【医学】抗利尿ホルモン「バソプレシン」 脳浮腫の症状を和らげる働き/生理学研究所

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1白夜φ ★
脳浮腫抑えるホルモン発見 岡崎の生理研
2011年1月22日 10時27分

腎臓に作用する抗利尿ホルモン「バソプレシン」が、脳細胞が腫れる「脳浮腫」の症状を
和らげる働きをしていることを、自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の
岡田泰伸所長(生理学)らの研究チームが突き止めた。
25日付の米科学誌「サイエンス・シグナリング」で発表する。

バソプレシンは、脱水症状時などに、脳の「バソプレシン神経細胞(バ細胞)」が分泌。
血液に乗って腎臓へ運ばれ、尿として排出する水分量を抑える。
岡田所長らは、ラットのバ細胞を緑色蛍光タンパク質(GFP)で着色して実験した。

ラットを脳浮腫と似た状態にし、バソプレシンの分泌量とバ細胞の大きさを観察。
いったん腫れたバ細胞が周囲にバソプレシンを分泌し、自ら感知して正常な大きさまで
縮むことが分かった。細胞内の水分を調整し、破裂を防ぐ仕組みは、腎臓の細胞と同じという。

岡田所長によると、これまでは数百〜数千種類ある神経細胞は、自ら破裂を防ぐ能力を
持たないとされてきた。このため脳浮腫には、脳周辺の体液濃度を注射や点滴で高める
治療法で対応しているが、脳以外の細胞を傷める副作用がある。

岡田所長は「今回の成果を糸口に解明を進め、効果的な脳浮腫治療法を開発したい」としている。

(中日新聞)
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▽記事引用元 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011012290090632.html

▽関連
生理学研究所
利尿を抑えるホルモン"バソプレシン"の脳の中の新たな作用を発見
―神経細胞の破裂を防ぎ、その大きさの維持に重要な役割、 脳浮腫などの治療法開発に期待―
http://www.nips.ac.jp/contents/release/entry/2011/01/post-146.html
2名無しのひみつ:2011/01/24(月) 01:04:58 ID:qXxhX8pT
バソが血管で、プレシッシンが圧
血圧を上昇させる働きがあると覚えたな
腎臓で血圧を上げる、水分を血管内に増やす、尿量が減る

3名無しのひみつ:2011/01/24(月) 01:12:14 ID:XQ1HfMRJ
患者さんには、朗報でしょう。でもこの記事を元に、処方して貰えるのかな?
4名無しのひみつ:2011/01/24(月) 01:18:19 ID:ldWplLsb
またイチゴ農家忙しくなりそうな吉報だなw
5名無しのひみつ:2011/01/24(月) 01:41:50 ID:KBJzqGs3
元々浸透圧利尿薬とかは脳浮腫治療に使われてたけど
脳の神経細胞自体にも浮腫を回復させる働きを持つものがあるってことかな
6名無しのひみつ:2011/01/24(月) 02:20:03 ID:Q8EImThB
バソプレシン……あさりよしとおの「まんがサイエンス」で覚えた名前だわ。
記憶力の固定化に一役買う性質を持つって言ってた。
7きちのすけ:2011/01/24(月) 03:41:12 ID:JDFcB907
イチゴ以外に何がいい?
8名無しのひみつ:2011/01/24(月) 06:27:40 ID:TFm0T57S
骨折を隠した医師・小井土雄一
骨折を隠した医師・高里良男
骨折を隠した医師・長谷川栄寿
骨折を隠した医師・今井一徳
骨折を隠した看護師・大和田文代・高瀬律子・安井俊子
医療ミスを隠した病院
全盲患者を放置→頭部外傷・骨折
災害医療センターの医療ミス

災害医療センター(東京都立川市)救命救急センター看護師・安井俊子が,
全盲患者の食事介助中に,電話がかかってきたという理由で,
本来,元に戻すべきベッド柵を下げたまま,患者を放置して持ち場を離れました。
頭部もギャッジアップしたままでした。
この結果,患者は転落し,頭部外傷・骨折を負いました。

災害医療センターの看護師・安井俊子は,家族が面会で入室した時にも,
ベッド転落の事実を知らせませんでした。

災害医療センターの救命救急センター責任者・小井土雄一は,
災害医療センター救命救急センターの過失による頭部外傷・骨折について,
家族に対し「説明はしない。俺は病院職員を守るために来たんだ。」として,
説明・謝罪を行いませんでした。

災害医療センター医療安全管理室(高里良男・大和田文代)は,
国立病院機構への報告義務を怠り,骨折の事実を隠蔽しました。

(立川簡易裁判所平成21年(サ)第99号)
これは,裁判所の証拠保全によって,わかった事実です。
9名無しのひみつ:2011/01/24(月) 11:32:12 ID:9v0tnzJX
バ細胞という響きが良い
10名無しのひみつ:2011/01/24(月) 22:31:52 ID:G61LWFgA
抗利尿ホルモン(ADH)が過剰に分泌されるSIADH。別名シュワルツ − バーター症候群
外来患者のNa値の異常から即座にこれを診断し、天才と呼ばれた時期もあった。
今はジジババ相手の世間話で日がな一日暮らすボンクラ開業医
11名無しのひみつ:2011/01/28(金) 00:47:00 ID:4C/qbbQq
これは、ステロイドと一緒に使ってもおけ?
12名無しのひみつ:2011/01/29(土) 07:59:56 ID:CK21G353
>>10
 
SIADH診断したくらいで天才ってwww
なんつーレベルの低い病院だよwww
 
老人病院にでも勤務してたのか?w
13名無しのひみつ
ちなみにSIADHなんてのは脳血管障害の患者でいくらでもいるからな。
卒後2-3ヶ月の研修医でも誰でも知ってるw