【化学】アンモニアを合成する新手法を開発 モリブデン化合物を触媒に常温常圧で効率よく=東大
1 :
◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★:
アンモニア合成、東大が新手法 次世代エネルギーへ期待
アンモニアを合成する際に大幅なコストダウンが期待できる新手法を、西林仁昭・東京大准教授(触媒反応工学)らの
チームが開発し、5日付の英科学誌ネイチャー・ケミストリー電子版に発表した。
アンモニアは燃焼させればエネルギーを取り出せる上、排出するのは二酸化炭素ではなく窒素と水だけで、環境にも優しい。
西林准教授は「今回の発見は、化石燃料に代わる次世代エネルギー源への重要なステップ」としている。
現在の生産方法は高温高圧の状態をつくるため化石燃料が必要だった。
チームは、反応を促す触媒としてモリブデンを含む化合物を新たに開発。
有機溶媒にこの触媒と、水素供給のための物質などを混ぜ、窒素を満たした試験管に入れると、
20時間ほどで効率良くアンモニアができた。この方法なら常温常圧でも化学反応が進むとしている。
共同通信
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010120501000192.html A molybdenum complex bearing PNP-type pincer ligands leads to the catalytic reduction of dinitrogen into ammonia
Nature Chemistry (2010)
DOI: doi:10.1038/nchem.906
http://www.nature.com/nchem/journal/vaop/ncurrent/abs/nchem.906.html
2 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 16:37:39 ID:s1nQwxA7
キンカン厨大勝利!
ムヒ房涙目www
3 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 16:39:03 ID:/Nac77Si
すげー
4 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 16:40:37 ID:449PR/eo
5 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 16:42:04 ID:ygiqq7UO
>「水素供給のための物質など」を混ぜ、‥‥
?????????????????????
6 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 16:45:13 ID:rqRgPpY4
スレ立ておつです
常温常圧ってスゴい
7 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 16:46:45 ID:mUpxpOGy
8 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 16:49:52 ID:xmVK2Tnv
尿やウンコで走るクルマとか
夢は広がるな
9 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 16:50:30 ID:G6l27zAa
それがしの下半身においても、常温常圧でアンモニアを発生させておるが?
10 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 16:50:36 ID:8OnP0UbY
根粒菌涙目
11 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 16:53:28 ID:ong36KfO
えぬえいちよんか
12 :
[―{}@{}@{}-] 名無しのひみつ:2010/12/06(月) 16:54:51 ID:GbLSoZXT
ハーバー・ボッシュ法以来だというのか
13 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 16:55:03 ID:biw+GLh4
ツタンカーメン
14 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 16:55:10 ID:lfFoiR23
すごいね
15 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 16:59:37 ID:lfFoiR23
ちゃんと特許とったか
16 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 17:03:54 ID:+kSH9kbk
常温常圧で反応が進むところが凄いね。この研究はノーベル賞級かもね
17 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 17:08:37 ID:WbSQG6XZ
電池も水素吸蔵合金も燃料電池もぶっとばしそうだな
18 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 17:12:59 ID:eSsI1cQo
アンモニア燃やしたらNOxは出ないのか?
19 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 17:15:18 ID:8SjbDz5J
この技術を世界中が狙うガソリンに頼らない世の中が出来れば
いろいろな問題が解決出来る紛争も減るし
20 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 17:15:25 ID:+CgRhURv
まず、ハーバーボッシュと違って高温高圧を必要としないのはすごい
だがしかし
>>1についてはどうだろう
窒素は空気から取れるにせよ、水素は水の電気分解で作らねば
CO2が発生してしまうし、電気分解するぐらいなら
高速道路に架線して、下道だけカセット交換電池で走ったほうが
電気を生焚きできるから、水の電気分解でワンクッション
アンモニア合成で2クッション置くより低コストじゃなかろうか?
一方で、アメリカのオガララ帯水層が枯渇の危機なので
アフリカ・インド・南米の半乾燥地で井戸水灌漑で農地を開くとすると
膨大な窒素肥料が必要になるから、その方面では戦略的に重要な
発明だろうね
あとはアンモニアはヒートポンプの冷媒にもなるよね
21 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 17:18:03 ID:pAntUyzJ
アンモニアって扱い結構めんどくないか?
