【幹細胞】がん化させない遺伝子Glis1を使用しiPS細胞の作成に成功 マウスで実験でほぼ100%、人間で5倍

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1TOY_BOx@みそしるφ ★
iPS細胞(人工多能性幹細胞)を効率よく作り、がん化するおそれのある不完全な細胞の
増殖を抑える遺伝子を、京都大iPS細胞研究所の山中伸弥教授や前川桃子助教らの
グループが見つけた。山中教授が発見した従来の4遺伝子の一つと置き換えると、iPS細胞の
割合がマウスは約20%からほぼ100%、ヒトの細胞では約10%から約50%と純度が5倍になった。

山中教授は「魔法の遺伝子だ。臨床応用に向け大きな前進になる」と話している。

使ったのは、受精前とその直後の卵子で現れる「Glis1」という遺伝子。前川助教が、
産業技術総合研究所のデータベースにある1400余りの遺伝子の働きを調べて見つけた。

iPS細胞はこれまで、体の細胞に4遺伝子を入れてつくっていた。その一つ「c―Myc」は
がん遺伝子として知られ、iPS細胞の作製効率を大きく高める一方、iPS細胞になり損ねた
不完全な細胞も増やしてしまい、再生医療への応用の壁になっていた。

マウスの実験で、4遺伝子を入れてできた細胞群のうち、iPS細胞の細胞群の割合は
約20%だったが、c―Mycの代わりにGlis1を使うと、3回の実験いずれでもほぼ100%になった。
ヒトの細胞でも、4回の平均が約10%から約50%に上がった。


iPS細胞制作でのGlis1の効果
 http://www.asahi.com/science/update/0609/images/OSK201106080194.jpg
▽記事引用元 : 朝日新聞 2011年6月9日2時12分
 http://www.asahi.com/science/update/0608/OSK201106080186.html
nature: 474, 225?229 (09 June 2011)
 Direct reprogramming of somatic cells is promoted by maternal transcription factor Glis1
  http://www.nature.com/nature/journal/v474/n7350/full/nature10106.html
関連スレ
【幹細胞】米チームの「iPS細胞で拒絶反応」に京大・山中教授が反論 2011/06/06
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1307372188/
【iPS細胞】マウスに移植後、拒絶反応 再生医療に課題 2011/05/14
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1305317886/ 
2TOY_BOx@みそしるφ ★:2011/06/09(木) 02:35:24.18 ID:???
>>1
申し訳ございません。重複しました。
以降は以下のスレをご使用下さい。

【幹細胞】iPS細胞の作成効率を大幅に上げる“魔法の遺伝子”を発見…京大・山中伸弥教授
 http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1307554348/
3名無しのひみつ:2011/06/09(木) 02:35:49.16 ID:xPcdkm0N
1秒差って・・・
4名無しのひみつ:2011/06/09(木) 04:05:17.26 ID:ROs22eYS
Girls・・・
5名無しのひみつ:2011/06/09(木) 05:42:53.81 ID:4UVgmPvT
中韓がUPを(ry
6名無しのひみつ:2011/06/09(木) 09:24:49.75 ID:+DpE49tZ
マウスで100%ならこないだの東北大学が発表したmuse細胞しかiPS細胞にならないという説
はおかしいことになるのかい?
7名無しのひみつ:2011/06/09(木) 09:30:52.83 ID:fe6gx8BY
>>2
むしろ二人の仕事の早さに敬服。
8名無しのひみつ:2011/06/09(木) 12:16:17.75 ID:ungqy8bi
>>1
>>iPS細胞の割合がマウスは約20%からほぼ100%、ヒトの細胞では約10%から約50%と純度が5倍になった

○です

毎日新聞
○ >>Glis1を使う方法では、できあがった細胞に占めるiPS細胞の割合が、マウスで従来の約5倍、ヒトで約4倍にもなった。
http://mainichi.jp/select/science/news/20110609ddm001040063000c.html

読売新聞
○ >>グリス1がないと80%がiPS細胞になり損ねた不完全な細胞になったが、グリス1を加えるとすべてが正常なiPS細胞になった。
? >>効率が最大で約100倍まで向上することが分かった。
100倍の根拠・意味不明
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110608-OYT1T01268.htm

産経新聞
× >>従来の方法を使ったマウスでは皮膚細胞が初期化する比率が20%だったのに対し、Glis1を使うと90%〜100%に高まった。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/110609/scn11060908250001-n1.htm

共同通信
△ダウト >>マウスなら、作製効率はほぼ100%で「顕著な改善」という。
http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011060801001110.html

なんで同じ資料をもらって書いてるのにこんなに差が?
9名無しのひみつ:2011/06/09(木) 12:20:27.92 ID:hmdRhq8I
流石は山中先生だな日本のその道のエース 日本国の誇りだ
10名無しのひみつ:2011/06/09(木) 12:22:45.89 ID:iwNGZWGD
同じ教科書で勉強しても全員が80点以上取れるとは限らないでしょ、つまりアh
11名無しのひみつ:2011/06/09(木) 14:44:48.77 ID:yDZu/V4f
>>6
100%ならそうだね
マウスの細胞は全てmuse細胞でなきゃそうはならないはずだから
12名無しのひみつ:2011/06/09(木) 15:01:07.75 ID:nd4P390d
残念。100%は、ウソです。
というか正確に言えば、この100%という数字は
今まで使ってきた"iPS細胞誘導効率"とは全く違う意味合いです。

N1という数の細胞を蒔きました。
iPS細胞誘導をかけました。
N2個のコロニーが出来ました。
それらをピックアップして、大事に育てました。
それらのうちN3個がiPS細胞として樹立可能でした。
結果として、N3 / N1 x 100(%) という樹立効率でした。
これが今まで言っていたiPS細胞誘導効率です。

これに対して今回の100%というのは、、、
N1蒔きました。N2個コロニーが出来ました。
そのうちN3個がiPS細胞として樹立されました。
N3 / N2 = 100% でした。バンザイ。
これが今回使われている、100%の効率、です。

...ちょっと詐欺チック。
詐欺という言葉は妥当でないにしても、
非常に紛らわしい、JAROに訴え出てもいいくらいのレベル。
...そう思わんかい?
13名無しのひみつ:2011/06/09(木) 15:54:23.08 ID:A80XuJ0r
>>11
マウスの細胞は全てmouse細胞!!!
14名無しのひみつ:2011/06/09(木) 16:15:04.70 ID:MKBJAGMW
>>3
スレ立ても競争だなw
15名無しのひみつ:2011/06/11(土) 22:05:22.05 ID:G1/CIlIN
ま・ほ・う・の・さいぼで、じぶんーのなかま〜が、ぽぽぽぽーん。
16名無しのひみつ
成功したら実用化が安価でできるといいな。
放射能の影響で病人が増えたらまちがいなく必要になる技術になる。
少しでも健康な人を増やし、助ける技術になるといいね。