【生物】日本に分布してない「ヒメフタオチョウ」を金沢で初確認 橋村さん発見、昆虫館で標本に

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1TOY_BOx@みそしるφ ★
金沢市稚日野町の会社員橋村一喜さん(64)方で4日までに、東南アジア原産で
日本には分布しないとされる昆虫「ヒメフタオチョウ」1匹が見つかった。
県ふれあい昆虫館(白山市)によると、国内で確認されたのは初めて。
チョウは同館が引き取り、標本を作製した。

同館によると、ヒメフタオチョウはインドシナ半島から中国南部まで広く分布し、
大きさは7センチ前後。羽の黄色と黒のコントラストが特徴となっている。

橋村さんが捕まえたのは2009(平成21)年2月。自宅の茶の間に飛んでいた
チョウを見つけ捕獲した。真冬のチョウに驚いた橋村さんが同館に持ち込み、
三上秀彦飼育技師が種名を特定した。

三上技師は、チョウは羽化直後で、輸入木材や家具などにサナギが付着して
国内に入ったのではないかと推測する。橋村さんは「心当たりがなく驚くばかりだが、
きれいなチョウなので多くの人に見てもらいたい」と話している。


国内で初めて確認されたヒメフタオチョウ(県ふれあい昆虫館提供)
 http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20110505102.jpg
▽記事引用元 : 富山新聞 5月5日03時07分更新
 http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20110505102.htm
石川県ふれあい昆虫センター
 http://www.furekon.jp/
2名無しのひみつ:2011/05/05(木) 22:17:47.65 ID:dGauXlat
素人の俺にはモンキチョウにしか見えない。よく鑑定に持っていったな。
茶の間にモルフォ蝶だったら大騒ぎだろう。
3名無しのひみつ:2011/05/05(木) 22:20:51.52 ID:fI0Ean0W
モンキチョウにはみえんな
4名無しのひみつ:2011/05/05(木) 22:24:07.30 ID:WdJcunv2
>>1
新種が見つかったら剥製が末路か
5名無しのひみつ:2011/05/05(木) 22:24:41.04 ID:xcHwMF4+
鱗粉マニアの自作自演
6名無しのひみつ:2011/05/05(木) 22:32:44.84 ID:hiUHsGzr
ゴッドハンド
7名無しのひみつ:2011/05/05(木) 22:35:11.18 ID:sThrMDxf
・・/subpage/H20110505102.jpg
ホント、日本では見かけないチョウだな。
8名無しのひみつ:2011/05/05(木) 22:37:41.49 ID:QKJ5S+gR
地震や津波と同じで、専門家がボケだっただけじゃないの?
9名無しのひみつ:2011/05/05(木) 22:42:35.37 ID:lR2nklsv
ミヤモトアゲハは見つけても捕まえちゃダメだぞ
10名無しのひみつ:2011/05/06(金) 02:56:53.77 ID:n6R7kRcK
フタオチョウは沖縄にもいるが、これはずっと小さい別種

…つーかこの模様のヒメフタオチョウって見た事がない
もっと黒い部分が普通は太いよな?
これってどこの亜種だ?

http://www.google.co.jp/search?hl=ja&safe=off&rlz=1R2DAJP_jaJP395&q=Polyura+arja&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.&wrapid=tlif130461716589310&um=1&ie=UTF-8&tbm=isch&source=og&sa=N&tab=wi&biw=1419&bih=697

Polyura arjaがヒメフタオチョウの学名

フタオチョウは長らくタテハチョウ科に分類されてきたし、タテハチョウ科などの分類群が大きく変更された現在も結局纏めて
タテハチョウ科なのだが、その中ではむしろジャノメチョウの方に近い、とされている

フタオチョウとその近縁の分類群は、カラキセス亜科などと呼ばれており、
世界で最も美しいチョウと呼ばれることのある中南米に分布するミイロタテハなども含まれており、
マニアがこれらを収集するのに躍起になっている
数十万円の値段が付けられている種類や亜種も少なくない
同じく中南米のルリオビタテハには、採集家が嫌になるほどの普通種もいれば、最初の採集から次の個体の採集まで数十年も掛かった種類もいる
青と黒の種類が多いが、赤と青と黒の種類や黄色と青と黒の種類もいて、これら3色のものは中南米の高湿度で歩くと崖崩れしまくるような山地帯にだけ
生息している、などという

カラキセスというのはフタオチョウと一見そっくりな、尾状突起を2つ程度持つタテハチョウの一群だが
翅の脈の接続がちょっと違う仲間。
この仲間はアフリカと東南アジアに多く、日本のオオムラサキと並び旧分類群のタテハチョウ科最大のチョウと呼ばれる種類が何種類もいたり
アフリカで毒のあるチョウに擬態したり、ヨーロッパ南部からアフリカのほぼ全土まで分布するが色が各地でどんどん変わっていたり、などで
これまたマニアが死に物狂いで集めまくるチョウである

沖縄にもいるフタオチョウは、中国の亜熱帯地域や東南アジア大陸部にもいるのだが
高温多雨の地域になるほど大型化し、マレーシアやアッサムにいるものは日本のものの1.4倍の前翅長さになってしまう

