【医療】頭頸部がんの増殖抑 RNAで酵素作製遮断/滋賀医科大など

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1 ◆night5/llI @白夜φ ★
頭頸部がんの増殖抑制 滋賀医科大、RNAで酵素作製遮断
2011年6月7日 09時00分

頭頸部(とうけいぶ)がんでがん細胞を増殖させる遺伝子の働きを抑える遺伝物質を投与することで、
がん細胞の増殖を抑制できることを、滋賀医科大の茶野徳宏准教授(45)のグループなどが
マウスの実験で突き止めた。ほかのがんの治療薬開発にもつながる可能性があるという。

グループが注目したのは、がん細胞の増殖に必要なDNA修復酵素。
頭頸部がんの細胞では特に活性化している。茶野准教授は「RNA干渉」と呼ばれる方法を利用。
遺伝物質のRNAはDNAの情報をタンパク質や酵素に変換する役割を果たすため、
DNA修復酵素をつくるRNAの働きを、投与した別のRNAでブロックした。

実験ではヒトの頭頸部がんの腫瘍を実験用のマウスに移植。
酵素の生産を抑制するRNAを抗がん剤と一緒にマウスに投与したところ
12匹すべてでがんの増殖が抑えられた。

茶野准教授は「臨床応用を目指したい。肺がんや骨肉腫など悪性度の高いがんについても
酵素の発現がみられるので、有効な治療法になる可能性がある」と話した。
研究成果は米国のがん専門誌に掲載される。
(中日新聞)
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▽記事引用元 中日新聞 CHUNITI Web
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011060790090041.html

図:がん抑制のイメージ図
http://www.chunichi.co.jp/s/article/images/2011060799090041.jpg

▽関連
滋賀医科大学
2011.06.06 (プレスリリース)癌に対する革新的治療法を開発  (pdfファイル)
http://www.shiga-med.ac.jp/info/release/h23/H230606.pdf
2名無しのひみつ:2011/06/08(水) 23:53:31.51 ID:zui95Jx6
2ch運営者死ね
2なら韓国滅亡



3名無しのひみつ:2011/06/08(水) 23:54:52.23 ID:s3yzfSNh
肉骨粉
4名無しのひみつ:2011/06/09(木) 00:11:20.07 ID:xD8SpqDY


  _ノ乙(、ン、)_周りの正常な細胞も減るの?
5名無しのひみつ:2011/06/09(木) 00:15:20.89 ID:gPddXmJD
>>4
確かに気になる
6名前をあたえないでください:2011/06/09(木) 00:17:59.20 ID:XFdU/HmX
癌の治療法がどんどん進むね。
ガン細胞中だけで増殖するウィルスによる癌治療なんて
のもあったし。
この調子で研究が進めば、5年ぐらいで癌で死ななくなるかも。

癌で死ななくなったら、
反原発狂徒はどうやって原発恐怖を扇動するの? 
7名無しのひみつ:2011/06/09(木) 00:45:14.45 ID:qomiJ4PD
勘違いしてはいけないのは、100人に一人の運が悪い人がガンや白血病になる、99人はセーフ
という問題ではなくて 100人全員がダメージを受け(臓器 免疫 知能 皮膚)そのうちの一人の
病名がガンや白血病になるという事
8名無しのひみつ:2011/06/09(木) 01:07:19.92 ID:hlml3ZNn
>>4

一般に知っているmRNAとかrRNAではなくて機能性RNAの事で
ガン遺伝子に得意的に作用するから他は関係ない。
機能性RNAは1998年に見つかって2006年にノーベル賞とった。

今までDNAの中で遺伝子をコードしているのは全体の10%未満で
他はジャンクDNAと呼ばれて進化の過程で使われなくなったのかな?と思われていたんだけど
近年70%が転写されていることがわかり
さらにそれが遺伝ではなく代謝など身体中の機能を調節しているRNAだとわかりいま学会ですごいブーム。
機能性RNAの中で一番研究されているマイクロRNAだけで、去年世界で3万本論文が出た。