冷媒が噴出して死亡事故とかあったし。
22 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 17:27:01 ID:xsBSTFaG
>>4 > アンモニアはレンゲ(マメ科)の根の中で、バクテリアの酵素の力を借りて穏やかに
> 合成されることが知られる。今回触媒にした化合物は、この酵素の構造を参考にしたという。〔共同〕
酵素そのものでできないのかな?
23 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 17:29:17 ID:xsBSTFaG
>>15 日本の学者は、特許より学界での発表を優先するみたいだよ。
発表してしまったら特許は認められなくなる。
そこで、発表後すぐなら特許申請を認めようではないか、と
ルール変更の動きが最近出ている。
24 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 17:29:43 ID:TnqBLox7
還元剤がコバルトセンか。
N2 + 6[(C5H5)2Co] + 6H+ -> 2 NH3 + 6[(C5H5)2Co]+
って反応だな。
25 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 17:37:35 ID:fEkXKs8G
>>22 酵素はほぼ有機物だから使いづらい
無機物なら半永久的に使えるから
26 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 17:40:29 ID:HbknxqFn
>>22 酵素は安定性が低いから、合成能力をすぐ失ってしまう。
酵素の安定性を高める方向での研究も行われているとは思うよ。
27 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 17:46:59 ID:W1S0b1qw
これ、さりげなくすごくね?
28 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 17:48:37 ID:xsBSTFaG
29 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 17:48:51 ID:+20rJBcY
燃料電池でアンモニア系の開発が進むかな?
人体的にも小便で燃料補給でOK
30 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 17:51:06 ID:GOS1pOIg
アンモニアを燃料として走る自動車なんか冗談だろ
アンモニアは、金属の腐食がすごいだろ
31 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 17:58:32 ID:VPVac/bb
一般人でもネットに繋がる今に至って
学会なんてもんが既に要らない気もするんだが
32 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 18:01:31 ID:449PR/eo
>>16 ノーベル賞とかいうレベルじゃないでしょ普通に・・・
そんな物は所詮
これは全く比較にならない可能性を有する物だ。
33 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 18:05:43 ID:449PR/eo
自分もまずこう思って
>>15 >>23>>28の記事を思い出した。
こういうケースでは特許は保護されるの?
毎日のように「研究開発された、OOという学術誌に載る」という記事があるんで
されないってのは考えづらいと思うが・・・
そういうケースは先に特許を取ってあるのかな?
34 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 18:06:22 ID:mIjnvlPL
ちゃんと特許とってちゃんころには使わすなよ
アンモニア安くできるとメラミン混入増えて訴えられるぞ
35 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 18:19:06 ID:UvdkXbKG
>>31 学会で発表者を直接吊し上げ、もとい発表者に質問するシステムが無かったら
科学が停滞するぞ。
論文だけじゃ書かれてない行間がかなり有る。
36 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 18:56:48 ID:yiCg+6Zr
37 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 19:29:57 ID:eOA/aZnI
ついにハーバーボッシュ法を置き換える窒素固定触媒ができたのか。
なんだか胸が熱くなるな。
38 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 19:44:39 ID:4lrDooCw
ぼくのゆめ
みらいのじどうしゃはおしっこをもやしてはしります
たんくがからになってもだいじょうぶ
39 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 19:47:34 ID:+CgRhURv
>>38 ついでに旧帝ハニーの空中元素固定装置も作ってくれて
美女自衛官が一瞬ヌードになりながら変身してくれれば
胸だけでなく息子も熱くなりそうだが、それはまだかね?
