【社会】ソーシャルメディアがもたらす、科学報道の変化とは!? 專門知と市民の知のアジェンダビルディング―早大院田中幹人准教授

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ソーシャルメディアがもたらす、科学報道の変化とは!?

ソーシャルメディアの登場により、いままでのメディア報道が変わるかもしれない。ウェブ
ジャーナリズムはどう変化していくのか? そして、震災を経て科学報道はどう変わって
いくべきか? ウェブメディアや科学技術ジャーナリズムを專門とする早稲田大学大学
院の田中幹人准教授に聞いた。

http://wired.jp/wp-content/uploads/2011/12/m_tanaka.jpg
東日本大震災とそれに伴う福島原発の事故は、我々に科学者とメディアの関係、
御用学者、專門知といった問題を考えさせるきっかけとなった。そこで今回は、早稲田
大学大学院政治経済学術院ジャーナリズムコースでウェブメディアや科学技術ジャー
ナリズムなどを研究する田中幹人准教授に、現在のソーシャルメディアとジャーナリズム、
そして自身もスタッフを務めるサイエンス・メディア・センター(http://smc-japan.org/)に
ついての話を聞いた。

──先生の現在の研究について教えてください。

田中 私はいわゆるデジタルネイティヴの先駆世代です。父親が電子工学の教鞭を
とっていたため、小さいころからパソコンに親しんで育ってきました。また、大学、大学院
時代は生命科学の研究をする傍ら、ライターとして雑誌に執筆していました。そういった
ちょっと変わったバックグラウンドを生かしつつ、現在は科学技術などの專門知が社会の
なかでどう使われるのかということやソーシャルメディアについて研究しています。

──具体的には、どんなことでしょうか?

田中 今回の震災を機に特に興味をもっていることは2つあります。1つは、今回の震災が
起こるまでは「マスゴミ」論調まであったなかで、評価を上げたメディアもありました。例えば
Twitter上では、フリーや宮仕えの記者も含め、さまざまな人々が社会的に「試され」ました。
ソーシャルメディアのなかでささやかれていた問題を拾って自らも検証し、そしてマスを含む
媒体で広めて社会全体で共有する、という動きをきちんとしているひとが評価されたのです。
かつては街に出て、人の話を聞くしかなかった部分が、ある程度Twitter上で人の声が聞け
るようになっているわけです。このように、メディアの人々がどうソーシャルメディアを利用して
報道に生かしているのかということを研究しています。

──それはいままでのアジェンダセッティングとは違いますね。

田中 昔はアジェンダセッティング、議題設定という言い方をしました。セッティングというのは、
言うなればトップダウン型です。マスメディアが情報をコントロールし、「社会がいま議論すべき
こと」を決定していた側面があります。ところが、ソーシャルメディアが出現してきたことで、マス
メディアと市民が協働して議題を構築できるようになってきた。これをアジェンダビルディング
(議題構築)と言いますが、ジャーナリズムが理想のひとつとしてきた「アジェンダビルディング」が、
やっと成り立つ時代になってきたのではないでしょうか。

──アジェンダビルディングはソーシャルメディアの出現以降に言われ始めたことなんですか?

田中 実は、アジェンダセッティングや、それが発展したビルディングの議論は1970年代から
あります。ただ、そのころに注目されていたのは、主に「反・主流」としてのオルタナティヴメディア
です。80年代には家庭用のヴィデオカメラが普及し始めたので、市民団体やNPOがヴィデオ
カメラを手に、映像を使ってマスメディアが伝えない問題までをも伝えることができるようになった。
それ自体は活動としては盛り上がりましたが、いまのようにYouTubeもないので、結局、マス
メディアに取り上げて貰えなければ、最後は自分たちで単館上映の映画館などで公開して
いくしかなかった。

本多カツヒロ/Wired日本語版 2011年12月30日
http://wired.jp/2011/12/30/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%81%8C%E3%82%82%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%99%E3%80%81%E7%A7%91%E5%AD%A6%E5%A0%B1%E9%81%93%E3%81%AE%E5%A4%89%E5%8C%96/
>>2辺りに続く
2名無しのひみつ:2012/01/01(日) 14:51:05.14 ID:rTkBxUmG
三行でたのむわエロイ人
3pureφ ★:2012/01/01(日) 14:51:48.80 ID:???
──もう1つ興味をもっているというのはどんな研究でしょうか?

田中 もう1つは科学的な情報がソーシャルメディアでどう扱われているかということです。
原発に関してTwitter上の議論を見ていると、科学的にデータがどうかというよりも、あの人は
反原発だからデータをこう使うに違いないといったような二項対立になっていまい、結局、
「あなたは敵なのか味方なのか」というレッテル貼りになってしまいがちです。同じ思考をもった
人々で自然と集まってしまい、分断されたトライブ(部族)が次々に作られてしまうのです。
これにはやむを得ない側面もありますが、トライブ化を受容しつつも、それを社会のなかで
どういうふうに最終的にアジェンダビルディングに繋げていくかという問題に興味をもっています。

──田中先生はサイエンス・メディア・センター(SMC)にも関わっています。SMCは「科学を
伝える人を支援する」ということをミッションに掲げていますが、具体的にはどんな活動をされて
いるのでしょうか?

