100mg錠）3225.8円
> イレッサ（250mg錠）6774.4円
> ５FUは438円（250mg）
> アイソボリンは11,283円（100mg）
> エルプラットは72,768円（100mg）
> アバスチン（大腸がん）191,299円（400mg）
> アリムタ（悪性胸膜中皮種）240,649円（500mg）
>
> ジジババを一人1ヶ月生かすために、薬剤費だけで月100万円かかります。
> そしてそれを負担しているのは本人ではなく、主に税金によって賄われています。

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