40 :
踊るガニメデ星人:2010/12/06(月) 19:55:49 ID:oDCpVjaH
それにしてもアンモニアって無味無臭の窒素と水素しか含まれていないのに
なんであんなに臭いんでしょうねぇ(^O^)
41 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 20:49:23 ID:a4W3C/A5
新エネ系で、水素だけ出す技術ってのは結構ある。
が、水素の貯蔵・輸送は困難を極める。
金属に吸蔵させたり炭化水素にする方法もあるが、
これはその中の一つと言っていいだろう。
>>33 すでに申請済みだとは思う。今は特許は学会発表とは別に業績になるから。
ってか、特許制度の趣旨はむしろ製法を秘密にせずに公開することにあるんだけどね。
そのかわり20年間の独占を特別に許可する。
42 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 21:18:16 ID:+CgRhURv
>>41 > 新エネ系で、水素だけ出す技術ってのは結構ある。
どんなのがあるんですか? 自分は家畜糞尿/ゴミの水素発酵しか知らないが
あんまり効率はよくない
CO2出さないで工業的に水素が沢山出せるなら画期的だとおもいますが
そんなのありましたっけ?
43 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 22:02:28 ID:Mowna+t/
モリブテンか、ニトゲナーゼを思い出した。
44 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 22:03:28 ID:eQmV2lTO
大量生産が出来るようになるとスゲー画期的だな、新産業革命だ
45 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 22:03:35 ID:Mowna+t/
すまん、「ロ」が抜けていた。
46 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 22:25:34 ID:EgBb+uB0
>>40 アンモニアを臭いと感じるように脳と感覚器官を進化させた個体のみが生き残ったから。
47 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 22:29:32 ID:+20rJBcY
>>42 熱したコークスに水をかけて C+2H2O→CO2+2H2 これはCO2分離膜とあわせて研究されてたな。
熱した鉄に水をかけて 3Fe+4H2O→Fe3O4+4H2 これは昔から知られていたと思う。
他にも本田藤島効果とかの流れで光触媒を改良して 光→水の分解 ってのも色々ある。
俺としては一足飛びに水素を発生させるのではなく、太陽光でも原子力でも良いからとりあえず電気を発生させて
それで水の電気分解ってのが何も考えず良いと思うんだけどな。
48 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 22:32:24 ID:42TOQVLa
高校の教科書にハーバー・ボッシュに代わって載るといいな
49 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 22:35:50 ID:dNTvo7hq
>水素供給のための物質など
胡散臭いな
これ作るのにエネルギーかかるだろw
50 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 22:37:08 ID:8V9q9pip
原研の高崎研究所は30年を費やしてIS法による水素製造に取り組んでいるな。
高温水蒸気を効率良く電気分解する方法もあるけど、まだ耐久性に問題がある。
水素をアンモニアに変えて取り扱いを良くするのは悪い話じゃあない。
51 :
名無しのひみつ:2010/12/06(月) 23:00:40 ID:rehE91Pi
あー、ピリジニウム塩からH供給してんのか。。。。うーん
52 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 00:32:18 ID:HiuOygMj
>>51 プロトン源より電子供与体のコバルトセンの方が問題だと思う。
空気中じゃ扱えない物質だし、量論反応だから尋常じゃない量が必要になんで
こいつを回収再生する方法が必要になる。
一番手っ取り早いのは電解還元だろうけど、コスト的には高くつきそう。
53 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 04:22:22 ID:7XaI3De3
燃料に使うっつうのは,,,
普通は肥料用だろ。
54 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 05:58:33 ID:4+s9A9tg
55 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 06:15:09 ID:4+s9A9tg
56 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 10:45:25 ID:3lsLjw4O
NH3水溶液を霧吹きして火をつけたら燃えるんだろうか?
燃えるなら化石燃料代わりになる気がする
臭いをどうにかする必要がありそうだけど
57 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 11:00:01 ID:S6cQrgRY
58 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 12:31:58 ID:QtJzWRiV
これって飲尿フェチの俺になんかメリットある?