田中 1つは震災後有名になったサイエンス・アラートというのを発行しています。これは、
科学技術が関わる社会問題について、できるだけ複数の科学者のコメントを拾い、それを
生の形に近い状態で掲載し、ジャーナリストに専門家の知見を素早く伝えること、または
科学の興味深いトピック、新規技術の可能性や社会的意義などについて第三者の知見を
提供することを目的としています。

──サイエンス・アラートはいままでになかった仕組みですね。

田中 科学者の意見にはズレがあることが多い。ただ、科学者という以上はコアな前提の
部分は共有していて、その解釈を巡っての争いになっているはずです。例えば、メディアが
ある科学者の意見を報道したとします。しかし、その意見というのが、科学者であれば
共有しているコアな部分とはかけ離れた部分である場合、ほかの科学者は間違っていると
思う。でも、ある科学者が「わたしならそうは解釈しないけれど、そういう解釈もあるな」と
感じるようなコアな部分を外さずに報道すれば、不満はそれほど生じません。また、サイ
エンス・アラートは本人のチェックを受けた完全なコメントなので、この一部を使うことはジャー
ナリスト側の自由です。もしそれが恣意的に引用された思えば、科学者はサイエンス・
アラートのコメントを見てくださいと主張できる。

──どうしてサイエンス・アラートのような仕組みを作ろうと思ったのですか?

田中 2009年にたくさんの科学者にインタヴューし、メディアにコメントする際、何が不安かを
聞いたところ、同業者からのプレッシャーだと。例えば、「お前、あんなコメントをメディアにしては
駄目だろう」と言われたり……。科学的なミスをした、といういちばんの批判者は市民よりも
同業者なんです。同時に、彼らが不安としてあげたのは恣意的に発言を引用されること、
そして事前に記者がストーリーを作ってくることなんです。恣意的な引用に関しては少なくとも
この仕組みで解決できます。同時にジャーナリストの編集権も侵害しないはずです。

──もう1つのSMCの活動とは?

田中 報道機関が取材している分野の研究を行っている研究者を探すマッチングのための、
研究者データベースを運用しています。これは、科学的な話題のアジェンダビルディングにも
貢献できると思っています。ひとつの例として、ある報道機関が「ガイガーカウンターが売れて
いる」ということについて経済ニュースとして調べていた。しかし、科学者の間ではガイガー
カウンターの使い方について不安の声が高まっていました。そこで、SMCに登録された研究
者を報道機関に紹介したところ、当初予定されていた「ガイガーカウンターが売れている」と
いうだけの話ではなく、ガイガーカウンターの正しい使い方や測定の限界、という要素が
加わった記事ができあがりました。これは、科学者とジャーナリストの間で起こったアジェンダ
ビルディングの一種といえるでしょう。

──SMC設立のきっかけは?

田中 專門知と市民の知をどうアジェンダビルディングしていくか、つまり、科学者と、それ
以外の社会の最初の接点であるメディアとの間でどういうトラブルが起こっていて、それに
対して各国はどのような対策を講じているのかを、2009年に調査しました。最初は、科学
者の側がもう少し上手く話せればいいのではないかと、科学者のメディアトレーニングプロ
グラムを考えていました。 >>3辺りに続く
4pureφ ★:2012/01/01(日) 14:52:50.10 ID:???
しかし、海外で調査をしていると「イギリスのサイエンス・メディア・センターを見たか?」と
聞き返されるわけです。実際に行ってみたら、なるほどこういう仕組みを作れば上手くいく
と思い、SMCの日本版をつくろうということになりました。

──イギリスのSMC設立の経緯はどうだったのでしょうか?

田中 1985年にボドマー・レポートという上院報告書が出ました。これは社会と科学の
間で相当な軋轢が生じており、いろいろな問題が起こっていることを踏まえてのものです。
ところが翌年にチェルノブイリ原発事故が起きて、ヨーロッパ全土はさらに大混乱に陥り
ました。いまの日本の状況というのは、ヨーロッパの人人々は既に経験済みなんです。
その後、イギリスではBSE問題やMMRワクチン問題(三種混合ワクチンが自閉症の原因
ではないかという問題)が起こりました。そこでイギリス上院は、改めて2000年に「科学と
社会」という調査報告書を出します。そのなかのいくつかの優先課題に「科学とメディアの
すれ違いをどうすべきか?」という柱があり、その対策としてSMCが設立されたのです。

──SMCの今後の課題は?

田中 まず実務的なレベルでは、どうやったら科学技術を伝えるジャーナリストの役に立つ
情報が提供できるか、ということですね。少し前までは専門家のジャーナリスト、博士号を
もっているような科学的なセンスのあるジャーナリストが必要だと言われていましたが、その
ことに関してはぼくも疑ってはいません。それはキャリアパスの一環としてもありだと思います。
ただ、そうした専門ジャーナリストたちは、マスメディアの経済圏のなかではますますやせ
細っていく一方です。となると、科学を専門としないジャーナリストが、科学の問題を扱わ
なければならなくなる。そうしたなかでどんな役割を果たすことができるか、というのがひとつの
課題です。また、SMCそのものが、社会のなかで経済的な独立性と持続性をもつことが
出来るかどうか、という最大の課題もあります。

──メディアの話も出たところで、そちらの話題に移りたいと思います。現在のメディアの
状況を先生はどう認識されていますか?

田中 ちょうどいまフィンランドとアメリカと「持続可能なジャーナリズム・ビジネスモデル調査
(Mapping and Understanding Sustainable Business Model for Journalism)」という
共同研究をやっているところです。フィンランドは国民一人ひとりがブロードバンド接続する
ことを「権利」として法律で保証しました。権利ですから、お金がなければ政府が支給する
わけです。そのなかで、電子政府やウェブジャーナリズムはどういう仕組みになっていくべきか、
という問題を国を挙げて研究しています。日本でもわたしたちは、各ニュースサイトがどう
マネタイズしていて、どのくらいの人を雇っているのかなどを聞いて回っています。また欧米では
各国がどんなビジネスモデルをやっているのかも調査しています。まだ途中ではありますが、
どこの国も試行錯誤している様子がうかがえます。

──旧来のメディアと比べて違いはありますか?

