【環境】ミツバチ集団失踪 蜂群崩壊症候群(CCD)とネオニコチノイド系殺虫剤クロチアニジン

このエントリーをはてなブックマークに追加
1星降るφ ★
ミツバチ集団失踪:疑惑の殺虫剤と米環境保護局
2010年12月16日
Brandon Keim

流出した文書によると、米環境保護局(EPA)は、自局で働く科学者の懸念をよそに、
論争を呼んでいる殺虫剤クロチアニジンの認可を取り消さずにいるようだ。

クロチアニジンは米国で販売されている殺虫剤で、ミツバチが突然大量に失踪する
現象「蜂群崩壊症候群」(CCD)との関係があると疑われている。

クロチアニジンは、ドイツの農薬メーカーBayer(バイエル)社が製造しているが、
生産国であるドイツのほか、フランス、イタリア、スロベニア等でも販売や
使用が禁止されている。

[クロチアニジン(PDF)は、1988年に武田薬品工業が開発したネオニコチノイド系
化合物の殺虫剤。日本国内では2001年に農薬登録され、イネ、野菜、茶、花などに
幅広く利用されているほか、シロアリ駆除剤等にも利用されている。

ネオニコチノイド系殺虫剤は、昆虫の中枢神経系のニコチン作動性アセチルコリン
受容体に作用する。神経受容体の構造が異なるため、人やペットなどの脊椎動物には
影響が少ないとされ、利用が広がったが、オランダ、デンマーク等西欧諸国では
使用禁止が行なわれている]

クロチアニジンは、植物の組織から吸収された後、花粉や花蜜に放出されて害虫を
駆除するように作られているが、これらの諸国は、クロチアニジンがミツバチに
対しても危険性があるのではないかと考えている。ミツバチは、一部の植物の繁殖に
不可欠な存在だ。

米国のEPAは2003年に、クロチアニジンの米国での使用を認可した。その後、
クロチアニジンは米国で広く使われるようになり、昨年は2億6200万ドル相当の
クロチアニジンが農場経営者によって購入された。

クロチアニジンは、米国ではテンサイ(砂糖大根)やカノーラ[カノーラ油の原料と
なるセイヨウアブラナの1変種]、大豆、ヒマワリ、小麦、トウモロコシ等に使用
されているが、特にトウモロコシは、米国でもっとも広く栽培されている、花粉の
多い作物で、ミツバチの好物でもある。

今では、ミツバチのコロニーの最大3分の1が消失し、作物の受粉をハチに頼っている
米国の農場経営者を悩ませている。これらの農場経営者が栽培する作物の生産高は
150億ドルに相当する。

CCDの原因としては、ダニ、バクテリア、菌、生理学的ストレス、養蜂業の疫学的
リスクなど、多くの要因が考えられているが、殺虫剤説がもっとも有力であるという
意見もあり、今回のEPAの流出文書は波紋を投げかけている。

{この翻訳は抄訳です}[日本語版:ガリレオ-矢倉美登里/合原弘子]

>>2以降に続く)

▽記事引用元  WIRED VISION
http://wiredvision.jp/news/201012/2010121621.html

▽画像  花にとまるミツバチ
http://img2.wiredvision.jp/news/201012/2010121621-1.jpg
Image: Flickr/Jack Wolf

▽  EPAの流出文書(PDFファイル)
http://www.panna.org/sites/default/files/Memo_Nov2010_Clothianidin_0.pdf
2星降るφ ★:2010/12/16(木) 11:37:39 ID:???
>>1の続き)

コロラド州の養蜂家Tom Theobald氏が入手し、農薬監視行動ネットワーク(Pesticide
Action Network:PAN)が公表したこのメモは、今年11月に、EPAの環境動態・影響
部門の科学者らによって作成されたものだ。

同部門の科学者たちは現在、綿とカラシへのクロチアニジンの使用拡大を求める
Bayer社の要望書について検討している。このメモには、EPAはクロチアニジンの
初認可を行なった時に、Bayer社による主要な安全性試験を利用したが、この試験が
行なわれる前にクロチアニジンが認可されたという経緯が詳しく書かれている。
また、この試験は計画も実施方法もずさんであり、よくても「補足」資料にしか
ならないという。

EPAのサイトによれば、クロチアニジンのレビューは2012年になるとされている。

[蜂群崩壊症候群」(CCD) では、2006年秋〜現在にかけて、セイヨウミツバチが
一夜にして大量に失踪する現象が米国各地で起こった。2006年から2007年に養蜂の
25%が消失したと言われている。西欧諸国やインド、南米、台湾でも報告されており、
日本でも2005年ころから社会問題となっている]

