【生物】線虫の学習力、ドーパミンで左右 嫌がる臭いで実験/阪大

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ご依頼いただきました(依頼スレ20-337)

学習力、ドーパミンで左右 嫌な臭い線虫かがせ実験 阪大
2010.12.1 10:52

 体長約1ミリとごく小さな線虫が嫌いな臭いを感知すると、再びこの臭いに
さらされた際に、より遠くへ逃げるように学習することを大阪大(大阪府
豊中市)や国立遺伝学研究所(静岡県三島市)のチームが明らかにした。
1日付の米科学誌「ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス」に掲載された。

 学習には、脳内で働く神経伝達物質「ドーパミン」が重要な働きをしていた。
大阪大の木村幸太郎特任准教授は「神経細胞が302個しかなく遺伝子の
解析も容易な線虫を使えば、学習などの複雑な神経機能を簡単に調べられ、
抗精神病薬の作用機構の解明や新薬開発に役立つ」としている。

 チームは、線虫が嫌がる臭いのする有機物質を使って実験。低濃度の
有機物質に事前に1時間さらして学習させた線虫を、再び高濃度の
有機物質の近くに置くと、学習していない線虫に比べ約1.5倍遠く
へ逃げた。

 遺伝子の突然変異でドーパミンの機能が失われている線虫では、臭いを
学習しないことが判明。正常な線虫でも、ドーパミンの働きを抑える薬を
与えると学習しないことが分かった。

▽記事引用元  MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/science/science/101201/scn1012011056002-n1.htm

▽画像  体長約1ミリの線虫(大阪大の木村幸太郎特任准教授提供)
http://sankei.jp.msn.com/photos/science/science/101201/scn1012011056002-p1.jpg
2名無しのひみつ:2010/12/01(水) 11:38:53 ID:uJMvuoXU
つまり、オナニーしすぎるとバカになる
3名無しのひみつ:2010/12/01(水) 12:31:59 ID:fV7eIHGR
線虫は地球上で最も繁栄している動物
高山帯から深海底まで分布
その種数は昆虫をも上回る
4名無しのひみつ:2010/12/01(水) 12:51:19 ID:I3CdIt4C
 I原さんが作った系だな
5名無しのひみつ:2010/12/01(水) 13:00:29 ID:2J34VCpS
線虫に当てはまるってことは
ほ乳類にも当てはまるの?
6名無しのひみつ:2010/12/01(水) 13:04:45 ID:fV7eIHGR
イヤがる臭いを嗅がせた後でエサを与えるようにすると
そのうち臭いで寄って来るようになるかとか検証しようぜ
7名無しのひみつ:2010/12/01(水) 13:44:52 ID:edfjNFrK
この記述だけだと、ドーパミンが出ないと匂いを感じないって可能性もあるんじゃね?
8名無しのひみつ:2010/12/01(水) 14:37:58 ID:oXXGSpeS
臭覚って結構、古い脳にあるんじゃなかったっけ
9名前をあたえないでください:2010/12/01(水) 19:14:49 ID:7zSbx8A8
1950年代まではドーパミンはノルエピネフリンやエピネフリンの単なる前駆物質で、それ自体は
とくに生理的な仕事はしていないだろうと一般に考えられていました。ところが、

1959年になって 大阪大学の佐野勇教授らが ドーパミンは脳にもノルエピネフリンと同じくら
いたくさん含まれていて、その脳内分布はノルエピネフリンとは全く違って「大脳基底核」という
脳の部位に局在していることを発見され、

実はドーパミンは脳で神経伝達物質として独自の仕事をしていているのではないか、多分運動の
制御に深く関る物質なのではないかと考えられるようになってきました。

実際、1960年エーリンガーとホーニキーヴッツはパーキンソン病の患者さんでは大脳基底核の
中の「線条体」という場所のドーパミンの量が非常に少ないことを確認し、1961年にはビルク
マイヤーとホーニキーヴッツはドーパミンの前躯体であるL-ドーパを患者さんに静注して、
注射後数分以内に動くことのできなかった患者さんが立ち上がって歩きだしたことを報告して
います。
10(,,゚д゚)さん 頭スカスカ:2010/12/01(水) 19:23:56 ID:8H7Ql1/E

Nematode, c'est l'elegance de creature moderne.
11ぴょん♂
とりあえず、チロシンでも摂るか・・・