田中 現状は旧来のメディア、つまり、いまわたしたちが「伝統的メディア(新聞、ラジオ、
TV)」と呼んでいるものの黎明期の状況、ちょうど1900年ごろの状況と似ていると思います。
例えば当時のカブリエル・タルドの『世論と群衆』の議論からは、現実世界で集まって時に
暴徒化する「群衆」と、メディアを介して集まり、時に言論の暴力を行う「公衆」はどれくらい
同じで、どれくらい違うのか、といった苦悩が見て取れます。現代のTwitterや2ちゃんねる、
ニコ動などが複雑に絡み合って炎上が起こることの根源的な議論、と読み替えることも
できるのではないでしょうか。ただ、旧来のメディアがどうなっていったかを見ていくと(1930年
代にナチスドイツが当時の新しいメディアを駆使して、新しいメディアに慣れきっていない
公衆を導いた結果を考えると)警戒すべきではあるけど、いずれは落ち着くところに落ち着く
だろうとは思っています。ただ、不要な混乱や社会的被害を最小限に抑えて落ち着くために、
現代ならではの情報技術や解析手法を駆使して、そのサイクルを早めるべきだと思って
います。そんなに大きな話でなくとも、例えば「ジャーナリスト」といえる人々を支える仕組みは
ますます弱体化しています。派遣社員と正社員のような労働構造から来る問題は、ジャー
ナリズムの世界ではより深刻です。

>>5辺りに続く
5pureφ ★:2012/01/01(日) 14:53:27.90 ID:???
──アメリカなどでは寄付を原資とする団体のプロパブリカが調査報道を行っていますが。

田中 あそこが、ピューリッツァー賞を獲るような調査報道にいくらかけているかと言えば、
1案件あたり数千万円です。「マスゴミは潰してしまえ」と言うのは簡単ですが、日本でそう
叫んでいる人たちが、この合計すれば億になる金額をポンと出しあってくれるとは思えない。
しかも、調査報道はうまくいくとは限らない。本当に優秀なジャーナリストが、長い時間を
かけて地道に調査をしても、お蔵入りになってしまうこともある。ウィキリークスは集合知に
賭けたわけですが、記事のもとになる「おいしいネタ」があっても、集合知だけではなかなか
「社会のアジェンダ」を作るまでは行き着かないことが明らかになってしまった。やはり、最後に
責任を取る主体としての、専従ジャーナリストの活動が必要になるのです。

SMCは、そうした次世代の調査報道者の負担を減らすための情報を提供すると同時に、
センター自体の運営も資金的に自立することを目指しています。例えばイギリスのSMCは、
70社くらいの企業からの寄付で成り立っている。しかし、それは企業に便宜を図るという
ことには直結しません。イギリスSMCには石油企業のBP社も寄付していますが、メキシコ湾
の石油漏出事故の後、イギリスSMCはジャーナリストに向けて、BP社に不利になるかもしれ
ない科学者のコメントも伝え続けました。逆にBP社にしてみれば、以前と変わらず寄付し続
けることによって、「わたしたちは科学的に第三者評価を受けている」という言い方もできます。

こうした支援の仕組みは、ちょっと工夫すれば日本のSMCでもできるのではないかと考えて
います。1社につき予算の1割以上の支援を受け取らないことで可能な限りの中立性を
担保し、支援をしてくれる社にも「あなたの会社で不祥事が起きた際にもわたしたちは科学
的な検証は続けます」という宣言をする。今回の原発事故からは、こうした仕組みの必要
性が増したと思います。SMCが、科学の議論が社会的に公正に行われるのをお手伝い
することで、回りまわって支援をしてくれた企業の利益にもなるようにする。ただ、日本では
寄付というものは税制上もやりにくいので、広告を出してもらうなどして支援を受けることを
考えています。

──寄付のほかにも、『ニューヨーク・タイムズ』はオンライン版を課金制にしましたが。

田中 オーディエンスとの関係でいえば、長期的には日本でもマイクロペイメント型になって
いくんだろうと思います。日本の新聞は専売制の配達の部分が価格に乗っているので、
デリケートな問題ではありますが……。ほかに、ニコニコ動画に500円を払うのもビジネス
モデルとして先鞭をつけているし、300円くらいのメールマガジンなら気に入った人は会費を
払うことも明らかになっています。

──今後のウェブメディアの展望についてどう思われますか?

田中 約3世紀前、啓蒙思想と印刷技術発達の落とし子として、科学もジャーナリズムも
同じ時期に発生しています。ところが、科学が論文の引用や作法によるネットワーク、要する
に集合知によって積み上げていく仕組みを作ったのに対し、ジャーナリズムは科学ほど方法
論を熟成できないまま、そしてまた科学技術の側も、科学以外の社会の意思を反映する
仕組みを欠いたまま進み、結果として現代のように混乱した状況を招いてしまっています。
ジャーナリズムは、突き詰めれば結局は社会的な意思決定というものに収斂していく。論文と
サイエンスの仕組みを社会実装したのがインターネットの意味と言えますから、科学が培って
きたシステムをうまく利用し、また科学の知識そのものが本当に人々の幸福に寄与できる
社会システムを作り上げるために、ネットが議論の仲介者となりうる可能性はあるでしょう。
ただ、もう少し進んだアーキテクチャやイノヴェーションが必要だと思います。それが何である
かは、わたし自身にとっても大きな課題ですが。

田中幹人
早稲田大学政治経済学術院ジャーナリズムコース准教授
(社)サイエンス・メディア・センター リサーチマネージャー
1997年国際基督教大学教養学部理学科卒、2003年東京大学大学院総合文化研究科 
広域科学専攻 生命環境科学系博士課程修了(学術博士)。国立精神・神経センター
流動研究員を経て現職。
[サイエンス・メディア・センター]
http://smc-japan.org/

