【生化学】牛の唾液でBSE判定 デキストラン硫酸化合物がBSE異常プリオン蛋白質の増幅を促進 感度1億倍−農研機構動衛研

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1依頼29−164@pureφ ★
牛の唾液でBSE判定 動衛研、感度1億倍

 農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所は認知症に似たプリオン病やBSE(牛海綿状
脳症)の原因となる異常プリオンたんぱく質を1億倍の感度で検出する技術を開発した。牛の唾液が
含むわずかな量で判定できる。従来は脳から取ったたんぱく質を分子量の違いで調べていたが、低濃度
だと分からなかった。5年内に生きた牛の安全確認に実用化する。

 生きた牛で感染が分かる。解体しなくて済むので、と畜場が異常プリオンで…

日本経済新聞 電子版 2012/5/15 1:37
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C889DE6E3E6E2E1EAE0E2E3E6E2E7E0E2E3E086989FE2E2E2;at=DGXZZO0195579008122009000000

牛海綿状脳症(BSE)由来プリオンの超高感度検出法

新技術の基となる研究成果・技術 Protein Misfolding Cyclic Amplification (PMCA)
超音波処理-攪拌培養を繰り返すことによって、異常プリオン蛋白質を試験管内で増幅する

従来技術とその問題点
従来のPMCA法は、ハムスターやマウス由来の異常プリオン蛋白質は効率よく増幅できるが、BSE感染牛
由来の異常プリオン蛋白質の増幅には有効ではなかった。従って、BSE異常プリオン蛋白質の超高感度
検出は不可能であった。

本研究の目的
PMCA法を利用しBSE異常プリオン蛋白質の効率的増幅方法を開発する

デキストラン硫酸化合物がBSE異常プリオン蛋白質の増幅を促進することを発見
デキストラン硫酸ナトリウムを反応系に加えると増幅効率が著しく改善された
増幅促進効果があるのはデキストランに硫酸基が付加された、低分子量化合物であった

BSE異常プリオン蛋白質の超高感度検出
体液からも異常プリオン蛋白質が検出可能 唾液を用いた生前診断が可能

新技術の特徴・従来技術との比較
?従来のPMCA法では不可能であったBSEプリオンの効率的増幅に成功した。
?ELISA法など従来の技術では検出不可能な極微量BSE異常プリオン蛋白質を高精度に検出可能である。
?判定までに数百日を要するバイオアッセイに比べて、より迅速に評価可能である。

想定される用途
?唾液を用いたBSE生前診断
?畜産物や肉骨粉など畜産副産物の安全性評価
?牛由来成分を含む医薬品・化粧品などの安全性評価
?ヒトの変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)はBSEに起因すると考えられることから、vCJD診断やヒト由来
 製剤の安全性評価といった用途に展開することも可能と思われる。

実用化に向けた課題
?現在、従来型BSE由来の異常プリオン蛋白質の超高感度検出が可能なところまで開発済み。しかし、従来
型とは異なるタイプの非定型BSE由来の異常プリオン蛋白質の効率的増幅には至っていない。
?今後、非定型BSE由来異常プリオン蛋白質の効率的増幅に必要な条件を明らかにしていく。
?現状の増幅・検出システムは煩雑であり、判定に一週間程度要するが、実用化に向けて、より簡便にかつ
短時間で判定できるような技術を確立する必要もある。

独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所・プリオン病研究センター上席研究員 村山裕一
第2回農研機構/科学技術振興機構 新技術説明会 2012年3月2日
http://jstshingi.jp/abst/p/11/1158/naro_3.pdf