あらゆる事に関与しているからもう間もなくお茶の間にも話が必ずくるよ。
ちなみにマイクロRNAもガン遺伝子、ガン抑制遺伝子の発現調節をしている事がわかってる。
9名無しのひみつ:2011/06/09(木) 01:20:30.44 ID:hlml3ZNn
>>7

もっと高いよ

日本人は10人のうち6人が癌にかかり、3人が死ぬ。

一生のうちで癌(悪性腫瘍)の罹患率は60%、治癒率は50%だ。

>>6

レトロウィルスによる治療は3年前に失敗に終わったよ。
ガン抑制遺伝子のp53を組み込むメリットよりウィルスを組み込むことでミューテーションを起こし、癌化するデメリットの方が大きく失敗に終わったらしい。
アメリカは完全に撤退した。
いま治癒率50%が上がった最大の要因は放射線治療の進歩。
IMRTって言って三次元的に放射線を当てられて
体の中に三次元的な線量分布を作れる。
俗にいうピンポイント照射が可能となった。
10名無しのひみつ:2011/06/09(木) 01:30:20.89 ID:bLD/Sa/u
抗がん剤と一緒に使ったら、RNA干渉でがんが抑えられてるのか
わからないと思うんだが、何でRNA単体で使わないんだ?

抗がん剤と一緒に使うと効果がでるようなものなの?
11名無しのひみつ:2011/06/09(木) 01:42:50.28 ID:hlml3ZNn
>>10

確かに説明不足だけど、
たぶん抗がん剤でDNAに傷をつける→修復酵素をRNAでブロックのコンボじゃね?
12名前をあたえないでください:2011/06/09(木) 01:57:08.01 ID:XFdU/HmX
>>9
あれ、今年の3月に、NHKのサイエンス Zero でやってたけどな。
さらなる遺伝子改変をしたG47ウィルスっての取り上げていた。
13名無しのひみつ:2011/06/09(木) 02:36:08.78 ID:hlml3ZNn
>>12

なら別のやつだな

だけど学会真面目行ってるけど全然聞かないな
アメリカの研究は政府あげての大プロジェクトで世界中が5年ぐらい注視してたんだよ。
成功してたら色々変わる予定だったんだけど、結果大失敗でそれ以来ウィルス治療自体が下火。
NHKが誰を取り上げたかわからないけど、NHKも所詮マスコミだから
怪しいものもたくさん取り上げてるしなあ

癌の事を悪性新生物って言ったりするけど、本当に生物のような振る舞いをするから
排除するのではなく、寿命まで共存するという考え方が主力になってきた。
ウィルス治療の失敗の失望も強いのだろうけど。

治療としては化学療法は、機能性RNAを利用しようがブーム

放射線療法はIMRTの普及と、あと炭素の原子核を使った放射線が日本は世界の最先端行ってる。
20年前ぐらいまで放射線治療は他に打つ手のない人が送られてくるような感じだったんだけど
今は主力になった。

またたぶん放射線治療は日本が世界的にも進んでる。
14名前をあたえないでください:2011/06/09(木) 03:00:47.73 ID:XFdU/HmX
>>13
アルファ47の遺伝子を改変して、その働きをオフにしたヘルペス ウィルスだそうです。
このウィルスをガン細胞に感染させると、ガン細胞の表面にウィルス特有のタンパク質が現れる
ようになる。するとこのタンパク質が標的になり免疫細胞が攻撃し、ガン細胞が破壊される。
東京大学医学部特任教授 藤堂具紀先生の研究室
15名無しのひみつ
RNAiでなんかの遺伝子を抑制してがん細胞が死んだなんて
何千件も論文がある。その遺伝子が薬品の分子標的になり
うるかというのは別の問題。なんでこんなありふれた成果
をいちいち報道するか。

RNAi自体を薬として投与できればいいけど、臨床的にはあ
まり成果が上がってないのが現状。ロッシュも最近RNAi
から手を引いた。