>>6辺りに続く
6pureφ ★:2012/01/01(日) 14:53:39.74 ID:???
本多カツヒロ
ライター。1977年神奈川県生まれ。現在、学者や研究者などのインタビューを中心に日刊
サイゾーに不定期連載中。http://golazo-sala.cocolog-nifty.com/

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7名無しのひみつ:2012/01/01(日) 15:14:00.83 ID:FkzP6IBY
長い
途中で読むのを止めた、大したことも書いてなさそうだし
8名無しのひみつ:2012/01/01(日) 15:22:07.90 ID:3Gpkxrgk
日本語にすりゃかなり短縮される用語を、なぜかカナ長文にする日本人
9名無しのひみつ:2012/01/01(日) 15:28:23.17 ID:vopXy4tU
ウェブメディアは3行以上は読まれない。
10名無しのひみつ:2012/01/01(日) 15:37:16.28 ID:tiZ5zp6n
スレタイだけで読まずに煽る価値しかないとわかってしまう
11名無しのひみつ:2012/01/01(日) 15:40:47.93 ID:00e5CoRu
専門
12名無しのひみつ:2012/01/01(日) 15:41:25.05 ID:00e5CoRu
專門知
13名無しのひみつ:2012/01/01(日) 15:55:32.61 ID:1DlOI6uR
これは意外と面白いシステム化もしれない。
14名無しのひみつ:2012/01/01(日) 16:09:58.46 ID:9phoxWvR
横文字使わず日本語使えって思う
横文字使って「オレ頭いいだろ」みたいなのは
昭和で終わりにしてくれ。
中国を見習って日本語にしろ
15名無しのひみつ:2012/01/01(日) 16:35:14.05 ID:gGSmjtfR
ぜんぶよんだww

現代社会で高度に専門化されてしまった科学技術と
ブラックボックスとして使用するだけの一般世間を繋ぐはずのメディアは
旧態依然のままな、恣意的な引用やはじめに結論ありきでしか伝えようとしていない。

乖離してしまった両者を再接合させるにはどうしたらいいのか?

ということをしゃべっているつもりが、
1)インタビュアーが実は旧態依然な人だった
2)インタビューされる方も、実は専門という対一般世間用の遮眼帯をつけていた。
というために、まさに乖離されてしまった高度な専門知の実例になりました。


そもそも、インタビュアーが対談の言葉をそのまま載せるのなら
インタビュアーはいらない、ということに気づいているのか疑問。
厳格に規定される事実のみを扱うことが許される「科学という分野」の事象を
いかに一般世間に平易な文章で伝えるのか腕の見せ所なのにね。

とりあえず、纏めると。

高度に専門化した科学とその技術をブラックボックスとして使うだけの大衆。
情報垂れ流しな新メディアがトップダウン型な情報伝達をしていた既存マスコミの地位を脅かしている今、
科学者側もマスコミ側も【大衆に伝える】ことの意味と意義を再確認しなければいけなくなってきている。


自分の所属している組織とかの宣伝なんかしているから駄文になるんだってばw



16名無しのひみつ:2012/01/01(日) 17:19:02.13 ID:KYCQ2034
後半のSMCが紹介だけでよい。アジェンダ何とかなど前置きは不要。
17名無しのひみつ:2012/01/01(日) 17:34:51.28 ID:IgJioFxN
>>1は、戦後と同じ屁理屈かな。

国民がダメだったから、連日、原発マフィア大本営発表のマスゴミ放送だったんです。
国民がダメだったから、戦争に負けたんです。天皇陛下、ごめんなさい。…同じ屁理屈。

どんな言い訳・屁理屈より、先ず関係者をポストから外し尋問する事が先決だし必須!
それなしにア〜だのコ〜だのは、誤魔化しの目くらまし戦法だ。
18名無しのひみつ:2012/01/01(日) 18:28:17.38 ID:UY4xcFZA
>>15
まとめ乙
ま、3行で言える内容を、
カタカナ言葉で「権威付け」してるだけの話。
結局のところ、メディアなんたらセンターの宣伝記事。

なんたらセンターなど不要。勝手に仕切るな。
ジャーナリズムは言論。基本的に個人の思考の自由が最優先されるんだよ。
19名無しのひみつ:2012/01/01(日) 20:19:29.68 ID:C7Yv9f52
自分が興味を持ったのは下記の四箇所かな

> できるだけ複数の科学者のコメントを拾い、それを生の形に近い状態で掲載し、
> ジャーナリストに専門家の知見を素早く伝えること、または科学の興味深いトピック、
> 新規技術の可能性や社会的意義などについて第三者の知見を提供することを目的としています。

> サイエンス・アラートは本人のチェックを受けた完全なコメントなので、この一部を使うことは
> ジャーナリスト側の自由です。もしそれが恣意的に引用された思えば、科学者はサイエンス・
> アラートのコメントを見てくださいと主張できる。

> 2009年にたくさんの科学者にインタヴューし、メディアにコメントする際、何が不安かを
> 聞いたところ、同業者からのプレッシャーだと。

> 科学的なミスをした、といういちばんの批判者は市民よりも> 同業者なんです。同時に、
> 彼らが不安としてあげたのは恣意的に発言を引用されること、そして事前に記者がストーリーを
> 作ってくることなんです。恣意的な引用に関しては少なくともこの仕組みで解決できます。
> 同時にジャーナリストの編集権も侵害しないはずです。

