【生物】家畜馬の祖先16万年前に急増、北米からアジア東部へ移動後 英など国際研究

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 家畜の馬の祖先種は約16万年前にアジア東部で急増し、約5500年前までにカザフスタンやロシア南西部、
ウクライナ付近で家畜化された可能性が高いことが分かった。英ケンブリッジ大などの国際研究チームが
ユーラシア大陸各地の約300頭の馬から採取された細胞核DNAを解析した成果で、9日までに米科学アカデミー
紀要電子版に発表した。 これまでの研究によると、祖先種はもともと北米大陸で出現し、昔は陸続きだった
ベーリング海峡を経由して20万年前までにアジアに移動したとされていた。カザフスタン北部の遺跡で見つかった
約5500年前の馬の歯にはくつわをかませた跡があったり、陶器に馬乳のかすが付着したりしており、
今回の解析結果と一致するという。

▽記事引用元 時事通信(2012/05/09-09:27)
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%c7%cf%c1%c4%c0%e8&k=201205/2012050900152


▽ケンブリッジ大プレスリリース
http://www.cam.ac.uk/research/news/mystery-of-the-domestication-of-the-horse-solved/

▽PNAS
「Reconstructing the origin and spread of horse domestication in the Eurasian steppe」
http://www.pnas.org/content/early/2012/05/02/1111122109.abstract