【生物】左巻きのカタツムリ、天敵ヘビに食べられにくい カタツムリ進化の謎を解明 東北大

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1おっおにぎりがほしいんだなφ ★
カタツムリの殻はもともと右巻きなのに、左巻きに進化した種が存在するのは、
右巻きを好んで食べる天敵のヘビのおかげとする説を東北大の細将貴研究員
(進化生物学)らのグループがまとめ8日、英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ
電子版に発表した。

細さんは「天敵の存在が種を分化させていることを実証できた。生き物の進化を
考える上で興味深い」と話している。

左巻きのカタツムリは、右巻きと交尾しにくいため、突然変異などで生まれても
代を継続できないとみられ、理論上は存在自体が謎だった。

グループは、東南アジアや沖縄県の石垣島などに生息するセダカヘビの仲間が、
右巻きを効率よく食べられる特殊な歯を持つことに着目。
ヘビのいる地域と、左巻きが存在する割合を文献などで調べた。


ソース:共同ニュース
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010120801000020.html
Nature Communications
A speciation gene for left?right reversal in snails results in anti-predator adaptation
http://www.nature.com/ncomms/journal/v1/n9/full/ncomms1133.html
http://www.nature.com/ncomms/journal/v1/n9/images_article/ncomms1133-f1.jpg