(記事ここまで)
3名無しのひみつ:2010/12/16(木) 11:37:53 ID:LsresU/2
浸透性農薬の恐怖
受粉を手作業でする中国の果物農家
全面禁止になったEU諸国
4名無しのひみつ:2010/12/16(木) 11:42:59 ID:X8RbO/O4
やっぱり自然のままが良いのだろうね
できればスズメバチとかなんとかしてもらいたいが
5名無しのひみつ:2010/12/16(木) 11:45:10 ID:fz49DU9y
ミツバチが少なくなったからイチゴがあんま出来なくなったね
6名無しのひみつ:2010/12/16(木) 11:49:50 ID:WElyUlQ2
ミツバチの失踪は薬より
スズメバチとスムシのせいだよ
7名無しのひみつ:2010/12/16(木) 12:25:16 ID:E67qrkWR
タミフルも、患者の異常行動との因果関係が問題にされてたな。
厚労省は関係を否定しているが、流出文書の中になんかあるかも。
8名無しのひみつ:2010/12/16(木) 13:38:05 ID:TaVrufUv
妄想記事じゃん
さっさとミツバチにふりかけて行動を調べればいいのに
9名無しのひみつ:2010/12/16(木) 15:43:58 ID:yCJNgp5u
やっぱり農薬のせいなのかよ
10名無しのひみつ:2010/12/16(木) 17:22:23 ID:eV44hKxa
日本でもかなり使われているやつだな
11名無しのひみつ:2010/12/16(木) 19:06:36 ID:rKD4DjIY
ベランダのイチゴが今年ほとんどできなかったよ

まじで蜂がいなくなってるよ

やばいんじゃね?モサント社の陰謀ってまじなんじゃね?
12名無しのひみつ:2010/12/16(木) 22:30:28 ID:4Vh5bgyn
フランスではCCD被害にあった養蜂農家が立ち上がり、
バイエル社のネオニコチロイド系農薬の販売禁止を勝ち取った。
ネオニコチロイドの害がCCDの主因とする研究結果で証明できたからだ。
とにかく農薬メーカー、穀物メジャーと政府機関の癒着がすごい。
モンサントも自殺種と併せてネオニコチロイド系農薬販売してる。

>>4
セイヨウミツバチはスズメバチにやられてしまうが、
ニホンミツバチはスズメバチを取り囲み高温で蒸し殺すらしいよ。
13名無しのひみつ:2010/12/16(木) 22:36:25 ID:IikzlS7L
遺伝子組み替えて虫が寄り付かないトウモロコシにしたんだから
いなくなるのがあたりまえ。
14名無しのひみつ:2010/12/16(木) 22:40:03 ID:x4t6EFts
>>12
ニホンミツバチがスズメバチを蒸し殺すのは本当だが、1匹で偵察に来たのを
殺すのがせいぜいで、3、4匹で襲撃されれば全滅。
15名無しのひみつ:2010/12/16(木) 22:54:48 ID:u5OsZKei
↓ブンシャカブン
16名無しのひみつ:2010/12/16(木) 22:58:48 ID:nFsL7ex9
これ日本が造ったんだよな
ホームセンターで普通に売られてるしやばいじゃん
しかもこのタイプの農薬だと根野菜が土から吸収して身が農薬に汚染されるから洗っても無意味
17名無しのひみつ:2010/12/16(木) 23:49:40 ID:7Tj3tyot
次元上昇だよ 死骸がないのが証拠
ミツバチは人類より先に、みんなであっちの宇宙にいっちゃったのさ
18名無しのひみつ:2010/12/17(金) 15:21:46 ID:wbAbRVOz
スズメバチは作物害虫も大量に食ってくれるから、居なくなると生態系バランス崩れて害虫大発生するぞ
米食うスズメを害鳥として捕殺した結果、害虫が大量に発生して余計に被害が拡大したどこぞの国みたいになる
19名無しのひみつ:2010/12/17(金) 21:03:58 ID:QlRmgbW5
>>17
みつばちにまでオカルトを結びつけんなw
20名無しのひみつ:2010/12/17(金) 23:24:47 ID:zCNaiIBS
んで禁止にしたヨーロッパではミツバチ正常化したの?そこが重要だろ
21名無しのひみつ:2010/12/18(土) 22:44:32 ID:y/5ddl8U
>>8
ものすごく少量で死ぬ
22名無しのひみつ:2010/12/18(土) 22:58:27 ID:jHwEVMn3
ゴキブリも失踪してほしい
23名無しのひみつ:2010/12/19(日) 01:16:07 ID:O/g7LZLE
今年は居候のアシナガバチが、ハチノコをポコポコ捨ててた。
でアリが持っていってた。