ジャーナリズムとアカデミズムを融合させたジャカデミズムという概念があるけど
それを具体的に進めていくための知識の仲介・中間貯蔵庫という感じかな。
海外とは違い 日本のように専門家と庶民の格差が少ない。
そしてジャーナリズムが話にならないが素人のレベルが高い国においては有用な
アプローチだ。
20名無しのひみつ:2012/01/01(日) 20:19:56.71 ID:MG4Ldec/
10時以内で要約してくれ
21名無しのひみつ:2012/01/01(日) 20:51:35.91 ID:OWGN8Zoa
なげーよ
22名無しのひみつ:2012/01/01(日) 22:24:24.58 ID:w9Z9KgZp
ソーシャルメディアとは、手っ取り早く需要を知りたい資本家と、そいつらにデータを売り付けようとする業者の道具
23名無しのひみつ:2012/01/01(日) 22:35:08.61 ID:qubsw4dn
>>19
>海外とは違い 日本のように専門家と庶民の格差が少ない。
そしてジャーナリズムが話にならないが素人のレベルが高い国

それはどうだろう。日本でも例えばマイナスイオンとかプラズマクラスターとか見てると、
素人のレベルが高いとは言いにくいんじゃないかな。
ただ、だからこそこうやって情報を「正しく」伝える機関が必要。
問題があるとすれば、結局SMCを運営する人の「良心」に頼っているところだな。
あとは、庶民がSMCを過信しすぎること。できれば、庶民個人個人が自分で
調べて情報を正しく評価するようになってほしい。できるならね。
24名無しのひみつ:2012/01/01(日) 23:06:50.48 ID:FXABw25A
軽いな
25名無しのひみつ:2012/01/01(日) 23:10:13.94 ID:C7Yv9f52
>>23
そうだね。SMCがあることで技術的専門的な知見について
マスコミが好き勝手に捏造偏向虚偽報道をしづらくなるという
抑止の効果を発揮してくれれば取り敢えずは所期の目的を
達したということになるのだろうね。
ググレカスと並んで 「つSMC」というように
ここ2ちゃんに書き込まれるようになったら
第一段階クリアーというところかな。
26名無しのひみつ:2012/01/01(日) 23:15:24.28 ID:qubsw4dn
>>23
そうなんだけど、まあこの設立した人達の目の黒いうちは大丈夫だと思いたいが、
将来営利のためにSMC自体が「捏造偏向虚偽報道」をするのが一番怖い。そこの教育を
田中さんにはちゃんとやってもらいたい
27名無しのひみつ:2012/01/01(日) 23:37:41.65 ID:Q1uNyIhB
要は三行以下にまとめなさい
28名無しのひみつ:2012/01/02(月) 00:06:54.00 ID:RhzjSn1g

>>19の引用部分で
> サイエンス・アラートは本人のチェックを受けた完全なコメントなので、
というところがポイントになっているんじゃないかな?と思っている。

ただ

学者・専門家によっては聞いたことを聞いたとおりにテキストに起こして
見せたら「ああ なんだ これはね。正確に言うと こうこうこうで・・・云々かんぬん」
とか次々言い出して収拾がつかなくこともあるだろうし

後になってから「いや あれはそういう意味で言ったんじゃなくて」とか言う人も出てくるかもしれない。

とはいえ自分自身の経験から言っても
まったくの素人がまったく理解していない概念をあれこれ質問すると
専門家を自称する人ほど説明できなくなる傾向が強い。
本物は分かりやすく説明してくれるが
それでも物理などの最先端になるほど うーん あなたの言うとおりでもあるが 一方で
という風な感じで コミュニケーションするのに時間と手間が掛かるようになる。
自分自身はそういうまどろっこしい会話を逆に楽しめる人間なので
そういう機会があると楽しくいろいろと勉強させてもらっているが
SMCの活動を継続していく上でも同じような努力が必要とされるのかもしれない。

そういえば面白い逸話があった。うろ覚えだけれども
ある学会の発表会で後ろの方から質問する者がいた。
専門家とは思えない基礎的で単純な質問だった。
誰だ?このような席で低レベルな質問をする馬鹿な奴は?
と参加者が振り返って見るとノーベル賞を受賞した湯川秀樹だった
という話。その学会は湯川氏の専門外の学会で彼自身興味があって
出席していたとのこと。
29名無しのひみつ:2012/01/02(月) 00:41:28.14 ID:+MQ99hRZ
>>26
自演乙…
30名無しのひみつ:2012/01/02(月) 01:41:00.58 ID:sVvoK3mn
>>29
ああごめん。安価間違えた。
>>25
31名無しのひみつ:2012/01/02(月) 07:16:32.18 ID:d2Dc6g47
大学がらみの「科学の伝道師」的なプロジェクトって
ポスドク崩れのための雇用確保って動機が裏というか基盤として隠れてるような。

一昔ふた昔前なら予備校講師になってた層だが、少子化だからな。
象牙の塔から小難しい用語の羅列を発信してお茶を濁せば、
さほど惨めな気分にもならずに済むだろうしな。
32名無しのひみつ:2012/01/02(月) 07:17:06.36 ID:3YMBadCf
マスコミが専門家の発言を都合よく切り貼りするので役に立たない
海外では専門家側で組織作って報道してる
俺も日本で海外みたいな専門家側で組織作りたい

こんな感じか
33スポンタ:2012/01/02(月) 09:10:08.78 ID:sbDMLnaT
マスコミとソーシャルメディアの関係について述べていますが、そこでやりとりされているのは、オリジナルコンテンツでしかなく、それは、暗意に、専門知のステータスを守ろうとするもの。そこには、次世代型の情報流通の姿はありません。
34スポンタ:2012/01/02(月) 09:14:36.77 ID:sbDMLnaT
「第三者評価」なんて、いまや「工作」と「ガス抜き」の表現でしかないんだけどなぁ…。
35名無しのひみつ:2012/01/02(月) 09:38:27.69 ID:Fv61QlXU
SMCとかいうのが面白そうだな
36名無しのひみつ:2012/01/02(月) 10:24:33.08 ID:d2Dc6g47
目指しているのは編集者的な作業なのかな。
つまり従来の紙媒体での一般向け科学雑誌みたいなことを
現代風にSNSや動画サイトやらなにやら用いた方法にアレンジしなおす以上に
どういうことができるんだろ、ってのはあるなあ。