BSE由来異常プリオン蛋白質の効率的増幅方法 WO2009145195A1 特願2010-514498
http://jstore.jst.go.jp/PDFView.html?type=foreignPatent&id=5959&property=openPdf
>>2辺りに続く
2pureφ ★:2012/05/19(土) 05:19:54.18 ID:???
関連ニュース
【牛海綿状脳症】輸入牛肉の規制緩和を含むBSE対策見直しへ議論 評価する5項目示す 食品安全委プリオン専門調査会
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1330582413/-100
【生化学】天然のプリオンは酵母に利益をもたらす
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1329672921/-100
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http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1296485075/-100
【医学】狂牛病の原因はプリオンではない? 細菌中の組換えプリオンたんぱく質から感染性のあるプリオンを生成/中国・華東師範大
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1266843585/-100
3名無しのひみつ:2012/05/19(土) 05:22:16.78 ID:fr5Mm7x1
米に潰されるね
4名無しのひみつ:2012/05/19(土) 05:23:58.23 ID:iTWrrpkx
そのころ韓国では健康そうな牛だけを選んで検査し、BSE清浄国と自称していた
5名無しのひみつ:2012/05/19(土) 05:42:37.82 ID:d/E4DZp0
全頭検査できるくらい簡単安価にできないものか。
6名無しのひみつ:2012/05/19(土) 05:52:19.12 ID:uOlZWBPP
もう、牛乳は飲まないでください。
http://www-genki.jugem.jp/?eid=37

7名無しのひみつ:2012/05/19(土) 06:18:24.42 ID:VB6HVKTx
1億倍…
8名無しのひみつ:2012/05/19(土) 07:09:00.23 ID:PHhaKfL0
人間でやると
かなり感染してる希ガス
9名無しのひみつ:2012/05/19(土) 07:17:11.02 ID:2EGw78xA
>>現状の増幅・検出システムは煩雑であり、判定に一週間程度要するが、

時間と手間がネックか
短時間って無理なんじゃないの?
10名無しのひみつ:2012/05/19(土) 08:01:03.27 ID:8Xr+nZFh
生の唾液に空目した
もう一回寝てくる
11名無しのひみつ:2012/05/19(土) 08:16:32.30 ID:P5oKfbKv
これ、ヒトのクロイツフェルト・ヤコブ病の診断薬つくったほうがよくね?

なんか、ものすげえ革新技術を、本筋と違うところに使っちゃっているような気がw
12名無しのひみつ:2012/05/19(土) 11:35:58.68 ID:8AAAUirK
これで増幅したものを上司に出すコーヒーに入れれば(´∀`*)
13名無しのひみつ:2012/05/19(土) 11:41:19.26 ID:UH2NezgR
唾液も危険部位か
14名無しのひみつ:2012/05/19(土) 12:21:38.24 ID:vTx6Y5Ak
これは否定されるさだめ
15名無しのひみつ:2012/05/19(土) 13:49:49.56 ID:JxZV+3aq
>>11
それは人間の医学やってる奴が家畜屋より劣ってるだけだろうな。
16名無しのひみつ:2012/05/19(土) 22:02:07.13 ID:fLkazHIx
BSEは沈静化してるみたいな流れだけど、これはエイズと一緒だよ
そのうち発症して死ぬ人たくさん出てくるよ
実際にBSEで死んでる人増えてきてる 特に酪農関係者
クロイツフェルト・ヤコブ病ね
17名無しのひみつ:2012/05/19(土) 22:13:27.27 ID:4NffkGNS
プリオン説ってアメリカの牛肉業界が作ったデマでしょ?

信じてる奴いるの? まだウイルスは見つからないの?
18名無しのひみつ:2012/05/19(土) 22:35:25.71 ID:zaTzaoZY
特異度がいくつなのかによるけど、まず基本的な突っ込みとして、

1億倍できる感度って元がどんだけ低かったんだYO!!
19名無しのひみつ:2012/05/19(土) 22:55:31.93 ID:TS3CAz/c
いないはずの狂牛病の牛がザクザクあぶり出されて大パニックに
20名無しのひみつ:2012/05/19(土) 23:49:49.49 ID:R3lv/VYY
>>11
つか、アルツハイマーの症状が出る前の診断に使えるから、
ボケを実質的になくすことができる。
21名無しのひみつ:2012/05/20(日) 00:10:43.78 ID:CmbSVqLO
>>15
この分野では、劣っているんだろうね
22名無しのひみつ:2012/05/21(月) 23:37:39.95 ID:hhsNdV5j
>>21
直接比較される機会が少ないだけでほとんど劣ってる。
23名無しのひみつ:2012/05/23(水) 22:28:26.08 ID:/V/aCE1+
>>11
ごもっとも。
24名無しのひみつ
分かっても直す手段がない病気の診断薬ならヒトじゃなくて感染源の家畜の方を作るのが当たり前なんじゃないか、
感染してたら殺せばいいわけだから。