【医学】慢性閉塞性肺疾患(COPD)による息切れに鍼治療が有効/京大・明治国際医療大の共同研究

このエントリーをはてなブックマークに追加
1星降るφ ★
慢性閉塞性肺疾患(COPD)による”息切れ”に鍼治療が有効
2012年5月31日

日本では530万人以上の患者がいるといわれる「慢性閉塞性肺疾患」(COPD)の息切れ症状を
和らげるのに、鍼(はり)治療が有効であることが、京都大学大学院医学研究科の三嶋理晃教授や
明治国際医療大学鍼灸学部の鈴木雅雄准教授などの共同研究で分かった。

慢性閉塞性肺疾患は、喫煙が主な原因として気道が狭くなり40歳以上で発症し、初めは階段を
上がるなどの運動時の息切れや慢性の咳(せき)、痰(たん)が続き、さらに進行すると入浴や排泄、
食事などの軽作業でも息切れが起き、寝たきりになることもあるという。

研究チームは、慢性閉塞性肺疾患によって薬物治療中の患者68人を無作為に2群に分けて、
一方には鍼治療を12週間続け、一方は鍼を打つ格好だけのプラセボ群とした。鍼治療では
「中府」や「関元」などの11の経穴(ツボ)を用い、6分間歩行試験によって歩行距離や息切れの
度合いを評価し、動脈血酸素飽和度なども測定した。その結果、鍼治療群では有意にこれらの
改善効果が認められた。また体格指数(BMI:ボディー・マス・インデックス)や血中の栄養
タンパクの測定においても改善がみられたという。

慢性閉塞性肺疾患患者の主訴となる労作時呼吸困難(息切れ)に鍼治療の有効性を実証したのは
初めてだという。「現代医学に日本の伝統医療(東洋医学)を融合させることで、患者の苦痛を
軽減させることができる」としている。

▽サイエンスポータル 
http://scienceportal.jp/news/daily/1205/1205311.html

▽京都大学プレスリリース
「慢性閉塞性肺疾患(COPD)の労作時の息切れに鍼治療が有効」
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2012/120523_2.htm
2名無しのひみつ:2012/06/03(日) 09:45:17.51 ID:qQffP51l
慢性閉塞性肺疾患なんてご大層な名前つけられるとよく分からんが
長年痛めつけてきた気道の調子が本格的に悪くなった状態と思えばいいのか?
3名無しのひみつ:2012/06/03(日) 09:55:08.67 ID:PhePDWLA
明治国際医療大学ーここの授業料きいたら目むくでwww
4名無しのひみつ:2012/06/03(日) 09:55:53.43 ID:p76LEGdc
突発性難聴に鍼が効くらしいと聞いて、その筋で有名な鍼灸院30万円分
通ったが、ぜんぜん効果なかった・・
5名無しのひみつ:2012/06/03(日) 09:59:46.72 ID:OjNtbiCA
鍼を打つ格好だけではプラセボにならないな。
被験者は自分が対照群だってわかるだろ。

>「中府」や「関元」などの11の経穴(ツボ)を用い

経穴(ツボ)じゃないとこに打ってプラセボにすればよいのに。
そうすると差が出ないんだろうなあ。
6名無しのひみつ:2012/06/03(日) 10:06:12.05 ID:vhE53RyA
>>2
きちんとスパイロメータという肺活量計にもう少し機能を足したものじゃないと
初期ははっきりしない。
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=COPD%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%BE%A9&source=web&cd=3&ved=0CG4QFjAC&url=http%3A%2F%2Fwww.jslm.org%2Fbooks%2Fguideline%2F08.pdf&ei=07fKT8vzDuqNmQX36aGIDw&usg=AFQjCNERNvjjyaG8jPfy5WKoFSV2tS7v2w

