【免疫】自己免疫疾患を引き起こすT細胞の過剰な活性化を調節するメカニズムを解明/北海道大
1 :
白夜φ ★:2012/05/21(月) 21:41:34.71 ID:???
北大、自己免疫疾患を引き起こすT細胞の過剰な活性化を調節するメカニズムを解明
自己免疫疾患を引き起こすT細胞の過剰な活性化を調節する
新たなメカニズムを解明
■研究成果のポイント
・STAP−2はFas刺激によるカスパーゼ8の活性化を亢進し,T細胞のアポトーシス(細胞死)を増強する。
・STAP−2欠損T細胞においてFasや抗原刺激による活性化T細胞死が抑制されている。
・STAP−2は新たな自己免疫疾患の新規創薬標的として期待できる。
■研究成果の概要
病原体が体内に侵入した場合,免疫担当細胞による複雑なネットワークが活性化されるとともに,
炎症像を示す感染巣が形成されます。侵入抗原特異的に反応したリンパ球は増殖・分化し,
Bリンパ球は抗体産生により,Tリンパ球は細胞障害作用により,病原体の除去に働きます。
一方,感染が終息した時点で,活性化され増殖したリンパ球はアポトーシスと呼ばれる細胞死に
陥り消去されます(activation−induced cell death)。働きの終わったリンパ球の細胞死は
リンパ組織の恒常性維持に必要です。
今回,私たちはT細胞活性化後に起こるアポトーシス(細胞死)を調節する細胞内蛋白「STAP−2」を同定しました。
STAP−2はアポトーシスを誘導する蛋白分解酵素カスパーゼ8と直接結合してその働きを強めることにより,
アポトーシスを促進しました。STAP−2蛋白によるカスパーゼ8の働きの調節メカニズムを解明することにより,
自己免疫疾患の新しい薬の開発が期待できます。
本研究は免疫分野で権威ある雑誌
The Journal of Immunology のadvance online publicationで5月18日に公表されました。
(引用ここまで。全文は記事引用元をご覧ください)
________________
▽記事引用元 北海道大学 研究発表 5月21日 (pdf)
http://www.hokudai.ac.jp/news/120521_pr_.pharm.pdf ▽関連リンク
http://www.jimmunol.org/ Signal-Transducing Adaptor Protein-2 Modulates Fas-Mediated T Cell Apoptosis by Interacting with Caspase-8
http://www.jimmunol.org/content/early/2012/05/18/jimmunol.1103467.abstract
2 :
名無しのひみつ:2012/05/21(月) 21:45:07.87 ID:woqDHWpG
これでリウマチやクローTン病は克服されるのかな?
Th2が過剰になるのがアトピーや花粉症だというから、こっちも大丈夫?
3 :
名無しのひみつ:2012/05/21(月) 21:50:50.10 ID:FaIGwZva
のちのTウィルスである
4 :
名無しのひみつ:2012/05/21(月) 21:58:37.09 ID:ePrg8+pY
アポトー死ス
5 :
名無しのひみつ:2012/05/21(月) 22:02:25.57 ID:sW+eaAOH
ステロイド飲まんでもよくなるのか
6 :
名無しのひみつ:2012/05/21(月) 22:08:05.52 ID:sxtKuGTH
Tウイルス
7 :
名無しのひみつ:2012/05/21(月) 22:09:35.35 ID:oS3hzwu4
後藤(強)さんも助かる?
8 :
名無しのひみつ:2012/05/21(月) 22:10:08.67 ID:o2uDLY6b
アンブレラに見張られてますよ
9 :
名無しのひみつ:2012/05/21(月) 22:13:08.58 ID:npP67/Eq
むらこの病がこれか。実用化はいつだろう。
10 :
名無しのひみつ:2012/05/21(月) 22:15:44.58 ID:dLjIhPbE
T-virus
11 :
名無しのひみつ:2012/05/21(月) 22:31:52.41 ID:DpzF5WMf
アトピー治るんか!?
12 :
名無しのひみつ:2012/05/21(月) 22:45:53.12 ID:UXPwRqM6
13 :
名無しのひみつ:2012/05/22(火) 06:08:33.89 ID:c1jn5SbH
Th1 Th2
こいつら何者だよ?
あちこちの疾患に関係してるだろ?
14 :
名無しのひみつ:2012/05/22(火) 06:40:56.94 ID:c1jn5SbH
20世紀に 抗菌剤であるペニシリンやストレプトマイシンが医療を変えたように
21世紀には抗炎症剤が医療を変えるのかもしれないね
つまり、どういうことかというとさ
相変わらず 疾患の根本原因にあるのは
細菌あるいは真菌との戦いが続いているってことじゃないのか?
15 :
名無しのひみつ:2012/05/22(火) 06:41:42.95 ID:c1jn5SbH
あるいは 戦う相手を失った免疫系の過剰暴走とか・・・
16 :
名無しのひみつ:2012/05/22(火) 07:01:40.57 ID:cOchTVFn
クローン病は?
