【エネルギー】水素と二酸化炭素で航空機用燃料の製造へ共同実験/関電・岩谷・福井県

このエントリーをはてなブックマークに追加
1一般人φ ★
 水素と二酸化炭素(CO2)を化学合成して航空機用の石油代替燃料を製造する技術の実用化で、
関西電力と岩谷産業、福井県などは2日、同県坂井市の化学プラント製造業「ナカテック」で実験を開始した。
製造過程でCO2をほとんど排出しないうえ、原料にCO2を使うことで航空機から排出されるCO2の量と相殺する仕組みも目指す。

 同県の次世代エネルギー関連の産業化プロジェクトの一環。
触媒を使って原料ガスの水素とCO2を反応させ、合成油をつくりだす。
基本技術は1920年代にドイツの研究者が開発しており、応用した。

 純粋な水素は高額で燃料開発の足かせとなっていたが、県内にある原子力発電所の余剰電力で水を電気分解して水素をつくれるため、
安価で調達を見込めることから実用化を目指すことにした。
また、CO2も火力発電所からの回収と再利用を想定している。

 再来年まで実験を続け、製造に最適な触媒や管理技術を探るという。

▽記事引用元 産経新聞(2010.11.2 20:56)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/101102/biz1011022058034-n1.htm

2名無しのひみつ:2010/11/03(水) 13:59:32 ID:94ZgL7MN
>基本技術は1920年代にドイツの研究者が開発しており、応用した。

戦前かよ、すげえなドイツ流石世界一ィィィ
3名無しのひみつ:2010/11/03(水) 14:00:20 ID:cICx4Cw/
アルコールができるだけですね。

問題は安い水素が供給かのうであるかどうかの問題です。
原子力発電の熱を利用して熱分解するプラントでも作らないと
効率よくアルコールの生産は難しいのではないかと思います。
4名無しのひみつ:2010/11/03(水) 14:03:05 ID:OnW9nfOM
採算に乗るくらい成功したら相当凄い
5名無しのひみつ:2010/11/03(水) 14:06:26 ID:h+xrv3xz
いつの時代もこの手の話は
その燃料が出すエネルギーよりも
その燃料を作り出すエネルギーの方が大きい
つまりガソリンスタンドでガソリン買ってこいということだ。
6名無しのひみつ:2010/11/03(水) 14:09:12 ID:GLmmi3nv
>原料ガスの水素とCO2を反応させ、合成油をつくりだす。
水素が合成油になれば少しは安全になるな
7名無しのひみつ:2010/11/03(水) 14:09:28 ID:iF4QnxMN
岩谷ってプリムスのiwatani?
8名無しのひみつ:2010/11/03(水) 14:09:40 ID:dyqEIPm3
CO2+H2→CO+H2OしてからFT法か
どっかの土地の有り余ったところに原発を大量に建てて
炭化水素作るとかSFチックでいいな
9名無しのひみつ:2010/11/03(水) 14:13:18 ID:5f5PtxWd
>>5
原発を夜は止めとければいいなw

山に水汲んどいてもいいけどなんか作って売ってしまうのも手なんだな。
10名無しのひみつ:2010/11/03(水) 14:27:18 ID:2T9qUmDj

なんだ?空気からガゾリンを作るようなもんか。魔法だな。
11名無しのひみつ:2010/11/03(水) 14:34:21 ID:BBobShPQ
揚水発電所作るより燃料プラント作ったほうが安ければ実用化できるな。
ダムの環境負荷考えると多少割高でも釣り合うかも知れない。
12名無しのひみつ:2010/11/03(水) 14:43:41 ID:D1dAv8VW
物質を変化させただけでエネルギーを作り出したわけじゃないね
当然エネルギー収支はマイナスでやらないほうがエコ
水力発電を利用した場合だけすこしプラスかな
13名無しのひみつ:2010/11/03(水) 14:45:14 ID:HM8ovf3f
つか、燃えれば、結局、co2が出るんだろうが