59 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 12:48:42 ID:YSdn/i16
日本へのモリブデン輸出を船止めするアル
60 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 13:06:38 ID:P/SH8s80
自転車にいっぱい入ってるだろ
61 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 18:07:43 ID:+ctyKAEu
アンモニア燃料車か……住宅街で多重衝突事故とか起きたら厳しいな
62 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 19:23:11 ID:5bsek5ZN
久しぶりにこんなにきちんとしたレスが並ぶところを見た
嬉しいことだ
63 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 19:29:20 ID:lGjocCBE
今更アンモニアなんか使い道ないだろ
ガソリン作れよカス
64 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 19:49:38 ID:EkFjr68R
>>9 そうだね。人間の体内の酵素(尿酸生成)にもモリブデンが使われているんだよ。
植物も同じ。
だから、必須元素の一つでもある。
65 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 20:01:15 ID:ugscc7im
>>63 ガソリンの前に炭酸同化だろ常考
人工光合成はまだなのか
66 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 20:46:18 ID:EkFjr68R
>>40 生物学的にいえば、アンモニアが、腐敗したものから、でるものだから(それが判断できない奴は、自然淘汰された)
生化学的に言えば、アミノ酸の構成要素だから。
有機化学的に言えば、多分鼻の匂い受容体に結合しやすいから(アンモニアイオンの電気的性質が関与しているのではないかと予想)
67 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 20:51:52 ID:vdZCrC2o
前世紀のアンモニア合成の原理がまるっと変わるって事?
68 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 21:04:44 ID:7XaI3De3
水素からアンモニアに転換する事で可搬性が向上する、みたいな?
69 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 21:14:11 ID:mTKfkkA4
アンモニアが使い道ないとか情弱すぎる
70 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 21:23:05 ID:3296gzvo
情弱っていうか理科の授業まともに聞いてなかったんだろ。
71 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 21:52:27 ID:QtJzWRiV
理科じゃねえよ 少女のアンモニアは飲み物だろ
72 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 22:23:38 ID:cxAhuy71
韓国のアンモニアはホンオフェだな
73 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 22:34:38 ID:ukfWdWqI
アンモニアもえたらNOxできて環境に良くないような希ガス
74 :
名無しのひみつ:2010/12/07(火) 23:38:15 ID:7rwdUns6
75 :
名無しのひみつ:2010/12/08(水) 00:30:20 ID:Tog3FxAM
最初は普通に肥料に使おうよ
>>73 NOxが生成されるのは燃焼温度が支配的だからあんまり関係ないと思う
76 :
名無しのひみつ:2010/12/08(水) 10:37:49 ID:0Sh1ZevY
そして肥料の次は樹脂
77 :
名無しのひみつ:2010/12/08(水) 13:42:31 ID:Zu6XDclF
>>73 発電所の脱硝にはモル指定された複数濃度のアンモニア噴射で対応してた記憶がある
78 :
踊るガニメデ星人:2010/12/08(水) 14:02:22 ID:M0ngqYhL
79 :
名無しのひみつ:2010/12/08(水) 20:23:10 ID:fJ31hhqy
>>77 ごめん
発生はするだろうけど燃料中の硫黄分がSOxになるのとは分けが違うんじゃない、って意味
80 :
名無しのひみつ:2010/12/08(水) 20:46:36 ID:biw0MQb/
アンモニア燃やすとNOx出るんじゃない?
それで環境にやさしいと言えるのだろうか
81 :
名無しのひみつ:2010/12/08(水) 21:01:27 ID:fanX8GpU
モリブデンがボトルネックになるのなら、自動車などの
エネルギーには使いにくいんじゃない?
82 :
名無しのひみつ:2010/12/08(水) 22:07:52 ID:KoR2FKfJ
燃やしたらNOxだろうけど
反応でN2を出せるようにすりゃいいんじゃないの
83 :
名無しのひみつ:2010/12/08(水) 23:59:02 ID:AkoUOm6x
>>81 触媒だから反応起きてもモリブデンの質は変わらないけど
問題は他に起きるのかな?