17 :
名無しのひみつ:2012/05/22(火) 07:32:45.34 ID:zDiJ+XIa
潰瘍性大腸炎なおるん
18 :
増健:2012/05/22(火) 08:54:46.80 ID:YCAA7+HF
解明しても治療法は見つからない
19 :
名無しのひみつ:2012/05/22(火) 10:36:55.51 ID:c1jn5SbH
インターフェロンINF-γにつながると キヌレニン経路が悪さをはじめることがあるらしいw
免疫系の無限亢進みたいなw
20 :
名無しのひみつ:2012/05/22(火) 11:00:49.59 ID:ZnhI9iHL
免疫分野に限らず、こういう信号伝達系は五万と発見されてるから、
もう何が何やら分からんね。
で、考察には必ず「新しい薬の開発が期待できます」。
21 :
名無しのひみつ:2012/05/22(火) 11:18:09.20 ID:Rs+GJ7ko
>>20 まぁ期待はできても実際にモノにできるかはまた別問題だしねぇ。
なんであれ免疫を抑制するということは日和見感染のリスクを伴うものだし、
その成分に他のホルモン作用等があって従来の免疫抑制剤よりも危険な
ものになってしまう可能性もあるわけだし。
いろいろと慎重にならざるをえないだろうねぇ。
22 :
名無しのひみつ:2012/05/22(火) 11:36:28.31 ID:rOMTLXMH
わかっちゃいるけど止められない
23 :
名無しのひみつ:2012/05/22(火) 12:55:52.74 ID:rPY5zbvb
とっとと実用化しろや
24 :
名無しのひみつ:2012/05/22(火) 13:22:33.41 ID:B5b76RT/
でも免疫なかったら人類いないよな
手動調節できないから困る
25 :
名無しのひみつ:2012/05/22(火) 13:41:41.18 ID:EclW5uFn
とっとと実用化しろや
26 :
名無しのひみつ:2012/05/22(火) 14:04:44.72 ID:wV+G/EPc
つまり花粉症よさらば
今年べにふうきを大量に植えた俺死亡って事か
27 :
名無しのひみつ:2012/05/22(火) 14:11:05.58 ID:223Pyfg3
>>24 ヨガの達人とかって自律神経を結構コントロールできるらしいじゃん?
免疫系もコントロールできるようにならんもんかな。
インフルエンザに罹った時の身体の感覚を覚えて、
次にそのインフル感覚が来たときは、そいつを撃退するように免疫を働かせる、とかさ。
28 :
名無しのひみつ:2012/05/22(火) 14:17:05.14 ID:ZnhI9iHL
>>27 レモンのこと考えたら唾液が出るように、病気のこと考えたら免疫細胞を活性化させられる、
って以前NHKスペシャルか何かで見た。
29 :
名無しのひみつ:2012/05/22(火) 14:20:46.06 ID:Rs+GJ7ko
>>27,28
でも狙った抗原に対応した免疫系に絞って動員をかけることなんてできんだろうしなぁ。
全リンパ球一斉活性化でアレルギーや自己免疫性疾患大量発動とかなったら
目も当てられんw
30 :
名無しのひみつ:2012/05/22(火) 20:57:11.27 ID:2a/wkiGX
またサプレッサー細胞か。
31 :
名無しのひみつ:2012/05/22(火) 21:03:54.58 ID:lT0kYC7b
>>1 こういうニュースを聞くたびに、そこからどうするの?っていつも思う。
>細胞内蛋白「STAP−2」を同定しました。
STAP−2をたくさん食べればいいの?w
32 :
名無しのひみつ:2012/05/22(火) 21:35:34.28 ID:6ytOk315
橋本病です助けてください
33 :
名無しのひみつ:2012/05/22(火) 22:23:16.14 ID:KWzifSNJ
>>31 経口投与じゃなくて注射や点滴じゃないかなぁw
34 :
名無しのひみつ:2012/05/23(水) 11:12:04.17 ID:0v0a2LV2
マグネシウムと炎症ってどうつながってるんだ?
35 :
名無しのひみつ:2012/05/23(水) 11:52:43.93 ID:wB6YqGJM
掌蹠膿疱症の私も期待していいの?
36 :
名無しのひみつ:2012/05/23(水) 12:04:07.91 ID:gfAnycTy
GJ
臨床に応用できればいいな
37 :
名無しのひみつ:2012/05/23(水) 12:15:59.83 ID:f23udLqW
ま、そんなに期待するな。
インターフェロンレベル、つまり病気によっちゃある程度効く、
ってモノができれば上々だぞ。インターフェロンなんて昔は
夢の癌・ウィルス病特効薬かもって言ってたんだからな。
38 :
名無しのひみつ:2012/05/23(水) 12:31:30.31 ID:0v0a2LV2
なにいってるんだよ
Th1 Th2 INFーγ NK-κなんたら
でも免疫の世界で閉じてちゃだめなんだよ
他と繋がってる
そうホメオスタシスとつながってるはず はよせい
39 :
名無しのひみつ:2012/05/29(火) 20:33:07.87 ID:er3gnHgF
Tヴァイルス…研究者がタイラントになるのか
40 :
名無しのひみつ:
がん攻撃のT細胞をiPS細胞から作製…東大研
読売新聞 6月10日(日)19時34分配信
あらゆる細胞に変わる能力を持つ、人間のiPS細胞(新型万能細胞)から、
がんやウイルス感染細胞を攻撃する、免疫系のT細胞を作り出すことに、
東京大学医科学研究所が成功した。
T細胞は最初は攻撃能力がなく、様々な異物と遭遇しながら能力を獲得する。
今回、エイズ患者のT細胞からiPS細胞を作製、
そこから再びT細胞を作ったが、細胞の状態が激しく変化する過程を経ても、
T細胞は攻撃能力獲得前に戻ることはなかった。
T細胞を効率的に作製し、がんやエイズの免疫治療に道を開く成果で、
横浜市で開かれる日本再生医療学会で14日に発表する。
医科研の金子新(しん)助教らは、細胞を変化させる独自の培養法を開発。
できたT細胞の遺伝子を調べ、攻撃能力を保持していることを確認した。
今後、動物実験で、作製したT細胞を使った治療効果を確かめるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120610-00000351-yom-sci