ソーシャルメディアなんだから専門家が直接流して一般とやりとりすることも
技術的には可能であって、個人として何らかの形でやってる人も少なくはないよね。

そういう趣味に興味はないし時間を取られたくない(ごもっともではある)が
社会貢献が査定(評価)項目にあるためせざるを得ないという
研究者に対し、広報の下請け業務を受注しますお、という方向に収まったりして。
37名無しのひみつ:2012/01/02(月) 17:32:00.75 ID:RhzjSn1g
インタビューを受けている本人の発言の中でソーシャルメディアに言及している部分を
読み取っていくと自分たちがFACEBOOKのようなソーシャルメディアを使って何かをしよ
うとしているのはなく ソーシャルメディアの登場と普及によってメディアと市民の関係が
変わってきたので新しい環境下に置かれたメディア側が必要とするデータバンクを作っ
ている話になっている。

そして皮肉なことに

このインタビューの中で指摘されていることが この記事そのもので起こっている。
つまりマスコミの方が最初から結論ありきで取材し意図的に読者のミスリードを煽った題名
をつけていることが明らかになっている。以下はその抜き出し。

> 田中幹人准教授に、現在のソーシャルメディアとジャーナリズム、
> そして自身もスタッフを務めるサイエンス・メディア・センター(http://smc-japan.org/)に
> ついての話を聞いた。

> 現在は科学技術などの專門知が社会の
> なかでどう使われるのかということやソーシャルメディアについて研究しています。

> メディアの人々がどうソーシャルメディアを利用して
> 報道に生かしているのかということを研究しています。

> ソーシャルメディアが出現してきたことで、マス
> メディアと市民が協働して議題を構築できるようになってきた。これをアジェンダビルディング
> (議題構築)と言いますが、ジャーナリズムが理想のひとつとしてきた「アジェンダビルディング」が、
> やっと成り立つ時代になってきたのではないでしょうか。

> ──もう1つ興味をもっているというのはどんな研究でしょうか?

> 田中 もう1つは科学的な情報がソーシャルメディアでどう扱われているかということです。
> 原発に関してTwitter上の議論を見ていると、
38スポンタ:2012/01/02(月) 17:49:20.53 ID:sbDMLnaT
結局のところ、ソーシャルメディアとは、コンテンツを属性情報によって制限をかけること。
なんじゃないかな。

その意味において、ジャーナリズムは旧態然としたところから離れられない。

この研究者の議論は、2005年以前の議論だと思うな…。
39名無しのひみつ:2012/01/02(月) 18:14:02.88 ID:d2Dc6g47
日本語読むのに苦労するとは、とほほ

するとこういうことかい。
・社会的に盛り上がってる話題がある(例として放射能、あるいは薬害)
・既存のメディアはそれを報道したいが、彼らには科学知識が足りない
・このセンセは専門家をマスコミに紹介するブローカーとなりたい
・収入源どうしよう

ソーシャルメディアのくだりは本筋ではなく
巷間の噂話を記者が足で拾い回る方法でも似たようなものではあるが、
このセンセが観察・分析のためにネットをぐるぐるしてるので、
いちおう絡めてみた、と。
40名無しのひみつ:2012/01/02(月) 18:46:55.66 ID:jxBPB5FG

本来、科学ジャーナリズムが健全に存在してれば、メディアセンターなんていらないんだけどな。
だけど、ジャーナリズムに多様性がなさすぎる。
テレビはNHKを除いてバカだし、科学記事を書ける新聞社は少ない。
日経BPなんかは広告・煽り記事ばかりだし。

アメリカのサイエンス、ネイチャー、ナショナルジオグラフィクスみたいな良質な雑誌を一般の人が読むようにならないとだめだな。
41名無しのひみつ:2012/01/02(月) 19:02:56.06 ID:RhzjSn1g
ブローカーというか マスコミと市民がソーシャルメディアを通じて行う双方向的な関係を
理想的・創造的に行なうことを促進するための役割を果たそうという趣旨だと理解できる。 

> 田中 まず実務的なレベルでは、どうやったら科学技術を伝えるジャーナリストの役に立つ
> 情報が提供できるか、ということですね。

> ただ、そうした専門ジャーナリストたちは、マスメディアの経済圏のなかではますますやせ
> 細っていく一方です。となると、科学を専門としないジャーナリストが、科学の問題を扱わ
> なければならなくなる。そうしたなかでどんな役割を果たすことができるか、というのがひとつの
> 課題です。

> 田中 あそこが、ピューリッツァー賞を獲るような調査報道にいくらかけているかと言えば、
> 1案件あたり数千万円です。

> しかも、調査報道はうまくいくとは限らない。本当に優秀なジャーナリストが、長い時間を
> かけて地道に調査をしても、お蔵入りになってしまうこともある。

> SMCは、そうした次世代の調査報道者の負担を減らすための情報を提供すると同時に、
> センター自体の運営も資金的に自立することを目指しています。

また既存のテレビ・新聞などのメディアが置かれている経済的問題の緩和という観点もある。
実際 日本のマスコミだけでなく アメリカにおいても大変な問題になってきている。

訂正:ニューヨーク・タイムズ、地方紙16紙を1億4300万ドルで売却へ
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE7BR03A20111228

本物のジャーナリズム魂を持ったメディアにとっては願ったり適ったりの助け舟のような取り組みでもある
42名無しのひみつ:2012/01/02(月) 19:06:20.29 ID:d2Dc6g47
日本においては記者クラブ化しないかい
43名無しのひみつ:2012/01/02(月) 19:16:33.98 ID:RhzjSn1g
記者の定義によるんじゃないかなあ。

