【医学】リボソームプロファイリングを使って調べたmTORシグナル伝達の機構

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Highlights: 医学:mTORシグナル伝達の機構

mTOR経路はタンパク質生合成の調節に重要で、多くのヒトがんで活性化されている。
今回、mRNA翻訳のmTORによる制御について、リボソームプロファイリングを使って調べた
2つの論文が発表された。

Hsiehたちは前立腺がんとマウスの前立腺腫瘍では、がん浸潤に関連する複数の遺伝子の
翻訳が、4EBP1翻訳抑制因子を介してmTORによって調節されていることを見いだした。
現在前立腺がん患者に対する臨床試験が進行中の実験薬INK128は、mTORシグナル
伝達を阻害し、マウスモデルでは前立腺がんが浸潤性がんに進行するのを遅らせる。

一方、Thoreenたちは、mTORC1キナーゼが4E-BPタンパク質ファミリーを介して、5′末端に
オリゴピリミジンモチーフを持つmRNA群を認識し、調節することを明らかにしている。

Nature ハイライト Nature 485, 7396 (May 2012)
http://www.natureasia.com/japan/nature/updates/index.php?i=88250

mTOR シグナル伝達の翻訳特性ががんの発生と転移を誘導する
The translational landscape of mTOR signalling steers cancer initiation and metastasis
Andrew C. Hsieh, Yi Liu, Merritt P. Edlind, Nicholas T. Ingolia, Matthew R. Janes, Annie Sher, Evan Y. Shi,
Craig R. Stumpf, Carly Christensen, Michael J. Bonham, Shunyou Wang, Pingda Ren,Michael Martin, Katti Jessen,
Morris E. Feldman, Jonathan S. Weissman, Kevan M. Shokat,Christian Rommel & Davide Ruggero
Nature 485, 55–61 (03 May 2012) doi:10.1038/nature10912
http://www.nature.com/nature/journal/v485/n7396/full/nature10912.html

mTORC1を介したmRNA翻訳調節の統一的モデル
A unifying model for mTORC1-mediated regulation of mRNA translation
Carson C. Thoreen, Lynne Chantranupong, Heather R. Keys, Tim Wang, Nathanael S. Gray & David M. Sabatini
Nature 485, 109–113 (03 May 2012) doi:10.1038/nature11083
http://www.nature.com/nature/journal/v485/n7396/full/nature11083.html
2名無しのひみつ:2012/05/07(月) 09:33:44.67 ID:KL4LagVT
何いてるのかさっぱりわかんねーけどがんばってくらはい
3名無しのひみつ:2012/05/07(月) 10:11:02.55 ID:mqLvckoI
小沢が子分を使って癌化させる経路を
プロファイルしてってことね
4名無しのひみつ:2012/05/07(月) 20:29:51.45 ID:o4PeU3Ot
免疫抑制やオートファジーにも絡んでくる文脈か
5名無しのひみつ:2012/05/07(月) 21:35:06.11 ID:UmNIz/1i
やっぱり発酵食品
6名無しのひみつ:2012/05/09(水) 16:54:42.64 ID:IDnjAoUx
mTRON
7名無しのひみつ
癌の分子標的治療に役立つ研究ぽい