【薬学】世界初フィブリノゲンをＧＭ蚕から生産に成功　肝炎ウイルス混入リスクなく安価で供給へ　免疫生物研究所・日本製粉

医薬品開発会社の免疫生物研究所（藤岡市中、清藤勉社長）は24日、血液を固める作用のあるタンパク質
「フィブリノゲン」を、遺伝子組み換え蚕（ＧＭ蚕）から生産することに成功したと発表した。
同社によると、蚕によるフィブリノゲン生成に成功したのは世界初。

　止血などに用いられるフィブリノゲン製剤は人の血液から製造されるため、Ｃ型肝炎などのウイルスが
混入するリスクがあり、一部の製剤による感染被害で薬害肝炎訴訟も起きた。同社は「蚕を使えばウイルス
混入の恐れがない上、血液由来の製剤より安価な製造が期待できる」としている。

　日本製粉との共同研究で、蚕の遺伝子にフィブリノゲンを発現する人の遺伝子を組み込み、繭に分泌された
フィブリノゲンを抽出する仕組み。免疫生物研究所は、安全性の確認などで実用化には３〜５年かかるとみている。
今後、繭を大きくしたり、抽出の効率を上げたりして生産量の向上を図る。

　ＧＭ蚕を作り出し、今回の研究にも協力する独立行政法人農業生物資源研究所は「大きな成功に向けた
第一歩。
どのように実用化するのか見守っていきたい」と期待する。

　有用物質を大量生産できるＧＭ蚕の飼育に関しては、免疫生物研究所と県が２００９年、ＧＭ蚕の育成に
関する共同研究契約を締結した。昨年秋には、前橋市内の養蚕農家が県蚕糸技術センター内の施設で実用飼育を行った。
県蚕糸園芸課によると、昨年末に繭を同社に納品しており、繭から有用物質を抽出する研究が進められているという。

▽記事引用元　上毛新聞（2011年5月25日(水) AM 07:11 ）
http://www.raijin.com/news/a/2011/05/25/news01.htm

▽免疫生物研究所プレスリリース
http://www.ibl-japan.co.jp/news_img/PR_20110524.pdf

これはすごい。

フィブリン糊のことかな？

>蚕の遺伝子にフィブリノゲンを発現する人の遺伝子を組み込み

キメラかよ。こわいって

>>4
たしかにそこを見たら様子見安定な気もするｗ

別のリスクがありそうだよね

人の遺伝子を持つGM蚕を働かせるのは強制労働と同じではないか
基本的人権に抵触するのではないか

セネラルモータースは蚕も作ってるのか、

血液由来のウィルスに感染しなくなる

フィブリノーゲンは、宇宙細菌ダリーの餌。

血液製剤でどれだけの人が犠牲になり
今尚苦しまれているのか
早く承認されることを望みます

ハダシノゲン

遺伝子組み換えでの薬品製造って、昭和電工を思い出して、怖いな・・・

>>13
くわすく

ノーベル賞決定。

遺伝子組み替えても自由自在に新生物が出来る訳じゃないって
最近は分かってきたって聞いた
現存の生物とちょこっと違うのしかできないみたいね

養蚕業再興の可能性w

ガチ(Ｇ)ムチ(Ｍ)蚕( ；´Д｀)ハァハァ

株は今日もストップ高

>>4
インターフェロンやらインスリンですでに組み替えで大量生産状態であるけどな。

トランスジェニック ボンビックスを用いてヒトインスリンか成長ホルモンを生成してなかったっけ？

お蚕様ありがたや・・・ﾅﾑﾅﾑ

やっぱり、飼育やら育種の過去の資産があるから好まれるのかな＞蚕