フリージャーナリストや関心を持っているだけの一人の個人でも
膨大な調査費を丸ごと自己負担しなくても
密度の高いレベルの高いレポートを書くことができて
個人で持っているウェブなりブログなりFaceBookでプロ顔負けの
調査レポートを発表して逆に大手マスコミに取り上げられる展開が
考えられるのではないか?と自分は期待している。
44名無しのひみつ:2012/01/03(火) 00:46:24.42 ID:SSF2zykt
このスレ他のタイトルが

【社会】ソーシャルメディアで変貌する報道のあり方と受け手との関係。より良い科学報道を支援する取り組みとは?―早大院田中幹人准教授

だったらもう少し違った受け止められ方になったのではないかと思った。
45名無しのひみつ:2012/01/03(火) 00:51:36.35 ID:xkjCdZCN
>>40
専門的な視点を持った科学ジャーナリストは、記事を必要以上にショッキングに書くことに抵抗が
あるから日本じゃ競争力がなくて育っていないということでしょ。

それに、日本のほとんどの記事は日本の大学の〇〇教授がホニャララみたいな記事ばっかり。
まあ、日本が日本ローカルなネタを拾って発信すること自体には意味があるけど。
でも、Science Portalみたいなところでも記事は日本のプレスリリースの写しばっかりだし。
日経サイエンスは高いしなw 

Natureのニュースに出てくるみたいな世界万遍なくカバーした科学記事がジャンジャン出てくれば
いいんだろうけど取材する基礎もないしさすがに無理かな・・・ あと、Natureはイギリスだ。
当面、そういう記事をガシガシ翻訳して日本に紹介してもらえりゃいいんだけど。
留学生に使う金5人分でできると思うんだけど。

でも、一昔前に比べれば、AFPやナショジオの日本語版があるから、海外科学ニュースも
ずいぶん一般に紹介されやすくなったけどね。日本でも需要自体はあると思う。
46名無しのひみつ:2012/01/03(火) 03:44:50.92 ID:CIt1qEY0
わざわざ新語として取り入れる新規性もないのに、カタカナ用語が多すぎだろコレ。
47名無しのひみつ:2012/01/03(火) 03:48:14.82 ID:CIt1qEY0
ソースのカタカナの多さで思い出したもの。
夏目漱石の外戚かなにかで、勝手に財団作ろうとした広告代理店崩れの関連記事。
48スポンタ:2012/01/03(火) 08:26:57.90 ID:rnTeMfK5
字数制限でアップできなかったので、ブログに私の解釈を書きました。

http://sponta.seesaa.net/article/243984312.html

自己宣伝で嫌だな。と、思われる方はスルーしてください。

興味がある方は、お読みいただければ幸いです。
49名無しのひみつ:2012/01/03(火) 09:14:28.96 ID:ebEEgj1q
とりあえず難しい事柄を児童書のような言葉で説明できないなら頭が良いとは言えない
身内だけ分かればいいならそもそも発言を公表しなくてよろしい
50名無しのひみつ:2012/01/03(火) 09:20:06.37 ID:mMcFrhvV
ネット上の言論には日中記者交換協定は影響ゼロだから、マスコミ困ってんのよ
支那人朝鮮人は焦るし、マスコミは自分らはアジアの独裁者の手下だったって日本人にばれるとマズイって思ってる
ソーシャルメディアは民衆を監視して再コントロールする為のインフラ
51名無しのひみつ:2012/01/03(火) 09:43:36.65 ID:CIt1qEY0
>>49
概念自体が「難しい」ってものもあるから、そこまで単純化しないほうがいい。

難しい理由は、過度の
・新規性(非日常性を含む)
・複雑性
・抽象性
による。この場合はどれもないけどね。
52名無しのひみつ:2012/01/03(火) 11:29:42.39 ID:lHiKFCO6
これさあ、
もしかしてこの先生にパワポのプレゼン5枚くらいで図式的に説明してもらえば
そんなにわかりにくい話ではないのかもしらんよ。

インタビューでの発言を咀嚼しないでそのまんま流すライターに
難があるんじゃまいか。たぶん社会学系の人か?

Wired日本版は青土社「現代思想」にでも憧れてるんかのー。
ソーシャルメディアならぬソーカル事件的メディアというか、
「カブリエル・タルドの『世論と群衆』の議論」とやらの内容を
思考の基盤として持っている読者がどんだけいるんよ。
53名無しのひみつ:2012/01/03(火) 13:21:56.15 ID:KWoBoF2U
>>48
もうちょっと情報を楽しんだ方がいい。

踊る阿呆に見る阿呆なら踊るの一択。
嘘を嘘と見抜けない…云々は有名だけど
そんな釣りでクマだってある。
楽しめるほどの釣り針なら楽しむだけなのに。

アカデミズムなんてそもそも、好奇心と探求心からはじまったんだし、
専門家だけの物じゃない。
専門家と同じ位置で楽しむヤツから異なる視点で踊るヤツまでいる。

知識vs死? それはそれでいいんじゃないの?
(知識&生)vs(知識vs死)であるから問題ない。

これらを享楽的と言ったらまぁ、立っている世界が違うとしかいいようがない。
だって、楽しむスレで楽しむことを否定したら意味ないし。

こんな冗長的な文章でも何か拾えるのではないかと頑張るレスもあるし、笑っているレスもある。
正答なんてないよ。
54スポンタ:2012/01/03(火) 16:24:44.80 ID:rnTeMfK5
>>53さま