農薬と関係あるのん?
24名無しのひみつ:2010/12/19(日) 01:19:33 ID:clZC51/0
>>23
自分の幼虫を育てずに捨ててたってこと?
どの地方?
25名無しのひみつ:2010/12/19(日) 07:27:16 ID:VzvVf9Y/
誰か、ロマンティック止めて。 ロマンティック、胸が〜、胸が〜苦しくなる〜
26名無しのひみつ:2010/12/19(日) 08:13:04 ID:y7eMTk8A
でもそうそう、なんで死骸がないの?
27名無しのひみつ:2010/12/19(日) 08:38:08 ID:klnFAGH1
野良ネコの死骸みたいな?
28名無しのひみつ:2010/12/19(日) 08:56:08 ID:UlKcJH0V
どうしてダントツなの?他のネオニコだって、ニコ中毒になるでしょ?
29ぴょん♂:2010/12/19(日) 14:44:41 ID:qh+WpRcb BE:729044674-2BP(1029)
30名無しのひみつ:2010/12/19(日) 17:43:21 ID:UlKcJH0V
ダントツ=クチアニジンを含む殺虫剤の商品名

自己解決した。どうやら、ネオニコ系の中でも殺虫スペクトラムにちがいがあって、
ダントツの他、イミダクロプリド(商品名:アドマイヤー)やチアメトキサム(商品名:アクタラ)は
ミツバチに対する毒性が強く、
逆にアセタミプリモ(商品名:モスピラン)や(商品名:バリアード)は弱いらしい。

膜翅目(ハチ・アリの仲間)は害虫になることが少ないので、商品化の前にあまり調べなかったかも知れないな。

http://www.nippon-soda.co.jp/nougyo/pdf/no190/190_030.pdf
31名無しのひみつ:2011/01/08(土) 23:48:12 ID:zDIkN3jx
昆虫に毒なら人間にも毒に違いない、それなら除虫菊も毒か?どうもわからない。

毒なら使用をやめるべきだ。ゴルフ場は嫌なものだ、金があるとああいうことを始めるのはいけない。
何か全体が腐敗している感じ。
32名無しのひみつ:2011/01/08(土) 23:57:59 ID:zDIkN3jx
ラワンはシロアリに毒を持っているらしくシロアリは食べない、毒を持っていないとラワンは生きられない。
シロアリだらけのところで育つとそうなる。ところでラワンは人間に毒か?どうもわからない。
33名無しのひみつ:2011/01/10(月) 09:52:43 ID:8BSY/MX2
農薬ってFDAの管轄?
34名無しのひみつ:2011/01/10(月) 10:59:56 ID:x/ukztMh
日本の農水省は消費者を守るという意識が薄いから、農薬の使用基準が甘い。
もうあれこれ考えないでEUの基準を導入したらいい。
35名無しのひみつ:2011/01/10(月) 11:40:40 ID:rCzH/ueN
>>20
確かしてなかったと思う

殺虫剤なんだから、ぶっかけりゃハチは死ぬわな
ネオニコだけ規制したってどれだけ効果があるか・・・
他にも寄生ダニやハチの餌不足、栄養の偏りなんて説もある
農薬説だけに注目するのは危険
36名無しのひみつ:2011/01/10(月) 13:21:58 ID:JO59f2xX
>>20
禁止したフランス・ドイツでも集団失踪は収まってない。
37名無しのひみつ:2011/01/12(水) 01:25:53 ID:67B82xtg
ネオニコチノイドは、有機リン系の農薬などと違って、加水分解で毒性が
なくなったりしないし、熱にも耐性があるのです。
 だから、紅茶の葉やコーヒー豆に浸透した農薬が、葉を蒸したり豆を炒ったり
しても毒性が分解してなくならない。そうして極わずかの農薬を経口あるいは
経皮で摂取しても、息苦しくなるなどの身体症状が出る。床に塗るワックスや
絨毯、カーペット、などにも防虫剤として添加されるようになり、室内の
大気を汚染している。タバコに敏感な人間にとっては、非常に良く感じる
農薬です。
38名無しのひみつ
>>37

それならタバコを吸っている者にはさほどの害はないのかねえ、わからないなあ。
タバコが悪いのはタールでニコチンも毒、特に子供に悪いというな。アルカロイドは子供に強毒らしい

なんかそれ以外の気味悪さというかそれがあるな。統計とってみればわかるかな。なんの病が多発しているか。