【幹細胞】ｉＰＳ細胞、神戸で臨床研究　２０１３年度にも

　先端医療センター病院（神戸市中央区）と理化学研究所発生・再生科学総合研究センター（同）などの研究グループが、
人工多能性幹細胞（ｉＰＳ細胞）から作製した目の網膜色素上皮細胞を使い、失明の恐れのある目の病気、
加齢黄斑変性の患者らに対する臨床研究を２０１３年度にも始めることが分かった。
ｉＰＳ細胞は再生医療への応用が期待され、世界初の臨床研究となる可能性が高い。

　あらゆる細胞に分化できるｉＰＳ細胞は、山中伸弥京都大教授らが０６年に開発。皮膚などの細胞に特定の遺伝子を組み込んで作る。
１１月１日には厚生労働省がヒトに対する臨床研究の指針を世界で初めて示し、治療に使えるようにする環境が整いつつある。

　研究グループは同病院眼科の平見恭彦副医長、同センターの高橋政代チームリーダーら。
未分化のｉＰＳ細胞などの不純物を取り除き、作製した網膜色素上皮細胞が正常に働けば、加齢黄斑変性の症状悪化を遅らせることができる。

　臨床研究は５人程度を想定。主に加齢黄斑変性で現在の治療では効果がない患者に、
その人自身のｉＰＳ細胞から分化した網膜色素上皮細胞を移植し、有効性や安全性などを確認する。
その上で１６年度には、一般の治療として承認を受けるための臨床試験（治験）を始めたいという。

　平見副医長らは「臨床研究の開始までに技術的な課題を克服し、加齢黄斑変性の患者らを救いたい」と話している。

（金井恒幸）


【網膜色素上皮細胞】　加齢黄斑変性は、加齢で網膜のうち視細胞が集まる「黄斑」に障害が起こり、
物がゆがんで見えたり、視野の中心がぼやけたりする。
網膜色素上皮細胞は視細胞の維持や栄養を送る働きがあり、
視細胞の死滅を抑制。網膜に悪影響を与える異常な血管ができないようにするほか、網膜がはがれないようにする役割もある。

▽記事引用元　神戸新聞（2010/11/18 08:00）
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003614905.shtml

▽関連
【医療】世界初のｉＰＳ臨床研究指針、１１月施行
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1288416018/

iPSのガン化の問題ってどうなったの？

クリアされたの？

後のアンブレラである

頑張ってほしいね。
期待しています。

>>2
iPS細胞が定着した後にガン化した・しやすい細胞をマクロファージが食ってしまえば
ガンは消滅して正常な細胞がとって変わる可能性はないものか

ipsのテロメアどうなってんの？

世界最先端　日本国最強

前臨床は何処でどの程度まで進んでる？
ヒト特有だからやらない方向なのかな？

期待しています

網膜剥離による失明の治療はまだ？いつでも人体実験に協力する用意はあるのに。

人体…いやなんでもないっｗ

楽しみだっｗ

「加齢」黄斑変性
つまり最初の実験...いや、被験者は先の短いお年寄りです

すげええええ

AMD治ってガンっていやだね

ＩＰＳは画質は良いが値段が高いのが難

>>15
VAの方がいいのかな
　　　　　　　　　　　　　…そっちじゃないよ！

リアル喜太郎の親父までマジか（；゜◇゜）

ガン化の問題は心配だけど、うまくいってほしい。

なんかでも相変わらず計画から実施までが長いよね。