空気の中でじわじわと空気が吸えなくなって死んでいくんだよ。いくら在宅酸素療法が
一般的になっても限界はある。あまり良い死に方じゃない、だからタバコは止めること。

7名無しのひみつ:2012/06/03(日) 10:19:22.57 ID:vMGZUriX
タバコを吸いなさんな
8名無しのひみつ:2012/06/03(日) 10:27:16.19 ID:XjN1kKPU
日本と中国で同じ名前のツボでも場所が違うってなんかで読んだなぁ
9名無しのひみつ:2012/06/03(日) 10:50:02.88 ID:XabTym+7
自業自得とはいえ悲惨だわな
10名無しのひみつ:2012/06/03(日) 11:59:02.35 ID:SDbLp1SE
「ん!? まちがったかな・・」
11名無しのひみつ:2012/06/03(日) 13:22:19.21 ID:l+pUSSPM
息苦しいとき肩甲骨横の張ってる筋肉を強く押すと急に息が楽になる
12名無しのひみつ:2012/06/03(日) 14:03:19.97 ID:Gqk7rWy5
空気清浄機のオゾンを吸い続けると、やはり気道の具合を悪くし、
COPDにもなる。日本の空気清浄機でイオン放出を歌っているものは、
健康に悪い。アメリカでは規制されたり推奨されていない。
13名無しのひみつ:2012/06/03(日) 15:12:56.28 ID:LvCz04xN
>>2
気道じゃなくて肺胞が破壊される病気だよ。
14名無しのひみつ:2012/06/03(日) 15:40:40.23 ID:geFFvA6w
>>1
鍼灸師の生き残り策か
エビデンスも根も葉もない話だ
15名無しのひみつ:2012/06/03(日) 16:10:19.89 ID:hVhstL8M
針で潰れた肺胞は元には戻らんだろー、気功が効果あるって言ってるレベルと同じだ
16名無しのひみつ:2012/06/03(日) 16:12:05.87 ID:h2mULlEV
タバコ飲みの医療費はタバコ飲みから徴収するべき
17名無しのひみつ:2012/06/03(日) 16:20:22.82 ID:+HcJpzT0
鍼治療で良くなった俺からすれば
なかなか認められないのは残念
医学にせよ薬学にせよ
最初は経験則から始まったものだし
鍼による鎮痛効果は科学的に解明が進んでるのに
どうしても胡散臭いイメージが取れないんだよな
18名無しのひみつ:2012/06/03(日) 16:36:15.20 ID:hVhstL8M
もう宗教だね、ヨガでもやってろよと
19名無しのひみつ:2012/06/03(日) 16:44:35.98 ID:9pePTDJL
>>2
肺で酸素と二酸化炭素が交換されない。

重症化すると常に酸欠の状態になる。
じっとしていて普通に息をしていても息苦しい状態になる。

基本的に治療法はなく、薬で病気の進行を抑えながら
24時間酸素を吸入する事になる。
20名無しのひみつ:2012/06/03(日) 21:21:17.37 ID:zLiRR46i
いくらなんでも不可逆的な疾患が治るって意味で
発表したわけじゃないだろうなあ。

緩和ケア的な意味で一時的に楽になるってことじゃね。
21名無しのひみつ:2012/06/03(日) 22:41:52.33 ID:Gqk7rWy5
珪肺とか石綿肺は直らないのかね?
22名無しのひみつ:2012/06/04(月) 00:14:50.82 ID:dRJXTew1
>>5
だな、
ブラインドテストとしては欠陥がありすぎて、全く信頼性にかける。
以前、旧厚生省がツボとツボを外したのとで針治療の有効性を比較研究したことがあったけど、全然効果なしって結果になっちゃった
もんだから、何時の間にかうやむやにされちまった。鍼灸師ってすごい圧力団体で、利権の酢窟だしね。
23名無しのひみつ:2012/06/04(月) 00:19:41.31 ID:vG1Ml7dj
前に国でツボの位置が違うって出てたな
24名無しのひみつ:2012/06/04(月) 16:52:03.99 ID:y3iU5YDr
>>4
30万円分ってすごいな。お気の毒…
俺は10回ぐらいで治った
25名無しのひみつ:2012/06/04(月) 23:30:57.69 ID:QCuGsuUR
閉塞に鍼で空気穴を開けるんだぬ
26:2012/06/04(月) 23:37:17.45 ID:a3jbPv/f
>>1

>一方は鍼を打つ格好だけのプラセボ群

 これってちゃんと、患者にとって分からなくしてあったのかな?

 本当なら偽の針を使って二重盲検にすれば良いのだろうけれど。
27名無しのひみつ:2012/07/17(火) 22:42:39.68 ID:FZqNZrvz
Double blindのような方法論は、薬剤(の多く)について最適化されたものじゃまいか。
全ての治療法に対して、医薬品の臨床試験のメソッドを適用するのが
ベストであるとはちょっと考えにくい。

たとえば、
術式を検討するときに、ある群は開腹してオペをやるがコントロール群は開けて閉じるだけ
みたいなことは倫理的にアレゲだなあ。
医薬品でも、たとえば免疫抑制剤の臓器移植への適応にかかる治験については、
ブラインドは同様な理由により容易ではないだろう。
また、医療機器なんかは技術的な問題もあって二重盲検は比較的少ないようだ。

よって、治療法の特性に応じて試験法をデザインする必要があるわけだ。
>>1については、臨床試験の方法論でまだ試行錯誤しているような段階だろうな。

さっきPLoSの目次流し読んでたら鍼治療の臨床試験の文献のクオリティを問う論文が目に入って
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0038461
結果は「それほどクオリティ高くないわwww」って話みたいだな。
これ、鍼灸治療の特性に応じたメソッドで、かつ、
信頼性の保証できるような試験方法がまだ確立されていない、
という見方もできるとは思いますよ。
28名無しのひみつ:2012/07/20(金) 16:35:51.33 ID:lWNC5IpN
>>26
偽の鍼の定義も難しい部分もある。
ツボって指圧でも寛解したりするわけだしな。
29名無しのひみつ
なんでもかんでもお薬と同じメソッドでなけりゃだめだ、
偽薬に相当するのはなんだろ、ピコーンそうだ偽の鍼だ、
という安易な発想なんだろうなあ。

別に刺さなくともよく
たとえば、乳幼児には鍼を刺すのじゃなくてただ表面を刺激することも多いとか
知らんで書いてるんだろ。

知識というより理系の想像力もないというか、
万事、誰かが作ったチェックリストに当てはめれば解決すると思ってそうだ