でもこれが一般的になったら非常に多量のモリブデンが必要だし
価格急騰して手に入らなくなるのでは。
今のうちに大量備蓄しといた方がいいよ。
使い出が多いから、実用化しなくても他で使えるし。
84 :
名無しのひみつ:2010/12/09(木) 02:48:04 ID:IeoQIiVy
そろそろ作物に全種の必須アミノ酸を作らせるようになればいいんだがなあ
85 :
名無しのひみつ:2010/12/09(木) 10:57:30 ID:QrxTERYJ
NOxができても触媒使ってアンモニアで還元できるから、逆に出し放題で熱効率を追求できる
まあ、今更内燃機関で燃やすよりも、アンモニア直接燃料電池を開発するべきだろうが
86 :
名無しのひみつ:2010/12/09(木) 19:06:14 ID:YR5+cv7C
自動車よりもエネファーム的な感じで利用されるんじゃないか?
87 :
名無しのひみつ:2010/12/09(木) 21:41:55 ID:UZZUn+jx
>>85 NOxをN2やアンモニアに還元できる触媒って何?
88 :
名無しのひみつ:2010/12/10(金) 00:38:32 ID:HV9NC9kV
89 :
名無しのひみつ:2010/12/10(金) 00:47:40 ID:1HCx87wA
>>88 それは基本的に還元剤でHCかCOが無いと働かないんだけど、そういう前提?
Rhは還元剤なしでも働く領域もあるけど、浄化率が良くないのと、流通している金属で一番高価なので除外してください
90 :
名無しのひみつ:2010/12/10(金) 04:00:58 ID:UFEgBTFw
こういうの特許関連は、どう処理してるんだろう
自分が読むNature関連での論文は、末尾でパテントフリーを宣言してるのばかりなんだが
91 :
名無しのひみつ:2010/12/10(金) 07:38:09 ID:5Lk/gxzd
アンモニアや尿素などの還元剤でNOx]
92 :
名無しのひみつ:2010/12/10(金) 07:40:28 ID:5Lk/gxzd
NOx還元するのは、クリーンディーゼルエンジンに使ってる奴だな
93 :
名無しのひみつ:2010/12/10(金) 13:53:24 ID:5/QlZppw
マードックには見せるなよ
94 :
名無しのひみつ:2010/12/10(金) 14:07:58 ID:0f7I9rSj
小便ほっとけばアンモニア臭くなるよ
中庸の精神で新技術の兆しが見えてきたような気がします
96 :
名無しのひみつ:2010/12/10(金) 16:27:26 ID:JsKvZrVj
>>94 そりゃそうだ。
タンパク質(アミノ酸)
NH2-CH-COOH
の老廃物から出るアミノ基(NH2)はほっとくと生物に有毒なアンモニアになるからわざわざ肝臓でエネルギー消費して
尿素
2(NH2)CH2
にしてる訳で。
コスパは総合的にみると最悪。
今回の本髄は安定して低エネルギーで生成できるところだから。
97 :
名無しのひみつ:2010/12/10(金) 21:22:56 ID:rLJPEVVP
アンモニアを直接燃料するのはエネルギー的に効率いいの?
一度分解して燃焼させた方がいいのかな?
98 :
名無しのひみつ:2010/12/10(金) 21:44:37 ID:6ry/R9K3
>>97 直接の方が断然いい。
ガソリンエンジンの効率は良くて30%程度
電気自動車は90%
99 :
名無しのひみつ:2010/12/11(土) 04:28:10 ID:O5SxxHhT
豆の共生窒素固定にもモリブデンが重要な役割をしてる。
非常に興味深い。
>>99 確かにな。
全ての生物に必須微量元素でそれもアンモニア分解系の酵素だしな。
もしかしたら葉緑素に含まれる元素を調べたら触媒としてグルコース作れる物質を作れる可能性があるかもな。
>>97 エネルギー保存の法則があるから下手に変換すると熱が逃げる。
エンジンは触ると熱い=放熱した分エネルギーの無駄。
102 :
名無しのひみつ:2010/12/11(土) 07:48:31 ID:pXHWX4Nv
>>90 ってことはこれもそうなのかな?
そんな・・・
資源国なんか努力も何もしてないのに裕福で
資源小国日本は努力と能力でここまでやったのに
あっさりパテントフリーにするなんて全然納得いかない・・・・・
>>102 石油が資源だと言うことになったのは内燃機関の発明以降だし、
明治期の技術なら日本は資源大国であり、その資源の力でのし上がってきた。
海を使う技術が増えれば日本も資源国の仲間入り。
そんなもんよ。
ところでアンモニアって常温で燃焼するの?
