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36名無しのひみつ
【日経調べ】 東京の放射線量、チェルノブイリ10〜18キロメートル地点と同じ

その後、事故現場から18キロメートル地点にあるガイドの詰め所に立ち寄り、
これから始まるツアーの説明を受けた。ここで手渡されたガイガーカウンター
で、放射線量を測定してみた。その値は毎時0.12マイクロシーベルト(屋外)。
ちょうどその日、東京都で測定された放射線量とほぼ同じだった
(東京都健康安全研究センター調べ)。

そして10キロメートル地点。ここで再び車両のチェックを受ける。事故現場への
立ち入りが、いかに厳しく監視されているかが分かる。バスから降りることも写真
撮影も許されない。バスの中で放射線量を測定すると、18キロメートル地点と
ほとんど変わらなかった。

10キロメートル地点を過ぎると、徐々に放射線量は上昇したが、場所によって
大きな差があった。例えば、既に廃炉となっている1号炉付近の道路では毎時
1.6マイクロシーベルト(車内)だったが、建設を途中で止めた5号炉付近では
毎時0.29マイクロシーベルト(車内)。その5号炉が窓越しに見える原発施設内の
食堂では毎時0.16マイクロシーベルト(屋内)である。

(以下略)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110413/219429/?P=2