ヤイロタテハというチョウもカラキセス亜科に含まれる。確かにカウントすると8色あるのだが、黒や茶の部分が多く青や赤や緑などは僅かであり
やや名前負け感がある。
ただし物凄く珍しく、昔は一人の採集人が数年に1回しか見かけない、という状況だった
11名無しのひみつ:2011/05/06(金) 04:31:40.82 ID:WHRkNmgW
今年は黄色いチョウが多い気がする。よ〜っく見てみることにしよう。
12名無しのひみつ:2011/05/06(金) 06:06:08.21 ID:ZQ8NH8jX
ヒメフタオチョウは国内初記録ではないだろ。
石垣島と東京文京区で以前記録されてるがな・・・

元・蝶研出版の三上技師、ボケちゃったの?
13名無しのひみつ:2011/05/06(金) 15:41:15.90 ID:+rFLcjG4
輸入昆虫じゃね
14名無しのひみつ:2011/05/06(金) 22:21:48.90 ID:DVSkOJSy
>>1
> チョウは同館が引き取り、標本を作製した。

サラっと書いてるけど、要は殺したんだね。
学者は平気で殺生するから恐いねえ。
15名無しのひみつ:2011/05/07(土) 02:40:01.23 ID:tQZ6BKbQ
国内で繁殖してるならともかく
単体で発見されることに意味があるの?
16名無しのひみつ:2011/05/07(土) 04:06:01.76 ID:ISEZivZq
ドイツ箱に様々な蝶が並べられている光景は壮観
だが実際にそれらの蝶が飛び回っている光景にはやはり及ばないよ
17名無しのひみつ:2011/05/07(土) 05:13:35.06 ID:S6UK4YHk
>>15
単体かどうか判らないんじゃないか。
もしかするとペアで放蝶されたかもしれない。
「あら、綺麗なちょうちょ」と言っている間にアカボシゴマダラなんか凄い数になったし。
18名無しのひみつ:2011/05/07(土) 12:04:08.54 ID:7PfgmaWQ
>>2
7cmって結構でかくね?
モンキチョウ以上、アゲハ未満
19名無しのひみつ:2011/05/07(土) 13:57:19.32 ID:wyNxrTuQ
昆虫館に持ち込んで速攻殺害→標本化か、可哀想に。
俺だったら2月に迷い出た蝶ならそのまま部屋の中でほっとくけどな
外に放すと死んじゃうし、餌は咲いている花くらいどこかに売ってるだろう。
20名無しのひみつ:2011/05/08(日) 08:32:37.60 ID:nA27be5n
>>19
フタオチョウの仲間は花には集まらない。
動物の尿や糞や、腐った果物や木の樹液などに集まる
近い仲間で、南米のミイロタテハ類も同様のあまり清潔でない餌に集まる

19世紀末の博物学者によると、食事が違うからか腸内細菌が違うからかは分からないが、
ミイロタテハは白人の排泄物より、何故か黒人やインディオの排泄物に多く集まってきたという
21名無しのひみつ:2011/05/12(木) 17:58:09.14 ID:vVzwqNsL
こんな綺麗な姿でスカトロ趣味かよw
虫は見かけによらないな
22名無しのひみつ:2011/06/13(月) 17:28:27.31 ID:y5OSSUzN
>>10ミイロタテハは種数は下手すると4種類に纏められるほど少ないのだが、
多くに分けたいならその倍にでも3倍にでもなってしまう
翅の赤、青、黒、そして一部の種類に緑やオレンジ色

種類を4種類に限定する代わりに、亜種、変種、品種まで細分してそれぞれの種の変異がどのように起こり、
同じ地域にいる別種同士が何故か似通ったりしている傾向なども念入りに示した研究者などがいる

ミイロタテハの食草はコカ科植物であり、一歩間違うと麻薬取引の温床になりかねない
しかしとある農園主は所有地の一角にある森にコカが生え、ミイロタテハが繁殖しているのを見つけ
これを標本にして先進国に売るだけで利益を上げた、なんて話もある
ミイロタテハ全種がコカ科を食べるわけではなく、クイィナ科Quiinaceaeの植物を食べるものもいる
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&client=firefox-a&hs=7M3&rls=org.mozilla:ja:official&channel=np&q=Quiina&um=1&ie=UTF-8&tbm=isch&source=og&sa=N&tab=wi&biw=1440&bih=717&uss=1
23名無しのひみつ:2011/06/13(月) 17:52:48.15 ID:y5OSSUzN
製糖工場で出る廃糖蜜(蔗糖として乾燥物にならない果糖やカラメル類など)と
ラム酒を混ぜたものにバナナを2日ほど漬け、
発酵したものを竹串に刺し、その竹串をもっと太い3〜8mの竹竿の先につけて
森の中でミイロタテハの通り道っぽいところの木に立てかける

これを何百個も作り、作った後3日くらい見て回ると、ミイロタテハがいる事もある?という具合
しかし他のチョウや他の昆虫が来ている事も勿論多いし、鳥などが丸ごと食べてしまう事もあるか
(鳥も腐ったバナナは嫌だろうなw)
24名無しのひみつ
>>10
>カラキセス
>アフリカで毒のあるチョウに擬態したり

ホソチョウガタフタオチョウという種類は毒のあるホソチョウというチョウに擬態する
しかしこの種類は毒があるチョウに擬態するにもかかわらず、驚くと64km/hで飛翔することもできる

この種類に似ているが、ホソチョウガタフタオチョウの赤茶色の部分が緑がかったオレンジになったような
フルニエフタオチョウというのもいる。日本のオオムラサキに負けないくらい大きく、またものすごく珍しい。
時々アフリカの詐欺サイトにこの種類売ります、1000ドルで とか書いてあるw