燃えるイメージなんて全くないんだけど
アンモニアは毒性がネックかな
まぁ匂いとか水に溶けやすいとか一般の人でも知ってるしどうにかなるかもしれないけど
>>104 余裕で萌えるだろう・・・と思ったら引火点ないんだな。
発火点600℃ワロタ
106 :
名無しのひみつ:2010/12/11(土) 23:27:24 ID:bYDnPZKz
とにかく、オイル、穀物メジャー達を怒りを煽り続ける、最近の日本の有能ぶり
中国を利用すれば、彼らの攻撃をかわせるし、実際にそうしてるね
効率よくエネルギ利用できるように高温で萌やしちゃったら、
窒素酸化物でまくりの光化学スモッグチカチカにならないのかな。
>>107 酸素の比率を適正にすれば、 NOx はでき難いだろう。
酸素を使う限りNOxは出るだろ常識的に考えて
こんなもんは燃料電池の燃料にするに限る
アンモニアを低エネルギーで分解生成できる技術を作れば
肥料と燃料を独占することができるわけだから
世界を制すことができるな
燃やすにしても不完全燃焼だと毒をばらまくことになるんだが、その辺技術的にはどうなんだろう。
アンモニアが核より難しいって事は無いだろ
亜酸化窒素の温暖化効果は大きいから燃して使うのはよくないね
114 :
名無しのひみつ:2010/12/12(日) 21:41:31 ID:iCFUgsXW
すごいなぁ、けどなんで本家Natureではなく、姉妹誌(要は格下)のNature Chem.なんだろ?
とおもったら、アンモニアなど比較にもならない、無茶高いコバルトセンを量論(しかも
分子量の違いを考慮したら、重量ベースで言ったらアンモニアの生成量はごく微量)
つかって、しかも触媒回転率もすごく低い。(一分子の触媒から、十分子程度のアンモニアしかできない、
これも分子量の違いを考えたら重さで言ったら「触媒」のほうがずっと多い)
でも、掲載誌がNature Chemってことは、常温常圧の窒素固定がいかに難しいか、ってことを示しているん
ですよね。
115 :
名無しのひみつ:2010/12/13(月) 03:31:26 ID:psvVt30G
ではコスト高になってしまうの?
エネルギー革命でなくても
既存のアンモニア合成法と比べても。
まぁ今回の知見で更に研究は進むだろうけど。
でも外国の研究機関も乗り出してくるな・・・。
116 :
名無しのひみつ:2010/12/13(月) 11:10:09 ID:oAzIKRbg
アンモニア
付ければ痛い
アンモニア
117 :
名無しのひみつ:2010/12/13(月) 16:57:29 ID:4owA5WRb
常圧アンモニア電解法ってのはどうなったんだ
ハーバーよりも効率が良かったはずだけど
119 :
名無しのひみつ:2010/12/15(水) 04:17:26 ID:IERYPOU0
>>28 AERA 2010年12月20日号
ノーベル賞と特許の意外な関係
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=12184 この記事によると、やはり、研究者はあまり特許取得には積極的ではないようだ。
特許申請には時間がかかるから、その間に論文発表で先を越されたら研究者と
しての名声が台無しにされてしまう。
ノーベル賞でも不利になる。というもの、特許の壁があると、ノーベル財団としても、
誰の研究成果かどうかを調べにくくなるそうだ。
また、弁理士に特許申請を頼むと100万円ほどかかることもあるなど、費用の問題もある。
さらに、特許があると、他の研究者が追試験をやらなくなり、論文引用回数も下がる。
120 :
名無しのひみつ:2010/12/15(水) 04:27:20 ID:bMDbT/Ih
>>119 これは問題だね・・・。
これは日本に限ったこと?
外国でもそう?