楽しばずんば、これ如何。って、ことですね。

とはいえ、本気でこの学部や研究センターに入った人たちが、世の中に出て行くと思うと、思うと…。

いやはや、アカデミズムの言論研究がこれほど、進化しないとは、驚きです。
55名無しのひみつ:2012/01/03(火) 16:32:46.32 ID:2xKAlhla
言論研究とか言っても結局は需要と供給だからなあ
ニュートンとか日経サイエンスが売れていない現状を考えると何をやっても無駄な気がする
56名無しのひみつ:2012/01/03(火) 16:42:57.62 ID:rnTeMfK5
スウィングジャーナルは、読者のニーズと関係なく、広告主のニーズで作ったから廃刊になった。
音楽シーンも、プロダクションや音楽産業界のことばかり考えていたら、ジャニーズとAKBばっかりになった。

サイエンスも、そういう部分があるんじゃないかな。本当に知りたいことに答えていない。…そういう感じ。
5751:2012/01/04(水) 00:19:50.65 ID:XpHUmLXK
>>53
しかしその一方で、知的詐欺騒動(ソーカル問題)みたいのも、
そういう考えから生まれたんだよ。
オウムに引っかかった連中もその手の粉飾に持っていかれた。
平易であることは美徳だよ。
58名無しのひみつ:2012/01/04(水) 00:27:39.23 ID:XpHUmLXK
ラスト一行が抜けていたw


しかしその一方で、知的詐欺騒動(ソーカル問題)みたいのも、
そういう考えから生まれたんだよ。
オウムに引っかかった連中もその手の粉飾に持っていかれた。
平易であることは美徳だよ。

つまり何が言いたいかというと、中沢新一氏ね。
59名無しのひみつ:2012/01/04(水) 11:53:50.57 ID:gszc/c90
まずソーシャルメディアの定義というかどういったものなのかを説明して欲しいわ
よくmixiとかFacebookがソーシャルメディアだと説明されるけどそれ説明じゃないから
ソーシャルメディアとは日本語に置き換えることができるのかどうか、置き換えるとどうなるのかも教えてほしい
60名無しのひみつ:2012/01/04(水) 12:31:30.49 ID:DRRXIYD0
ネットゲームとかオンラインゲームみたいなもん。
金と個人情報をまきあげるのが目的。

しかもそういった目的を隠して、お友達作りなどと言って誤魔化してるから悪質。
61名無しのひみつ:2012/01/04(水) 16:37:38.19 ID:VH5hdLVX
1年後にユーザー数が最も多いソーシャルメディアはどれ? 識者7人の見解
http://business.nikkeibp.co.jp/article/nmgp/20111020/223340/
2011年10月26日 水曜日 日経デジタルマーケティング

 日経デジタルマーケティングは11月号の特集「Facebook、Twitter、mixi 1年後に浮上する
サービスはコレ」に連動して、デジタルマーケティング関連のコンサルタントなど7人の識者に、
「今最も注目するソーシャルメディアは?」「来年9月時点で最もユーザー数が多いソーシャルメ
ディアは?」といったアンケートを実施した。

企業におけるマーケティング活用の面で、Facebook、Google+、mixi、Twitterのどれに最も注
目していますか。また、その理由を教えてください。
1.Facebook 3人
2.Google+ 2人
3. mixi 1人
4.Twitter 0人
5.どれも注目していない 1人

以上 あくまでも企業お抱えの御用専門家・自称専門家の方々のプロパガンダでした。
62名無しのひみつ:2012/01/04(水) 17:08:05.75 ID:VH5hdLVX
> ソーシャルネットワークでは、規模が重要である。知っている人々とつながることが、ソーシャルネット
> ワークの本質だからである。しかし、Facebookを超えることだけが、Googleの成功を表す指標では
> ない。Googleは、Google+に「Android」「Picasa Web Albums」「Gmail」、検索、「Reader」といっ
> た他の技術を統合しており、Google技術の統一と同社製品のクロスプロモーションのために同サー
> ビスを利用している。
>
>  ソーシャルネットワークの重要性は、引き続き確実に高まっている。comScoreは12月、「ソーシャ
> ルネットワークは世界で最も人気の高いオンラインアクティビティである」と述べた。ソーシャルネットワ
> ークの利用者は、15歳以上のインターネットユーザーの82%に達し、その利用時間は、オンライン上> で費やされる時間のほぼ5分の1を占める。

「Google+」のトラフィック、12月に55%増--米調査
http://japan.cnet.com/news/service/35012737/
63名無しのひみつ:2012/01/04(水) 17:28:59.05 ID:oTav1IFU
要するにアジェンダーフリーセックス
64名無しのひみつ:2012/01/05(木) 00:01:13.65 ID:8pQjz7bq
「僕って賢いよね!」って言いたいんだろうね。

文系にありがちな言葉遊び。
65名無しのひみつ:2012/01/05(木) 23:56:21.71 ID:/pMyCiD3
おれ正月休みに解読のレスを書いてたわけだが、平日に戻ってわかったよ。

これ、vogueとかgqとかと同じ編集方針なんだ。
ちょっとお高めの美容院あるいは同様の方向性のお店で
お客が短時間の暇つぶしに眺める雑誌なんだ。

写真とレイアウトさえオサレ感が出てれば、それでいいんだよ。
本文なんかだれも読んじゃいない。それっぽい単語を散りばめとけばいい。
66名無しのひみつ:2012/01/08(日) 10:24:53.52 ID:zg5TsKDi
2ちゃんはソーシャルメディアとして海外に紹介されている
67名無しのひみつ:2012/01/08(日) 10:35:18.60 ID:Uhr09buJ
片仮名を多用する奴ほど頭が悪い‥‥と
ばあちゃんが言ってた。近ごろの「識者」はみんなそうwww
68名無しのひみつ:2012/01/08(日) 10:51:11.28 ID:IHIP80Qs

一般新聞とかの科学記事、記者が内容を把握していないってのが多すぎる。
69名無しのひみつ

早大院准教授って科学者なの?