【医学】正常なタウタンパク質の蓄積が引き起こす認知症の原因究明/理化学研究所

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1白夜φ ★
正常なタウタンパク質の蓄積が引き起こす認知症の原因究明
−ヒト型タウタンパク質発現マウスによる認知症研究の新展開−

平成23年6月15日
独立行政法人 理化学研究所

◇ポイント◇
・ヒト型タウタンパク質を脳内で発現するマウスは、加齢に伴い記憶・行動障害を示す
・老齢期のマウス脳の局所的な神経活動の低下を分子イメージングで追跡
・タウオパチーの多様な病状の解明に期待

独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、認知症の要因となる脳の神経細胞の変性が、
変異型タウタンパク質だけでなく、正常なタウタンパク質の蓄積でも起きる可能性を明らかにしました。
これは、理研分子イメージング科学研究センター(渡辺恭良センター長)分子プローブ機能評価研究チームの尾上浩隆チームリーダー、
水間広研究員らと、理研脳科学総合研究センター(利根川進センター長)アルツハイマー病研究チームの高島明彦チームリーダー、
順天堂大学医学部脳神経内科の本井ゆみ子准教授、神戸泰紀助教及び富山大学、
群馬大学、フロリダ大学による共同研究の成果です。

タウタンパク質は中枢神経細胞に多量に存在し、脳の神経ネットワークを構成する神経軸索の
機能に必須なタンパク質です。ところが、タウタンパク質に異常が生じると細胞内で不溶性の
凝集を作り、軸索輸送※1がうまくいかず、神経細胞の死を招きます。このようにタウタンパク質が
原因となる病状は「タウオパチー※2」と呼ばれ、アルツハイマー型認知症(AD)※3や
前頭側頭葉変性症(FTLD)※4が知られています。タウオパチーの発症に遺伝的な原因が
どの程度関与するかはよく分かっていませんが、これまでの研究のほとんどは、
遺伝子変異を導入して変異型タウタンパク質を発現するマウスで行われてきました。

今回研究グループは、正常なタウタンパク質がタウオパチーを起こす機構を明らかにするため、
正常なヒト型タウタンパク質を脳で発現する遺伝子導入マウスを作製しました。このマウスは
成長に伴い記憶や不安行動に障害が表れ、老齢期ではその傾向がより顕著に認められました。
この障害はヒトの脳の前頭葉に相当する部位での神経変性に起因しており、
生体分子イメージング※5による観察の結果、意欲や恐怖などの情動に関与する領域である
側坐核※6の神経活動の低下を確認できました。さらに、側坐核を含む線条体※7では、
タウタンパク質が年齢の違いにより異なるリン酸化※8を受けていることも分かりました。

作製したマウスはヒトのFTLDに似た症状を示すことから、FTLDの加齢に伴う神経変性には、
正常なタウタンパク質のリン酸化状態の変化が関係していたことが分かりました。
タウオパチーの新しいモデルマウスの開発は、認知症の詳細な仕組みの解明に役立つことが期待できます。
本研究の成果は、米国の科学雑誌『Neurobiology of Disease』(6月号)に掲載されました。
(引用ここまで 以降は引用元をご覧ください)
_________________

▽記事引用元 理化学研究所
http://www.riken.jp/r-world/research/results/2011/110615/
2名無しのひみつ:2011/06/16(木) 00:30:48.91 ID:0hM0SQpi
わかる記事書いて!
3名無しのひみつ:2011/06/16(木) 00:32:01.11 ID:egFppsqs
あーあれね 分かる分かる
4名無しのひみつ:2011/06/16(木) 00:44:24.46 ID:Q4EYvQ6W
>>3
ダメヨ!知ったかぶりしちゃぁ。
5名無しのひみつ:2011/06/16(木) 00:47:10.41 ID:ejg5pGJL
タウタンパク質からもうわからん
6名無しのひみつ:2011/06/16(木) 00:52:11.79 ID:iFfn9+Mq
毎日プロテイン飲んでる俺はヤバイのか…
7名無しのひみつ:2011/06/16(木) 00:54:00.79 ID:VkKY3PkX
なるほど、わからん
8 【東電 66.7 %】 :2011/06/16(木) 00:58:47.22 ID:MLqtKPYg
タ、タウ平均株価‥
9名無しのひみつ:2011/06/16(木) 01:14:28.23 ID:/nuewWCw
研究チームの規模がでかすぎワロタ
ノーベル賞チームだな
10名無しのひみつ:2011/06/16(木) 01:34:58.01 ID:EmOXCGgd
多雨たんぱく質だろ
11にょろ〜ん♂:2011/06/16(木) 01:46:02.12 ID:4TZNW1Wq
大脳発達の副作用?
12名無しのひみつ:2011/06/16(木) 02:07:32.53 ID:pJyYgzNt
>>5
タウ という名前のタンパク質のこと。

神経って他の細胞とは違ってやたら長細い形状をしているので、
機能や構造維持のための物質を隅々まで行き渡らせるための輸送網が発達している。
この輸送網を作ってるのが微小管というのだが、この微小管同士をつないでいるのがタウタンパク質。
微小管を線路のレールとすると、分岐器みたいなもん。

タウオパチーってのはこの分岐器がおかしくなる病気。
タウはタンパク質なので、これまでの常識からおかしくなる=タンパク質の変性と考えられていた。
だから病気のメカニズムを解明するため、
マウスにわざと変性するタウタンパク質を作らせて病気を引き起こさせて
その様子を観察するのがタウオパチーのこれまでの研究の常道だったのだが、
今回の話はマウスに正常なタウタンパク質を作らせてもタウオパチーになっちゃいますって話なんだろうな。
たぶん。

微小管自体は普通の細胞にもあるって物質の輸送や構造維持に役立ってるんだが、
タウは神経にのみ存在する。
13名無しのひみつ:2011/06/16(木) 02:12:37.35 ID:W/rcMSIH
記事読む限り、まだ加齢でリン酸化に何故違いが生じるのかとか
色々詰めなきゃいけないっぽいな

とりあえず変性が正常なタンパク質でも起こりうるってことだけはわかったのか
14名無しのひみつ:2011/06/16(木) 03:15:00.72 ID:ejg5pGJL
>>12
わかりやすい説明ありがとう。
ぐぐっても専門的な研究報告書みたいなもんしか出てこなくて・・・・・とほほ。
15名無しのひみつ:2011/06/16(木) 14:00:06.21 ID:HECmxxgP
>>12
タウって何やってるんだろうね。
ノックアウトしても何も起こらないんじゃなかったか?
16名無しのひみつ:2011/06/16(木) 14:21:55.13 ID:oZ7Vkbqh
アプリポアゼ禁止
17名無しのひみつ:2011/06/16(木) 14:34:10.19 ID:nDLQWeGd
米国の科学雑誌『Neurobiology of Disease』に掲載 しょぼい雑誌だな。
ノーベル学者ふたりも名前出して、Nature でもない記事書くなよ。
18名無しのひみつ:2011/06/16(木) 17:07:32.67 ID:GMmwc2OT
金銭をため込んでおけば人がいつでも動くとの勘違い

人は自分の時間を大事にするから
あぶくみたいな金銭には興味がない
というか、のけぞる。

気持ちを込めないと

自分をわかっていなくて行動している人が多いようだ。

機械的では世間が下る
19名無しのひみつ:2011/06/17(金) 02:26:56.53 ID:0FR4kq8W
>>1

銀河美少年 タウバーン
20名無しのひみつ:2011/06/18(土) 00:01:14.42 ID:LoI63Sns
βアミロイドにはじまりβオリゴマーでタウ蛋白
APOE4やらホモシステイン酸
もう全部阻害してしまえ
21名無しのひみつ


ごぞんじないのですか!?