日本は科学技術でしか生き残れないのにこれでは・・・。
ということは公的な機関の研究結果は公開されやすいし
企業の研究結果の方が特許で保護されたり秘匿されやすいのかな。
では何よりも、企業を強くすること=日本経済を強くすること、なのかね?
121 :
名無しのひみつ:2010/12/15(水) 04:31:54 ID:bMDbT/Ih
それに、
>>28の法改正は来年中に目指す、
なんてふざけたこと言ってないで今すぐに全党派でやれよ。
そうすれば、学会で公表と特許成立の両立できる。
それが政治家の義務だろうに・・・今まで政治家は何をしてきたんだ。
ほんと役立たずばっか・・・。
研究者はこれだけ頑張ってるのに。
122 :
名無しのひみつ:2010/12/15(水) 04:36:41 ID:IERYPOU0
>>119 少し修正
というもの、
↓
というのも、
追試験
↓ (たぶん)
追実験
123 :
名無しのひみつ:2010/12/15(水) 05:59:04 ID:IERYPOU0
>>119 説明追加
「ノーベル財団が、誰の研究成果かどうかを調べにくくなる」というのは、
企業が特許を取得した場合。
125 :
名無しのひみつ:2010/12/15(水) 07:54:51 ID:bMDbT/Ih
>>123 よく分からないけど
なんで調べにくくなるのかね。
内容でなく開発者のことも、特許で秘匿されるの?
それにノーベル賞って研究開発から数十年後に受賞するので
特許はその頃には切れてる筈だけど。
と言うかノーベル賞なんて
そんなまで重要なことでもないと思うけど・・・副次的な物だ。
そのこと自体の研究開発発明や、
日本なり世界なり学術なりへの影響の方が重大。
実際の業績を除いた、副次的な物や副次効果で比べるなら
それでこの日本の長期不況が上向きになるんだったらその方が重要と思うが。。
126 :
名無しのひみつ:2010/12/15(水) 18:56:56 ID:oBuW1JSw
では肥料生産に限定しよう
128 :
名無しのひみつ:2010/12/16(木) 05:52:26 ID:ABy+v58B
>>126 藻も大いに期待してるが
同じ効率ならアンモニアの方が使い出はいいだろうし
そもそも両方やればいい話だが。
全部研究すればいいだけで、
あれがいいから残りはもういらないなどレベル低すぎ。
大量合成する場合に、アンモニア合成技術の方が、藻より盗まれにくい。
藻は田んぼ入って取ればいいし、
だが国際特許があれば結構守られるが。
>>126 石油資源の確保の話とは別に、その発見で石油の起源についての考え方が変わるんじゃないか?
>>19 次世代エネルギーが実用可能になったら
現産油国は最貧国に転落するので
その阻止を狙った長い長い紛争が新たに始まるだろう
131 :
名無しのひみつ:2010/12/17(金) 00:17:09 ID:sNpN1abD
本当に一種類の植物から様々な物質が溶け込て混ざり合っている
石油が作れたら驚きだな
触媒反応を進めるためにモリブデンをちょっとモリブデン
多少効率よく窒素固定して肥料つくっても、それを内陸部までトラックで運んで、農地にばら蒔いて、
根っこに吸われる効率まで考えたら、勝手に増殖して根っこに寄生して窒素を供給してくれる菌の方が
都合が良いのかも知れない。
>>133 昔からそう言う安易な発想はあってうまくいってないわけだw
それが自然界での共生関係。
副作用だらけの回りくどいことをして「新しい」と威張るのが工学者の悪いところ。
いまや、日本各地のレンゲ草が、
アルファルファタコゾウムシのせいで危機的状況なんだよな。
ブームに乗って安易なことをしてはいけない例。
>>133>>135 こう言うことをいう人って、
本当に、どちらが「都合がいい」かを考えた人がいないって、
本気で思ってるんだろうか。
特に企業なんてなるべく儲けたいわけだから、
どっちのコストが低いかなんて、計算してないわけ無いのに。
>>137 計算を可能にするデータが入手できないから計算していない。
>>138 ID:xATHrkNP の言いたいことって、結局、
・窒素固定して肥料つくって
・それを内陸部までトラックで運んで
・農地にばら蒔く
v.s.