あほくさ
14名無しのひみつ:2010/11/03(水) 14:45:40 ID:pZpvCsgP
>>8
原発で大気中CO2→C+O2じゃだめかな
15名無しのひみつ:2010/11/03(水) 14:55:38 ID:7drJHxcU
>>3
一人で密造酒でも造ってろカス。

>>12,13
それは事実だが、既存の航空燃料は太古封じ込められた炭素を
わざわざ掘り起こして来て使ってるんだぜ。
16名無しのひみつ:2010/11/03(水) 14:59:30 ID:cICx4Cw/
>>15
お馬鹿さんどしたの?
17名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:00:57 ID:oZ+QA//x
原子力飛行機作った方がロスがないな
なぜできない 
飛行機の寿命は船より長いぞ
18名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:03:38 ID:cICx4Cw/
>>11
揚水発電は、二酸化炭素削減のために行っている。
そもそも原子力発電は出力調整をしにくい発電のため
昼間と夜間では需要が異なるのを補うために
夜間に水を汲み上げて昼間に使う事で昼間の不足分を補っている。

揚水発電の基本は運動エネルギーの保存だ。

燃料は安いわけじゃない。夜間で需要が少ないので安くしてるだけだぞ
余っているのを、つまり安く放出してる電力の利用であって
本格的な利用にはならない。よってそれを補うなら
工業的に行うしかないって事。
19名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:04:59 ID:1GuJv2C6
プリウスも大いに環境破壊だしな
20名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:07:52 ID:1GuJv2C6
つまり、人間が余計な事する程、地球をぶっ壊す法則。
21名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:08:06 ID:7drJHxcU
>>16
バカはお前。元素だけみてアルコールとか書いたんだろうけどFT法で作られるのは炭化水素。
1920年代ドイツでっていう下りからFT法であることはほぼ確定だろ。

CO2排出が問題ならこの燃料から炭素繊維やら炭素系素材作れないものかね。
22名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:08:34 ID:8h94NzHV
水素をどうやって調達するのかが、やっぱり鍵になるんだなあ。
23名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:10:08 ID:5f5PtxWd
>>17
原子力っていうか電気推進飛行機がそもそもいまいちだろ、研究はしてるけど。
ましてや空飛ぶ原子炉が墜落とかw
24名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:10:31 ID:cICx4Cw/
>>19
プリウスとか評価が分かれるのは発売してから3年くらいだね。
正確には購入してから3〜5年だ。
バッテリーが劣化してくるから維持費がどうなるかがカギだろうね。
今は低燃費だから購入者のポイントも高いだろうけど。
バッテリーの交換をしないと燃費が維持できないのでそこが問題。

肝は街中で、街中は平均時速の半分。つまり制限自足が50kmなら
実際は25kmでの移動でしかなく、その際に無駄になるエネルギーを
回収しているのがハイブリッドの部分で、高速道路走行メインだと
エコカーに劣る結果になる。しかしながら高速ばかり走るわけでもないわけで
プリウスが低燃費であるのは変わらない。
25名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:13:10 ID:bdFwFa/T
これ自体は多少新しい程度の技術だが、これをエネルギーサイクルに組み入れる意味は何かというと
『原発の余剰電力を貯蔵可能な形にして効率を上げる』ことと
『既に地上にある炭素を循環させることで炭素量の増加を遅らせる』ことが両方可能になる、ってことか。
26名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:15:20 ID:OvrVtJW4
アホか
原発の電気代は、プラントとしては実はもっとも高価だ
27名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:15:38 ID:cICx4Cw/
>>21
なんで勝手に製造方法を限定しているのか分らない。

応用の方
http://www.aist.go.jp/NIRE/publica/sgkkyo_j/sgkk6-6-2/co2-meta.htm
28名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:18:11 ID:5lwdNWOU
>>5
エネルギー効率だけでなく、今後出てくるであろう炭素税(環境税)と余剰電力の有効利用を評価すべき。
ここで精製された燃料に使われたCO2は、当然、電力会社の排出分から差し引かれる。
その上、この燃料について炭素税は減免されるだろう。
尚且つ、原子力発電の割合を上げた場合、夜間余剰電力の問題は無視できない。
CO2を排泄しない原子力だからこそ、可能な方式だろうね。
29名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:18:37 ID:7drJHxcU
>>25
余剰電力つーけど真夏の昼間が消費電力最大で太陽電池の発電能力も最大になるので
その問題解消に向かうはずのような気がする。

>>27
それ、今回の記事と別件じゃん。似てるけど。
30名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:21:50 ID:cICx4Cw/
>>29
攻めないよ。
材料と触媒を使うのは同じだよ
触媒が違うけど
31名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:26:49 ID:5lwdNWOU
>>29
ん〜太陽光発電は、キワモノだと思うんだが...
補助金があっても、利用者が経済的に損をするシステム。
充分に普及(総発電量の5%位か)したら売電価格抑えられると思うよ。
32名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:27:00 ID:bdFwFa/T
>>29
うまくすれば発電施設が少なく済む?ピーク能力自体は変化なくね?
33名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:30:31 ID:sTuMUwqB
風力発電を使うという術もあるだろう
34名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:32:32 ID:bdFwFa/T
ああ、太陽光発電か。捨てられるエネルギーが太陽電池の製造に使えるなら発電能力への負担が減るからいいよな。
35名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:37:24 ID:7drJHxcU
>>30
その点では同じだけど別触媒なら別の名称付くだろ。1920年ドイツって下りもあるし。
それに、勝手に限定するなというならそもそも>>3がアルコール合成に限定したんだが。

>>31,32
産業化の問題はあるけどピークタイムが太陽電池は有利だと思う。
日本じゃ不便だしそれ以外の方法模索も必要だろうけど。
捨てられるエネルギーを太陽電池生産に使うには工場を深夜操業しなきゃならんのかも。
36名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:42:32 ID:GSGY0oET
>>23
>電気推進飛行機
これってどういう仕組みで飛ぶんだ?
37名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:47:59 ID:1GuJv2C6
人力飛行機じゃダメですか?
燃料は芋で。
38名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:53:53 ID:wfyI56tj
出来たら盗むニダ<丶`∀´>
39sage:2010/11/03(水) 15:56:24 ID:vNb5bMj4
炭化水素=アルカン=エチルアルコールか?
せめて、水と二酸化炭素を合成するメチルアルコールを作って欲しい
40名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:57:15 ID:KjAW0XrV
>>17
原子炉で加熱した空気を後方に噴出させる、という方法を考えた人はいる

しかしそんな高温の部分と空気を接触させただけで、その空気は放射性物質になってしまい
放射能を撒き散らしながら飛ぶ白血病患者製造マシンになってしまう
41名無しのひみつ:2010/11/03(水) 15:59:57 ID:Agf5JuZ5
スゲー夢のようなエネルギーかと思ったが
水素って作るの大変なんだよな・・・
42名無しのひみつ:2010/11/03(水) 16:05:55 ID:7drJHxcU
>>39
アルカンは炭化水素の一種らしいがエチルアルコールは違うだろ。
炭化水素燃料の方がアルコールの類より作る価値があると思う。
そもそもアルコールはバイオエタノールでも作ればいいんだし。

>>41
マグネシウムが次世代エネルギーとか言われるくらいだから
それに比べりゃコレも期待できるだろ。
43名無しのひみつ:2010/11/03(水) 16:07:54 ID:5f5PtxWd
>>36
用語が変でした電気飛行機ですね。

>>17のって蒸気タービンで発電じゃなくて原潜のスクリューみたいに直接プロペラ回して飛ぶってこと?
それとも熱で推進物質を噴出させる奴…大気中じゃ無理か。
44名無しのひみつ:2010/11/03(水) 16:08:43 ID:GSGY0oET
>>40
その方式はアメリカ軍がたしか実験したんだよな
恐ろしい話だ
45名無しのひみつ:2010/11/03(水) 16:10:56 ID:GSGY0oET
>>43
つまり高効率な超軽量モーターでプロペラ推進って事か
まだまだ夢のような話だな
46sage:2010/11/03(水) 16:11:33 ID:vNb5bMj4
炭化水素ではありませんでした。
メタンですメタン
47名無しのひみつ:2010/11/03(水) 16:17:17 ID:bBdJVTT2
水素そのままつかえばいいやん
48名無しのひみつ:2010/11/03(水) 16:17:35 ID:7drJHxcU
>>45
超伝導モーターに見えた。
49sage:2010/11/03(水) 16:29:35 ID:vNb5bMj4
メタン+炭化水素で爆発力とじわじわ燃える力をあわせて
燃え方を石油燃料とほぼ同じにするところが味噌と見た
50THE 名無し:2010/11/03(水) 16:43:04 ID:/26a8ZxX
攻殻機動隊の世界で使っている様な合成石油『みたいなもの』
と思っても良いの?
51名無しのひみつ:2010/11/03(水) 16:49:22 ID:sdE7ruY8
大分先だろうけど石油の枯渇や
あるいは近々あるかもしれない中国海軍による通商破壊戦の可能性を考えたら早急に開発すべき技術
52名無しのひみつ:2010/11/03(水) 17:02:04 ID:N3CPDdoz
>>47
確かにそうだけど、水素には以下の欠点がある。

・貯蔵性が悪い :
水素の分子サイズは小さいので、容器のほんの少しの隙間から漏れでてしまう。
H2Aの打ち上げ直前に水素燃料を注入するのも、それが理由。
長時間安全に保てない。

・嵩張る
分子量が少ないので、同じ重量の燃料を保存するのに、水素燃料は多くの容量を
必要とする。
これは、コスト高にもなる。


上記の欠点から、水素そのものでは無く、水素に炭素を化合させて、メタンや、メタノール
エタノールにした方が、貯蔵性が良くなり、格納容器もコンパクトなもので良くなる。
つまり、扱いやすくなる。
53名無しのひみつ:2010/11/03(水) 17:08:30 ID:glAU15Op
>>45
モータは何とかなる。
それより軽量で長寿命、高出力な電源の方が問題。
54名無しのひみつ:2010/11/03(水) 17:26:54 ID:4OemvEtp
原発嫌悪の人は何かと文句をたれるだろうが、
洋上風力発電でこういうのをやるのも昔から話はある。
風力発電の足かせとなる
・不安定で既存の電源系に混ぜにくい
・直流と交流、交流の周期変換等のコスト
・日本の風力に対する地形的不向き、海中を送電する難しさ
などが一括して解決するため
55名無しのひみつ:2010/11/03(水) 17:33:55 ID:Y4aVqYzS
大学時代、修士論文か何かで
CO2からメタノール作る研究していたやつがいたなぁ。
あの猿、どうしているんだろう。
56名無しのひみつ:2010/11/03(水) 18:03:22 ID:VUR09i9u
電気を電気のまま貯めるバッテリー技術はまだまだ発展途上だし、
こうしてエネルギー物質に変換して貯めることは重要だよな。

むしろ、何故今までこういう取り組みが無かったんだろう?
コストが一番の問題なのは間違いないだろうけど
57名無しのひみつ:2010/11/03(水) 18:25:25 ID:u+oNaA2b
東大と三菱化学、水素を人工光合成で生産。特殊な化合物活用、CO2排出せず
2010/11/1付 情報元 日本経済新聞 朝刊
http://plaza.rakuten.co.jp/airinhoikuen/diary/201011010005/
東京大学と三菱化学は、植物のように光を利用してエネルギーを生み出す「人工光合成」の新技術を開発した。
特殊な化合物を水に入れて光を当てると、二酸化炭素(CO2)を出さずに水素を得られる。この化合物を様々な波長の光に反応させられれば、太陽の光で水素を作り出す水素製造プラントになるとみている。
水素を原料とする化学産業向けなどへの応用を狙って改良を急ぐ。

東大の堂免一成教授、前田和彦助教らが三菱化学と開発したのは、光触媒である酸化タングステンと酸窒化タンタルを組み込んだ化合物。
水に入れて光を当てると、水を水素と酸素に分解する。植物が太陽光を使って高いエネルギーを持つ水素を作り出す光合成の反応を人工的に再現した。

開発した化合物は波長が420ナノ(ナノは10億分の1)メートルの可視光を当てると、その光の6.3%を利用して水素を生み出す。
試算では太陽光の10%を利用できるようになれば、5キロメートル四方の貯水池にこの化合物を投入すると1日に570トンの水素が得られるという。

58名無しのひみつ:2010/11/03(水) 18:27:54 ID:u+oNaA2b
仮に、新化合物を投入した貯水池を火力発電所などに併設すれば、発電で発生するCO2と水素を反応させてメタノールといった化学産業の原料を作れる。
5キロメートル四方の貯水池を併設した場合は、化学産業の原料を低コストで年間約500トン生産できるという。

水素は現在、化石燃料から作っているが、その過程でCO2が発生している。新技術ならばCO2を排出しない。

太陽光は様々な波長の光で構成されており、半分は可視光。研究グループは化合物をさらに改良し、可視光をはじめとして
赤外光など太陽光に含まれる様々な波長の光を効率よく使って水素を生み出せるようにする。

高効率な人工光合成を実現できれば、貯水池や反応水槽を小さくできる。研究グループは改良を急ぎ、5年後の実用化を目指す。


59名無しのひみつ:2010/11/03(水) 18:30:48 ID:oAjrKlQq
石油は戦略物資であり
そのほとんどを輸入に頼っている訳だし
価格の高騰という問題もある
またいつ原産国や石油メジャーが価格高騰を仕掛けてくるかわからない
つねにそのきっかけ、大義名分が出来るのを待っているからな、奴らは
原発の余剰電力で炭化水素を安定的に工業生成可能なら
ある閾値よりも原油価格が高騰したなら、コスト的にも成立する訳だしな
その閾値が原油価格の天井として機能する可能性もある
60名無しのひみつ:2010/11/03(水) 18:35:06 ID:u+oNaA2b
三井化学、CO2と水素からメタノール,プラスチック原料製造を事業化
http://green-plus.co.jp/co2news/2010/03/co2-52.html

大手化学メーカーの「三井化学」は、地球温暖化の要因となっているCO2を元に、プラスチックの原料を製造する技術を確立し、
事業化に向けて本格的な検討に入ることになりました。
三井化学は、自社の工場で排出するCO2に水素を加え、触媒を使ってプラスチックの原料となるメタノールを作り出す技術について、大阪・高石市に作った設備で実験を進めてきました。
その結果、一般家庭30世帯程度が1年間に排出する150トンのCO2から100トンのメタノールを安定して生産できることを確認し、製造技術を確立したとしています。

61名無しのひみつ:2010/11/03(水) 18:48:58 ID:u+oNaA2b
人工光合成が可能に? 可視光での量子収率およそ90%、リン酸銀の画期 ...

物材機構、リン酸銀に高い酸化力を持つ光触媒材発見:日刊工業新聞 2010年6月8日 ...
物質・材料研究機構の光触媒材料センターは、リン酸銀が高い酸化力を持つ光触媒材料であることを発見した。
吸収した光がどれくらい光触媒反応に利用されたかを示す「量子収率」で90%を示した。従来の材料では20%程度が最高だった ...
www.nikkan.co.jp/news/nkx0720100608eaab.html - キャッシュ
62名無しのひみつ:2010/11/03(水) 19:03:56 ID:S7cMwNAJ
栄光なき天才たちで
空気から火薬※をつくりだした男がWW1連合国を窮地に陥れる。
(※空気に超圧力かけてアンモニア(火薬の原料)を作る。
   これがなければドイツは硝石を輸入せねばらなず。1週間で在庫切れ)
英国将校「たった一人の科学者のせいで我が大英帝国が負けるとでもゆうのか。」
てな話に痺れたもんだけど、これほんとならドンでもない発明じゃないですか。
       
63名無しのひみつ:2010/11/03(水) 19:29:58 ID:EgKY3umK
>>56

水素をどう使うか、が問題だったからだよ。
水素は危険だし貯蔵が難しい。
64名無しのひみつ:2010/11/03(水) 19:32:10 ID:rOdVOGnP
>>62
でも結局ドイツは負けましたよね…
やっぱり最後は科学力じゃなくて、物量(資源)によって決まるって事だよなあ。
65名無しのひみつ:2010/11/03(水) 19:34:26 ID:mM/3oxkM
この方法は食糧問題の解決にも繋がるよな。
穀物1kcal作るのに10kcalの石油が使われてるわけだし。

水素と一酸化炭素からメタンやメタノールを合成して、それをバクテリアに食わせればいい。
バクテリアはメタノールから糖も蛋白質も作れる。
66名無しのひみつ:2010/11/03(水) 19:38:59 ID:i1iLhABF
>>65 がいいこと言った
67名無しのひみつ:2010/11/03(水) 19:42:21 ID:j4AqmC2k
ドイツは石油が無かったから苦労したんだよ。フィッシャートロプシュは一酸化炭素
を使うはずなんだが、二酸化炭素でもできるのか?効率悪そうだけど。
68名無しのひみつ:2010/11/03(水) 19:46:13 ID:mM/3oxkM
原発の余剰電力

水素
↓←二酸化炭素
メタンorメタノール

(微生物細胞内)

ホルムアルデヒド
↓←リブロース-5-リン酸
グルコース


これでできたグルコースの一部をペントースリン酸回路でもう一度
リブロース-5-リン酸に戻す過程を6回繰り返せばグルコースが一つ
増えることになる。
メタノールを食える微生物は結構いるから良さそうなのを改造して
グルコースやスクロースをたくさん作ってくれるようにすればいい。

というかこれをやると人間が原子力を食べることになるのか・・・
69名無しのひみつ:2010/11/03(水) 19:49:11 ID:V6E0CSUO
全ては効率の話に帰結するんだよな。
共同実験までするというのだからある程度のメドが立ってると期待したいが。
70名無しのひみつ:2010/11/03(水) 19:56:02 ID:5f5PtxWd
>>69
xx県とxx大学の組み合わせだと屯坐しそうだけど、
電力会社とガス会社だとなんか大丈夫そうな気がするのはやっぱりプロだからか。
71名無しのひみつ:2010/11/03(水) 19:59:43 ID:MU7g7o/+
水素の製造ってものすごくエネルギー使うんでしょ?
水素が次世代の基幹エネルギーになるにはまだ時間がかかるのかな?
72名無しのひみつ:2010/11/03(水) 20:26:59 ID:eeywSQFU
>>71
水素は天然ガスから簡単につくれる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/GTL

今回はこれとは原理が違うらしいんだけど。
73名無しのひみつ:2010/11/03(水) 20:29:39 ID:N3CPDdoz
>>71
そうだよ。
しかし、勘違いしてはいけないのは、水素や、水素から作る炭素化合物は、エネルギーの
貯蔵媒体に過ぎないと言う事。

それらを作るのには、安価で大量の一次エネルギーが必要となる。
現状では、化石燃料を除くと、現実的な一次エネルギーは、原子力発電と言う事になるよ。

太陽光、風力等の自然エネルギーを一次エネルギーにする場合、以下の問題、課題がある。

・エネルギー密度が少ないため多くの立地を必要とする。
・変動が激しいため、それを安定させるため、どうしてもバッファを必要とする。
・エネルギー収集の為の大掛かりな設備を必要とする。

これを克服しない限り、自然エネルギーは、一次エネルギーの主流にはなれないね。
74名無しのひみつ:2010/11/03(水) 21:23:19 ID:4OemvEtp
>>73
逆に言うと、自然エネルギーから貯蔵可能な化学エネルギーに変換する理由として、
エネルギー密度を上げるため、それ自体が変動を抑えるバッファとなるため、
という目的もある
75名無しのひみつ:2010/11/03(水) 21:44:44 ID:XXzIR4A2
普通に製鉄所から出る大量の一酸化炭素利用するほうが安そうだし無駄ないんじゃね?
76名無しのひみつ:2010/11/03(水) 22:09:26 ID:E1gXiDRk
>>75
硫黄酸化物がいっぱいで、これを除くのが大変。

あと、アルカン=飽和炭化水素のことだから、メタンもアルカンの1種。
メタノールなどのアルコール類は「アルカノール」と総称するのだが、
この呼び方はあんまり使われないはず。
77名無しのひみつ:2010/11/03(水) 22:28:00 ID:XXzIR4A2
>>76
天然ガスにも硫黄は含まれてっけど脱硫して使ってんだし大丈夫じゃね?
水素化脱硫でいいじゃん。どうせ水素作るんだし。
78名無しのひみつ:2010/11/03(水) 23:43:03 ID:C5tuneov
一酸化炭素を水素化脱硫て、主成分が還元されちゃうじゃん
79名無しのひみつ:2010/11/03(水) 23:51:13 ID:XXzIR4A2
あーそっか。ちょっとトチってたな。
80名無しのひみつ:2010/11/04(木) 08:43:01 ID:BpVsnmoo
しかし、イワタニって相当前から水素に目を付けてたのは良いけど
ちょっとずれてるんで、あんまりモノになってないね。
プロパンから水素に行くつもりだったらしいけど・・・
どうなんだろ。
81名無しのひみつ:2010/11/04(木) 09:02:38 ID:5rhu3fm3
>>75
製鉄所の一酸化炭素はほぼ完全に燃料として消費されてるよ。
82名無しのひみつ:2010/11/04(木) 13:04:46 ID:DWhg3j3j
一酸化炭素って、萌えるの?
83名無しのひみつ:2010/11/04(木) 16:17:43 ID:QxFNEojy
>>82
一酸化炭素 → 炭素×酸素

酸素
ttp://bakusui.blog.eonet.jp/default/images/2008/11/10/photo_2.jpg

炭素
ttp://www.animate.tv/news/visual/old/atv090724c02_thumb.jpg
ttp://www.animate.tv/news/details.php?id=1241742757


酸素があれば燃える 2CO+O2→2CO2
84名無しのひみつ:2010/11/04(木) 16:34:26 ID:F5QFD/s3
>>59
もう化石燃料の時代は終わるんだから、戦略物資にはならんよ
少なくとも次の50年で化石燃料だけしか持ってない国は没落するんだし
85名無しのひみつ:2010/11/04(木) 16:35:26 ID:F5QFD/s3
>>61
これすごくね?
86名無しのひみつ:2010/11/04(木) 21:03:53 ID:sTCBjwwI
>>57ってコストはどうなんだろう
現状と改良後は。
これと>>1を組み合わせて安価でできないの?
87名無しのひみつ:2010/11/04(木) 23:01:08 ID:Kfeetn6d
テレビで見たんだけどオオマサガスだっけ振動しながら電気分解すると
性質の変わる水素と酸素ができるやつ、
これ見たときすげーと思ったんだけど実際どうなの?
88名無しのひみつ:2010/11/05(金) 18:15:38 ID:467ng6G4
天然ガスも液化技術が注目されているし
水素も低コストで炭化水素化して液化できれば、理想的なエネルギーになるな。
89名無しのひみつ:2010/11/05(金) 18:22:03 ID:dTSRIlE+
電池だな
90名無しのひみつ:2010/11/05(金) 18:26:32 ID:fi9JV7VG
>>87
すげーと思うよ
炎を当てる物質によって温度がどんどん上がるから
セラミックに当てると超高温で発電出来るらしいんだが

特許は既に有るらしい

もしまじならエネルギー効率一気に20倍とかじゃじゃないの?

それブラウンガスの話だよね?
91名無しのひみつ:2010/11/05(金) 19:21:22 ID:Tia/8OTP
炭化水素って、メタン、エタン、プロパン、以下略のどれが出来るのかな。
最初はメタンから?
92名無しのひみつ:2010/11/05(金) 19:44:24 ID:LixMBf3G
メタンさえ有ればノーベル賞のカップリング技術で
どんな炭化水素でも自由自在!
93名無しのひみつ:2010/11/06(土) 00:21:26 ID:vJ3LyO3f
>>1が言っているのは、夜間の原発発電の無駄を水素転用する話。
うまく水素転用出来れば、原発を20〜50基増やす計画が持ち上がる。
94名無しのひみつ:2010/11/06(土) 11:42:48 ID:NURULLIJ
>>93
そういやそうだよな
夜間とかの余剰電力をなんで水素とか生成するのに今迄使わなかったんだろうか
95名無しのひみつ:2010/11/06(土) 13:35:36 ID:ur2XQvqw
水素発生プラントを間欠運転させるのは効率が悪いんじゃないか?
96名無しのひみつ:2010/11/06(土) 14:00:49 ID:8/I0AW6O
連続運転と比べればそれは効率悪いだろうけど、
そもそも使われていなかった余剰分を利用するわけだから
エネルギー利用率にプラスはあってもマイナスとはならないはず。

損益分岐点を割って利益を出せるかどうかが要点のひとつかな
97名無しのひみつ:2010/11/06(土) 15:32:14 ID:EIA8n3R0
モーター回さなくてももっと
効率的に熱→電気を実現する仕組みはある。

ただ、ちょっと危険。
98名無しのひみつ:2010/11/06(土) 21:47:21 ID:1+/fSe2/
>>97
教えてください。
99名無しのひみつ:2010/11/06(土) 22:13:08 ID:zDj96Q3w
熱電素子ってやつじゃないの?
日本の温泉の排水利用するだけで原発数十基分になるとかなんとか。
100名無しのひみつ:2010/11/06(土) 22:34:47 ID:9xlvxvg+
熱電素子だと効率数%じゃなかったっけ
101名無しのひみつ:2010/11/06(土) 22:38:23 ID:mJnQG3bQ
熱電素子で発電するシステムを作って学園祭で展示したことあるけど効率3%だったよw
理想的な条件でよく燃やして数分だけ携帯を充電するのがやっとだった。
102名無しのひみつ:2010/11/06(土) 23:12:45 ID:ghb4NC1/
熱電素子はもっと性能が上がればいいけど、それまではスターリング
エンジンによる発電だなあ。どんな熱でもいいからひっぱてきて暖めれば
回りつづける、熱の保持は・・・そうだなあ溶融塩あたりがいいんじゃね。
103名無しのひみつ:2010/11/07(日) 02:13:54 ID:ICYTvAfF
>>97
効率的に熱→電気を実現する仕組? 危険?
なんだろう、教えて欲しい。
104名無しのひみつ:2010/11/07(日) 08:42:55 ID:M7E4CxH5
なんだかノベールがダイナマイト発明したような感じがする
105名無しのひみつ:2010/11/08(月) 00:47:55 ID:fB0emQvB
MHD発電の事かな? 相当先のようですね。
発電効率では無く、夜間の余剰電力の有効活用が課題です。

安価に水素製造出来れば、燃料化もできるし、燃料電池の効率はMHD以上!
106名無しのひみつ:2010/11/08(月) 12:18:33 ID:dWYmrkTU
余分な水素を安定して高いカロリーで保存できるいい技術じゃん
107名無しのひみつ:2010/11/08(月) 19:34:50 ID:wJ0hfXLD
水素ってまだ天然ガスから取ってるんだろ?
意味なくね?
108名無しのひみつ:2010/11/08(月) 19:47:12 ID:bN+qxkDU
>107
>1
109名無しのひみつ
いいかも

墜落事故より怖い航空機の排気ガス
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101012-00000004-natiogeo-int

 空の旅で一番心配なのは墜落事故だろう。しかし最新の研究によって、
墜落事故に遭うよりも、排気ガスに含まれる有害な汚染物質で命を落とす
可能性の方が高いと明らかになった。