・肥料代を節約する
で、後者のほうがコストパフォーマンスがいいんじゃないかって言ってるんでしょ。
そんなわけないじゃん。
あ、もしかして、「工学者」に生物系は含んでなくて、
「化学工業的生産よりバイオテクノロジーのほうがいいんでない?」
の意味だったのか?
メリット:肥料会社が儲かる、トラック運送会社が儲かる
デメリット:農家が肥料をまく手間が増える、肥料代がかかる→農産物の価格に上乗せされる
肥料会社やトラック運送会社のコストが、消費者に転嫁される。
収量があがって肥料コストが相殺されるなら別だけど、
大規模農場では局所施肥も難しいし、地下水への溶出とかの副作用も大きい。
小さな施設園芸では化学肥料(液肥とか)の方が使いやすいからメリットはある。
反応エネルギーでも天然のニトロゲナーゼを超える効率が出てるのかわからないし、
触媒価格が下がる見込みがあるのかどうかも疑問。
142 :
名無しのひみつ:2010/12/18(土) 21:52:09 ID:BZAlPF4d
農家の負担が上がるだけならどの農家も肥料買わないだろ
余計にかかったコストと農産物価格に上乗せできるからでは。
日本の農業が高コスト体質で全く国際化できないのは、土地の問題だけではなさそうだ。
144 :
名無しのひみつ:2010/12/19(日) 11:01:09 ID:kEBpCZB7
では海外では肥料を使ってないと?
面白いな
少なくともダイズでは窒素の多施肥は無用。
中途半端に施用するとかえって良くないんだよ。着生が悪くなるだけ。
やるなら共生窒素固定に全く期待せずたくさん施肥するのが得。
147 :
名無しのひみつ:2010/12/20(月) 22:34:30 ID:jVrT/p2J
スペースコロニー時代になっても、窒素肥料に困らない訳?
地球が太陽に飲み込まれるまでに50億年ぐらいあるだっけ?
25億年ぐらいしたら、スペースコロニーも検討してみたら良いと思う。
それまでに地球が汚染物質まみれで住めなくなったら困るけど。
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150 :
名無しのひみつ:2010/12/24(金) 22:47:40 ID:AbzAH6aq
マメ科なら窒素肥料いらんが、それ以外には必要だからな。
豆と輪作すれば減らせるけどやっぱり窒素の施肥は必要。
152 :
murtom:2011/01/10(月) 16:10:50 ID:LJihG+wA
いやがち、こんな事話あってなにか生きてるうちにかわるの?www
153 :
名無しのひみつ:2011/01/10(月) 19:45:40 ID:zt+aPR81
自然界にある窒素を化合物に変える酵素であるニトロゲナーゼの活性中心がモリブデンらしいな。
モリブデンという発想は、ニトロゲナーゼからきてるのかな
154 :
名無しのひみつ:2011/01/23(日) 23:32:56 ID:1idxJSOu
遺伝子工学で、空中の窒素をアンモニアに固定する、あるいは窒素と酸素を
化合させて亜酸化窒素や亜硝酸にする細菌や植物などを作ったら、それが
環境中で大繁茂して、大気が毒ガスに変わってしまったらどうしよう。
155 :
名無しのひみつ:2011/01/24(月) 12:31:16 ID:bUBmiple
>>152 初めて飛行機が飛んだのが1903年
1940年代にB29が飛んできた
核分裂現象が発見されたのが1939年
核爆弾が完成したのが1945年
本当に使えるもので使う目的があるのなら
実用化はあっという間。
>154
>大気が毒ガスに変わってしまったらどうしよう。
原初の微生物は偏性嫌気性であった
光合成生物の出現で、彼らにとって有毒な酸素があふれた
酸素呼吸はエネルギー産生にも優れていたため
通性・通性嫌気性として対応できなかったモノは舞台裏に追いやられた。
同じ事が起こるだろう
エネルギー効率に優れているか
酸素呼吸生物にとっての毒素で如何に環境改変できるかが鍵。
158 :
名無しのひみつ: